JP2517225Y2 - 弁装置 - Google Patents
弁装置Info
- Publication number
- JP2517225Y2 JP2517225Y2 JP8434191U JP8434191U JP2517225Y2 JP 2517225 Y2 JP2517225 Y2 JP 2517225Y2 JP 8434191 U JP8434191 U JP 8434191U JP 8434191 U JP8434191 U JP 8434191U JP 2517225 Y2 JP2517225 Y2 JP 2517225Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plug
- valve
- retainer
- ceramic
- guide
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Lift Valve (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、バルブプラグを昇降さ
せることによりシートリング側の流通孔を開閉制御する
弁装置に関し、特にバルブプラグにおけるプラグ特性部
をセラミック製プラグによって構成してなる弁装置に関
する。
せることによりシートリング側の流通孔を開閉制御する
弁装置に関し、特にバルブプラグにおけるプラグ特性部
をセラミック製プラグによって構成してなる弁装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来から、この種の弁装置としては、種
々の構造を有するものが知られており、たとえば図4に
示したようなストレートスルー型のものや図5に示した
ようなアングル型のもの等がある。これを各図において
説明すると、図4において符号1で示すものは三方向に
開口する弁本体で、内部には仕切り壁2によって二つの
隔室3,4が形成されている。この弁本体1の仕切り壁
2には軸線方向に開口するリング取付け孔2aが設けら
れ、このリング取付け孔2aには前記両隔室3,4内に
開放する流通孔5aを有するシートリング5が固定され
ている。6は弁本体1の軸線方向に開口する挿通孔6a
を有する上蓋で、前記弁本体1上にスタッドボルト7お
よびナット8によって固定されている。9は前記流通孔
5aを開閉制御するバルブプラグで、前記シートリング
5の軸線上に進退自在に設けられ、かつ前記挿通孔6a
内のパッキン10を挿通するステム11に取付けられて
いる。12はこのバルブプラグ9を案内するガイドリン
グで、前記弁本体1内に固定されている。
々の構造を有するものが知られており、たとえば図4に
示したようなストレートスルー型のものや図5に示した
ようなアングル型のもの等がある。これを各図において
説明すると、図4において符号1で示すものは三方向に
開口する弁本体で、内部には仕切り壁2によって二つの
隔室3,4が形成されている。この弁本体1の仕切り壁
2には軸線方向に開口するリング取付け孔2aが設けら
れ、このリング取付け孔2aには前記両隔室3,4内に
開放する流通孔5aを有するシートリング5が固定され
ている。6は弁本体1の軸線方向に開口する挿通孔6a
を有する上蓋で、前記弁本体1上にスタッドボルト7お
よびナット8によって固定されている。9は前記流通孔
5aを開閉制御するバルブプラグで、前記シートリング
5の軸線上に進退自在に設けられ、かつ前記挿通孔6a
内のパッキン10を挿通するステム11に取付けられて
いる。12はこのバルブプラグ9を案内するガイドリン
グで、前記弁本体1内に固定されている。
【0003】また、図5において符号1で示すものも三
方向に開口する弁本体で、上方開口部にスタッドボルト
7およびナット8によって上蓋6が設けられており、内
部には軸線方向に開口する流通孔5aを有するシートリ
ング5が固定されている。そして、この流通孔5aが、
上蓋6を貫通するステム11に設けられて軸線方向に進
退動作するバルブプラグ9により開閉制御されるように
なっている。
方向に開口する弁本体で、上方開口部にスタッドボルト
7およびナット8によって上蓋6が設けられており、内
部には軸線方向に開口する流通孔5aを有するシートリ
ング5が固定されている。そして、この流通孔5aが、
上蓋6を貫通するステム11に設けられて軸線方向に進
退動作するバルブプラグ9により開閉制御されるように
なっている。
【0004】ところで、近年この種の弁装置において、
バルブプラグ9における被制御流体に晒されるプラグ特
性部を、耐摩耗性や耐食性を考慮し、セラミック材によ
って形成したものとして、たとえば図6に示すような構
造のものが知られている。すなわち、この従来例では、
ステム11によって軸線方向に進退動作されるバルブプ
ラグ9を、全体が略筒状を呈する金属製のプラグガイド
15と、このプラグガイド15の内孔15a先端側に形
成した段付部15bに基端フランジ部16aが係止され
た状態で配置されかつ先端がプラグ特性部として流通孔
5aを開閉するセラミック製のプラグ16と、このプラ
グ16の基端フランジ16aを、筒状プラグガイド15
の内孔15a内で反係止側から押え付けて固定するよう
に内孔15aに螺合される金属製のプラグ押え17とか
ら構成し、このプラグ押え17が前記ステム11に螺合
によって連結するようになっていた。ここで、この従来
例では、前述した流通孔5aを有するシートリング5と
バルブプラグ9を案内するガイドリング12とを一体構
造としたケージタイプのものである場合を例示してい
る。なお、図中13はケージ窓である。
バルブプラグ9における被制御流体に晒されるプラグ特
性部を、耐摩耗性や耐食性を考慮し、セラミック材によ
って形成したものとして、たとえば図6に示すような構
造のものが知られている。すなわち、この従来例では、
ステム11によって軸線方向に進退動作されるバルブプ
ラグ9を、全体が略筒状を呈する金属製のプラグガイド
15と、このプラグガイド15の内孔15a先端側に形
成した段付部15bに基端フランジ部16aが係止され
た状態で配置されかつ先端がプラグ特性部として流通孔
5aを開閉するセラミック製のプラグ16と、このプラ
グ16の基端フランジ16aを、筒状プラグガイド15
の内孔15a内で反係止側から押え付けて固定するよう
に内孔15aに螺合される金属製のプラグ押え17とか
ら構成し、このプラグ押え17が前記ステム11に螺合
によって連結するようになっていた。ここで、この従来
例では、前述した流通孔5aを有するシートリング5と
バルブプラグ9を案内するガイドリング12とを一体構
造としたケージタイプのものである場合を例示してい
る。なお、図中13はケージ窓である。
【0005】すなわち、セラミック材は一般に高価で、
しかも加工が難しく、また硬いが脆く欠け易いものであ
る。このため、バルブプラグ9として使用する際には、
このプラグ9全体をセラミック材では形成せずに、損傷
の受け易い最小部分に抑え、かつ必要に応じて交換可能
とすることが望ましく、特に被制御流体に晒されるプラ
グ特性部のみをプラグ16としてセラミック材で形成
し、これをバルブプラグ9を構成する筒状プラグガイド
15内に組込みかつプラグ押え17で固定することが、
従来から一般的であった。
しかも加工が難しく、また硬いが脆く欠け易いものであ
る。このため、バルブプラグ9として使用する際には、
このプラグ9全体をセラミック材では形成せずに、損傷
の受け易い最小部分に抑え、かつ必要に応じて交換可能
とすることが望ましく、特に被制御流体に晒されるプラ
グ特性部のみをプラグ16としてセラミック材で形成
し、これをバルブプラグ9を構成する筒状プラグガイド
15内に組込みかつプラグ押え17で固定することが、
従来から一般的であった。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たようなセラミック製プラグ16を用いてなる従来構造
によれば、プラグガイド15内に、セラミック製プラグ
16を係止保持させた状態で、プラグ押え17を螺合し
て固定する際に、このプラグ押え17の内方端押え部1
7aが、セラミック製プラグ16の基端フランジ16a
の端面に当接し、これをプラグガイド15内で回転させ
る虞れがあり、次のような不具合を招く原因となってい
た。
たようなセラミック製プラグ16を用いてなる従来構造
によれば、プラグガイド15内に、セラミック製プラグ
16を係止保持させた状態で、プラグ押え17を螺合し
て固定する際に、このプラグ押え17の内方端押え部1
7aが、セラミック製プラグ16の基端フランジ16a
の端面に当接し、これをプラグガイド15内で回転させ
る虞れがあり、次のような不具合を招く原因となってい
た。
【0007】すなわち、上述したセラミック製プラグ1
6が、プラグガイド15内で回転すると、プラグガイド
15との摺接部分が擦れ合い、あるいはこのプラグ16
が回転しなくとも、このプラグ16の基端フランジ16
aの端面と前記プラグ押え17の内方端での摺接部分が
擦れ合い、その結果としてセラミック製のプラグ16の
摺接部分に微小なクラックが発生し、このプラグ16の
損傷、破損等を招いてしまうといった実用面での問題を
生じる虞れがあり、このような問題点を解決し得る何ら
かの対策を講じることが望まれている。勿論、従来から
図6に示されるように、セラミック製プラグ16に対し
ての金属製プラグ押え17の摺接部分は、その接触面積
が最小限となるような形状をもって形成されているが、
プラグ押え17を螺合させる際に、これとプラグ16と
の間あるいはプラグ16とプラグガイド15との間で相
対的な回転変位を生じることは避けられないもので、こ
のような点を配慮しなければならない。
6が、プラグガイド15内で回転すると、プラグガイド
15との摺接部分が擦れ合い、あるいはこのプラグ16
が回転しなくとも、このプラグ16の基端フランジ16
aの端面と前記プラグ押え17の内方端での摺接部分が
擦れ合い、その結果としてセラミック製のプラグ16の
摺接部分に微小なクラックが発生し、このプラグ16の
損傷、破損等を招いてしまうといった実用面での問題を
生じる虞れがあり、このような問題点を解決し得る何ら
かの対策を講じることが望まれている。勿論、従来から
図6に示されるように、セラミック製プラグ16に対し
ての金属製プラグ押え17の摺接部分は、その接触面積
が最小限となるような形状をもって形成されているが、
プラグ押え17を螺合させる際に、これとプラグ16と
の間あるいはプラグ16とプラグガイド15との間で相
対的な回転変位を生じることは避けられないもので、こ
のような点を配慮しなければならない。
【0008】特に、上述したセラミック製プラグ16
は、弁装置内で流体流路中に晒され、弁閉時にはシート
リング5との接触、摩擦、固着力等によって、また弁開
時には流体の流れや乱流等によるサイドフォースを受け
ることによって、引張り荷重や曲げ荷重を受け、破損問
題を生じ易いものであり、バルブとしての信頼性を保つ
うえで、上述したクラック等を防止し得る対策が必要と
されている。
は、弁装置内で流体流路中に晒され、弁閉時にはシート
リング5との接触、摩擦、固着力等によって、また弁開
時には流体の流れや乱流等によるサイドフォースを受け
ることによって、引張り荷重や曲げ荷重を受け、破損問
題を生じ易いものであり、バルブとしての信頼性を保つ
うえで、上述したクラック等を防止し得る対策が必要と
されている。
【0009】
【課題を解決するための手段】このような要請に応える
ために本考案に係る弁装置は、弁本体内で流通孔を開閉
するバルブプラグを、筒状のプラグガイドの内孔段付部
に、基端フランジにより係止されるプラグ特性部として
セラミック製プラグと、プラグガイドの反係止側から螺
合されるプラグ押えとの間に、挾持されるスペーサを、
プラグとの当接面をプラグ押えとの当接面よりも広く形
成したスペーサが挾み込まれるようにして介在させるよ
うに構成したものである。
ために本考案に係る弁装置は、弁本体内で流通孔を開閉
するバルブプラグを、筒状のプラグガイドの内孔段付部
に、基端フランジにより係止されるプラグ特性部として
セラミック製プラグと、プラグガイドの反係止側から螺
合されるプラグ押えとの間に、挾持されるスペーサを、
プラグとの当接面をプラグ押えとの当接面よりも広く形
成したスペーサが挾み込まれるようにして介在させるよ
うに構成したものである。
【0010】
【作用】本考案によれば、筒状プラグガイドの内孔内
に、セラミック製プラグを挿通させ、その基端フランジ
を内孔段付部に係止させるとともに、この基端フランジ
端面上にスペーサを介在させた状態で、プラグの反係止
側からプラグ押えを、プラグガイド内に螺合し、その先
端部をスペーサに当接させた状態で固定することによ
り、バルブプラグが構成される。
に、セラミック製プラグを挿通させ、その基端フランジ
を内孔段付部に係止させるとともに、この基端フランジ
端面上にスペーサを介在させた状態で、プラグの反係止
側からプラグ押えを、プラグガイド内に螺合し、その先
端部をスペーサに当接させた状態で固定することによ
り、バルブプラグが構成される。
【0011】
【実施例】図1は本考案に係る弁装置の一実施例を示す
ものであり、同図において前述した図6等と同一または
相当する部分には、同一番号を付し、その詳細な説明は
省略する。
ものであり、同図において前述した図6等と同一または
相当する部分には、同一番号を付し、その詳細な説明は
省略する。
【0012】さて、本考案によれば、前述したような弁
装置において、弁本体1内で流通孔5aを開閉するバル
ブプラグ9を、筒状のプラグガイド12の内孔12aに
おける段付部12bに、基端フランジ16aにより係止
されるプラグ特性部としてセラミック製プラグ16と、
プラグガイド12の反係止側から螺合されるプラグ押え
17との間に、プラグ16側との当接面をプラグ押え1
7側との当接面よりも広く形成したスペーサ20を介在
させて挾持したところに特徴を有している。
装置において、弁本体1内で流通孔5aを開閉するバル
ブプラグ9を、筒状のプラグガイド12の内孔12aに
おける段付部12bに、基端フランジ16aにより係止
されるプラグ特性部としてセラミック製プラグ16と、
プラグガイド12の反係止側から螺合されるプラグ押え
17との間に、プラグ16側との当接面をプラグ押え1
7側との当接面よりも広く形成したスペーサ20を介在
させて挾持したところに特徴を有している。
【0013】ここで、上述したスペーサ20は、プラグ
押え17との当接部分20aが、プラグ押え17のプラ
グガイド15への螺合による固定時に、すべりを生じて
摺接しかつ必要最小限の小さい接触面積をもって形成さ
れ、一方プラグ16との当接部分20bは、すべりを生
じないような大きな面積をもって形成するとよい。
押え17との当接部分20aが、プラグ押え17のプラ
グガイド15への螺合による固定時に、すべりを生じて
摺接しかつ必要最小限の小さい接触面積をもって形成さ
れ、一方プラグ16との当接部分20bは、すべりを生
じないような大きな面積をもって形成するとよい。
【0014】そして、このようにすることで、バルブプ
ラグ9の組立て時に、プラグ押え17をプラグガイド1
5内に螺合した際に、このプラグ押え17のセラミック
製プラグ16との擦れ合いをなくし、さらに上述した接
触面積差による摩擦力の大小によって、プラグ押え17
の回転が、スペーサ20との間でのみ生じるようにし、
その結果セラミック製プラグ16のプラグガイド15内
での回転を防止し、従来のようなプラグ16の回転によ
るクラックの発生を防ぎ、破損問題を一掃し得るもので
ある。したがって、このような構成によれば、セラミッ
ク製プラグ16への各種の作用力に伴なう損傷問題を必
要最小限とし、従来に比べてバルブとしての信頼性を向
上させ得るものである。
ラグ9の組立て時に、プラグ押え17をプラグガイド1
5内に螺合した際に、このプラグ押え17のセラミック
製プラグ16との擦れ合いをなくし、さらに上述した接
触面積差による摩擦力の大小によって、プラグ押え17
の回転が、スペーサ20との間でのみ生じるようにし、
その結果セラミック製プラグ16のプラグガイド15内
での回転を防止し、従来のようなプラグ16の回転によ
るクラックの発生を防ぎ、破損問題を一掃し得るもので
ある。したがって、このような構成によれば、セラミッ
ク製プラグ16への各種の作用力に伴なう損傷問題を必
要最小限とし、従来に比べてバルブとしての信頼性を向
上させ得るものである。
【0015】また、上述した構成では、スペーサ20に
おいてプラグ押え17との当接部分2aでの摺接状態が
得られるようにすればよいので、それ以外の部分の加工
をラフに行えるといった利点もある。
おいてプラグ押え17との当接部分2aでの摺接状態が
得られるようにすればよいので、それ以外の部分の加工
をラフに行えるといった利点もある。
【0016】このような利点は、図2に示すように、ス
ペーサ20のプラグ押え17との当接部分20aを球面
形状で形成すると、より一層効果的である。また、この
スペーサ20におけるプラグ16側との当接部分20b
での回り止めを確実に行なえるように、上述したような
摩擦力に代えて、図3において(a),(b),(c) で示したよ
うに、スペーサ20側の当接部分20bとセラミック製
プラグ16における基端フランジ16aの端面とを、相
互に噛合う噛合い形状を有する回転防止用噛合い部3
0,31をもって形成すると、より効果を発揮し得るこ
とは容易に理解されよう。
ペーサ20のプラグ押え17との当接部分20aを球面
形状で形成すると、より一層効果的である。また、この
スペーサ20におけるプラグ16側との当接部分20b
での回り止めを確実に行なえるように、上述したような
摩擦力に代えて、図3において(a),(b),(c) で示したよ
うに、スペーサ20側の当接部分20bとセラミック製
プラグ16における基端フランジ16aの端面とを、相
互に噛合う噛合い形状を有する回転防止用噛合い部3
0,31をもって形成すると、より効果を発揮し得るこ
とは容易に理解されよう。
【0017】なお、本考案は上述した実施例構造には限
定されず、各部の形状、構造等を適宜変形、変更し得る
ことは言うまでもない。たとえば弁装置において、ガイ
ドリング12やシートリング5の構造を始めとする各部
の構造等として、種々の変形例が考えられることは勿論
である。
定されず、各部の形状、構造等を適宜変形、変更し得る
ことは言うまでもない。たとえば弁装置において、ガイ
ドリング12やシートリング5の構造を始めとする各部
の構造等として、種々の変形例が考えられることは勿論
である。
【0018】
【考案の効果】以上説明したように本考案に係る弁装置
によれば、バルブプラグを、筒状プラグガイドの内孔段
付部に、基端フランジにより係止されるプラグ特性部と
してセラミック製プラグと、プラグガイドの反係止側か
ら螺合されるプラグ押えとの間に、プラグとの当接面を
プラグ押えとの当接面よりも広く形成したスペーサが、
挾み込まれるように介在させるようにしたので、バルブ
プラグ組立て時に、プラグ押えをプラグガイド内に螺合
した際に、このプラグ押えのセラミック製プラグとの擦
れ合いをなくすとともに、接触面積差による摩擦力の大
小によって、プラグ押えの回転が、スペーサとの間での
み生じるようにし、その結果セラミック製プラグのプラ
グガイド内での回転を防止し、従来のようなプラグの回
転によるクラックの発生や破損問題を防ぎ、バルブとし
ての信頼性を向上させ得るという実用上優れた効果があ
る。
によれば、バルブプラグを、筒状プラグガイドの内孔段
付部に、基端フランジにより係止されるプラグ特性部と
してセラミック製プラグと、プラグガイドの反係止側か
ら螺合されるプラグ押えとの間に、プラグとの当接面を
プラグ押えとの当接面よりも広く形成したスペーサが、
挾み込まれるように介在させるようにしたので、バルブ
プラグ組立て時に、プラグ押えをプラグガイド内に螺合
した際に、このプラグ押えのセラミック製プラグとの擦
れ合いをなくすとともに、接触面積差による摩擦力の大
小によって、プラグ押えの回転が、スペーサとの間での
み生じるようにし、その結果セラミック製プラグのプラ
グガイド内での回転を防止し、従来のようなプラグの回
転によるクラックの発生や破損問題を防ぎ、バルブとし
ての信頼性を向上させ得るという実用上優れた効果があ
る。
【図1】本考案に係る弁装置の一実施例を示す要部拡大
断面図である。
断面図である。
【図2】本考案の変形例を示す概略図である。
【図3】本考案のさらに別の変形例を、(a),(b),(c) の
それぞれに示す概略分解斜視図である。
それぞれに示す概略分解斜視図である。
【図4】本考案を適用して好適な弁装置としてストレー
トスルー弁の一例を示す概略断面図である。
トスルー弁の一例を示す概略断面図である。
【図5】本考案を適用して好適な弁装置としてアングル
弁の一例を示す概略断面図である。
弁の一例を示す概略断面図である。
【図6】従来のバルブプラグ構造を説明するための要部
断面図である。
断面図である。
1 弁本体 5 シートリング 5a 流通孔 6 上蓋 9 バルブプラグ 11 ステム 12 ガイドリング 15 筒状プラグガイド 15a 内孔 15b 段付部 16 セラミック製プラグ 16a 基端フランジ 17 プラグ押え 17a 内方端押え部 20 スペーサ 20a 当接部分 20b 当接部分
Claims (1)
- 【請求項1】 弁本体内に固定され軸線方向に開口する
流通口を有するシートリングと、筒状のプラグガイドの
内孔段付部に前記流通孔を開閉するセラミック製のプラ
グを係止しかつ反係止側からプラグ押えで固定されるこ
とにより構成されるバルブプラグとを備えてなる弁装置
において、 前記バルブプラグを構成するセラミック製プラグとプラ
グ押えとの間に、プラグとの当接面をプラグ押えとの当
接面よりも広く形成したスペーサを介在させて挾持保持
したことを特徴とする弁装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8434191U JP2517225Y2 (ja) | 1991-09-20 | 1991-09-20 | 弁装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8434191U JP2517225Y2 (ja) | 1991-09-20 | 1991-09-20 | 弁装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0527436U JPH0527436U (ja) | 1993-04-09 |
JP2517225Y2 true JP2517225Y2 (ja) | 1996-11-20 |
Family
ID=13827810
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8434191U Expired - Lifetime JP2517225Y2 (ja) | 1991-09-20 | 1991-09-20 | 弁装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2517225Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4815155B2 (ja) * | 2005-06-13 | 2011-11-16 | 株式会社森田鉄工所 | 制御弁 |
US8534323B2 (en) * | 2009-04-10 | 2013-09-17 | Flowserve Corporation | Control valves and methods of flowing a material through a control valve |
-
1991
- 1991-09-20 JP JP8434191U patent/JP2517225Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0527436U (ja) | 1993-04-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5255396A (en) | Sanitary cleaning device including a rotation deceleration device | |
CA2387226C (en) | Plug valve having seal segments with booster springs | |
GB2073374A (en) | Valve assembly | |
WO2001005211B1 (en) | Gate valve | |
JP2809399B2 (ja) | ボール弁 | |
JP2517225Y2 (ja) | 弁装置 | |
US4502180A (en) | Door control device having piston assembly with separately formed rack | |
US5106055A (en) | Dynamic double action valve | |
CA3218858A1 (en) | Retaining mechanism for a load pin on a clevis hook assembly | |
US5398725A (en) | Flow control device | |
US373522A (en) | Valve | |
US4174825A (en) | Ball valve with reciprocal and rotatable spindle | |
US4423642A (en) | Actuator | |
CA2003068A1 (en) | Sanitary water valve with actuating mechanism | |
JPH0311491Y2 (ja) | ||
JPH0135986Y2 (ja) | ||
US2497396A (en) | Spud for flush tank levers | |
JP4055032B2 (ja) | 弁装置 | |
CA2177315C (en) | Quick coupling for fluids under pressure | |
JPS6021268B2 (ja) | ゲ−ト弁 | |
JPH0138380Y2 (ja) | ||
US3358962A (en) | Self-locking positioning device | |
JPS61157886A (ja) | コントロールバルブ | |
JPS6275149A (ja) | 開閉式連鎖環 | |
JP2581514Y2 (ja) | バタフライバルブ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |