JP2517130Y2 - 二物収容型のチューブ容器 - Google Patents
二物収容型のチューブ容器Info
- Publication number
- JP2517130Y2 JP2517130Y2 JP1989090145U JP9014589U JP2517130Y2 JP 2517130 Y2 JP2517130 Y2 JP 2517130Y2 JP 1989090145 U JP1989090145 U JP 1989090145U JP 9014589 U JP9014589 U JP 9014589U JP 2517130 Y2 JP2517130 Y2 JP 2517130Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container
- tube
- tube container
- bottom portion
- liquid
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Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、二つの異なる物を収容するとともに、この
二物の混合割合を調整することができるチューブ容器に
関する。
二物の混合割合を調整することができるチューブ容器に
関する。
従来、二液を収容する容器として、実開昭61-43171号
公報に開示されたものがある。この公報に記載された容
器は、第3図に示されているように容器本体1に第1液
Aを、カップ状の補助容器体2に第2液Bを夫々収容し
ている。そして、第1液Aと第2液Bを使用する場合
に、蓋体30を押圧することによって蓋体30の突出部31が
補助容器体2の底部の開口予定部32を破断して、第2液
Bが容器本体1に流入する構造のものである。
公報に開示されたものがある。この公報に記載された容
器は、第3図に示されているように容器本体1に第1液
Aを、カップ状の補助容器体2に第2液Bを夫々収容し
ている。そして、第1液Aと第2液Bを使用する場合
に、蓋体30を押圧することによって蓋体30の突出部31が
補助容器体2の底部の開口予定部32を破断して、第2液
Bが容器本体1に流入する構造のものである。
さらに、二物収容型チューブ容器としては、実開昭63
-23269号公報に開示されたものがある。このチューブ容
器は可撓性のある合成樹脂製であり、その内部に二液性
の反応液剤の一方を収容し、さらに部分的にヒートシー
ルして通液間隔を保った状態で下方に収容室を形成し、
この収容室の内部に二液性反応液剤の他方を収容すると
ともに外圧によって破裂する袋体を収容し、前記二液性
の反応液剤の一方は前記通液間隔を通じて前記の収容室
にも入るようにしたものである。
-23269号公報に開示されたものがある。このチューブ容
器は可撓性のある合成樹脂製であり、その内部に二液性
の反応液剤の一方を収容し、さらに部分的にヒートシー
ルして通液間隔を保った状態で下方に収容室を形成し、
この収容室の内部に二液性反応液剤の他方を収容すると
ともに外圧によって破裂する袋体を収容し、前記二液性
の反応液剤の一方は前記通液間隔を通じて前記の収容室
にも入るようにしたものである。
しかしながら、第3図の従来例では、構造が簡単であ
るが、補助容器体2の底部の開講予定部32が破断され
て、補助容器体2の第2液Bが予期本体1に流入してい
る際に、流入をとめて二液の混合割合の量を調整するこ
とは困難である。また、二液を単独で連続して使用する
場合等にも使い難いものである。
るが、補助容器体2の底部の開講予定部32が破断され
て、補助容器体2の第2液Bが予期本体1に流入してい
る際に、流入をとめて二液の混合割合の量を調整するこ
とは困難である。また、二液を単独で連続して使用する
場合等にも使い難いものである。
さらに、前記の実開昭63-23269号公報に開示されたも
のは、二液の化学量論量が定まっており、使用に際して
外圧を袋体に加えてこれを破断して袋体の液を収容室に
出して、チューブを揉むことにより二液を均一に混合、
反応させるのであるから、二液の混合割合を調整するこ
とは全く不可能である。
のは、二液の化学量論量が定まっており、使用に際して
外圧を袋体に加えてこれを破断して袋体の液を収容室に
出して、チューブを揉むことにより二液を均一に混合、
反応させるのであるから、二液の混合割合を調整するこ
とは全く不可能である。
本考案は、前記事項に鑑みなされたものであり、構造
が簡単で、混合割合の調整が可能で、しかも、一液づつ
の使用も容易である二物収容型のチューブ容器とするこ
とを技術的課題とする。
が簡単で、混合割合の調整が可能で、しかも、一液づつ
の使用も容易である二物収容型のチューブ容器とするこ
とを技術的課題とする。
本考案は、前記の技術的課題を解決するために以下の
ような構成とした。
ような構成とした。
即ち、チューブ容器本体5の底部8の下方に前記底部
8から間隔を置いて第2底部9を設け、前記底部8と第
2底部9の間を破断可能な第2収容部6とし、底部8よ
り上方の前記チューブ容器本体5内には第1収容物を収
容し、前記第2収容部6には第2チューブ容器15を収容
し、この第2チューブ容器15内には第2収容物を収容し
た二物収容型のチューブ容器とした。
8から間隔を置いて第2底部9を設け、前記底部8と第
2底部9の間を破断可能な第2収容部6とし、底部8よ
り上方の前記チューブ容器本体5内には第1収容物を収
容し、前記第2収容部6には第2チューブ容器15を収容
し、この第2チューブ容器15内には第2収容物を収容し
た二物収容型のチューブ容器とした。
本考案は、チューブ容器本体5のキャップ7を外し
て、必要量の第1収容物を予め用意した器などに押し出
す。そして、第2収容部6の側部等を破断して、第2チ
ューブ容器15を取り出してキャップ16を外し、この第2
チューブ容器内の第2収容物を、押し出し量に対する混
合割合で前記器などに押し出す。そして、第1収容物と
第2収容物を混合して使用する。或いは、第1収容物又
は第2収容物を別々に使用する。
て、必要量の第1収容物を予め用意した器などに押し出
す。そして、第2収容部6の側部等を破断して、第2チ
ューブ容器15を取り出してキャップ16を外し、この第2
チューブ容器内の第2収容物を、押し出し量に対する混
合割合で前記器などに押し出す。そして、第1収容物と
第2収容物を混合して使用する。或いは、第1収容物又
は第2収容物を別々に使用する。
以下、本考案による実施例について第1図及び第2図
を参照して説明する。
を参照して説明する。
この実施例は、チューブ容器本体5を合成樹脂製と
し、このチューブ容器本体5の下方を溶着して底部8を
形成し、この底部8から間隔を置いて下方を溶着して第
2底部9を形成する。さらに、前記底部8と第2底部9
の間を第2収容部6とする。前記底部8より上方のチュ
ーブ容器本体5内には、パーマネント用の第1液として
の第1収容物を収容し、前記第2収容部6には、合成樹
脂製の第2チューブ容器15を収容している。そして、こ
の第2チューブ容器15内には、パーマネント用の第2液
である第2収容物を収容している。
し、このチューブ容器本体5の下方を溶着して底部8を
形成し、この底部8から間隔を置いて下方を溶着して第
2底部9を形成する。さらに、前記底部8と第2底部9
の間を第2収容部6とする。前記底部8より上方のチュ
ーブ容器本体5内には、パーマネント用の第1液として
の第1収容物を収容し、前記第2収容部6には、合成樹
脂製の第2チューブ容器15を収容している。そして、こ
の第2チューブ容器15内には、パーマネント用の第2液
である第2収容物を収容している。
そして、第2収容部6の側部又は第2底部9の近くの
第2収容部6に切断線を設けることも可能である。
第2収容部6に切断線を設けることも可能である。
この二物収容型のチューブ容器を使用する際は、前記
作用の項で述べたように収容物を器等に押し出して行
う。
作用の項で述べたように収容物を器等に押し出して行
う。
本考案は、チューブ容器本体5の下方に設けた第2収
容部6に第2チューブ容器15を収容しているので、チュ
ーブ容器本体5と第2チューブ容器15を常に一まとめに
することができ、保管又は携帯に便利である。
容部6に第2チューブ容器15を収容しているので、チュ
ーブ容器本体5と第2チューブ容器15を常に一まとめに
することができ、保管又は携帯に便利である。
そして、第1収容物をチューブ容器本体5内に、第2
収容物を第2チューブ容器15内に、夫々収容しているの
で、第1収容物及び第2収納物のいずれも、注出量を容
易に調整することができ、ひいては二物の混合割合を調
整できて便利である。
収容物を第2チューブ容器15内に、夫々収容しているの
で、第1収容物及び第2収納物のいずれも、注出量を容
易に調整することができ、ひいては二物の混合割合を調
整できて便利である。
また、第2収容部6を破断して第2チューブ容器15を
取り出して使用した後に、第2チューブ容器15を、前記
破断した部分から第2収容部6内に挿入して収容するこ
とができるので、第2収容物を一度に使い終わらない場
合等に第2チューブ容器15を再び第2収容部6に収容
し、保管できて便利である。
取り出して使用した後に、第2チューブ容器15を、前記
破断した部分から第2収容部6内に挿入して収容するこ
とができるので、第2収容物を一度に使い終わらない場
合等に第2チューブ容器15を再び第2収容部6に収容
し、保管できて便利である。
しかも、構造が簡単で部品点数が少なくその分安価に提
供する。
供する。
第1図及び第2図は本考案による一実施例を示し、第1
図は組立正面図、第2図は第2チューブ容器の組立半部
断面図、第3図は従来例の組立断面図である。 5……チューブ容器本体 6……第2収容部 8……底部 9……第2底部 15……第2チューブ容器
図は組立正面図、第2図は第2チューブ容器の組立半部
断面図、第3図は従来例の組立断面図である。 5……チューブ容器本体 6……第2収容部 8……底部 9……第2底部 15……第2チューブ容器
Claims (1)
- 【請求項1】チューブ容器本体5の底部8の下方に前記
底部8から間隔を置いて第2底部9を設け、前記底部8
と第2底部9の間を破断可能な第2収容部6とし、底部
8より上方の前記チューブ容器本体5内には第1収容物
を収容し、前記第2収容部6には第2チューブ容器15を
収容し、この第2チューブ容器15内には第2収容物を収
容した二物収容型のチューブ容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989090145U JP2517130Y2 (ja) | 1989-07-31 | 1989-07-31 | 二物収容型のチューブ容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989090145U JP2517130Y2 (ja) | 1989-07-31 | 1989-07-31 | 二物収容型のチューブ容器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0329484U JPH0329484U (ja) | 1991-03-25 |
JP2517130Y2 true JP2517130Y2 (ja) | 1996-11-13 |
Family
ID=31639684
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1989090145U Expired - Fee Related JP2517130Y2 (ja) | 1989-07-31 | 1989-07-31 | 二物収容型のチューブ容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2517130Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4649194B2 (ja) * | 2004-12-16 | 2011-03-09 | 株式会社大都技研 | 遊技台、これに用いられる遊技メダル、遊技球、及び弾球遊技機 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5942363U (ja) * | 1982-09-14 | 1984-03-19 | 帝国ピストンリング株式会社 | 鋼製オイルリング |
JPH0330297Y2 (ja) * | 1986-07-30 | 1991-06-26 |
-
1989
- 1989-07-31 JP JP1989090145U patent/JP2517130Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0329484U (ja) | 1991-03-25 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |