JP2515909Y2 - ガス圧力制御器 - Google Patents

ガス圧力制御器

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JP2515909Y2
JP2515909Y2 JP1985046829U JP4682985U JP2515909Y2 JP 2515909 Y2 JP2515909 Y2 JP 2515909Y2 JP 1985046829 U JP1985046829 U JP 1985046829U JP 4682985 U JP4682985 U JP 4682985U JP 2515909 Y2 JP2515909 Y2 JP 2515909Y2
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JP
Japan
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pressure
gas
diaphragm
spring
stem
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Application number
JP1985046829U
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JPS61164508U (ja
Inventor
正彦 幸村
弘 水野
Original Assignee
リンナイ 株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、ガス圧力制御器に関する。
(従来の技術) 従来、第1図示のように、一端に弁体aを取付けたス
テムbの他端をダイヤフラムcの中心部に取付け、該ダ
イヤフラムcとこれを覆う蓋dとにより形成された背圧
室e内に、ダイヤフラムcに添わせたダイヤフラム座金
fと蓋dに螺設した調節ネジgとにそれぞれ端部を係止
させてばねhを収納したものが提案されている。このも
のは、ばねhを背圧室e内に収納するために蓋dに収納
用の突起1を形成しなければならず、しかもばねhのば
ね特性のゆるいものが必要でかつガス圧力の一定幅調節
が必要のため全体として大型化する不都合が存した。
(考案が解決しようとする問題点) 本考案は、上記した従来のものの不都合を成すことを
その目的とするものである。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、制御器本体のガス入口とガス出口間に設け
た弁座と、該弁座のガス出口側に於いて接離する弁体
と、該弁体のガス入口側に一端を取付けたステムと、該
ステムの他端に連結してガス圧力を受けるダイヤフラム
を設け、前記弁体と該ダイヤフラムとの間に前記ガス入
口に通ずる空間を形成し、該ダイヤフラムの背圧室にガ
ス圧力を調節する調圧ばねとそのばね圧を調節する調圧
部材を設けたガス圧力制御器に於いて、該ステムは、背
圧室に開口し且つその開口部が前記ダイヤフラム面より
背圧室側に突出しない凹孔を有し、該凹孔内に調圧ばね
を収容し、該調圧ばねのばね圧を調節する調圧部材の先
端を前記ステムの凹孔内に出入自在としたことを特徴と
する。
(実施例) 本考案の実施例を図面につき説明する。
第2図及び第3図において、(1)は制御器本体で、
この本体(1)のガス入口(2)とガス出口(3)間に
弁座(4)を、その上部、即ちガス入口(2)側にガス
圧力を受けるダイヤフラム(5)をそれぞれ設け、また
ダイヤフラム(5)にステム(6)を介して連結された
弁体(7)を弁座(4)のガス出口側に於いて接離する
ように設けた。そして、該弁体(7)と前記ダイヤフラ
ム(5)との間に前記ガス入口に通ずる空間を形成し
た。
以上はダイヤフラム(5)及び弁体(7)に調節自
在のばね圧を加えるようにした従来のガス圧力制御器と
特に異ならない。
本考案によれば、ステム(6)は、背圧室に開口し且
つその開口部が前記ダイヤフラム(5)面より背圧室
(13)側に突出しない凹孔(8)を有するものとし、調
圧部材によりばね圧が調節される調圧ばね(10)をこの
凹孔(8)内に収容した。
そしてこのステム(6)は下端が閉塞された例えばプ
ラスチツク製の筒状体で、その開口端部を鍔状とし、こ
の鍔部(11)に例えばゴム製のダイヤフラム(5)の中
央開孔縁部を嵌入して例えば熱融着により一体形成し
た。ステム(6)の他端には弁体(7)をねじ止めし
た。
(12)は調圧部材としての調圧杆(9)を螺着した偏平
形状の蓋で、この蓋(12)は制御器本体(1)の上部に
取付け、ダイヤフラム(5)との間に背圧室(13)を形
成した。ステム(6)の開口端部からその凹孔(8)内
に調圧ばね(10)を入れ、その上下端部を調圧杆(9)
の先端に設けた受座(14)とステム(6)の底壁とにそ
れぞれ係止すると共に、調圧弁(a)の先端をステム
(6)の凹孔(8)内に出入自在とした。
(作用) 第3図示のものにおいて、ガス圧を調節するために調
圧杆(9)を背圧室(12)内に更に螺入し、例えば第4
図示のようにその先端をステム(6)の凹孔(8)内に
進入させて調圧ばね(10)を圧縮し弁体(7)及びダイ
ヤフラム(5)をより強く下方に押圧すればガス出口
(3)から流出するガス圧力は上昇する。この逆に調圧
杆(9)を第3図示の状態にすればガス圧力が低下す
る。
(考案の効果) 本考案によれば、一端が弁体に取付けられ、他端がダ
イヤフラムに連結されたステムに、背圧室に開口し且つ
その開口部が前記ダイヤフラム面より背圧室側に突出し
ない凹孔を設け、該凹孔内に調圧ばねを収容し、調圧部
材の先端をステムの凹孔内に出入自在としたので、従来
のものと比べて背圧室が小さくなり、ガス圧力制御器全
体として大幅に小型になる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のものの断面図、第2図は本考案の一実施
例の平面図、第3図はその断面図、第4図は、第3図示
のものにおいて調圧杆を背圧室内に更に螺入した時の断
面図である。 (1)……制御器本体、(2)……ガス入口 (3)……ガス出口、(4)……弁座 (5)……ダイヤフラム、(6)……ステム (7)……弁体、(8)……凹孔 (9)……調圧杆、(10)……調圧ばね (13)……背圧室
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭50−66803(JP,A) 実開 昭57−25260(JP,U) 実開 昭58−97613(JP,U)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】制御器本体のガス入口とガス出口間に設け
    た弁座と、該弁座のガス出口側に於いて接離する弁体
    と、該弁体のガス入口側に一端を取付けたステムと、該
    ステムの他端に連結してガス圧力を受けるダイヤフラム
    を設け、前記弁体と該ダイヤフラムとの間に前記ガス入
    口に通ずる空間を形成し、該ダイヤフラムの背圧室にガ
    ス圧力を調節する調圧ばねとそのばね圧を調節する調圧
    部材を設けたガス圧力制御器に於いて、該ステムは、背
    圧室に開口し且つその開口部が前記ダイヤフラム面より
    背圧室側に突出しない凹孔を有し、該凹孔内に調圧ばね
    を収容し、該調圧ばねのばね圧を調節する調圧部材の先
    端を前記ステムの凹孔内に出入自在としたことを特徴と
    するガス圧力制御器。
JP1985046829U 1985-04-01 1985-04-01 ガス圧力制御器 Expired - Lifetime JP2515909Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS61164508U JPS61164508U (ja) 1986-10-13
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5545451Y2 (ja) * 1975-08-18 1980-10-24
JPS5828312U (ja) * 1981-08-13 1983-02-23 株式会社ミヤワキ 圧力調整弁の調整機構

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Publication number Publication date
JPS61164508U (ja) 1986-10-13

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