JP2518444Y2 - 建築材料における断熱性能認識装置 - Google Patents

建築材料における断熱性能認識装置

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JP2518444Y2
JP2518444Y2 JP13084190U JP13084190U JP2518444Y2 JP 2518444 Y2 JP2518444 Y2 JP 2518444Y2 JP 13084190 U JP13084190 U JP 13084190U JP 13084190 U JP13084190 U JP 13084190U JP 2518444 Y2 JP2518444 Y2 JP 2518444Y2
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哲矢 薄井
禎治 池田
俊男 谷
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は建築材料として使用される種々の材料の断熱
材を、人間の触覚として認識させる為の装置である。
(ロ) 従来技術 従来から、建築材料のそれぞれが断熱性能が異なると
いうことは、知識として知っており、また数値やデータ
として紹介されている。しかし通常は知識として、また
は数値として知っているだけで、体験として知ることは
困難なことだったのである。
例えば、それぞれ断熱性能の異なる材料により部屋を
構成し、この中に数時間入り、外部を酷暑の状態か、厳
寒の状態にすることにより、断熱性能を知ることは出来
るのであるが、これでは装置が大がかりとなり、誰でも
体験できるというわけにはいかないのである。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 本考案はこのような状況において、簡単に体験者が接
触することにより、建築材料の断熱性能を認識可能とし
たものである。
(ニ) 問題を解決するための手段 本考案の解決すべき課題は以上の如くであり、次に該
課題を解決する手段を説明する。
断熱材収納箱1の内部に、断熱係数の異なる複数の断
熱材を配置し、該断熱材収納箱1の入口部にスリットカ
ーテン2を垂設し、内部の断熱材を配置した状態で断熱
材収納箱1の内部と外部の間を遮蔽し、該スリットカー
テン2は手を内部に挿入可能としたものである。
(ホ) 実施例 本考案の解決すべき課題及び解決する手段は以上の如
くであり、次に添付の図面に示した実施例の構成を説明
する。
第1図は本考案の建築材料における断熱性能認識装置
の全体斜視図、第2図は同じく正面図、第3図は同じく
側面図、第4図は同じく平面図、第5図は体験者が手を
挿入している状態の斜視図である。
本考案の建築材料における断熱性能認識装置は、体験
者が立った状態で手を挿入できるような位置に配置して
あり、手を挿入する際に中が見えると、断熱材料が見え
てしまうので、視線の位置よりは低い、腰の位置の上方
程度としている。
この高さに断熱材収納箱1を支持する為に、基台4と
支持脚5を設けている。該断熱材収納箱1は上方から体
験者の視線により覗き込むと、内部の断熱材が見えてし
まい材料が何か判るので、これを防ぐ為に、断熱収納箱
1の天井板の方を手前に突出して、その入口部に、弾性
スリットカーテン2を垂下している。
該弾性スリットカーテン2を通して体験者は手を挿入
するのである。
前記断熱材収納箱1の床板3の上面にフェルト地7を
敷設し、該フェルト地7の上面に断熱材を載置してい
る。
本考案においては、代表的な断熱材として次のような
材料を配置している。
即ち、第4図に示す如く、左からステンレス10と、コ
ンクリート11と、木材12と、発砲スチロール13である。
これらは代表的な建築材料であり、断熱性能の最も良い
のが発砲スチロール13であり、次に木材12であり、次に
コンクリート11であり、ステンレス10が最も断熱性能が
劣るのである。
故に、この順に体験者が手を挿入して接触していく
と、断熱性能の良いものは、手から熱を吸収することが
無いので、冷たいという感じがなくて、温かい感じを与
えるのである。
逆に、断熱性能の悪い建築材料であるステンレス10
は、手から一気に熱を吸収しようとするので、ステンレ
ス10に触れただけで冷たいという感じがするのである。
また、ステンレス10とコンクリート11と木材12と発砲
スチロール13は、それぞれ感触が異なる建築材料である
ので、そのまま触れた場合には、どのような建築材料で
あるかが判ってしまうので、この不具合を解消する為
に、それぞれの断熱材の表面の触感を同じにする為に、
表面を樹脂によりラミネートコートしているのである。
本考案の建築材料における断熱性能認識装置は、断熱
性能の比較を数値により認識するのではなくて、各材料
に触れた際の「暖か味」によって、印象強く認識させる
のである。
そして、体験者に対して、上記ステンレスとコンクリ
ートと木材2と発砲スチロールが入っていることを予め
教えておいて、目隠し状態でそれぞれの材料に触り、ど
の順番に並んでいるかを当てるというクイズを行うこと
ができるので、遊びの感覚で、難しい断熱性能の認識を
することが出来るように構成したのである。
(ヘ) 考案の効果 本考案は以上の如く構成したので、次のような効果を
奏するものである。
第1に、通常は知識として、数値により認識している
建築材料の断熱性能の違いを、触感により「暖か味」の
相違という手段により知ることが出来るのである。
第2に、実際に手で接触して体験により断熱性能とい
う目に見えない性能を認識することが出来るので、印象
を強くすることが出来るのである。
第3に、目隠し状態で手探りにより、断熱材料に接触
するのであるから、クイズ方式として、材料当てをする
ことが出来るので、遊び感覚で断熱性能を知ることが可
能となったのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の建築材料における断熱性能認識装置の
全体斜視図、第2図は同じく正面図、第3図は同じく側
面図、第4図は同じく平面図、第5図は体験者が手を挿
入している状態の斜視図である。 1……断熱材収納箱 2……弾性スリットカーテン 3……床板 4……基台 10……ステンレス 11……コンクリート 12……木材 13……発砲スチロール

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】断熱材収納箱1の内部に、断熱係数の異な
    る複数の断熱材を配置し、該断熱材収納箱1の入口部に
    スリットカーテン2を垂設し、内部の断熱材を配置した
    状態で断熱材収納箱1の内部と外部の間を遮蔽し、該ス
    リットカーテン2は手を内部に挿入可能としたことを特
    徴とする建築材料における断熱性能認識装置。
JP13084190U 1990-11-30 1990-11-30 建築材料における断熱性能認識装置 Expired - Lifetime JP2518444Y2 (ja)

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JPH0487873U JPH0487873U (ja) 1992-07-30
JP2518444Y2 true JP2518444Y2 (ja) 1996-11-27

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