JP2516194Y2 - 電動工具の冷却風カバー - Google Patents

電動工具の冷却風カバー

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JP2516194Y2
JP2516194Y2 JP7758090U JP7758090U JP2516194Y2 JP 2516194 Y2 JP2516194 Y2 JP 2516194Y2 JP 7758090 U JP7758090 U JP 7758090U JP 7758090 U JP7758090 U JP 7758090U JP 2516194 Y2 JP2516194 Y2 JP 2516194Y2
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JP
Japan
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cooling air
closing member
air passage
power tool
housing
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JP7758090U
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友一 佐藤
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Koki Holdings Co Ltd
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Hitachi Koki Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の利用分野〕 本考案は、冷却風の排出される風窓部の形成されたハ
ウジングを具備する電動工具の冷却風路閉塞部材に関す
るものである。
〔考案の背景〕
最近の建築工法では、天井や壁等に石こうボードが使
用されている。この石こうボードにスクリュドライバ等
の電動工具を用いてねじを締め付けると、石こうボード
から粉塵が発生していた。電動工具に内蔵される駆動モ
ータには駆動モータを冷却するためにファンが取り付け
られており、更に電動工具のハウジングには、ファンに
より発生する冷却風の排出される複数の風窓部が形成さ
れている。しかし、この風窓部から排出された冷却風
は、例えば、天井の石こうボードにねじ締め作業を行っ
た際に生じる粉塵を巻き込みながら作業者の顔に吹きか
かってしまっていた。このため、作業者に不快感を与え
ることとなり、結果的に作業効率を低下させてしまう問
題を有していた。
この様な問題を解消するため、従来における電動工具
においては、ハウジングに形成された複数の風窓部のう
ち、作業者側を初めから閉塞させることによって、作業
者側に冷却風を排出させることなく、閉塞されていない
風窓部から冷却風を排出させていた。
しかし、この様に構成された電動工具を使用する作業
者は、冷却風の排出方向を自由に選択できないため、作
業者の利き腕や作業姿勢によっては粉塵を含んだ冷却風
が顔に吹きかかってしまうことがあり、依然として上記
の問題を完全に解消していなかった。
上述した問題を完全に解消するため、更に改良された
電動工具には、冷却風の排出方向を強制的に変換させ、
作業者の顔に冷却風が吹きかからない様にする冷却風路
閉塞部材をハウジングに着脱自在且つ回動可能に配設さ
れている。この冷却風路閉塞部材の構成は、ハウジング
の外周とほぼ密着するバンド部材に冷却風の排出方向を
変換させる排気案内部を設け且つバンド部材の両端に留
金具が設けられている。
しかし、この様な冷却風路閉塞部材の構成では、部品
点数が多く且つ製造コストが高くなってしまうという欠
点を有していた。
〔考案の目的〕
本考案の目的は、前述した従来技術の欠点をなくし、
部品点数が少なく且つ製造コストの低い冷却風路閉塞部
材を提供することである。
〔考案の概要〕
本考案は、ハウジングに形成された複数の風窓部の一
部を弾性体によって構成された冷却風路閉塞部材によっ
て選択的に閉塞可能な様に冷却風路閉塞部材の形状及び
素材を工夫したものである。
〔考案の実施例〕
本考案になる冷却風路閉塞部材を備えた電動工具の一
実施例を第1図及び第2図を用いて説明する。第1図は
本考案になる冷却風路閉塞部材を備えた電動工具の一実
施例を示す正面図、第2図は第1図の背面図である。
ハウジング1には、図示していない駆動モータを冷却
する冷却風の排出される複数の風窓部2が形成されてい
る。この風窓部2の外周には弾性体であるゴムによって
構成された冷却風路閉塞部材3がハウジング1の外周に
適度な締め代を持って配されており、このことから冷却
風路閉塞部材3はハウジング1に対して着脱自在且つ回
動可能に配設される。冷却風路閉塞部材3には、各々の
風窓部2に対応する閉塞部3a及び解放部3bが形成されて
いる。第1図は作業者が右利きの場合を想定しセットさ
れた冷却風路閉塞部材3の使用状態を示す正面図であ
り、作業者の顔に吹きかかる側の風窓部2を冷却風路閉
塞部材3に形成した閉塞部3aで完全に閉塞している。ま
た、第2図には第1図の背面図が示されており、駆動モ
ータの冷却を行った冷却風を風窓部2を介して冷却風路
閉塞部材3に形成した解放部3bから排出している。
第1図及び第2図では、作業者が右利きであることを
想定してハウジング1に冷却風路閉塞部材3を配設して
いるが、もし作業者が左利きである場合には、冷却風路
閉塞部材3を180°回転させることによって冷却風が作
業者の顔に吹きかかることなく作業を行うことができ
る。即ち、上記回転によって第1図に示す風窓部2を冷
却風路閉塞部材3に形成した解放部3bにより解放させる
と共に第2図に示す風窓部2を冷却風路閉塞部材3に形
成した閉塞部3aにより閉塞させることで対応している。
以上、上述してきた冷却風路閉塞部材3は、ゴムの有
する弾性力を利用することによってハウジング1に着脱
自在且つ回動可能に配設されると共に簡便な操作で選択
的に風窓部2を閉塞又は解放させることができるので、
使い勝手が良く且つ作業効率を大巾に向上させることが
できる。
また、本考案に示す一実施例においては、ハウジング
1に風窓部2を2ケ所形成しているが、もし風窓部2の
数が3ケ所、4ケ所と増加した場合には、冷却風路閉塞
部材3の数、形状等を工夫することによって同様の効果
を得ることができる。更にプラスチックの薄板による弾
性変形を利用しても同様の効果を得ることができる。
〔考案の効果〕
本考案によれば、ハウジングに形成した複数の風窓部
の一部を弾性体によって構成された冷却風路閉塞部材で
閉塞することで、部品点数及び製造コストの低減を図っ
た安価な冷却風路閉塞部材を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案になる冷却風路閉塞部材を備えた電動工
具の一実施例を示す正面図、第2図は第1図の背面図で
ある。 図において、1はハウジング、2は風窓部、3は冷却風
路閉塞部材、3aは閉塞部、3bは解放部である。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】駆動モータと、該駆動モータを収容すると
    共に複数の風窓部の形成されたハウジングと、該ハウジ
    ングに着脱自在に配設された冷却風路閉塞部材とを備え
    た電動工具において、前記冷却風路閉塞部材は弾性体に
    より構成され且つ前記風窓部の一部を選択的に閉塞可能
    としたことを特徴とする電動工具の冷却風路閉塞部材。
JP7758090U 1990-07-20 1990-07-20 電動工具の冷却風カバー Expired - Lifetime JP2516194Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008302434A (ja) * 2007-06-05 2008-12-18 Hitachi Koki Co Ltd 電動工具
JP6657608B2 (ja) * 2015-06-12 2020-03-04 マックス株式会社 充電式工具

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JPH0435883U (ja) 1992-03-25

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