JP2515553Y2 - 家具等に対するローラ取付構造 - Google Patents

家具等に対するローラ取付構造

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JP2515553Y2
JP2515553Y2 JP1993023571U JP2357193U JP2515553Y2 JP 2515553 Y2 JP2515553 Y2 JP 2515553Y2 JP 1993023571 U JP1993023571 U JP 1993023571U JP 2357193 U JP2357193 U JP 2357193U JP 2515553 Y2 JP2515553 Y2 JP 2515553Y2
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housing
upward
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芳次 落合
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Okamura Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、キャビネットやロッカ
ー等の家具の筐体の下面に、キャスタ用のローラを取付
けるローラの取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】キャビネットやロッカーには、移動を容
易にするため、筐体の下面にローラを設けたものがあ
る。このようなローラは、直径を大とするほど、筐体を
楽に移動できるようになるが、直径が大きくなると、筐
体の下面の床面からの高さが大となり、机の天板の下方
に挿入することができるようにした移動式キャビネット
のように、筐体の高さが制限されているものにおいて
は、ローラの直径を大とした分だけ、筐体における収容
部分の容積は小さくなってしまう。
【0003】また、ローラの径を小とすると、筐体を移
動させるのに大きな力が必要になるとともに、耐久性が
悪くなる。
【0004】そのため、筐体の下面に上向凹入部を
け、その中に、ローラを枢支する軸受金具を取付けるこ
とにより、ローラの直径を大としても、筐体の下面の床
面からの高さを低く保つことができるようにしたものが
ある。しかし、これによると、軸受金具を上向凹入部に
嵌合し、止めねじを上向凹入部の奥の方まで手さぐりで
差し込んで、軸受金具を筐体にねじ止め等しなければな
らないので、その取付作業が面倒である。また軸受金具
は、寸法が制限されている上向凹入部内に取付けられて
いるため、ローラの支持が不安定になりやすい。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】本考案は、従来の技術
が有する上記のような問題点に鑑み、筐体の下面の床面
からの高さを大とすることなく、大きい直径のローラ
を、簡単かつ安定よく取付けることができるようにし
た、家具等へのローラ取付構造を提供することを目的と
している。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本考案は、家具等の筐体の下面に上向凹入部を設け、
この上向凹入部に、ローラを水平な枢軸をもって枢支す
る軸受金具を嵌合し、この軸受金具における上向凹入部
底面すなわち口縁とほぼ同一の面上において水平に後
方へ延出する水平部を、筐体の下面に重合してねじ止め
し、さらに、軸受金具の前側縁に形成し突出部を、前
上向凹入部の側面に形成した前向凹入部に嵌合係止
したことを特徴としている。
【0007】
【作用】軸受金具を上向凹入部に嵌合し、かつ取付片
後向水平部を筐体の下面に重合してねじ止めすると、軸
受金具の上面は上向凹入部の奥端面に当接し、ローラは
筐体の下面に安定よく取付けられ、ねじ止め作業も楽で
ある。また、軸受金具を上向凹入部に嵌合したことによ
り、筐体の下面の床面からの高さを低くすることができ
る。
【0008】
【実施例】図は、本考案の一実施例を示し、たとえば図
3に示すようなキャビネット等の筐体(1)の下面には、
図4に示すように、台板(2)が張設され、台板(2)の下
面周縁には、方形の台枠(3)が設けられている。
【0009】台枠(3)の前部(図1、図4の左方)下面に
おける左右方向を向く枠杆(4)の下面両側前部には、側
面視下向コ形の補強板(6)が嵌合され、その内側は、
向凹入部(5)となっている。上向凹入部(5)の前面に
は、前凹入部(7)が形成されている。
【0010】図5および図6は、本考案に使用されるキ
ャスタ(8)の一例を示すもので、ローラ(9)のための
右方向を向く枢軸(9a)は、軸受金具(10)の前端における
正面視下向U字形の枢支部(11)の左右の側片(11a)に枢
支されている。側片(11a)の前縁上部には、前向きの突
出部(11b)が形成されている。
【0011】左右の側片(11a)の上端同士を連結する中
央片(11c)の後縁には、側面視L字形の取付片(12)の前
端上部が連されている。この取付片(12)の後向水平部
(12a)は、枢支部(11)の中央片(11c)の上端を上向凹入部
(5)の奥に当接したとき、上向凹入部(5)の底面、すな
わち口縁とほぼ同一面となるようにしてある。 後向水平
部(12a)には、ねじ止め用の複数の通孔(13)と、位置決
め用上向突起(14)とが設けられている。
【0012】キャスタ(8)を、上凹入部(5)に下方よ
り嵌入し、軸受金具(10)の枢支部(11)の中央片(11c)
を、補強板(6)の中央部の下面である上向凹入部(5)の
に当接するとともに、突出部(11b)を前向凹入部
(7)の下縁に係合し、かつ取付片(12)の後向水平片(12
a)を、枠杆(4)の下面に重合して、通孔(13)へ挿通した
止めねじ(15)を、台枠(3)に溶着したナット(16)に螺合
することにより、キャスタ(8)は筐体(1)の下面に固着
される。
【0013】なお詳細な説明は省略するが、筐体(1)の
下面後部にも、上述の前部とほぼ同じ様にして、キャス
タ(8)が取付けられている。
【0014】
【考案の効果】(a) 軸受金具を、筐体の下面に設けた
上向凹入部に嵌合してあるため、ローラの直径を大とし
ても、筐体の下面の床面からの高さを低く維持すること
ができ、高さが制限された家具等においても、収容部の
容積が減少することはない。
【0015】(b) 軸受金具と一体をなす後向水平部
を、筐体の下面に露呈した状態で重合して、ねじ止めす
ることができるので、ねじ止め作業を楽に行なうことが
でき、かつ取付作業全体がきわめて簡単となる。
【0016】(c) 軸受金具を上向凹入部に嵌合し、
軸受金具と一体をなす後向水平部を筐体の下面にねじ
止めしてあるため、軸受金具を単に上向凹入部内へ嵌入
して固定した従来のものに比して、ローラの支持が安定
し、軸受金具が上向凹入部内で倒れたり、又はローラの
枢軸の向きが変化したりすることが防止される。
【0017】(d) 軸受金具の前面の突出部の下縁を、
上向凹入部の前側に形成した前向凹入部に嵌合してある
ため、軸受金具の固着強度は大きく、ローラの支持は強
固である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案を適用したキャビネットの底面図であ
る。
【図2】図1のA−A線より見た一部切欠側面図であ
る。
【図3】本考案を適用しようとするキャビネットの斜視
図である。
【図4】キャスタ取り付け前のキャビネットの底面図で
ある。
【図5】キャスタの側面図である。
【図6】キャスタの底面図である。 (1)筐体 (2)台板 (3)台枠 (4)枠杆 (5)上向凹入部 (6)補強板 (7)前向凹入部 (8)キャスタ (9)ローラ (9a)枢軸 (10)軸受金具 (11)枢支部 (11a)側片 (11b)突出部 (11c)中央片 (12)取付片 (12a)後向水平部 (13)通孔 (14)上向突起 (15)止めねじ (16)ナット

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 家具等の筐体の下面に上向凹入部を設
    け、この上向凹入部に、ローラを水平な枢軸をもって枢
    支する軸受金具を嵌合し、この軸受金具における上向
    入部の底面すなわち口縁とほぼ同一の面上において水平
    に後方へ延出する水平部を、筐体の下面に重合してねじ
    止めし、さらに、軸受金具の前側縁に形成し突出部
    を、前記上向凹入部の側面に形成した前向凹入部に嵌
    合係止したことを特徴とする家具等に対するローラ取付
    構造。
JP1993023571U 1993-05-07 1993-05-07 家具等に対するローラ取付構造 Expired - Fee Related JP2515553Y2 (ja)

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JPH0681338U JPH0681338U (ja) 1994-11-22
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0793896B2 (ja) * 1989-05-23 1995-10-11 コクヨ株式会社 机及び机の袖体
JP3002874U (ja) * 1994-04-08 1994-10-04 株式会社妙興繊維 布団の縁カバー

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