JP2517594Y2 - 屋外タンクとサ−ビスタンクとの循環装置 - Google Patents
屋外タンクとサ−ビスタンクとの循環装置Info
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- JP2517594Y2 JP2517594Y2 JP2096391U JP2096391U JP2517594Y2 JP 2517594 Y2 JP2517594 Y2 JP 2517594Y2 JP 2096391 U JP2096391 U JP 2096391U JP 2096391 U JP2096391 U JP 2096391U JP 2517594 Y2 JP2517594 Y2 JP 2517594Y2
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- Japan
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- tank
- level
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- Loading And Unloading Of Fuel Tanks Or Ships (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】ディ−ゼル発電機又はディ−ゼル
発電機を基本に構成されるコ−ジェネレ−ションシステ
ム等に使用されるディ−ゼル発電機等の内燃機関(負
荷)に対して屋外タンクからサ−ビスタンクを介して燃
料等の液体を供給するようにした供給システムにおいて
は,上記屋外タンクとサ−ビスタンク間には循環経路が
形成されていて各タンク内に収納される液体の量が常に
所定のレベルの範囲に維持されるようになっている。本
考案はこのような用途に使用される屋外タンクとサ−ビ
スタンクとの循環装置の改良に関する。
発電機を基本に構成されるコ−ジェネレ−ションシステ
ム等に使用されるディ−ゼル発電機等の内燃機関(負
荷)に対して屋外タンクからサ−ビスタンクを介して燃
料等の液体を供給するようにした供給システムにおいて
は,上記屋外タンクとサ−ビスタンク間には循環経路が
形成されていて各タンク内に収納される液体の量が常に
所定のレベルの範囲に維持されるようになっている。本
考案はこのような用途に使用される屋外タンクとサ−ビ
スタンクとの循環装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のものは図2に示すように構成され
ていた。同図において1は屋外タンクで,同タンク内に
はA重油等の燃料又は潤滑油等の液体が収納されてい
る。1a及び1bは夫々タンク1に設けた取出口及び供
給口,1cは通気管である。2はタンク1内の液体レベ
ルが最低位レベルLLとなったことを検出するレベルセ
ンサ,2aはこのレベル検出信号を伝送するためのワイ
ヤで,図示しないがこのワイヤは別途設けられる制御装
置に接続されているものとする。3は屋外タンク1等を
据え付ける床面,4は架台である。5はサ−ビスタンク
で,屋外タンク1から液体の供給を受けて一旦貯蔵した
ものを内燃機関等の負荷12に供給する。5a及び5b
は夫々サ−ビスタンク5における液体の供給口及び取出
口,5cは戻入用の取出口であり,取出口5cは図示の
ように低位レベルL又は最低位レベルLLの位置に取り
付けられていた。なお,6はサ−ビスタンク5の架台で
ある。7は屋外タンク1からサ−ビスタンク5に至る液
体の供給管で,電磁弁8,ポンプ9を介して取出口1a
及び供給口5a間に連結される。10は戻入管でポンプ
11を介して取出口5c及び供給口1b間に連結され
る。13はサ−ビスタンク5から負荷12に至る液体の
供給管で,取出口5b及び供給口12a間にポンプ14
を介して連結される。
ていた。同図において1は屋外タンクで,同タンク内に
はA重油等の燃料又は潤滑油等の液体が収納されてい
る。1a及び1bは夫々タンク1に設けた取出口及び供
給口,1cは通気管である。2はタンク1内の液体レベ
ルが最低位レベルLLとなったことを検出するレベルセ
ンサ,2aはこのレベル検出信号を伝送するためのワイ
ヤで,図示しないがこのワイヤは別途設けられる制御装
置に接続されているものとする。3は屋外タンク1等を
据え付ける床面,4は架台である。5はサ−ビスタンク
で,屋外タンク1から液体の供給を受けて一旦貯蔵した
ものを内燃機関等の負荷12に供給する。5a及び5b
は夫々サ−ビスタンク5における液体の供給口及び取出
口,5cは戻入用の取出口であり,取出口5cは図示の
ように低位レベルL又は最低位レベルLLの位置に取り
付けられていた。なお,6はサ−ビスタンク5の架台で
ある。7は屋外タンク1からサ−ビスタンク5に至る液
体の供給管で,電磁弁8,ポンプ9を介して取出口1a
及び供給口5a間に連結される。10は戻入管でポンプ
11を介して取出口5c及び供給口1b間に連結され
る。13はサ−ビスタンク5から負荷12に至る液体の
供給管で,取出口5b及び供給口12a間にポンプ14
を介して連結される。
【0003】屋外タンク1とサ−ビスタンク5内に所定
量の燃料等の液体が収納されている状態において,ポン
プ14を駆動すると,サ−ビスタンク5から液体が供給
管13を介して負荷12に供給され,負荷12は所定の
作業を開始する。サ−ビスタンク5内の液体が低下し,
低位レベルLに達すると,ポンプ9が駆動されて,屋外
タンク1から供給管7を介してサ−ビスタンク5に液体
が補給される。この補給は負荷12の駆動・停止の如何
にかかわらず継続する。なお,電磁弁8はポンプ9のO
Nの直前(例えば1秒前)に開かれ,ポンプ9のOFF
の直後(例えば1秒後)に閉ざされるようになっている
ものとする。次に負荷12の停止等に伴ってサ−ビスタ
ンク5内の液体が増大し,高位レベルHに到達すると,
その到達信号によってポンプ9は停止し,さらに,最高
位レベルHHに到達した場合にはポンプ11がONとな
り戻入管10を介してサ−ビスタンク5の液体が屋外タ
ンク1に戻される戻入動作が始まり,この戻入動作はサ
−ビスタンク5内の液体が高位レベルHへと低下するま
で継続する。なお,屋外タンク1の液体レベルが最低位
レベルLLまで低下したとき,また,サ−ビスタンク5
の液体レベルがHH又はLLとなったときには,夫々警
報を発生し,その状態を係員に知らせるようになってい
る。このため,図示しないが,サ−ビスタンク5内にも
レベル検出器が設けられており,各レベルHH,H,L
及びLLを検出しているものとする。
量の燃料等の液体が収納されている状態において,ポン
プ14を駆動すると,サ−ビスタンク5から液体が供給
管13を介して負荷12に供給され,負荷12は所定の
作業を開始する。サ−ビスタンク5内の液体が低下し,
低位レベルLに達すると,ポンプ9が駆動されて,屋外
タンク1から供給管7を介してサ−ビスタンク5に液体
が補給される。この補給は負荷12の駆動・停止の如何
にかかわらず継続する。なお,電磁弁8はポンプ9のO
Nの直前(例えば1秒前)に開かれ,ポンプ9のOFF
の直後(例えば1秒後)に閉ざされるようになっている
ものとする。次に負荷12の停止等に伴ってサ−ビスタ
ンク5内の液体が増大し,高位レベルHに到達すると,
その到達信号によってポンプ9は停止し,さらに,最高
位レベルHHに到達した場合にはポンプ11がONとな
り戻入管10を介してサ−ビスタンク5の液体が屋外タ
ンク1に戻される戻入動作が始まり,この戻入動作はサ
−ビスタンク5内の液体が高位レベルHへと低下するま
で継続する。なお,屋外タンク1の液体レベルが最低位
レベルLLまで低下したとき,また,サ−ビスタンク5
の液体レベルがHH又はLLとなったときには,夫々警
報を発生し,その状態を係員に知らせるようになってい
る。このため,図示しないが,サ−ビスタンク5内にも
レベル検出器が設けられており,各レベルHH,H,L
及びLLを検出しているものとする。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】ところで,従来のもの
では戻入管10がサ−ビスタンク5の低位レベルLの取
出口5cに連結されていたため,戻入管10が破損した
場合には,次のような問題を生じる恐れがあった。サ
−ビスタンク5内の液体がレベルH〜Lの区間ではレベ
ルLへ低下するまで戻入管10の破損箇所から床面に流
出する。さらに,サ−ビスタンク5内の液体がレベル
Lに到達すると前述のようにポンプ9が作動して屋外タ
ンク1から液体が供給管7を介してサ−ビスタンク5に
補給されるから液体の流出は継続する。上記の床面に流
出する液体はA重油等の引火性の液体であるから,この
ような流出が継続することは大変危険である。本考案は
従来のものの上記課題(問題点)を解決するようにした
負荷への液体の供給システムにおける屋外タンクとサ−
ビスタンクとの循環装置を提供することを目的とする。
では戻入管10がサ−ビスタンク5の低位レベルLの取
出口5cに連結されていたため,戻入管10が破損した
場合には,次のような問題を生じる恐れがあった。サ
−ビスタンク5内の液体がレベルH〜Lの区間ではレベ
ルLへ低下するまで戻入管10の破損箇所から床面に流
出する。さらに,サ−ビスタンク5内の液体がレベル
Lに到達すると前述のようにポンプ9が作動して屋外タ
ンク1から液体が供給管7を介してサ−ビスタンク5に
補給されるから液体の流出は継続する。上記の床面に流
出する液体はA重油等の引火性の液体であるから,この
ような流出が継続することは大変危険である。本考案は
従来のものの上記課題(問題点)を解決するようにした
負荷への液体の供給システムにおける屋外タンクとサ−
ビスタンクとの循環装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は屋外タンクに収
納された燃料等の液体をサ−ビスタンクを介して内燃機
関等の負荷に供給するようにした供給システムにおい
て,上記サ−ビスタンク内の液体のレベルが低位レベル
L又は最低位レベルLLのときは供給管を介して屋外タ
ンクからの補給を受け,このサ−ビスタンクのレベルが
高位レベルHとなったときは上記補給を停止し,このサ
−ビスタンクの液面が高位レベルHより上位の最高位レ
ベルHHとなったときは,戻入管を介して上記屋外タン
クへ液体を戻入するようにした戻入管の経路を備え,上
記戻入管のサ−ビスタンクとの連結はサ−ビスタンクの
高位レベルHよりも若干下方位置に設けた取出口で行う
ようにした屋外タンクとサ−ビスタンクとの循環装置に
関する。
納された燃料等の液体をサ−ビスタンクを介して内燃機
関等の負荷に供給するようにした供給システムにおい
て,上記サ−ビスタンク内の液体のレベルが低位レベル
L又は最低位レベルLLのときは供給管を介して屋外タ
ンクからの補給を受け,このサ−ビスタンクのレベルが
高位レベルHとなったときは上記補給を停止し,このサ
−ビスタンクの液面が高位レベルHより上位の最高位レ
ベルHHとなったときは,戻入管を介して上記屋外タン
クへ液体を戻入するようにした戻入管の経路を備え,上
記戻入管のサ−ビスタンクとの連結はサ−ビスタンクの
高位レベルHよりも若干下方位置に設けた取出口で行う
ようにした屋外タンクとサ−ビスタンクとの循環装置に
関する。
【0006】
【作用】本考案のものでは,戻入管のサ−ビスタンクと
の連結は高位レベルHより若干下方の部分で行うように
しているから,万一,戻入管が破損した場合にも,サ−
ビスタンク内の液体は液面が高位レベルHと取出口まで
の僅かなレベルの区間のものが流出するだけで済む。
の連結は高位レベルHより若干下方の部分で行うように
しているから,万一,戻入管が破損した場合にも,サ−
ビスタンク内の液体は液面が高位レベルHと取出口まで
の僅かなレベルの区間のものが流出するだけで済む。
【0007】
【実施例】以下図1に示す一実施例により本考案を具体
的に説明する。本考案は図1に示すように戻入管10の
サ−ビスタンク5との連結をサ−ビスタンク5の高位レ
ベルHよりも若干下方のレベル(例えば,レベルHより
30〜50mm程度下方のレベル)に取出口5dを設け
て行った点に特徴があるもので,その他の構成は従来の
ものと全く同一の構成で良いから,他の構成については
図2と同一の符号を付して示した。
的に説明する。本考案は図1に示すように戻入管10の
サ−ビスタンク5との連結をサ−ビスタンク5の高位レ
ベルHよりも若干下方のレベル(例えば,レベルHより
30〜50mm程度下方のレベル)に取出口5dを設け
て行った点に特徴があるもので,その他の構成は従来の
ものと全く同一の構成で良いから,他の構成については
図2と同一の符号を付して示した。
【0008】屋外タンク1とサ−ビスタンク5内に所定
量の燃料等の液体が収納されている状態において,ポン
プ14を駆動すると,サ−ビスタンク5から液体が供給
管13を介して負荷12に供給され,負荷12は所定の
作業を開始する。サ−ビスタンク5内の液体が低下し,
低位レベルLに達すると,ポンプ9が駆動されて,屋外
タンク1から供給管7を介してサ−ビスタンク5に液体
が補給される。この補給は負荷12の駆動・停止の如何
にかかわらず継続する。なお,電磁弁8はポンプ9のO
Nの直前(例えば1秒前)に開かれ,ポンプ9のOFF
の直後(例えば1秒後)に閉ざされるようになっている
ものとする。次に負荷12の停止に伴ってサ−ビスタン
ク5内の液体が増大し,高位レベルHに到達すると,そ
の到達信号によってポンプ9は停止し,さらに,最高位
レベルHHに到達した場合にはポンプ11がONとなり
戻入管10を介してサ−ビスタンク5の液体が屋外タン
クに戻される戻入動作が始まり,この戻入動作はサ−ビ
スタンク5内の液体が高位レベルHへと低下するまで継
続する。なお,屋外タンク1の液体が最低位レベルLL
まで低下したとき,また,サ−ビスタンク5の液体が最
高位レベルHH又は最低位レベルLLとなったときに
は,夫々警報が発生し,その状態を係員に知らせる。
量の燃料等の液体が収納されている状態において,ポン
プ14を駆動すると,サ−ビスタンク5から液体が供給
管13を介して負荷12に供給され,負荷12は所定の
作業を開始する。サ−ビスタンク5内の液体が低下し,
低位レベルLに達すると,ポンプ9が駆動されて,屋外
タンク1から供給管7を介してサ−ビスタンク5に液体
が補給される。この補給は負荷12の駆動・停止の如何
にかかわらず継続する。なお,電磁弁8はポンプ9のO
Nの直前(例えば1秒前)に開かれ,ポンプ9のOFF
の直後(例えば1秒後)に閉ざされるようになっている
ものとする。次に負荷12の停止に伴ってサ−ビスタン
ク5内の液体が増大し,高位レベルHに到達すると,そ
の到達信号によってポンプ9は停止し,さらに,最高位
レベルHHに到達した場合にはポンプ11がONとなり
戻入管10を介してサ−ビスタンク5の液体が屋外タン
クに戻される戻入動作が始まり,この戻入動作はサ−ビ
スタンク5内の液体が高位レベルHへと低下するまで継
続する。なお,屋外タンク1の液体が最低位レベルLL
まで低下したとき,また,サ−ビスタンク5の液体が最
高位レベルHH又は最低位レベルLLとなったときに
は,夫々警報が発生し,その状態を係員に知らせる。
【0009】以上の運転状態において,戻入管10が破
損した場合について説明する。サ−ビスタンク5内の液
体のレベルが高位レベルHの場合には,取出口5dのレ
ベルである高位レベルHよりも若干下方のレベル(例え
ば30〜50mm程度)となるまでの区間の分だけ液体
が流れるが,このレベルに到達すると,それ以降は液体
の流出は防止される。この場合,戻入管10を高位レベ
ルHの位置の取出口に連結しておけば,上記の流出の点
では望ましいが,次の点からHレベルより若干下方の位
置としたものである。即ち,サ−ビスタンク5内の液体
のレベルが最高位レベルHHに到達したため高位レベル
Hに戻すためにポンプ11が作動し,戻入管10による
戻入動作がなされる場合,ポンプ11はサ−ビスタンク
5の液面HHでONとなり,液面HとなったときOFF
となるが,何等かの原因で液面Hとなった後OFFとな
らなかったり,OFFとなるのが遅れた場合には,戻入
管10にサ−ビスタンク5から空気が吸い込まれるとい
う困った事態が生じるが,取出口5dがHレベルより若
干下方位置にあれば,液体が継続して戻入されるため空
気が吸い込まれることは避けられるからである。
損した場合について説明する。サ−ビスタンク5内の液
体のレベルが高位レベルHの場合には,取出口5dのレ
ベルである高位レベルHよりも若干下方のレベル(例え
ば30〜50mm程度)となるまでの区間の分だけ液体
が流れるが,このレベルに到達すると,それ以降は液体
の流出は防止される。この場合,戻入管10を高位レベ
ルHの位置の取出口に連結しておけば,上記の流出の点
では望ましいが,次の点からHレベルより若干下方の位
置としたものである。即ち,サ−ビスタンク5内の液体
のレベルが最高位レベルHHに到達したため高位レベル
Hに戻すためにポンプ11が作動し,戻入管10による
戻入動作がなされる場合,ポンプ11はサ−ビスタンク
5の液面HHでONとなり,液面HとなったときOFF
となるが,何等かの原因で液面Hとなった後OFFとな
らなかったり,OFFとなるのが遅れた場合には,戻入
管10にサ−ビスタンク5から空気が吸い込まれるとい
う困った事態が生じるが,取出口5dがHレベルより若
干下方位置にあれば,液体が継続して戻入されるため空
気が吸い込まれることは避けられるからである。
【0010】
【考案の効果】本考案は上記のように戻入管のサ−ビス
タンクとの取出口の連結位置をサ−ビスタンクのHレベ
ルより若干下方となる位置に設定するようにしたもので
あるから,次に述べるような優れた効果を有する。 万一,戻入管が破損した場合にも,サ−ビスタンク内
の液体は,最大量Hレベル〜取出口までの僅かなレベル
の区間の液体の流出するにとどまり,従来のもののよう
にH〜Lまでの大量の流出,さらに,これに加えて屋外
タンクからの液体の流出は防止できる。 万一,ポンプ9がHレベルに到達しても止まらなかっ
た場合も,そのレベルが最高位レベルHHとなったとき
はポンプ11が作動して,戻入管10を介してサ−ビス
タンク5内の液体が屋外タンク1に戻入されるので,サ
−ビスタンクの変動はHH〜H内の範囲に収まる。
タンクとの取出口の連結位置をサ−ビスタンクのHレベ
ルより若干下方となる位置に設定するようにしたもので
あるから,次に述べるような優れた効果を有する。 万一,戻入管が破損した場合にも,サ−ビスタンク内
の液体は,最大量Hレベル〜取出口までの僅かなレベル
の区間の液体の流出するにとどまり,従来のもののよう
にH〜Lまでの大量の流出,さらに,これに加えて屋外
タンクからの液体の流出は防止できる。 万一,ポンプ9がHレベルに到達しても止まらなかっ
た場合も,そのレベルが最高位レベルHHとなったとき
はポンプ11が作動して,戻入管10を介してサ−ビス
タンク5内の液体が屋外タンク1に戻入されるので,サ
−ビスタンクの変動はHH〜H内の範囲に収まる。
【図1】本考案の一実施例を示す配管も含めた正面略図
である。
である。
【図2】従来例の配管も含めた正面略図である。
1:屋外タンク 5:サ−ビスタンク 5a:供給口 5b,5d:取出口 7:供給管 10:戻入管 12:負荷
Claims (1)
- 【請求項1】 屋外タンクに収納された燃料等の液体を
サ−ビスタンクを介して内燃機関等の負荷に供給するよ
うにした供給システムにおいて,上記サ−ビスタンク内
の液体のレベルが低位レベルL又は最低位レベルLLの
ときは供給管を介して屋外タンクからの補給を受け,こ
のサ−ビスタンクのレベルが高位レベルHとなったとき
は上記補給を停止し,このサ−ビスタンクの液面が高位
レベルHより上位の最高位レベルHHとなったときは,
戻入管を介して上記屋外タンクへ液体を戻入するように
した戻入管の経路を備え,上記戻入管のサ−ビスタンク
との連結はサ−ビスタンクの高位レベルHよりも若干下
方位置に設けた取出口で行うようにしたことを特徴とす
る屋外タンクとサ−ビスタンクとの循環装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2096391U JP2517594Y2 (ja) | 1991-03-11 | 1991-03-11 | 屋外タンクとサ−ビスタンクとの循環装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2096391U JP2517594Y2 (ja) | 1991-03-11 | 1991-03-11 | 屋外タンクとサ−ビスタンクとの循環装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04109461U JPH04109461U (ja) | 1992-09-22 |
JP2517594Y2 true JP2517594Y2 (ja) | 1996-11-20 |
Family
ID=31906911
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2096391U Expired - Lifetime JP2517594Y2 (ja) | 1991-03-11 | 1991-03-11 | 屋外タンクとサ−ビスタンクとの循環装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2517594Y2 (ja) |
-
1991
- 1991-03-11 JP JP2096391U patent/JP2517594Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04109461U (ja) | 1992-09-22 |
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