JP2515019Y2 - のり容器のホルダー - Google Patents
のり容器のホルダーInfo
- Publication number
- JP2515019Y2 JP2515019Y2 JP10825988U JP10825988U JP2515019Y2 JP 2515019 Y2 JP2515019 Y2 JP 2515019Y2 JP 10825988 U JP10825988 U JP 10825988U JP 10825988 U JP10825988 U JP 10825988U JP 2515019 Y2 JP2515019 Y2 JP 2515019Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- holder
- wall
- outer cylinder
- guide
- groove
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
- Closures For Containers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 （産業上の利用分野） この考案は、固形のりを保持する容器のホルダーの改
良に関する。
良に関する。
（従来の技術） 従来、円筒上になった固形のりを押出させる容器の構
造は、円筒状となった固形のりを保持する、外周に誘導
溝を穿設したホルダーの中央雌ネジ部を外筒底部より装
着した回動部の雄ネジ部に螺合させ、上記回動部を回動
させることによってホルダーを外周内壁よりの突出して
いる軸方向のガイドリブに沿って上下方向に摺動、突出
させてなるものである。
造は、円筒状となった固形のりを保持する、外周に誘導
溝を穿設したホルダーの中央雌ネジ部を外筒底部より装
着した回動部の雄ネジ部に螺合させ、上記回動部を回動
させることによってホルダーを外周内壁よりの突出して
いる軸方向のガイドリブに沿って上下方向に摺動、突出
させてなるものである。
（考案が解決しようとする課題） しかしながら、上記従来のものにおいて、製造時にお
いて円筒状となった固形のりを保持するホルダーを外筒
底部に装着した回動部のネジ部に螺合する場合、上記ホ
ルダー外周に穿設した誘導溝を外筒内の突出しているガ
イドリブに合致させた上、外筒底部に装着した回動部を
回動させながらネジ部に螺合させて組立てるものである
が、ホルダー外周に穿設した誘導溝を外筒内の突出して
いるガイドに合致させるには、誘導溝と外筒内の突出し
ているガイドリブが共に、直線状であるから嵌合始端を
外すことにより、ホルダーの破損等を発生するおそれが
ある。そこで、この考案は上記従来のもののもつ欠点を
改善するものであり、簡単な構造により、製造時におけ
るホルダーとネジ部の組立てを容易にしようとするもの
である。
いて円筒状となった固形のりを保持するホルダーを外筒
底部に装着した回動部のネジ部に螺合する場合、上記ホ
ルダー外周に穿設した誘導溝を外筒内の突出しているガ
イドリブに合致させた上、外筒底部に装着した回動部を
回動させながらネジ部に螺合させて組立てるものである
が、ホルダー外周に穿設した誘導溝を外筒内の突出して
いるガイドに合致させるには、誘導溝と外筒内の突出し
ているガイドリブが共に、直線状であるから嵌合始端を
外すことにより、ホルダーの破損等を発生するおそれが
ある。そこで、この考案は上記従来のもののもつ欠点を
改善するものであり、簡単な構造により、製造時におけ
るホルダーとネジ部の組立てを容易にしようとするもの
である。
（課題を解決するための手段） そのために、のり容器のホルダー外周面の軸方向に設
ける誘導溝において、外筒の一端に回動自在に嵌合され
る回動部の取付け方向の端部に、回動部に向って幅広に
開放する挿入溝を設けると共に、上記挿入溝部の一方壁
を緩傾斜とし、他方壁を急傾斜としてなるものである。
ける誘導溝において、外筒の一端に回動自在に嵌合され
る回動部の取付け方向の端部に、回動部に向って幅広に
開放する挿入溝を設けると共に、上記挿入溝部の一方壁
を緩傾斜とし、他方壁を急傾斜としてなるものである。
（作用） 上記構成を具えるので、製造時におけるホルダーとネ
ジ部の螺合を行うとき、ホルダーの外周面の誘導溝端部
は端部より回動部に向って幅広となる挿入溝となってい
るため、その幅広部分に外筒内壁に突設したガイドリブ
の上端を位置させて嵌挿すると、上記挿入溝のいずれか
の壁にガイドリブ端部が当接し、その先端は溝壁に沿っ
て誘導溝内に移動していくことになり、ホルダーの外周
面に設ける誘導溝端部とガイドリブ端部は容易に嵌合し
て両者を組立てることができる。ここで、一方を緩傾斜
壁とすることは、両壁を緩傾斜としてその嵌合作業を長
時間とする必要はなく、また、急傾斜壁のみではその嵌
合が困難となるからである。
ジ部の螺合を行うとき、ホルダーの外周面の誘導溝端部
は端部より回動部に向って幅広となる挿入溝となってい
るため、その幅広部分に外筒内壁に突設したガイドリブ
の上端を位置させて嵌挿すると、上記挿入溝のいずれか
の壁にガイドリブ端部が当接し、その先端は溝壁に沿っ
て誘導溝内に移動していくことになり、ホルダーの外周
面に設ける誘導溝端部とガイドリブ端部は容易に嵌合し
て両者を組立てることができる。ここで、一方を緩傾斜
壁とすることは、両壁を緩傾斜としてその嵌合作業を長
時間とする必要はなく、また、急傾斜壁のみではその嵌
合が困難となるからである。
（実施例） この考案を図に示す実施例により更に説明する。
（１）は、この考案の実施例であるのり容器であり、こ
ののり容器（１）は、外筒（２）とこの底部に回動自在
に挿嵌されるネジ部（４）を一体に有する回動部（３）
とよりなり、上記回動部（３）のネジ部（４）に螺合
し、外筒（２）の内壁に突設した軸方向の複数のガイド
リブ（６）にそれぞれ嵌合する誘導溝（８）を外周面に
設けるホルダー（７）を外筒（２）内に収容するもので
ある。そして、円筒状の固型のり（10）を上記ホルダー
（７）内に収容の上、その外周面に穿設される誘導溝
（８）の回動部（３）方向の端部には、端部より回動部
方向に向かって幅広に開放する挿入溝（９）を設け、一
方の溝壁（９′）を急傾斜とし、他方の溝壁（９″）を
緩傾斜とするものである。上記外筒（２）内にホルダー
（７）を挿嵌して組立てるに当り、ホルダー（７）とネ
ジ部（４）の螺合を行うとき、外筒（２）内壁に突設し
たガイドリブ（６）の挿入方向端部に誘導溝（８）の挿
入溝（９）端部を位置させ、上記端部より回動部に向か
って幅広に開放する挿入溝（９）いずれか一方にガイド
リブ（６）の先端が当接することになり、その先端は溝
壁（９′）（９″）のいずれかに沿って誘導溝（８）に
案内され、ホルダー（７）の外周面に設ける誘導溝
（８）とガイドリブ（６）は容易に嵌合することがで
き、ホルダー（７）を外筒（２）内に確実に保持するこ
とが可能となる。なお、（11）は、固型のり（10）と外
筒（２）開口部を覆ってなるキャップである。
（１）は、この考案の実施例であるのり容器であり、こ
ののり容器（１）は、外筒（２）とこの底部に回動自在
に挿嵌されるネジ部（４）を一体に有する回動部（３）
とよりなり、上記回動部（３）のネジ部（４）に螺合
し、外筒（２）の内壁に突設した軸方向の複数のガイド
リブ（６）にそれぞれ嵌合する誘導溝（８）を外周面に
設けるホルダー（７）を外筒（２）内に収容するもので
ある。そして、円筒状の固型のり（10）を上記ホルダー
（７）内に収容の上、その外周面に穿設される誘導溝
（８）の回動部（３）方向の端部には、端部より回動部
方向に向かって幅広に開放する挿入溝（９）を設け、一
方の溝壁（９′）を急傾斜とし、他方の溝壁（９″）を
緩傾斜とするものである。上記外筒（２）内にホルダー
（７）を挿嵌して組立てるに当り、ホルダー（７）とネ
ジ部（４）の螺合を行うとき、外筒（２）内壁に突設し
たガイドリブ（６）の挿入方向端部に誘導溝（８）の挿
入溝（９）端部を位置させ、上記端部より回動部に向か
って幅広に開放する挿入溝（９）いずれか一方にガイド
リブ（６）の先端が当接することになり、その先端は溝
壁（９′）（９″）のいずれかに沿って誘導溝（８）に
案内され、ホルダー（７）の外周面に設ける誘導溝
（８）とガイドリブ（６）は容易に嵌合することがで
き、ホルダー（７）を外筒（２）内に確実に保持するこ
とが可能となる。なお、（11）は、固型のり（10）と外
筒（２）開口部を覆ってなるキャップである。
（考案の効果） 以上のとおり、ホルダーの外周面に穿設される挿入溝
の開放端の一方を急傾斜、他方を緩傾斜とし、ホルダー
組立製造時における外筒への組込みを容易にすることが
できる優れた効果を有するものである。
の開放端の一方を急傾斜、他方を緩傾斜とし、ホルダー
組立製造時における外筒への組込みを容易にすることが
できる優れた効果を有するものである。
第１図は、この考案の実施例であるのり容器の部分断面
図、第２図は、その要部拡大側面図である。 １……のり容器、２……外筒、３……回動部、４……ネ
ジ部、５……螺合部 ６……ガイドリブ、７……ホルダー、８……誘導溝、９
……挿入溝 10……固型のり、11……キャップ
図、第２図は、その要部拡大側面図である。 １……のり容器、２……外筒、３……回動部、４……ネ
ジ部、５……螺合部 ６……ガイドリブ、７……ホルダー、８……誘導溝、９
……挿入溝 10……固型のり、11……キャップ
Claims (1)
- 【請求項１】のり容器の外筒内壁に設ける軸方向に延び
るガイドリブに嵌合してホルダーを軸方向に移動する誘
導溝を、上記ホルダー外周に設け、ホルダーの螺合部に
螺合するネジ部を有する回動部を外筒の一端に回動自在
に嵌合するとともに、上記誘導溝の回動部方向端部に端
部より回動部に向かって幅広に開放する挿入溝部を設
け、上記挿入溝部の一方壁を緩傾斜とし、他方壁を急傾
斜としてなるのり容器のホルダー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10825988U JP2515019Y2 (ja) | 1988-08-19 | 1988-08-19 | のり容器のホルダー |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10825988U JP2515019Y2 (ja) | 1988-08-19 | 1988-08-19 | のり容器のホルダー |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0229792U JPH0229792U (ja) | 1990-02-26 |
| JP2515019Y2 true JP2515019Y2 (ja) | 1996-10-23 |
Family
ID=31343422
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10825988U Expired - Lifetime JP2515019Y2 (ja) | 1988-08-19 | 1988-08-19 | のり容器のホルダー |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2515019Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-08-19 JP JP10825988U patent/JP2515019Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0229792U (ja) | 1990-02-26 |
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