JP2517077Y2 - カートリッジ式棒状化粧品繰出し容器 - Google Patents
カートリッジ式棒状化粧品繰出し容器Info
- Publication number
- JP2517077Y2 JP2517077Y2 JP1990037974U JP3797490U JP2517077Y2 JP 2517077 Y2 JP2517077 Y2 JP 2517077Y2 JP 1990037974 U JP1990037974 U JP 1990037974U JP 3797490 U JP3797490 U JP 3797490U JP 2517077 Y2 JP2517077 Y2 JP 2517077Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stick
- cylinder
- identification layer
- shaped
- cap
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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- Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
- Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
- Closures For Containers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、カートリッジ式棒状化粧品繰出し容器に係
わるものである。
わるものである。
「従来の技術」 従来、装飾を施した高価な外装筒(化粧筒、キャップ
等)を非交換部材とし、消耗品である棒状化粧品を収容
した比較的安価な棒状化粧品繰出し容器本体を交換部材
とするカートリッジ式棒状化粧品繰出し容器がある(実
開昭64-17619号公報)。
等)を非交換部材とし、消耗品である棒状化粧品を収容
した比較的安価な棒状化粧品繰出し容器本体を交換部材
とするカートリッジ式棒状化粧品繰出し容器がある(実
開昭64-17619号公報)。
この容器は、非交換部材の化粧筒内に、螺旋昇降手段
を備えた交換部材たる棒状化粧品繰出し容器本体の下部
を、その螺旋昇降手段に機械的に連係させて着脱自在に
嵌合させ、その化粧筒の上端にキャップを受ける中具を
嵌着し、該中具に非交換部材たるキャップを着脱自在に
嵌合させたものである。
を備えた交換部材たる棒状化粧品繰出し容器本体の下部
を、その螺旋昇降手段に機械的に連係させて着脱自在に
嵌合させ、その化粧筒の上端にキャップを受ける中具を
嵌着し、該中具に非交換部材たるキャップを着脱自在に
嵌合させたものである。
「考案が解決しようとする課題」 しかし、この従来のものでは、外部から内容物である
棒状化粧品について、色合い、性能等の特性を判別する
ことができないため、生産段階でも、商品流通段階で
も、仕分けが容易でなく、機械化にも支障があった。特
に、消費者は、内容物確認等の為一旦キャップを外した
商品の購入を敬遠する傾向があり、その為内容物の特性
をキャップを外すことなしに判別できる容器が要求され
ている。勿論、シール等による表示を付せばよいが、生
産段階での行程が煩雑になるばかりでなく、せっかくの
高級感が阻害される。
棒状化粧品について、色合い、性能等の特性を判別する
ことができないため、生産段階でも、商品流通段階で
も、仕分けが容易でなく、機械化にも支障があった。特
に、消費者は、内容物確認等の為一旦キャップを外した
商品の購入を敬遠する傾向があり、その為内容物の特性
をキャップを外すことなしに判別できる容器が要求され
ている。勿論、シール等による表示を付せばよいが、生
産段階での行程が煩雑になるばかりでなく、せっかくの
高級感が阻害される。
本考案は、斯る問題点を解決しようとするものであ
る。
る。
「課題を解決するための手段」 非交換部材Aの化粧筒1内に、螺旋昇降手段Cを備え
た交換部材Bたる棒状化粧品繰出し容器本体2の下部
を、その螺旋昇降手段Cに機械的に連係させて着脱自在
に嵌合させ、その化粧筒1の上端にキャップ4を受ける
中具3を嵌着し、該中具の上部に非交換部材Aたるキャ
ップ4を着脱自在に嵌合させたカートリッジ式棒状化粧
品繰出し容器において、上記中具3に覗き窓14を形成す
るとともに、上記棒状化粧品繰出し容器本体2の外周に
識別層12を形成し、外部より上記覗き窓14を介して識別
層12を目視可能に構成したことを特徴とするカートリッ
ジ式棒状化粧品繰出し容器。
た交換部材Bたる棒状化粧品繰出し容器本体2の下部
を、その螺旋昇降手段Cに機械的に連係させて着脱自在
に嵌合させ、その化粧筒1の上端にキャップ4を受ける
中具3を嵌着し、該中具の上部に非交換部材Aたるキャ
ップ4を着脱自在に嵌合させたカートリッジ式棒状化粧
品繰出し容器において、上記中具3に覗き窓14を形成す
るとともに、上記棒状化粧品繰出し容器本体2の外周に
識別層12を形成し、外部より上記覗き窓14を介して識別
層12を目視可能に構成したことを特徴とするカートリッ
ジ式棒状化粧品繰出し容器。
「作用」 如状の構成であり、中具3に覗き窓14を形成するとと
もに、棒状化粧品繰出し容器全体2外周に識別層12を形
成し、外部より該識別層12を目視可能に構成しているの
で、該識別層12に内容物である棒状形商品の色合い、性
能等の特性に対応させて金色、銀色、その他の特定の色
彩や各種の模様等を施せば、内容物である棒状化粧品の
色合い、性能等の特性を表示することになり、外部から
の判別、仕分けを可能ならしめる。
もに、棒状化粧品繰出し容器全体2外周に識別層12を形
成し、外部より該識別層12を目視可能に構成しているの
で、該識別層12に内容物である棒状形商品の色合い、性
能等の特性に対応させて金色、銀色、その他の特定の色
彩や各種の模様等を施せば、内容物である棒状化粧品の
色合い、性能等の特性を表示することになり、外部から
の判別、仕分けを可能ならしめる。
「実施例」 図面は、本考案の実施例を示し、図において、1は、
非交換部材Aたる有底金属筒の化粧筒、2は、螺旋昇降
手段Cを備え、下部を化粧筒1内に着脱自在に嵌合させ
た交換部材Bたる棒状化粧品繰出し容器本体、3は、化
粧筒1上端内周に下端を圧入嵌合させた金属筒の中具、
4は該中具の上部に着脱自在に嵌合させた非交換部材A
たる金属製のキャップである。
非交換部材Aたる有底金属筒の化粧筒、2は、螺旋昇降
手段Cを備え、下部を化粧筒1内に着脱自在に嵌合させ
た交換部材Bたる棒状化粧品繰出し容器本体、3は、化
粧筒1上端内周に下端を圧入嵌合させた金属筒の中具、
4は該中具の上部に着脱自在に嵌合させた非交換部材A
たる金属製のキャップである。
化粧筒1は、中間部以下の内側に、合成樹脂製の有底
内筒5を嵌合固定し、該有底内筒の内底面中央にギヤ状
の継手雄筒6を突設し、周壁に複数の弾性係合片7……
を設けている。
内筒5を嵌合固定し、該有底内筒の内底面中央にギヤ状
の継手雄筒6を突設し、周壁に複数の弾性係合片7……
を設けている。
棒状化粧品繰出し容器本体2は、金属製の上筒8と合
成樹脂製の下筒9とを結合一体化させ、下筒9内に螺旋
昇降手段Cを講じて、棒状化粧品を起立させた上筒8内
の中皿を機械的に昇降させるようにし、螺旋昇降手段C
の下端に継手雌筒10を設けて、上記継手雄筒6に機械的
にかつ着脱自在に嵌合連結させ、また、下筒9の外周下
部に係合突条11を周設して、該係合突条を上記弾性係合
片7……に回転自在に乗り越え係合させている。また、
上筒8の外周上下方向中程に、帯状の識別層12を周設し
ている。この識別層12は、色層、模様層、文字層或いは
それらを併用した層を印刷により塗布したり、或いはそ
れらの層を有するフィルム、シート等を貼着或いは溶着
する等により形成することが出来、それを観察すること
により棒状化粧品の色合い、性能等の性能を判別するこ
とが出来る様に予めきめてある。尚、識別層は本実施例
の様に上筒外周下部に帯状に設けたものに限らず、要は
後述する中具の覗き窓を通して外部より観察できる位置
に識別層が存在すれば良い。また、上記識別層12は、収
納化粧品の実質の色をそのまま比較するものではないか
ら、その必要がある場合には、通常小売販売店頭にある
見本等を参照し、見本と識別層12との関係を明確にして
おけば良い。
成樹脂製の下筒9とを結合一体化させ、下筒9内に螺旋
昇降手段Cを講じて、棒状化粧品を起立させた上筒8内
の中皿を機械的に昇降させるようにし、螺旋昇降手段C
の下端に継手雌筒10を設けて、上記継手雄筒6に機械的
にかつ着脱自在に嵌合連結させ、また、下筒9の外周下
部に係合突条11を周設して、該係合突条を上記弾性係合
片7……に回転自在に乗り越え係合させている。また、
上筒8の外周上下方向中程に、帯状の識別層12を周設し
ている。この識別層12は、色層、模様層、文字層或いは
それらを併用した層を印刷により塗布したり、或いはそ
れらの層を有するフィルム、シート等を貼着或いは溶着
する等により形成することが出来、それを観察すること
により棒状化粧品の色合い、性能等の性能を判別するこ
とが出来る様に予めきめてある。尚、識別層は本実施例
の様に上筒外周下部に帯状に設けたものに限らず、要は
後述する中具の覗き窓を通して外部より観察できる位置
に識別層が存在すれば良い。また、上記識別層12は、収
納化粧品の実質の色をそのまま比較するものではないか
ら、その必要がある場合には、通常小売販売店頭にある
見本等を参照し、見本と識別層12との関係を明確にして
おけば良い。
中具3は、上部3Aと下部3Bの外径を化粧筒1とキャッ
プ4の内径に適合させて小径に、また、中途部3Cを化粧
筒1の外径に合わせてやや大径に形成した円筒状をな
し、この下部3Bを化粧筒1の上端内周に圧入嵌合して固
定している。又、上部3Aに複数の縦突条13……を設け
て、これらの縦突条にキャップ4の下端内周を着脱自在
に嵌合させている。更に、中途部3Cの前部には円形の覗
き窓14を穿設し、ここから容器本体2外周に設けた上記
識別層12が目視出来る様構成している。尚、覗き窓は上
記実施例のものに限定されず、その形状は任意であり
又、数も任意に選択できる。
プ4の内径に適合させて小径に、また、中途部3Cを化粧
筒1の外径に合わせてやや大径に形成した円筒状をな
し、この下部3Bを化粧筒1の上端内周に圧入嵌合して固
定している。又、上部3Aに複数の縦突条13……を設け
て、これらの縦突条にキャップ4の下端内周を着脱自在
に嵌合させている。更に、中途部3Cの前部には円形の覗
き窓14を穿設し、ここから容器本体2外周に設けた上記
識別層12が目視出来る様構成している。尚、覗き窓は上
記実施例のものに限定されず、その形状は任意であり
又、数も任意に選択できる。
如上の構成であるから、キャップ4を外し、棒状化粧
品繰出し容器本体2の上筒8を支え、化粧筒1を回転さ
せれば、継手雄筒6から継手雌筒10に回転が伝達され、
螺旋昇降手段Cを作動して、その上筒8内の棒状化粧品
が出没する。
品繰出し容器本体2の上筒8を支え、化粧筒1を回転さ
せれば、継手雄筒6から継手雌筒10に回転が伝達され、
螺旋昇降手段Cを作動して、その上筒8内の棒状化粧品
が出没する。
また、その棒状化粧品繰出し容器本体2は、上方へと
引き抜くことができ、他のものと交換することができ
る。
引き抜くことができ、他のものと交換することができ
る。
「考案の効果」 以上説明した如く本考案容器は、中具に覗き窓を形成
するとともに、棒状化粧品繰出し容器本体外周に識別層
を形成し、外部より覗き窓を介して識別層を目視可能に
構成したので、内容物である棒状化粧品の色合い,性能
等の特性に対応させて、特定の色彩や各種の模様,文
字,数字等を識別層として施すことにより、その特性を
外部に表示でき、而して、生産段階でも、商品流通段階
でも、シール等の施すことなく仕分けが容易に行え、し
かも、交換部材である容器本体に識別層を施しているた
め、非交換部材である化粧筒,キャップ等はそれ程多種
類のものを揃えておかなくても、容器本体の種類を多く
しておけばそれだけ多くの種類の棒状化粧品繰出し容器
を形成することができ、製品管理上極めて有益となる。
するとともに、棒状化粧品繰出し容器本体外周に識別層
を形成し、外部より覗き窓を介して識別層を目視可能に
構成したので、内容物である棒状化粧品の色合い,性能
等の特性に対応させて、特定の色彩や各種の模様,文
字,数字等を識別層として施すことにより、その特性を
外部に表示でき、而して、生産段階でも、商品流通段階
でも、シール等の施すことなく仕分けが容易に行え、し
かも、交換部材である容器本体に識別層を施しているた
め、非交換部材である化粧筒,キャップ等はそれ程多種
類のものを揃えておかなくても、容器本体の種類を多く
しておけばそれだけ多くの種類の棒状化粧品繰出し容器
を形成することができ、製品管理上極めて有益となる。
【図面の簡単な説明】 図面は本考案の実施例を示し、第1図は、截断側面図、
第2図は正面図である。 1…化粧筒 2…棒状化粧品繰出し容器本体 3…中具、4…キャップ 12…識別層、14…覗き窓
第2図は正面図である。 1…化粧筒 2…棒状化粧品繰出し容器本体 3…中具、4…キャップ 12…識別層、14…覗き窓
Claims (1)
- 【請求項1】非交換部材Aの化粧筒1内に、螺旋昇降手
段Cを備えた交換部材Bたる棒状化粧品繰出し容器本体
2の下部を、その螺旋昇降手段Cに機械的に連係させて
着脱自在に嵌合させ、その化粧筒1の上端にキャップ4
を受ける中具3を嵌着し、該中具の上部に非交換部材A
たるキャップ4を着脱自在に嵌合させたカートリッジ式
棒状化粧品繰出し容器において、上記中具3に覗き窓14
を形成するとともに、上記棒状化粧品繰出し容器本体2
の外周に識別層12を形成し、外部より上記覗き窓14を介
して識別層12を目視可能に構成したことを特徴とするカ
ートリッジ式棒状化粧品繰出し容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990037974U JP2517077Y2 (ja) | 1990-04-09 | 1990-04-09 | カートリッジ式棒状化粧品繰出し容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990037974U JP2517077Y2 (ja) | 1990-04-09 | 1990-04-09 | カートリッジ式棒状化粧品繰出し容器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03128022U JPH03128022U (ja) | 1991-12-24 |
JP2517077Y2 true JP2517077Y2 (ja) | 1996-11-13 |
Family
ID=31545568
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990037974U Expired - Fee Related JP2517077Y2 (ja) | 1990-04-09 | 1990-04-09 | カートリッジ式棒状化粧品繰出し容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2517077Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60155413U (ja) * | 1984-03-23 | 1985-10-16 | オクス工業株式会社 | 口紅容器 |
JPH0310895Y2 (ja) * | 1986-07-25 | 1991-03-18 |
-
1990
- 1990-04-09 JP JP1990037974U patent/JP2517077Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03128022U (ja) | 1991-12-24 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |