JP2516326Y2 - 静電吸着板 - Google Patents

静電吸着板

Info

Publication number
JP2516326Y2
JP2516326Y2 JP6317893U JP6317893U JP2516326Y2 JP 2516326 Y2 JP2516326 Y2 JP 2516326Y2 JP 6317893 U JP6317893 U JP 6317893U JP 6317893 U JP6317893 U JP 6317893U JP 2516326 Y2 JP2516326 Y2 JP 2516326Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electrostatic attraction
thin plate
plate
film
electrostatic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP6317893U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0729587U (ja
Inventor
好 荻久保
Original Assignee
株式会社マグエックス
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社マグエックス filed Critical 株式会社マグエックス
Priority to JP6317893U priority Critical patent/JP2516326Y2/ja
Publication of JPH0729587U publication Critical patent/JPH0729587U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2516326Y2 publication Critical patent/JP2516326Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Drawing Aids And Blackboards (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、掲示板、ホワイトボー
ド等の表面パネルに用いられる静電吸着板に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、掲示板、ホワイトボードに紙葉等
を掲示する際には、紙葉等の上部、隅部を粘着テープ、
画鋲等で留める手段が用いられている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
手段にあっては、粘着テープ、画鋲等の固定部材を掲示
板やホワイトボードに備え置く必要があるとともに、こ
の固定部材を用いて紙葉等を固定・剥離するには多少手
間を要し、また固定部材は紛失し易く、加えて一旦掲示
した紙葉等は固定部材により汚損するという問題点を有
していた。
【0004】そこで本考案にあっては、粘着テープ、画
鋲等の固定部材を必要とすることなく掲示物を汚損せず
に固定することができるとともに、掲示物の固定・剥離
が極めて容易に行える静電吸着板を提供することを目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成すべ
く、本考案の静電吸着板は、磁性体粉を混入してなる着
磁されていない合成樹脂製薄板若しくは着磁されていな
い鉄製薄板の表面に静電吸着フィルムを一体的に敷設し
たことを特徴とするものである。
【0006】また、合成樹脂製薄板若しくは鉄製薄板と
静電吸着フィルムとの間にカラーシートを一体的に敷設
してもよい。
【0007】
【作用】静電吸着板を、磁性体粉を混入してなる着磁さ
れていない合成樹脂製薄板若しくは着磁されていない鉄
製薄板の表面に静電吸着フィルムを一体的に敷設して構
成したことで、薄い紙葉等にあっては静電吸着板の表面
に当接させその表面を軽く擦ることにより、紙葉等は静
電気により静電吸着板に吸着固定するとともに、厚い紙
等にあっては静電吸着板の表面に当接させた紙の上から
磁石片を配設することで厚紙を磁石と薄板の間に固定す
ることができる。
【0008】また、合成樹脂製薄板若しくは鉄製薄板と
静電吸着フィルムとの間にカラーシートを一体的に敷設
した場合には、透明又は半透明の静電吸着フィルムを通
してカラーシートの色が表面に透過し、合成樹脂製薄板
若しくは鉄製薄板の色の透過を防止する。
【0009】
【実施例】図1において、本考案の静電吸着板1は、磁
石片が磁着し得る程度に多く且つ高密度に鉄、フェライ
ト等の磁性体粉を混入してなる厚さ1ミリメートル程度
の着磁されていない合成樹脂材、若しくは厚さ0.1〜
0.3ミリメートル程度の着磁されていない鉄板からな
る薄板2の表面に、ポリ塩化ビニル等の樹脂フィルムか
らなり静電気帯電性の高い静電吸着フィルム3が貼着又
は熱溶着等の手段により一体的に敷設している。この静
電吸着板1は、このままの形態で使用することもできる
が、掲示板やホワイトボード等の表面パネルとして組み
込むこともできる。
【0010】前記薄板2は、あくまで磁石片が吸着する
機能を発揮するためのものであって、それ自体が着磁さ
れている必要はない。
【0011】前記静電吸着フィルム3が透明又は半透明
の場合には、静電吸着フィルム3を通して薄板2の色調
が透過されるが、薄板2の色調が掲示板やホワイトボー
ド等にそぐわないのであれば、薄板3と静電吸着フィル
ム3との間に、好適な色調のポリ塩化ビニル等からなる
カラーシート4を貼着或いは熱溶着等の手段で一体的に
敷設する。また、乳白色等の有色の静電吸着フィルム3
を用いる場合にはこのカラーシート4は不要となる。
【0012】静電吸着フィルム3をポリ塩化ビニル等の
樹脂フィルムから構成することにより、その表面にホワ
イトボード用マーカーペンにて描き、また消すというホ
ワイトボードと同様の機能を発揮することができる。
【0013】このような構成の本考案の静電吸着板1に
よれば、薄い紙葉5を静電吸着フィルム3の表面に当接
させ、表面を軽く擦ることにより、紙葉5は静電気によ
り静電吸着板1に吸着固定される。また、厚紙等にあっ
ては静電吸着板1の表面に当接させた紙の上から磁石片
を配設することで厚紙を磁石と薄板2の間に固定するこ
とができる。
【0014】
【考案の効果】以上詳述した如く、本考案の静電吸着板
によれば、磁性体粉を混入してなる合成樹脂製薄板若し
くは着磁されていない鉄製薄板の表面に静電吸着フィル
ムを一体的に敷設して構成したことで、薄い紙葉等にあ
っては静電吸着板の表面に当接させその表面を軽く擦る
ことにより、紙葉等は静電気により静電吸着板に吸着固
定するとともに、厚い紙等にあっては静電吸着板の表面
に当接させた紙の上から磁石片を配設することで厚紙を
磁石と薄板の間に固定することができるものである。こ
れにより、粘着テープ、画鋲等の固定部材を必要とする
ことなく掲示物を汚損せずに固定することができるとと
もに、掲示物の固定・剥離が極めて容易に行えるもので
ある。
【0015】また、合成樹脂製薄板若しくは鉄製薄板と
静電吸着フィルムとの間にカラーシートを一体的に敷設
した場合には、透明又は半透明の静電吸着フィルムを通
してカラーシートの色調が表面に透過し、色調の限定さ
れた合成樹脂製薄板若しくは鉄製薄板の色の透過を阻止
し、カラーシートによる任意な好適な色調の静電吸着板
が得られるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の静電吸着板の斜視図である。
【符号の説明】
1 静電吸着板 2 薄板 3 静電吸着フィルム 4 カラーシート 5 紙葉

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁性体粉を混入してなる着磁されていな
    い合成樹脂製薄板若しくは着磁されていない鉄製薄板の
    表面に静電吸着フィルムを一体的に敷設したことを特徴
    とする静電吸着板。
  2. 【請求項2】 合成樹脂製薄板若しくは鉄製薄板と静電
    吸着フィルムとの間にカラーシートを一体的に敷設した
    ことを特徴とする請求項1記載の静電吸着板。
JP6317893U 1993-10-29 1993-10-29 静電吸着板 Expired - Lifetime JP2516326Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6317893U JP2516326Y2 (ja) 1993-10-29 1993-10-29 静電吸着板

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6317893U JP2516326Y2 (ja) 1993-10-29 1993-10-29 静電吸着板

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0729587U JPH0729587U (ja) 1995-06-02
JP2516326Y2 true JP2516326Y2 (ja) 1996-11-06

Family

ID=13221740

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6317893U Expired - Lifetime JP2516326Y2 (ja) 1993-10-29 1993-10-29 静電吸着板

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2516326Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2938425B1 (ja) * 1998-03-03 1999-08-23 大塚化学株式会社 車両窓ガラス加温装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0729587U (ja) 1995-06-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3093919A (en) Magnetic display arrangement
GB1306776A (en) Magnetic layout board with layout base and magnetic maerkers
CA2317911A1 (en) Magnetophoretic display panel
AU4511793A (en) Method for the fabrication of multipole magnets
US3549463A (en) Universal graphic display material having an embossed polyvinyl fluoride surface layer
JP3057426B2 (ja) 軟質磁性シート
JP2516326Y2 (ja) 静電吸着板
JP2003071978A (ja) 磁気吸着シート
US3692621A (en) Universal graphic display material
JPH0425747Y2 (ja)
JPH0617931Y2 (ja) 壁層機構
JPH10133585A (ja) 情報掲示シ−ト
JPS6315902Y2 (ja)
KR0166118B1 (ko) 첩착기구
JPH075182U (ja) 静電吸着具
JPH0347914Y2 (ja)
JPH0241843Y2 (ja)
JPH0538679U (ja) 表示板セツト
JP3167449U (ja) 吸着シートを用いた表示装置
JPS6120005U (ja) 粘着層付可撓性磁石シ−ト
JPH0723595U (ja) 多目的平板体
JPH0347912Y2 (ja)
JPS58188676U (ja) 静電気接着フイルム使用の教具
JPH0543192U (ja) マグネツト鋲
JPS6328425Y2 (ja)