JP2518516B2 - 紫外線消去型半導体装置 - Google Patents
紫外線消去型半導体装置Info
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- JP2518516B2 JP2518516B2 JP5133493A JP13349393A JP2518516B2 JP 2518516 B2 JP2518516 B2 JP 2518516B2 JP 5133493 A JP5133493 A JP 5133493A JP 13349393 A JP13349393 A JP 13349393A JP 2518516 B2 JP2518516 B2 JP 2518516B2
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- semiconductor device
- ultraviolet
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- Structures Or Materials For Encapsulating Or Coating Semiconductor Devices Or Solid State Devices (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体装置に関し、特に
紫外線消去型半導体装置に関する。
紫外線消去型半導体装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は従来の紫外線消去型半導体装置を
底面側から見た斜視図、図5は図4に示した紫外線消去
型半導体装置の基板への実装工程を示す斜視図、図6は
図4に示した紫外線消去型半導体装置が基板に実装され
た際の断面図である。
底面側から見た斜視図、図5は図4に示した紫外線消去
型半導体装置の基板への実装工程を示す斜視図、図6は
図4に示した紫外線消去型半導体装置が基板に実装され
た際の断面図である。
【0003】従来の紫外線消去型半導体装置は、図4に
示すようにセラミックパッケージ102の底面104側
に紫外線照射窓103を有している(特開昭63−16
1650号公報参照)。紫外線照射窓103は内部に搭
載されているEP−ROM半導体チップ101に紫外線
を照射しデータの消去に使用する目的で形成されてお
り、上部は透明な石英ガラス等のガラス板106で封印
されている。
示すようにセラミックパッケージ102の底面104側
に紫外線照射窓103を有している(特開昭63−16
1650号公報参照)。紫外線照射窓103は内部に搭
載されているEP−ROM半導体チップ101に紫外線
を照射しデータの消去に使用する目的で形成されてお
り、上部は透明な石英ガラス等のガラス板106で封印
されている。
【0004】このように構成された従来の紫外線消去型
半導体装置は、図5および図6に示すように実装基板1
08の部品孔107に端子105を差し込んで、このパ
ッケージの底面104と実装基板108が互いに対向す
るように実装される。
半導体装置は、図5および図6に示すように実装基板1
08の部品孔107に端子105を差し込んで、このパ
ッケージの底面104と実装基板108が互いに対向す
るように実装される。
【0005】実装基板108とパッケージの底面104
とが互いに対向して実装される為、紫外線照射窓103
から外部の紫外線が入射されず内部のEP−ROM半導
体チップ101のデータが消去されない。
とが互いに対向して実装される為、紫外線照射窓103
から外部の紫外線が入射されず内部のEP−ROM半導
体チップ101のデータが消去されない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
紫外線消去型半導体装置の場合において、以下のような
問題点があった。
紫外線消去型半導体装置の場合において、以下のような
問題点があった。
【0007】(1)パッケージがセラミックパッケージで
あるため、デバイスの重量が重く、実装面積も大きい。
あるため、デバイスの重量が重く、実装面積も大きい。
【0008】(2)1パッケージの中に他の半導体チップ
と混在するようにEP−ROM半導体チップを搭載した
マルチチップの半導体装置は存在しなかった。
と混在するようにEP−ROM半導体チップを搭載した
マルチチップの半導体装置は存在しなかった。
【0009】(3)ハイブリッドIC等にEP−ROM半
導体チップを混載した場合には、光を透過させない樹脂
により封止するため一度データを書き込むと二度と書き
換えられない。
導体チップを混載した場合には、光を透過させない樹脂
により封止するため一度データを書き込むと二度と書き
換えられない。
【0010】(4)何も書き込んでいない状態で出荷した
後に何らかの原因でおかしなデータが書き込まれたよう
な場合には、従来の半導体装置では使用できなくなる。
後に何らかの原因でおかしなデータが書き込まれたよう
な場合には、従来の半導体装置では使用できなくなる。
【0011】本発明は上記各問題点に鑑みてなされたも
のであって、EP−ROM半導体チップ搭載の半導体装
置において、何回でも再使用可能にし、実装するだけで
外部の紫外線を遮断しデータを保護する紫外線消去型半
導体装置を提供することを目的としている。
のであって、EP−ROM半導体チップ搭載の半導体装
置において、何回でも再使用可能にし、実装するだけで
外部の紫外線を遮断しデータを保護する紫外線消去型半
導体装置を提供することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の紫外線消去型半導体装置は、プラスチックリ
ードレスチップキャリアの底面によって囲われた紫外線
照射窓を有し、実装時に前記底面と対向する実装面によ
って前記紫外線照射窓が遮光されるよう構成されている
ことを特徴とする。そして、前記紫外線照射窓の内部に
は、少なくともEP−ROMチップが搭載されると共
に、紫外線透過可能な透明樹脂が充填されていることを
特徴とする。
の本発明の紫外線消去型半導体装置は、プラスチックリ
ードレスチップキャリアの底面によって囲われた紫外線
照射窓を有し、実装時に前記底面と対向する実装面によ
って前記紫外線照射窓が遮光されるよう構成されている
ことを特徴とする。そして、前記紫外線照射窓の内部に
は、少なくともEP−ROMチップが搭載されると共
に、紫外線透過可能な透明樹脂が充填されていることを
特徴とする。
【0013】
【作用】上記構成のとおりの本発明では、プラスチック
リードレスチップキャリアの底面に形成された紫外線照
射窓は、紫外線消去型半導体装置を電気配線基板に装着
したときには基板実装面で遮光される。
リードレスチップキャリアの底面に形成された紫外線照
射窓は、紫外線消去型半導体装置を電気配線基板に装着
したときには基板実装面で遮光される。
【0014】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
て説明する。
【0015】図1は本発明の紫外線消去型半導体装置の
一実施例の底面側から見た斜視図、図2は図1に示した
紫外線消去型半導体装置の基板への実装工程を示す斜視
図、図3は図1に示した紫外線消去型半導体装置が基板
に実装された際の断面図である。
一実施例の底面側から見た斜視図、図2は図1に示した
紫外線消去型半導体装置の基板への実装工程を示す斜視
図、図3は図1に示した紫外線消去型半導体装置が基板
に実装された際の断面図である。
【0016】本発明の紫外線消去型半導体装置は、図1
乃至図3に示すようにプラスチックリードレスチップキ
ャリア1より構成され、その底面2側を凹形状に開口さ
せた部分、すなわち底面2によって囲われた紫外線照射
窓の内側部分には紫外線消去型のEP−ROM半導体チ
ップ8および他の半導体チップ10が搭載されるととも
に、金線9にてワイヤボンディングされて外部接続用電
極5と電気的に接続されている。EP−ROM半導体チ
ップ8および他の半導体チップ10が搭載された紫外線
照射窓の内部には、紫外線透過可能な透明樹脂3が充填
されている。プラスチックリードレスチップキャリア1
の樹脂封止側、つまり紫外線照射側になる底面2には外
部接続用電極5が形成されており、図2および図3に示
すように実装基板6にプラスチックリードレスチップキ
ャリア1の底面2が互いに対向するようにし、外部接続
用電極5と電気的接続されている端面スルーホール4と
実装電極7とを合わせて半田11により半田付けする。
乃至図3に示すようにプラスチックリードレスチップキ
ャリア1より構成され、その底面2側を凹形状に開口さ
せた部分、すなわち底面2によって囲われた紫外線照射
窓の内側部分には紫外線消去型のEP−ROM半導体チ
ップ8および他の半導体チップ10が搭載されるととも
に、金線9にてワイヤボンディングされて外部接続用電
極5と電気的に接続されている。EP−ROM半導体チ
ップ8および他の半導体チップ10が搭載された紫外線
照射窓の内部には、紫外線透過可能な透明樹脂3が充填
されている。プラスチックリードレスチップキャリア1
の樹脂封止側、つまり紫外線照射側になる底面2には外
部接続用電極5が形成されており、図2および図3に示
すように実装基板6にプラスチックリードレスチップキ
ャリア1の底面2が互いに対向するようにし、外部接続
用電極5と電気的接続されている端面スルーホール4と
実装電極7とを合わせて半田11により半田付けする。
【0017】このため、図3からも明らかなように、実
装時にEP−ROM半導体チップ8へは外部の光、紫外
線等がほとんど完全に遮断される。
装時にEP−ROM半導体チップ8へは外部の光、紫外
線等がほとんど完全に遮断される。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、プラスチ
ックリードレスチップキャリアの底面側に外部接続用電
極を備え、内部のEP−ROMチップを紫外線透過可能
な透明な樹脂により封止し、前記パッケージ底面と実装
基板が対向するように実装するので、紫外線遮断用の防
護シール等を貼る必要がない。
ックリードレスチップキャリアの底面側に外部接続用電
極を備え、内部のEP−ROMチップを紫外線透過可能
な透明な樹脂により封止し、前記パッケージ底面と実装
基板が対向するように実装するので、紫外線遮断用の防
護シール等を貼る必要がない。
【0019】また、実装基板の実装するまでの途中工程
で誤って何らかのデータが書き込まれたような場合には
透明な樹脂で封止しているため紫外線照射によりデータ
消去が可能である。
で誤って何らかのデータが書き込まれたような場合には
透明な樹脂で封止しているため紫外線照射によりデータ
消去が可能である。
【0020】さらに、種々の半導体チップを1パッケー
ジに搭載したマルチチップの場合、その中にEP−RO
Mチップ等が含まれていても全く同様に書き込んだデー
タの保護、消去が可能である。
ジに搭載したマルチチップの場合、その中にEP−RO
Mチップ等が含まれていても全く同様に書き込んだデー
タの保護、消去が可能である。
【図1】本発明の紫外線消去型半導体装置の一実施例の
底面側から見た斜視図である。
底面側から見た斜視図である。
【図2】図1に示した紫外線消去型半導体装置の基板へ
の実装工程を示す斜視図である。
の実装工程を示す斜視図である。
【図3】図1に示した紫外線消去型半導体装置が基板に
実装された際の断面図である。
実装された際の断面図である。
【図4】従来の紫外線消去型半導体装置を底面側から見
た斜視図である。
た斜視図である。
【図5】図4に示した紫外線消去型半導体装置の基板へ
の実装工程を示す斜視図である。
の実装工程を示す斜視図である。
【図6】図4に示した紫外線消去型半導体装置が基板に
実装された際の断面図である。
実装された際の断面図である。
【符号の説明】 1 プラスチックリードレスチップキャリア 2 底面 3 透明樹脂 4 端面スルーホール 5 外部接続用電極 6 実装基板 7 実装電極 8 EP−ROM半導体チップ 9 金線 10 他の半導体チップ 11 半田
Claims (2)
- 【請求項1】 プラスチックリードレスチップキャリア
の底面によって囲われた紫外線照射窓を有し、実装時に
前記底面と対向する実装面によって前記紫外線照射窓が
遮光されるよう構成されていることを特徴とする紫外線
消去型半導体装置。 - 【請求項2】 前記紫外線照射窓の内部には、少なくと
もEP−ROMチップが搭載されると共に、紫外線透過
可能な透明樹脂が充填されていることを特徴とする請求
項1に記載の紫外線消去型半導体装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5133493A JP2518516B2 (ja) | 1993-06-03 | 1993-06-03 | 紫外線消去型半導体装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5133493A JP2518516B2 (ja) | 1993-06-03 | 1993-06-03 | 紫外線消去型半導体装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06349963A JPH06349963A (ja) | 1994-12-22 |
JP2518516B2 true JP2518516B2 (ja) | 1996-07-24 |
Family
ID=15106063
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5133493A Expired - Fee Related JP2518516B2 (ja) | 1993-06-03 | 1993-06-03 | 紫外線消去型半導体装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2518516B2 (ja) |
-
1993
- 1993-06-03 JP JP5133493A patent/JP2518516B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06349963A (ja) | 1994-12-22 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |