JP2517736Y2 - 液面調整器付き自動給液装置 - Google Patents

液面調整器付き自動給液装置

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JP2517736Y2 JP1992025227U JP2522792U JP2517736Y2 JP 2517736 Y2 JP2517736 Y2 JP 2517736Y2 JP 1992025227 U JP1992025227 U JP 1992025227U JP 2522792 U JP2522792 U JP 2522792U JP 2517736 Y2 JP2517736 Y2 JP 2517736Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は植物の水栽培等に用い
られ、不足する液体を補充しつつ所定液面を維持するた
めに使用される液面調整器付き自動給液装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、植物の水栽培に使用される水位調
整器付き自動給水槽としては本出願人の考案に関わる実
公昭63−35568号公報がある。この公報の考案は
図2に示すように、床面6’に水溜め部7’を有する槽
本体2’と、前記水溜め部7’に垂設した筒状の貯水室
4’と、貯水室4’に並設され、上下方向に移動可能の
空気吸入桿23’を有し、水溜め部7’内の水位Hを調
整する水位調整器21’とから成り、前記貯水室4’
は、貯水室4’に連通する注水口5’を有する頂壁4’
aを上端部に、上下流通孔12’aを有する隔壁12’
を中央部に、前記水溜め部7’に連通する流出口20’
を有する底壁4’bを下端部に備え、前記隔壁12’の
中央部には操作桿14’が軸心周りの回動により上下方
向に移動可能に螺合され、操作桿14’の上部には頂壁
4’aの注水口5’を開閉する注入弁16’が設けら
れ、操作桿14’の下端には底壁4bの流出口20’開
閉する流出弁19’が設けられ、注入弁16’と流出弁
19’とは操作桿14’の上下方向の移動により一方が
開くと他方が閉じるように設定され、前記空気吸入桿2
3’は貯水室4’の上部と連通する軸心方向の空気流通
孔25’を有し、空気流通孔25’の下端は水留め部
7’の水面に対し斜め方向に開口する空気吸入口27’
を形成している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上記の構成において、
自動給水槽の使用中においては図2に示すように注入弁
16’は注水口5’を閉鎖しており、流出弁19’は流
出口20’を開放している。貯水室4’内では水Wの水
面と頂壁4’aとの間には負圧室4’cがあり、水位調
整器21’の空気吸入桿23’の下端の空気吸入口2
7’は水溜め部7’の水面Lにより塞がれている。負圧
室4’cは空気室26’、空気流通孔25’を介して前
記空気吸入口27’に連通している。水溜め部7’の水
面Lが槽本体2’の床面6’上の植物Bの吸水、蒸発な
どにより低下すると空気吸入口27’が水面から離れ、
空気吸入口27’を介して大気が前記の負圧室4’cに
流入するため貯水室4’の水が押し下げられ、貯水室
4’から水溜め部7’に給水され、水溜め部7’の水位
は常に一定に保持される。
【0004】しかしながら従来の自動給水槽では水溜め
部7’の水面Lにごみ等の浮遊物が存在すると、この浮
遊物により空気吸入口27’が塞がれ、水面Lが低下し
ても貯水室4’内の負圧室4’cに大気が供給されない
ので、貯水室4’から水溜め部7’に給水されず、水溜
め部7’の水面Lが一定に保たれないという欠点があっ
た。また前記自動給水槽では、水溜め部7’に位置する
空気吸入口27’の位置関係が明確でなく、水面Lの高
低により外気が貯水室4’内の負圧室4’cに導入され
ず、もって当該貯水室4’の水が水溜め部7’に流出さ
れない。換言すれば、槽本体2’の水の微量の消費(ゆ
るやかな消費量)に対して、一定の位置の水面を保ちな
がら、水の重力(応力)を空気の圧力変化を利用して、
自動的かつ確動的に補給するには到っていない本質的な
課題がある。
【0005】この考案は水(液)溜め部の水(液)面に
浮遊物があっても、この浮遊物により水位(液面)調整
器の空気吸入口が塞がれることがない液面調整器付き自
動給液槽の提供を課題とする。又、本考案は、槽本体の
液体の微量の消費(ゆるやかな消費量)に対して、一定
の位置の液面を保ちながら、貯液室の液体の重力(応
力)と空気の圧力変化(空気の負圧による張力)を利用
し、その平衡点で自動的かつ確動的に液体を補給、同停
止する液面調整器付き自動給液装置の提供を目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本考案は、下記の構成を採用する。
【0007】即ち、本考案の液面調整器付き自動給液装
置は、液溜め部を有する槽本体と、前記液溜め部に垂設
した筒状の貯液室、この貯液室に並設されかつ該貯液室
と空気通路を介して連通する上下方向に移動可能の空気
吸入桿、及びこの空気吸入桿を囲みかつその下端が液溜
め部の液中に没したその上部に外気と連通する空気孔を
有する不透液性の防塵兼液面安定パイプ、並び に前記空
気吸入桿と前記不透液性の防塵兼液面安定パイプとで形
成される空気流通間隙でなる前記液溜め部内の液面を調
整する液面調整器と、から成る液面調整器付き自動給液
装置であって、この液面調整器付き自動給液装置の貯液
室は、この貯液室に連通する注液口を有する頂壁を上端
部に、上下流通孔を有する隔壁を中央部に、前記液溜め
部に連通する流出口を有する底壁を下端部に備え、前記
隔壁の中央部には操作桿が上下方向に移動可能に装着さ
れ、操作桿の上部には頂壁の注液口を開閉する注入弁が
設けられ、前記操作桿の下端には底壁の流出口を開閉す
る流出弁が設けられ、前記注入弁と前記流出弁とは前記
操作桿の上下方向の移動により一方が開くと他方が閉じ
るように設定するとともに、前記不透液性の防塵兼液面
安定パイプの下端開口部と前記空気吸入口との間に段差
を設け、この段差で前記空気吸入桿をガードするととも
に、前記不透液性の防塵兼液面安定パイプの空気孔より
吸込んだ外気を前記空気流通間隙を経由して空気吸入桿
の空気吸入口より吸込み前記貯液室の負圧室に導き、当
該負圧室に導入された外気の圧力変化を利用して、当該
貯液室の流体を前記液溜め部に供給することを特徴とす
る構造である。
【0008】
【作用】液面調整器の空気吸入孔の下端は液溜め部の液
面に対し斜め方向に開口しており、かつ液溜め部の液面
により塞がれている。この状態では貯液室内の液面と貯
液室の頂壁との間に負圧室が形成されている。そしてこ
の負圧室は空気吸入桿の空気吸入口と連通している。そ
して、例えば、植物の吸い上げ、又は蒸発、燃料の使用
などにより液溜め部の液面が、液面調整器の空気吸入口
より下がって空気吸入口が大気に開放されると、大気は
空気吸入口から空気吸入桿を経て貯液室の負圧室内に流
入し、負圧室内は大気圧となるので貯液室内の液が押し
下げられ、貯液室から液溜め部に給液され液溜め部の液
面が上昇して液面は一定に保持される。一方、従来と異
なり空気吸入桿の下部は液溜め部の液中に挿入された、
外気と連通する不透液性の防塵兼液面安定パイプにより
囲まれているので、空気吸入桿の空気吸入口も不透液性
の防塵兼液面安定パイプ内に位置している。従って、液
溜め部の液面に浮かんでいるごみなどの浮遊物は、不透
液性の防塵兼液面安定パイプに遮られて空気吸入桿の空
気吸入口に到達しない。即ち、空気吸入口は浮遊物によ
り閉鎖されることがないので、液溜め部の液面が空気吸
入口より下がって空気吸入口が大気に開放された時は、
大気は支障なく空気吸入口を経て貯液室の負圧室に供給
される。この結果、貯液室から液溜め部に液が供給され
るので、液面調整器は確実に液溜め部内の液面を保持す
る。
【0009】即ち、本考案の補給作用の基本的原理は、
槽本体に設けた浅底式の床面の液面の微少な上下をキャ
ッチし、そのキャッチを介して外気を空気室から貯液室
内に導き、空気の圧力変化と液体の重力を利用して、自
動的に補給、同停止を図ることにある。
【0010】
【実施例】以下、一実施例を図1により説明する。
図2と同じ構成要素に対しては同じ符号を付して説明す
る。また、本実施例では、液体とは水又は水に培養成分
を溶解させた培養液、他の液体を含めた言葉である。
って、例えば『自動給液装置』に対応するものは『自動
給水装置』と表現されている。他の用語・各部の名称に
ついても同様である。
【0011】自動給液装置1の槽本体2の側壁3の一部
に筒状の貯液室4が形成されている。この貯液室4の上
端は注液口5(注水口)を有し、上面が窪んでいる頂壁
4aにより閉鎖されている。貯液室4の中央部には上下
流通孔12aを有する隔壁12が横設されている。貯液
室4の下端は上端が皿状の流出口20を有す底壁4bに
より閉鎖されている。槽本体2内には浅底式の床面6
(本考案では単に床面6とする。)と床面6より窪む液
溜め部7が形成され、前記貯液室4の底壁4bの下面は
液溜め部7の底面と一体になっている。底壁4bには流
出口20に連通する流液路9(流水路)が穿設され、そ
の一端は流液口8(流水口)を介して液溜め部7に連通
し、他端は排液口10となっていて常には仕液栓11
(止水栓)、パッキング30により止水されている。
【0012】図中、隔壁12にはねじ孔13が設けら
れ、このねじ孔13に螺合する雄ねじ14aを有する操
作桿14が上下方向に廷出し、操作桿14の上部には頂
壁4aの注液口5をパッキング17を介して貯液室4の
内側で開閉する通常使用中は閉塞型の注入弁16が取り
付けられている。また操作桿14は頂壁4aより更に上
方に廷出し、端部にはハンドル15が取り付けられてい
る。そして、この操作桿14の下端には皿型のパッキン
グ18を介して底壁4bの流出口20を開閉する通常使
用中は開放型の流出弁19が取り付けられている。ハン
ドル15を回動すると操作桿14は上下するが、注入弁
16、流出弁19の一方が開く時は他方の弁が閉じるよ
うに設定されている。
【0013】前記液溜め部7の上方において、側壁3に
は液面調整器21が貯液室4に対し並設され、側壁3に
は上下方向にねじ孔22が設けられている。このねじ孔
22に螺合する雄ねじ23aを有する空気吸入桿23が
側壁3を貫通して設けられ、空気吸入桿23の下端の空
気吸入口27は液溜め部7に対向し、上端にはハンドル
24が取り付けられている。29はパッキング、28は
パッキング押えであるー。空気吸入桿23の軸心には空
気流通孔25が形成され、この空気流通孔25は空気吸
入桿23を囲んで側壁3に設けた空気室26及び空気通
路31を介して貯液室4の上部に連通している。この
気吸入桿23の下端は斜めにカットされ、従って、空気
吸入口27の下端は液面に対し傾斜するとともに、その
断面形状は楕円形になっている。
【0014】また、前記側壁3には空気吸入桿23の下
部を囲む不透液性の防塵兼液面安定パイプ32の上部が
ねじ着されており、不透液性の防塵兼液面安定パイプ3
2の下端開口部32aは液溜め部7のW内に没してい
る。33は液面Lより上方において防塵兼液面安定パイ
プ32に設けた空気孔である。この不透液性の防塵兼液
面安定パイプ32は図1のように側壁3にねじ着しない
で槽本体2の側壁3aに図示しないアームにより取り付
けても良い。この場合空気孔33を設ける代わりにパイ
プの上端を外気に対し解放しておいてもよい。前記不透
液性の防塵兼液面安定パイプ32の下端開口部32a
前記空気吸入桿23の空気吸入口27より下方に位置し
ており、この下端開口部32aと空気吸入口27との間
には段差Cが設けられている。また不透液性の防塵兼液
面安定パイプ32と空気吸入桿23との間には空気流通
間隙Dが設けられている。従って、不透液性の防塵兼液
面安定パイプ32の空気孔33より吸込まれた空気は、
この空気流通間隙Dを流下(一例である)し、空気吸入
桿23の空気吸入口27より後述するように空気室26
に到る。尚、図1において、Hは床面6よりの液面Lの
高さ、即ち、液位を示す。またBは植物、Vは植木鉢を
示す。
【0015】上記の構成において、ハンドル15を回動
して貯液室4の操作桿14を下降させ、注入弁16を開
くと同時に操作桿14の下端の流出弁19により流出口
20を閉じる。続いて、ハンドル24を回動して液面調
整器21の空気吸入桿23を最下位に下げるとともに、
Wを貯液室4の上端の注入口5、5から貯液室4に満
液になるまで注入する。
【0016】次にハンドル15を前とは逆方向に回動し
て操作桿14を上昇させ、注入弁16により注入口5、
5を閉鎖すると、貯液室4の流液口20(流出口)が流
出弁19により開かれる。この結果、貯液室4内の
流液路9を経て流液口8から液溜め部7内に流出す
る。同時に液面調整器21の空気吸入桿23の下端の傾
斜した空気吸入口27から吸い込まれた空気が空気流通
孔25、空気室26及び空気通路31を通って貯液室4
の上部に流入する。液溜め部7内に流出した液Wの液位
が最下位にあった液面調整器21の空気吸入桿23の
下端の傾斜した空気吸入口27の上縁までくると、空気
吸入口27から空気流通孔25、空気室26及び空気通
路31を通って貯液室4の上部に流入した空気は遮断さ
れ、貯液室4からの液W(水)の流出が止る。そして貯
液室4の上部には負圧室4cが形成される。
【0017】その後、液面調整器21のハンドル24を
回動して空気吸入桿23を植物Bが必要とする液面L
(水面)即ち液位H(水位)まで徐々に上昇させると傾
斜した空気吸入口27も徐々に上昇し、空気が再び負圧
室4c内に流入し、貯液室4内の液Wは空気吸入口27
の上昇にともなって液溜め部7内に流出し、液溜め部7
液Wは所望の液位Hまで徐々に上昇し、空気吸入桿2
3の上昇を停止した位置、即ち所望の液位Hに達した位
置を空気吸入桿23の所定位置とする。、空気吸入口
27は傾斜させてあるのでその形状は楕円形となり、楕
円形の切り口が上下方向に移動するので微調整が可能と
なる。空気吸入桿23は不透液性の防塵兼液面安定パイ
プ32に囲まれているので、液面Lに浮遊する塵等の浮
遊物が空気吸入口27に向かって流動しても不透液性の
防塵兼液面安定パイプ32に遮られて空気吸入口27に
到達することができない。従って、空気吸入口27は浮
遊物により塞がれることがないので上記の作用は極めて
円滑に行われる。
【0018】また植物Bが成長したり、又は植物Bの種
類によって液位Hを上位又は下位に維持させる必要が生
じた場合にはハンドル24を回動して空気吸入桿23を
所望量だけ上昇又は下降させると液位Hはその位置に保
持される。そして、貯液室4内の液が少なくなったら、
操作桿14を下げて注液口5、5を開け、貯液室4が満
たされる液を注液口5、5から注入し、その後、操作桿
14を上げ注液口5、5を閉じ、流液口20を開けると
再び貯液室4からの液の流出が始まり、液位Hが保持さ
れる。槽本体2、液溜め部7及び貯液室4の液を全部抜
くには操作桿14を上げたまま排液口10の止液栓11
を外すと、Wはすべて排出される。
【0019】上記の実施例は植物の水栽培に使用される
自動給液槽に付いて説明したが、この考案は天ぷら鍋、
おでん鍋、カートリッジ式石油タンク等にも適用可能で
ある。この考案により天ぷら鍋、おでん鍋に油、水が自
動的に補給されるので手による補給の手間が省ける。ま
た不透液性の防塵兼液面安定パイプは油面、液面に浮か
ぶ浮遊物が空気吸入桿の空気吸入口を塞ぐのを防止する
ので油面、液面の保持が確実に行われる。
【0020】
【考案の効果】この考案は上記の構成を有するので次の
ような優れた効果を有する。
【0021】(イ)不透液性の防塵兼液面安定パイプを
設け、当該不透液性の防塵兼液面安定パイプに空気孔を
設けるとともに、当該不透液性の防塵兼液面安定パイプ
と空気吸入桿との間に空気流通間隙を設け、当該空気吸
入桿の吸込口より外気を吸込む構成としたので、空気吸
入桿の空気吸入口が液面上の浮遊物により詰ることがな
いこと、及びこの空気吸入口よりの安定した空気の吸込
みができる。
【0022】(ロ)不透液性の防塵兼液面安定パイプの
下端開口部と空気吸入桿の空気吸入口との間に段差を設
ける構成であるので、空気吸入桿への浮遊物の侵入をほ
ぼ完全に防止できること、又は安定した空気の吸込みが
できること、更にはこの空気吸入桿が目詰まりすること
は皆無であること、等の効果を有する。
【0023】(ハ)液面調整器の空気吸入桿下端の空気
吸入口を液溜め部において所定の高さに設定する構成で
あり、槽本体内の液面は、常時、空気吸入口の位置と符
合できること、又空気吸入桿を上下させることにより、
槽本体内の液面を所望の高さに設定することができる。
【0024】(ニ)貯液室の液体の重力(応力)と空気
の圧力変化を利用し、その均衡状態で自動的かつ確動的
に液体を補給、同停止できる。
【0025】(ホ)殊に、貯液室に設けた開放型の下部
流出弁及び前記液体の重力と空気の圧力変化による液体
の自動補給・補給停止構成であり、貯液室の液体を所定
の補給場所に確実に供給できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案一実施例としての液位調整器付き自動給
液槽の正面図である。
【図2】従来の水位調整器付き自動給液槽の正面図であ
る。
【符号の説明】
1 自動給液装置 2 槽本体 4 貯液室 5 注液口液溜め部 12 隔壁 12a 上下流通孔 14 操作桿 16 注液弁 17 パッキング 19 流出弁 20 流液口 21 液面調整器 23 空気吸入桿 27 空気吸入口 32 不透液性の防塵兼液面安定パイプ 32a 下端開口部 33 空気孔 B 植物 C 段差 D 空気流通間隙 H 液位 L 液面 V 植木鉢 W

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液溜め部を有する槽本体と、前記液溜め
    部に垂設した筒状の貯液室、この貯液室に並設されかつ
    該貯液室と空気通路を介して連通する上下方向に移動可
    能の空気吸入桿、及びこの空気吸入桿を囲みかつその下
    端が液溜め部の液中に没したその上部に外気と連通する
    空気孔を有する不透液性の防塵兼液面安定パイプ、並び
    に前記空気吸入桿と前記不透液性の防塵兼液面安定パイ
    プとで形成される空気流通間隙でなる前記液溜め部内の
    液面を調整する液面調整器と、から成る液面調整器付き
    自動給液装置であって、この液面調整器付き自動給液装置の貯液室は、この貯液
    室に連通する注液口を有する頂壁を上端部に、上下流通
    孔を有する隔壁を中央部に、前記液溜め部に連通する流
    出口を有する底壁を下端部に備え、前記隔壁の中央部に
    は操作桿が上下方向に移動可能に装着され、操作桿の上
    部には頂壁の注液口を開閉する注入弁が設けられ、前記
    操作桿の下端には底壁の流出口を開閉する流出弁が設け
    られ、前記注入弁と前記流出弁とは前記操作桿の上下方
    向の移動により一方が開くと他方が閉じるように設定す
    るとともに、 前記不透液性の防塵兼液面安定パイプの下
    端開口部と前記空気吸入口との間に段差を設け、この段
    差で前記空気吸入桿をガードするとともに、前記不透液
    性の防塵兼液面安定パイプの空気孔より吸込んだ外気を
    前記空気流通間隙を経由して空気吸入桿の空気吸入口よ
    り吸込み前記貯液室の負圧室に導き、当該負圧室に導入
    された外気の圧力変化を利用して、当該貯液室の流体を
    前記液溜め部に供給することを特徴とする液面調整器付
    き自動給液装置。
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