JP2514946Y2 - 連続瓦 - Google Patents
連続瓦Info
- Publication number
- JP2514946Y2 JP2514946Y2 JP1989015467U JP1546789U JP2514946Y2 JP 2514946 Y2 JP2514946 Y2 JP 2514946Y2 JP 1989015467 U JP1989015467 U JP 1989015467U JP 1546789 U JP1546789 U JP 1546789U JP 2514946 Y2 JP2514946 Y2 JP 2514946Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roof tile
- continuous
- continuous roof
- tiles
- tile
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、一対の山部と谷部から成る単体瓦が複数連
続して形成されている連続瓦に関する。
続して形成されている連続瓦に関する。
(従来の技術) 従来の連続瓦としては、例えば、第5図に示すような
ものが知られている。
ものが知られている。
この連続瓦100は、一対の山部101と谷部102から成る
単体瓦103が横方向に複数連続して形成され、各単体瓦1
03の境107には、ノッチ発生防止のために、また成形上
の制約によりアール面109が形成されている。
単体瓦103が横方向に複数連続して形成され、各単体瓦1
03の境107には、ノッチ発生防止のために、また成形上
の制約によりアール面109が形成されている。
そして、横方向への連続瓦100の葺き重ねは、第6図
に示すように山部側端部104を横隣の連続瓦100の谷部側
端部105の上に順次重合させていくことで行われる。ま
た、上下方向への連続瓦100の葺き重ねは、下端部を下
側の連続瓦100の上端部の上に順次重合させていくこと
で行われる。
に示すように山部側端部104を横隣の連続瓦100の谷部側
端部105の上に順次重合させていくことで行われる。ま
た、上下方向への連続瓦100の葺き重ねは、下端部を下
側の連続瓦100の上端部の上に順次重合させていくこと
で行われる。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、このような従来の連続瓦100にあって
は、横隣の連続瓦100の継目106が単体瓦103の間の境107
よりも目立って全体の統一性が得られず、見栄えが悪い
という問題があった。
は、横隣の連続瓦100の継目106が単体瓦103の間の境107
よりも目立って全体の統一性が得られず、見栄えが悪い
という問題があった。
前記継目106が目立つ理由としては、例えば第7図に
示すように山部側端部104が浮き上って二枚の連続瓦10
0,100間に隙間108が発生したり、また、第8図に示すよ
うに山谷部103の境107にはアール面109が形成されてい
て影ができ難いのに対し、継目106は角張った形状とな
り、その結果、影ができ易いからである。
示すように山部側端部104が浮き上って二枚の連続瓦10
0,100間に隙間108が発生したり、また、第8図に示すよ
うに山谷部103の境107にはアール面109が形成されてい
て影ができ難いのに対し、継目106は角張った形状とな
り、その結果、影ができ易いからである。
本考案は、上述のような従来の問題に着目し、重合部
の継目にできる影を目立たせずに、全体の統一性を確保
することを目的としている。
の継目にできる影を目立たせずに、全体の統一性を確保
することを目的としている。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本考案の連続瓦は、1対
の山部と谷部から成る単体瓦が横方向に複数連続して形
成される連続瓦において、前記単体瓦間の境に沿って表
面に暗色ラインが施されているものである。
の山部と谷部から成る単体瓦が横方向に複数連続して形
成される連続瓦において、前記単体瓦間の境に沿って表
面に暗色ラインが施されているものである。
(作用) 本考案の連続瓦を葺き重ねた状態においては、各単体
瓦間の境に沿って施された暗色ラインを影に見せること
ができる。即ち、横隣の連続瓦間の継目にできる影が、
前記単体瓦間の境に影として見える暗色ラインと区別し
難くなり、重合部の継目を目立たせないようにすること
ができる。
瓦間の境に沿って施された暗色ラインを影に見せること
ができる。即ち、横隣の連続瓦間の継目にできる影が、
前記単体瓦間の境に影として見える暗色ラインと区別し
難くなり、重合部の継目を目立たせないようにすること
ができる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面により詳述する。
まず、第1図〜第3図に基いて第1実施例について詳
述する。
述する。
第1図は第1実施例の連続瓦Aを示す斜視図で、この
連続瓦Aは、一対の山部1aと谷部1bとが左右に連続した
なだらかな波形状を成す単体瓦1が、横方向に4個連続
して形成されたものである。
連続瓦Aは、一対の山部1aと谷部1bとが左右に連続した
なだらかな波形状を成す単体瓦1が、横方向に4個連続
して形成されたものである。
そしてこの連続瓦Aは、山部側端部2が瓦の左側に形
成され、谷部側端部3が瓦の右側に形成されている。ま
た、尚、連続瓦Aの上端部には単体瓦1毎に凹部4が形
成されており、該凹部4には釘穴41が形成されている。
成され、谷部側端部3が瓦の右側に形成されている。ま
た、尚、連続瓦Aの上端部には単体瓦1毎に凹部4が形
成されており、該凹部4には釘穴41が形成されている。
また、前記各単体瓦1の境5は、応力集中によるノッ
チ発生防止のために、また成形上の制約により第3図に
示すようにアール面50が形成され、かつ境5の上面に沿
って黒色ライン51が塗布により施されている。
チ発生防止のために、また成形上の制約により第3図に
示すようにアール面50が形成され、かつ境5の上面に沿
って黒色ライン51が塗布により施されている。
第2図は前記連続瓦Aの葺き重ね状態を示す斜視図、
第3図はその断面図で、これらの図に示すように連続瓦
Aは、山部側端部2を左隣の連続瓦Aの谷部側端部3の
上に重合させながら順次葺き重ねられる。また、上下方
向への葺き重ねは、下端部を下隣の連続瓦Aの上端部の
上に重合させながら順次葺き重ねられる。
第3図はその断面図で、これらの図に示すように連続瓦
Aは、山部側端部2を左隣の連続瓦Aの谷部側端部3の
上に重合させながら順次葺き重ねられる。また、上下方
向への葺き重ねは、下端部を下隣の連続瓦Aの上端部の
上に重合させながら順次葺き重ねられる。
上述のような連続瓦Aの葺き重ね状態において、横方
向に隣接する連続瓦A,Aの継目6は角張った形状となる
ので、この継目6の上面には影ができる。一方、各単体
瓦1の境5に沿って施された黒色ライン51は外観上、影
に見せることができる。即ち、横方向に隣接する連続瓦
A,Aの継目6にできる影が、前記単体瓦1の境5に影と
して見える黒色ライン51と区別し難くなり、継目6を目
立たせないようにすることができる。
向に隣接する連続瓦A,Aの継目6は角張った形状となる
ので、この継目6の上面には影ができる。一方、各単体
瓦1の境5に沿って施された黒色ライン51は外観上、影
に見せることができる。即ち、横方向に隣接する連続瓦
A,Aの継目6にできる影が、前記単体瓦1の境5に影と
して見える黒色ライン51と区別し難くなり、継目6を目
立たせないようにすることができる。
即ち、葺き重ねられた連続瓦A全体の統一性が確保さ
れて見栄えが向上する。
れて見栄えが向上する。
次に、第4図は本考案第2実施例の連続瓦Bを示す斜
視図である。
視図である。
この連続瓦Bは、山部1cが半円筒状に隆起して形成さ
れ、谷部1dがフラットに形成されたものである。
れ、谷部1dがフラットに形成されたものである。
その他の構成及び作用は第1実施例と同様であるの
で、図面に同一符号を付して説明を省略する。
で、図面に同一符号を付して説明を省略する。
以上、本考案の実施例を図面により詳述してきたが、
具体的な構成はこの実施例に限られるものではなく、本
考案の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても本
考案に含まれる。
具体的な構成はこの実施例に限られるものではなく、本
考案の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても本
考案に含まれる。
例えば、単体瓦の形状及び連続数等は適宜に決定でき
る。
る。
また実施例では、連続瓦に黒色ラインを塗布により施
したが、施工の方法は塗布に限らず、例えば黒色のシー
トを貼り付けるようにしてもよい。また、ラインの色は
黒色に限らず、灰色等の影に見え易い暗色であればよ
い。
したが、施工の方法は塗布に限らず、例えば黒色のシー
トを貼り付けるようにしてもよい。また、ラインの色は
黒色に限らず、灰色等の影に見え易い暗色であればよ
い。
(考案の効果) 以上説明してきたように、本考案の連続瓦にあって
は、単体瓦間の境に施した暗色ラインによって、連続瓦
間の継目にできる影が目立たなくなるので、全体の統一
性が確保されて見栄えが向上するという効果が得られ
る。
は、単体瓦間の境に施した暗色ラインによって、連続瓦
間の継目にできる影が目立たなくなるので、全体の統一
性が確保されて見栄えが向上するという効果が得られ
る。
第1図は本考案第1実施例の連続瓦を示す斜視図、第2
図は該連続瓦の葺き上げ状態を示す斜視図、第3図は該
連続瓦の葺き上げ状態を示す断面図、第4図は本考案第
2実施例の連続瓦を示す斜視図、第5図は従来の連続瓦
を示す斜視図、第6図は従来の連続瓦の葺き上げ状態を
示す斜視図、第7図及び第8図は従来の連続瓦の葺き上
げ状態を示す断面図である。 A……連続瓦 1……単体瓦 1a……山部、1b……谷部 2……山部側端部 3……谷部側端部 5……境 51……黒色ライン 6……継目 B……連続瓦 1c……山部、1d……谷部
図は該連続瓦の葺き上げ状態を示す斜視図、第3図は該
連続瓦の葺き上げ状態を示す断面図、第4図は本考案第
2実施例の連続瓦を示す斜視図、第5図は従来の連続瓦
を示す斜視図、第6図は従来の連続瓦の葺き上げ状態を
示す斜視図、第7図及び第8図は従来の連続瓦の葺き上
げ状態を示す断面図である。 A……連続瓦 1……単体瓦 1a……山部、1b……谷部 2……山部側端部 3……谷部側端部 5……境 51……黒色ライン 6……継目 B……連続瓦 1c……山部、1d……谷部
Claims (1)
- 【請求項1】1対の山部と谷部から成る単体瓦が横方向
に複数連続して形成される連続瓦において、前記単体瓦
間の境に沿って表面に暗色ラインが施されていることを
特徴とする連続瓦。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989015467U JP2514946Y2 (ja) | 1989-02-13 | 1989-02-13 | 連続瓦 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989015467U JP2514946Y2 (ja) | 1989-02-13 | 1989-02-13 | 連続瓦 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02107633U JPH02107633U (ja) | 1990-08-27 |
JP2514946Y2 true JP2514946Y2 (ja) | 1996-10-23 |
Family
ID=31227547
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1989015467U Expired - Lifetime JP2514946Y2 (ja) | 1989-02-13 | 1989-02-13 | 連続瓦 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2514946Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH054853U (ja) * | 1991-07-10 | 1993-01-26 | 栄 石井 | 植木鋏 |
-
1989
- 1989-02-13 JP JP1989015467U patent/JP2514946Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02107633U (ja) | 1990-08-27 |
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