JP2518273Y2 - スイツチ装置 - Google Patents

スイツチ装置

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JP2518273Y2
JP2518273Y2 JP1986110304U JP11030486U JP2518273Y2 JP 2518273 Y2 JP2518273 Y2 JP 2518273Y2 JP 1986110304 U JP1986110304 U JP 1986110304U JP 11030486 U JP11030486 U JP 11030486U JP 2518273 Y2 JP2518273 Y2 JP 2518273Y2
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JP
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switch
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slider
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sliding
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JP1986110304U
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JPS6319731U (ja
Inventor
哲夫 中谷
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九州日立マクセル 株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 (考案の技術分野) 本考案はスイッチ装置に係り、スライド式スイッチ操
作体を装着部に装着する向きを変えることにより、一つ
のスイッチ装置を2段スイッチおよび3段スイッチとし
て共用できるようにしたものである。
(考案の背景) 電気機器のスイッチ装置としては、簡単にオンオフを
切り換えるだけの2段スイッチの他に、駆動の強弱や駆
動対象などを切り換えられるようにした3段スイッチが
ある。従来かかる2段スイッチと3段スイッチは、機能
が異るが故に当然に構造も異るものとして別々に設計製
造されていた。しかしながらこのように機能が異る2段
スイッチと3段スイッチと同一構造に設計できたなら
ば、一つのスイッチ装置を2段スイッチおよび3段スイ
ッチの何れにも共用できることとなり、スイッチ装置の
製造コストを大巾に低減することができる。
(考案の目的) 本考案は上記事情に鑑みてなされたものであって、2
段スイッチ或いは3段スイッチの何れにも共用できるス
イッチ操作を提供することを目的とする。
(考案の概要) このために本考案は、3位置a,b,cに選択的に位置決
めされる摺動自在なスイッチ摺動子45を有するスイッチ
体43と、電気機器の装着部42に摺動自在に装着されて上
記スイッチ摺動子45に係合する係合部44を有するスライ
ド式スイッチ操作体41とを備えたスイッチ装置におい
て、 上記スイッチ操作体41の摺動限度を規定するストッパ
ー部42aを上記装着部42を装着部42に設けるとともに、
上記係合部44を上記スイッチ操作体41の摺動方向(イ)
における中心線A−Aから偏位する位置に設けることに
より、このスイッチ操作体41を前後の向きを逆にして上
記係合部44をスイッチ摺動45に装着した際のこのスイッ
チ操作体41の上記ストッパー部42aまでの摺動ストロー
クd1,d2を変え、長ストロークd1において上記スイッチ
摺動子45が上記3位置a,b,cに位置決めされる3段スイ
ッチとし、短ストロークd2において上記2位置a,bに位
置決めされる2段スイッチとしたものである。したがっ
てスイッチ操作体41の前後の向きを変えることにより、
2段スイッチ若しくは3段スイッチとして共用すること
ができる。
(実施例) 次に本考案に係るスイッチ操作を振動式マッサージャ
ーに適用した場合を例にとり、実施例の説明を行う。
第1図は振動式マッサージャーの斜視図、第2図は断
面図であって、このマッサージャーは、二つ割りされた
半ケース2,3から成る棒状握り部1の先端部に、振動部
5を蛇腹状可撓管4を介して装着して形成されている。
6は握り部1の前部に収納されたモータ、7は冷却用フ
ァン、10はスイッチ装置である。
8はモータ6の回転数設定用の回転式スイッチ部、9
はボリューム部であって、握り部1の後端膨大部1aの後
端角部に斜設されている。11はボリューム部9の固定用
基板であって、該基板11を介してボリューム部9の固定
用基板であって、該基板11を介してボリューム部9を膨
大部1aに装着したうえで、スイッチ部8の嵌合部8aをボ
リューム部9から突出する回転軸12に装着しながら、係
合部8bを係止部13に係合させてスイッチ部8を固定す
る。このよういしてそうちゅあくされたスイッチ部8の
回転軸Xは、握り部1の長さ方向の軸線Yと交差してお
り、かくすることにより握り部1の振動に連動してスイ
ッチ部8が不要に回転して、設定ボリュームが狂うのを
防止している。17,18は握り部1の先端部と後端部に開
設された空気吸入孔と排気孔であって、ファン7の回転
により外気を吸入孔17から吸入し、モータ6を冷却した
後、排気孔18から排気する。19は接続コードである。
振動部5は、アンバランサ21が配設された装着体22の
前面部や外周部に、マッサージ体23を装着して形成され
ている。24は上記モータ6により駆動されるコイルばね
から成るフレキシブルシャフトであって、その先端部に
アンバランサ21が取り付けられており、モータ6の駆動
によりアンバランサ21は回転し、マッサージ体23は振動
する。30は振動部5の弾持用コイルばねであって、その
後端部は上記握り部1の先端部にばね座25を介して装着
されるものであり、またその先端部には上記装着体22が
取り付けられている。マッサージ体23はケース部26a,26
b、該ケース部26a,26bの間に装着されるソフトリング部
27、ヘッドカバー28、発泡剤から成る弾性板29等から成
り、ソフトリング部27の一部にはアルミニウムなどの伝
熱板から成る温熱部31が設けられている。34は温熱部31
のヒータ、35はリード線である。第3図に示すように、
温熱部31は曲率の異なる中央部31aと両側部31b,31bから
成り、人体に密着する中央部31a,はヒータ34の中心部0
から等距離にあって、伝熱により一様な温度に加熱され
るようになっている。また中央部31aの曲率をソフトリ
ング部27の曲率より小さくして外方へ突出させることに
より、該中央部31aを患部に当てやすくするとともに、
ヒータ34の配設スペースを確保している。装着体22の外
周部にはフランジ部32が3個突設されており、該フラン
ジ部32にネジ杆33が螺着される。次に第4図を参照しな
がらスイッチ装置10の詳細を説明する。
41は握り部1に開設された装着部42に摺動自在に装着
されたスライド式スイッチ操作体、43はその内方に配設
されたスイッチ体であり、スイッチ操作体41の内面に突
設された係合部44がスイッチ体43に摺動自在に配設され
たスイッチ摺動子45に係合しており、該スイッチ摺動子
45はスイッチ操作体41と共に矢印(イ)方向に摺動す
る。上記係合部44は、スイッチ操作体41の摺動方向
(イ)における中心線A−Aよりも前方に距離eだけ偏
位した位置に形成されている。この実施例において、ス
イッチ摺動子45はモータ6とヒータ34が同時に駆動する
温熱振動位置a(第4図実線参照)、オフ位置b(同図
鎖線参照)、モータ6のみが駆動する振動位置c(同図
破線参照)、の3位置に選択的に位置決めされる。46は
上記3位置a,b,cの位置決め用リブである。このスイッ
チ摺動子45によってスイッチ操作体41の前進限度と後退
限度が規定されるが、ストッパー部である装着部42の前
壁42aと後壁42bによっても規定される。
第4図では、係合部44の中心が中心線A−Aよりも前
方に距離eだけ偏位する向きにしてスイッチ操作体41を
装着体42に装着している。この状態で、スイッチ操作体
41の摺動可能範囲L1は前壁42aと後壁42bの間であり、し
たがってスイッチ摺動子45は3位置a,b,cを選択的にと
ることができ、したがってこの場合スイッチ装置10は3
段スイッチとして機能する。
第5図は上記スイッチ装置10をオンオフの切り換えの
みを行う2段スイッチとして使用した場合を示すもので
ある。この場合、スイッチ操作体41はその摺動方向
(イ)に対する前後の向きを逆にしたうえで(係合部44
の中心は中心線A−Aよりも距離eだけ後方に偏位)装
着部42に装着されている点において、第4図に示した3
段スイッチの場合と異っている。
この状態で、スイッチ操作体41の左方への摺動限度
は、a位置のスイッチ摺動子45により規定されているの
で、スイッチ操作体41の左方に距離2eの空所48が発生す
る。
またスイッチ摺動子45は、オフ位置である実線位置a
からオン位置である鎖線位置bまで摺動することはでき
るが、それ以上右方のc位置へ摺動するのは、ストッパ
ー部である前壁42aにより阻止される。すなわち第4図
の場合は、係合部の中心からスイッチ操作体41の前面ま
での長さD1は短く、スイッチ操作体41の摺動可動ストロ
ークd1は長いのに対し、第5図の場合はスイッチ操作体
41を反転させているため、係合部44の中心からスイッチ
操作体41の前面までの長さD2がD1に比べ距離2e分だけ長
いため、第5図の場合は第4図の場合よりもスイッチ操
作体41の摺動可動ストロークd2は距離2eだけ短くなり、
スイッチ摺動子45を第4図のc位置まで摺動させること
はできず、2位置a,bのみとることができる2段スイッ
チとなる。すなわち、結果的に第5図に示すスイッチ操
作体41の摺動可能範囲L2は第4図の場合の摺動可能範囲
L1よりも2eだけ短いものとなる。この場合、スイッチ操
作体41の後方に形成される不要な空所48は、銘板47によ
り隠すなどするとよい。このようにこのスイッチ操作10
は、スイッチ操作体41を装着部42に装着する前後の向き
を変えるだけで、2段スイッチ或いは3段スイッチの何
れにも適用することができる。
本考案に係るスイッチ装置は振動式マッサージャー以
外の電気機器にも適用できることは言うまでもないので
あって、例えば3段スイッチの用途としてはヘアードラ
イヤーにおける強風,弱風或いは温風,冷風の切り換え
や、電気かみそりにおけるひげそりときわぞりの切り換
え等が考えられる。
(考案の効果) 以上説明したように本考案に係るスイッチ装置10は、
スライド式スイッチ操作体41の装着部42への装着の向き
を変えるだけで、ストローク長の異なるスイッチとして
共用することができるものであり、スイッチ装置の部品
点数の節減や部品管理或いは生産管理の簡単化などを実
現して、その製造コストを大巾に低減することができ
る。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の実施例を示すものであって、第1図は振動
式マッサージャーの斜視図、第2図は断面図、第3図は
正面図、第4図および第5図はスイッチ装置の断面図で
ある。 10……スイッチ装置 41……スライド式スイッチ操作体 42……装着部 42a……ストッパー部 43……スイッチ体 44……係合部 45……スイッチ摺動子 (イ)……摺動方向 A−A……中心線

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】3位置a,b,cに選択的に位置を決めされる
    摺動自在なスイッチ摺動子45を有するスイッチ体43と、
    電気機器の装着部42に摺動自在に装着されて上記スイッ
    チ摺動子45に係合する係合部44を有するスライド式スイ
    ッチ操作体41とを備えたスイッチ装置において、 上記スイッチ操作体41の摺動限度を規定するストッパー
    部42aを装着部42に設けるとともに、上記係合部44を上
    記スイッチ操作体41の摺動方向(イ)における中心線A
    −Aから偏位する位置に設けることにより、このスイッ
    チ操作体41を前後の向きを逆にして上記係合部44をスイ
    ッチ摺動45に装着した際のこのスイッチ操作体41の上記
    ストッパー部42aまでの摺動ストロークd1,d2を変え、長
    ストロークd1において上記スイッチ摺動子45が上記3位
    置a,b,cに位置決めされる3段スイッチとし、短ストロ
    ークd2において上記2位置a,bに位置決めされる2段ス
    イッチとしたことを特徴とするスイッチ装置。
JP1986110304U 1986-07-18 1986-07-18 スイツチ装置 Expired - Lifetime JP2518273Y2 (ja)

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JP1986110304U JP2518273Y2 (ja) 1986-07-18 1986-07-18 スイツチ装置

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JPS6319731U JPS6319731U (ja) 1988-02-09
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5662634U (ja) * 1979-10-20 1981-05-27

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JPS6319731U (ja) 1988-02-09

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