JP2514623B2 - 放射エネルギ伝達制御方法及びこれに使用する機構 - Google Patents

放射エネルギ伝達制御方法及びこれに使用する機構

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    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
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Description

【発明の詳細な説明】 [技術分野] 本発明は、熱若しくは光その他の放射エネルギの伝達
を制御する為の方法とその実施の為の機構に関し、特
に、放射エネルギ源と照射される区域との間のエネルギ
伝達軸上に介装することにより、レンズとしての作用を
発揮させる機構に主眼をおいている。本発明の制御機構
は、多くの用途に利用することが出来、液体、気体等の
総ての媒体内で、放射エネルギの総ての形態の伝達を制
御するように作用可能である。制御機構の主な用途の一
つは、熱伝達を制御することであるが、それのみに限定
されるものではなく、文中には、実例によってその目的
の一端を示してあるに過ぎない。
[背景技術] 気体燃焼赤外線ヒータは、しばしば仕事場の為の高強
度頭上空間ヒータとして使用され、またこれは、時とし
て、照射区域上により強烈な形で熱を集約する手段とし
て、屈折石英レンズが配設されて来た。レンズを集約手
段とする場合は、これに配向される熱の40%程度が伝達
されるに過ぎない。レンズ自身の吸収率及び/または吸
収した熱を消散させることについて考えれば、レンズの
能力限界によって、それが自己破壊する前は、熱をエネ
ルギ源とする制限された伝達機能だけを問題として論議
することが出来る。
[発明の要約] 本発明の一つの目的は、放射エネルギ源と照射区域と
の間でレンズとして作用する放射エネルギ伝達制御方法
と、これを実施するための機構を提供することであり、
この方法及び機構は、屈折ではなく反射により、照射区
域上にエネルギを集約する。従って、屈折レンズを使用
するものとは異なる。本発明の他の目的は、照射区域に
配向されるエネルギの85%以上を伝達することを可能と
する吸収/放射特性を有するこの種放射エネルギ伝達手
段とその制御機構を提供することである。更に他の目的
は、格子状伝達媒体の特徴を具備し、これを通過して伝
達されるエネルギが、放射エネルギ源と照射区域との間
で、伝達されるエネルギの通過する液体、気体等と同様
な周囲の媒体内でも伝達させることができるような手段
及び制御機構を提供することにある。更に他の目的は、
周囲の伝達媒体とは異なる媒体により満たされ、従って
若し望むならば、第2の効果、例えば、ろ過及び/また
は屈折効果を、本発明の手段とその制御機構により達成
される第1の集約効果を重ねることが出来るような方法
及び制御機構を提供することである。更に別の目的は、
如何なる付帯的なエネルギ帯域内であっても、或る周波
数のエネルギのみを選択的に反射するように変更可能な
方法及び制御機構を提供することである。他の目的は、
液体、気体等の総ての周囲媒体内で用いることが出来、
各媒体内で同じ効果を得るように作用出来る方法と制御
機構を提供することである。更に別の目的は、以下の本
発明に関する記載から明白となろう。
これ等の目的及び利点は、他の点をも含めて、本発明
に係る放射エネルギ伝達方法により具現化され、この方
法に従う実施機構は、放射エネルギ源と照射区域との間
の伝達軸上に介装され、レンズと同等のは集光作用を生
ずる蜂窩状格子構造を含む。上記構造の母体は、伝達軸
の周りに互いに並設され且つ軸方向両側に配向された面
上で両側に開口する開口端部セルの列を画定している。
列の個々のセルは、その内周に反射壁を有し、それら内
周壁は、軸方向にあって、セルの開口端部を通して外方
に延びており、個々のセルの軸に対して垂直な平面の断
面にいて互いに直角な囲みを形成している。更に、上記
後者のセルの軸は、エネルギ伝達軸に対して逐次異なる
角度を以って配向され、一側面において伝達軸上に向け
て焦点を結ばせるようになっており、これにより、各セ
ルを連らねる全体の外形は、放射エネルギ源に対し、そ
の囲みの一部をなす円弧状をなす。また個々のセルの反
射面の位置は、各軸に沿って且つその断面区域に対して
変化し、従ってエネルギ源が焦点に配置された時、その
点からセルの隣接開口端部分に放射されるエネルギが、
逆側開口端部においてセルから出る前に、セルの壁への
及び壁からの反射が2度より多くならないような反射を
受けるようにしてある。エネルギ源が伝達軸に沿って焦
点の各側に移されても、伝達されるエネルギは、照射区
域に対して直接伝達するよりも強められて照射区域上に
集約される。
望ましくは、各セルは横断平面内において実質的に正
方形の断面を有し、この断面は各セルの一端部から他端
部に至る区域において実質的に一定した形態とすること
である。この場合、機構母体は、ウエブが一定した厚み
を有している関係で、上記他側部から焦点を含む軸方向
におけるセルの断面区域に向って、若しくは少なくとも
上記列の外周外向きに配置されたセルの断面に対して、
僅かに軸方向内向きの傾斜を提供する必要がしばしばあ
る。同様の考えから、伝達軸から外周外向きにセルが配
置されるように、セルの断面をより長方形に作る必要も
ある。
セルは、液体、気体等の媒体の何れかによる機構周り
の周囲媒体により満たされるか、若しくは機構周りとは
異なる媒体により満たされる。例えば、或る周波数のエ
ネルギを屈折及び/または吸収するような媒体により満
たされる。同様に、機構母体のウエブ及び/またはセル
の壁は、或る周波数のエネルギを選択的に吸収する一
方、或る周波数及びその他を選択的に反射するのに適す
るようになされる。
機構の表面は、前述のように、球面状に弯曲した外形
を有しており、本発明の或る具現化した望ましい実施例
においては、機構は薄いウエブの母体材料をもって凹凸
表面板の形態をなす。
また、本発明を具現化した望ましい他の実施例におい
ては、上記横断平面において各セルは長方形断面を有
し、その長手側は伝達軸に対し個々に直交する平面をも
って配向され、セルの開口端部から放射されるエネルギ
が上記平面から個々に射出されるようになっている。こ
れにより機構表面は、球面状ではなく、一定の幅をもっ
た円弧状の弯曲した外形を備える。
或る実施例においては更に、セルは伝達軸の上記平面
を横断する短手側に対向壁を有し、これら対向壁は、互
いに略平行で、放射エネルギが予め設定された方向に沿
って射出されるようになっている。
上記の各特徴は、仕事場において、エネルギ源からの
照射を制御するパネルとして用いる時、本発明を実現す
るのに望ましい2つの実施例を例示する図面を参照する
ことにより、理解し得るであろう。
[発明の望ましい実施例] 図面に関し、第1図乃至第8図のヒータ2は吊り筐体
4を有し、筐体4はこれに包囲された平板状の気体燃焼
赤外線放射ユニット6と、筐体4の周りに支持された部
分台形反射エプロン8とを有している。エプロン8は、
底部開口を横断して付設された本発明制御パネル10を有
し、筐体の下方へ放射される熱がパネルの焦点効果を受
けるようになっている。筐体4及び放射ユニット6は、
通常輪郭が正方形で、エプロン8は底部開口の周りに同
様な形状のリム12を有し、ここにパネル10が付設されて
いる。パネル自体は、部分球状断面をなし、リム12及び
パネルの輪郭は、ヒータの4側部でアーチ形の線に沿っ
て適合するようになっている。
筐体の上部左右コーナにおいてチェーン16に取付けら
れた一対のブラケット14により、ヒータとしての前記ユ
ニット6は通常の形態で吊るされる。
内部において、パネル10は蜂窩状アルミニウム格子構
造18を含み、その薄いウエブのアルミニウム母体20は、
開口端部セル22の列を画定し、各セルは、伝達軸24(第
3図乃至第7図参照)の周りで互いに並設され、軸方向
両側に配向された凹凸表面26,28において、パネルの両
側に開口部を形成している。列の個々のセル22は、その
内周周りに反射壁30を有し、パネルの通常の軸方向にお
いて、セルの開口端部分34,36を通って外方に延びるセ
ルの軸32(第5図参照)に垂直な平面上に略沿って連接
されている。更に第3図乃至第5図に示されるように、
セルの軸32は、伝達軸24に対して角度を以って配向さ
れ、パネルの上部側に焦点38を有するようになってお
り、またセルの長さは、各軸32に沿って且つその断面区
域に対して変化しており、従ってエネルギ源としてのユ
ニット6が焦点に配置された時、その点からセルの隣接
開口端部分34に放射されるエネルギが、開口底端部36に
おいてセルから出る前に2度以上反射しないように、セ
ルの反射壁30への入射及び反射壁30からの反射を受ける
ようになっている。更に、セルは上述の如く角度を以っ
て配向され、大きさを決められており、焦点38からここ
に放射されるエネルギは、伝達軸24に平行なパネルの下
側の方向に向けて、セルの各反射壁30から反射される。
特に第3図乃至第8図を参照すると判るように、実際、
可能な最小範囲に対して、セルはこの様な角度と大きさ
をもって形成されている為、パネルの上部側からセルの
上端部分34内に放射されるエネルギは、セルの開口底端
部36を通って反射放出される前に、2度より多くは反射
を受けない。これは、エネルギに対応する各入射線44と
同様に、放出していく反射エネルギの線42が、各セルの
軸32に対して同じ角度で確実に放出されるようにするも
のである。
パネル内には、多数のセルが存在する為、セルは上記
横断平面内において実質的に正方形の断面を付与するこ
とが出来、また各セルの断面は、セルの一端部から他端
部に至る区域において実質的に一定に保持されることが
可能となる。これはセル内で個別に傾きを与えることな
く、これ等を組立てる上で望ましい方法となる。然し、
もしパネルの大きさが可成り小さいか若しくは可成り少
ない数のセルを有する場合には、パネルの軸方向内向き
に僅かに傾斜する傾きをセルに対し、若しくは、少なく
とも列の外周外向きに配置されたセルに関連して提供
し、厚さが一定のウエブ材料から母体を組立てることが
出来るようにしなければならない。同様に、伝達軸24か
ら外周外向きに配置されたこれ等セルにおいて、より長
方形の断面を提供する必要も生ずる。
放射ユニット6の放射表面46がパネルの焦点平面40に
配置された時には、第3図乃至第7図に示すように、焦
点38から離間した点41を含むユニット表面の総ての放射
点は、表面から軸方向下向きに同様な伝達の共通線パタ
ーンを受ける。然し、軸から離れた各点41の場合、共通
線は、軸24に関連するよりも、放射点でユニットの表面
と交差する軸を有するセルの軸32と関連する。第5図
は、これに関連する図として示した。他方、放射ユニッ
ト6の表面46が、焦点平面40から外れて配置されている
時、例えば、第7図及び第4図に示したように、焦点平
面40の上方に配置されていると、これらの図の左方に放
射径路を示してあるように、放射点48からの放射エネル
ギは消散効果を受ける。つまり、反射した放射出線42が
ユニットの表面と交差する軸から発散する傾向となる。
このような場合にはセルの軸32は、第4図の伝達軸24
か、第5図の軸24で示したセルの軸から横方向に外れた
点48または50がユニットの表面と交差するセル軸とな
る。逆に、放射ユニット6の表面46が、焦点平面40の下
方に配置されると、第6図及び第4図の右側に図示した
ように、放射点52からの放射エネルギは集中効果を受け
る。即ち、この効果とは、反射後放射出線42が軸に対し
集束する傾向のあることで、このような場合には、セル
軸32は、伝達軸24から横方向に外れた点52または54がユ
ニットの表面と交差するセル軸32となる。
従って、パネルの焦点平面に関連してユニットの放射
表面の位置を変化させることにより、放射の各ユニット
が積重ねを受ける範囲を変化させ得るものであり、これ
は、放射ユニットの表面から他の放射ユニットと共に、
加熱区域内において、各放射ユニットを結像若しくは
「積重ね」を与える範囲となる。この事実は、直接伝達
により放射源自身から放射熱が提供されるよりも、所望
の作業空間をより以上の強度形態で照射するように設定
し得ることを明らかにするものである。例えば、ユニッ
ト6の為の特定のBTU/ft2値、及び下方の照射特定区域
が定められると、設計者はパネルの為の最適の形状及び
サイズを決定出来るだけでなく、照射加熱区域内の最適
加熱レベルを提供する上でのパネルとユニット表面との
間の特別な関係をまた決定出来ることになる。更に、設
計者は、同じBTU/ft2値を有する公知のヒータにより可
能なよりも、照射加熱区域内により以上の熱を集中出来
る為、ヒータを作業空間のより上方に離間させた位置か
ら、「太陽効果」を生み出すと共に、ヒータがより近く
配置されている時には、結像帯域のより内側及び外側に
居ることにより経験する温度の「揺れ」を生じさせる居
心地の悪さを解消することが出来ることを意味する。
この事実は、シュリンプ、ザリガニ及びロブスターの
ような長尾亜目の甲殻類の目に生じていることからも実
証される。彼等は目の外周囲に結合反射レンズを有し、
これ等は本発明の制御パネル10の断面と類似している。
これ等は、甲殻類の目の網膜上の点に入射光を「積重
ね」するように作用し、彼らの居住域で通常利用可能な
薄暗い光を彼らの視覚の目的の為に強めるのに役立てら
れている。制御パネル10はこの積重ね効果をパネルの下
方区域上に放射点を集中させるのに使用し、他方、甲殻
類の目のレンズは、これを目の網膜上に入射する光を強
めるのに使用している訳である。然し、本発明の他の適
用では、制御パネル10は、図示の実施例の場合のようで
なく、上記放射点38,41,48,50,52,54と同様な点上に、
入射エネルギの帯域を強めるのに使用される。
本発明の更に別の実施例において、母体20のウエブ及
び/またはセルの壁30は、選択的に或る周波数のエネル
ギを吸収する一方、周波数の一つ若しくはその他を反射
するのに適合し、或る所望の周波数のみを外方向に反射
させることが出来る。
更に別の実施例では、セル22は、制御パネル10を包囲
する周囲の液体、気体等の媒体でななく、異なる媒体に
より満たされる。例えば、赤外線フイルタ材料のような
赤外放射線のみを通過させる屈折及び/または選択的吸
収ガラス状材料からなるプラグ(図示せず)により、上
記セルを満たすことが出来る。
制御パネル10による焦点効果は、伝達軸の一つ若しく
はそれ以上の平面において緩和され若しくは省略され
る。これは第9図乃至第12図に図示される通りであり、
これ等の図においては、両実施例に共通の素子に関し
て、或る符号を導入し、再使用して説明してある。筐体
4′及び放射ユニット6′は長方形の輪郭をなし、伝達
軸と交差する平面に焦点効果が制限されるような極端な
位置で図示してあり、制御パネル10′は、断面が部分円
筒状をなし、放射ユニット6′の長手側に対して平行な
面46′の上方で、放射ユニットの幅に対して集光効果を
生ずるように配置されている。第11図を参照して、制御
パネル10′の側面における側壁56,56の間において、母
体20′の各セル22′は、第6図示の態様で軸上に集束す
る放射を生ずるように大きさを決められ且つ配向され
る。
パネルの軸の平面即ち第12図示平面において、集光効
果は大体緩和若しくは総略され、セル22′は断面が長方
形で、その長手側は上記平面に対して平行に配向され、
セルの底部開口端部から放射するエネルギは上記平面に
向けて射出される。その結果、放射は限定された区域に
おいて積重ねられ、該区域は平面図においてより偏長若
しくは長円形となる。この場合の照射区域は第10図に符
号57で示した通りである。この形態は、例えば店内の横
に長い一連の仕事場の加熱に用いられる。
放射線による照射区域の長さを限定する為に、制御パ
ネル10′は、端部に直線平行壁58を有する。平行壁58
は、伝達軸に平行し、望ましくは、パネルの端部間に一
つ若しくはそれ以上の中間壁60が設けられ、これはパネ
ルに強度を付与する。これ等はまた伝達軸に平行で且つ
端部壁58間に対称的に配置される。その結果第9〜11図
に示した実施例では、各セル22′が形成する放射端面の
外形は、両端部壁58により画定された円弧面をなす。
【図面の簡単な説明】
第1図は底部に本発明機構のパネルが装着された赤外線
頭上空間ヒータを示す部分切欠斜視図。 第2図は本発明機構の制御パネルをその中心軸線の真下
から見上げた際の外観を示す図。 第3図は、パネルの概略断面図で、焦点から放射される
エネルギに関連してパネルの加熱焦点効果を示した図。 第4図は、第3図と類似のパネルの該略断面図で、上方
の他の点から放射されるエネルギに関連してパネルの加
熱焦点効果を示した図。 第5図は、他の同様なパネルの断面図で、パネルの上方
の更に別の点から放射されるエネルギに関連してパネル
の加熱焦点効果を示した図。 第6図は、パネルの上方の更に別の点から放射されるエ
ネルギに関連して加熱焦点効果を示した図。 第7図は、パネルの上方の更に別の点から放射されるエ
ネルギに関連して加熱焦点効果を示した図。 第8図は、一つのセルのパネルの母体を示す部分斜視図
で、加熱焦点効果を説明する図。 第9図は、底部に変更パネルが装着された赤外線頭上空
間ヒータを示す部分切欠斜視図。 第10図は、第9図示変更パネルにより生じる加熱焦点効
果を示す概略斜視図。 第11図は、第9図示頭上空間ヒータの線11−11に沿う部
分断面図で、上記変更パネルによる加熱焦点効果を示す
図。 第12図は、第11図の線12−12に沿うヒータの部分断面図
で、平面により生ずる非加熱集光の制限効果を示す図。 2……ヒータ、6……放射ユニット、10……制御パネ
ル、18……格子構造、20……母体、22……セル、24……
伝達軸、30……反射壁、32……セルの軸、34,36……開
口端部分

Claims (22)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所与の区域に放射エネルギを照射する方法
    であって、放射エネルギ源と照射区域の間の放射エネル
    ギ源伝達軸の周りに放射エネルギ伝達セル列を配向し、 これらセル列を放射エネルギ源に対し、その囲みの一部
    をなす曲面状に弯曲して配列し、 セル列の入射面が放射エネルギ源に向き、 セル列の反射面が照射区域に向けられ、 前記セル列を形成する各セルに、4つの略平坦な反射性
    内壁面を付与し、 各壁面を互いに隣接する壁面により連接して、それら各
    壁面をセルの伝達軸の周りに配置し、 各壁面がセル列の入射面における一方のセル端とセル列
    の反射面における他方のセル端とをもって、セルの伝達
    軸に沿って互いに整列する1対の対向する放射エネルギ
    伝達端を画定させ、 各セルを、その伝達軸が放射エネルギ源の伝達軸に対し
    て、放射エネルギ源からセル列の入射面における放射エ
    ネルギ伝達端を経てセルに入射した放射エネルギがセル
    の前記反射性内壁面で反射し、 放射エネルギ源の伝達軸に対して所期の一定角度でセル
    列の反射面における放射エネルギ伝達端から射出して、
    照射区域上に所期の一定放射エネルギ分布パターンを形
    成するように、 放射エネルギ源の伝達軸に対してセル列の一方の側から
    他方の側へ向けて傾斜し、 セル列を、 その入射面から距離を隔てた位置で放射エネルギ源の伝
    達軸上に焦点を形成すべく配向し、 放射エネルギ源が前記焦点に位置するときに、放射エネ
    ルギ源からセル列の入射面における放射エネルギ伝達端
    へ放射されたエネルギが、放射エネルギ源伝達軸よりも
    外方に位置するセルの前記反射性内壁面から放射エネル
    ギ源伝達軸に対する平行面に沿ってセル列の反射面にお
    ける放射エネルギ伝達端に向って反射するように放射エ
    ネルギ源伝達軸から半径方向外方に向って1つのセルか
    ら次のセルへと変化させ、 セル列の反射面からの照射区域に結像される放射エネル
    ギ分布パターンが、 焦点に対して選択する放射エネルギ源の位置に依存して
    放射エネルギ源単独による照射区域への直接伝達で得ら
    れるパターンより多少とも強められたパターンとして結
    像されるように放射エネルギ伝達軸に沿って焦点位置を
    一方または他方の側に配置する手段とから成る ことを特徴とする放射エネルギ伝達制御方法。
  2. 【請求項2】放射エネルギ伝達軸に対してセル軸の角度
    を変化させることにより セル相互の相対的配置関係を変化させるようにしたこと
    を特徴とする特許請求の範囲第(1)項に記載の放射エ
    ネルギ伝達制御方法。
  3. 【請求項3】セル軸線に沿ったセルの長さと セル軸線と直交するセル平面におけるセルの断面積との
    比を変化させることにより セル相互の位置関係を変化させるようにした ことを特徴とする特許請求の範囲第(1)項に記載の放
    射エネルギ伝達制御方法。
  4. 【請求項4】放射エネルギ源伝達軸に対するセル軸線の
    角度及び 夫々のセル軸線に沿ったセルの長さと セル軸線と直交するセル平面におけるセルの断面積との
    比を変化させて、 セル相互の配置関係が変化するようにした ことを特徴とする特許請求の範囲第(1)項に記載の放
    射エネルギ伝達制御方法。
  5. 【請求項5】前記セルが、 構造周りの媒体とは異なる媒体で満たされる ことを特徴とする特許請求の範囲第(1)項に記載の放
    射エネルギ伝達制御方法。
  6. 【請求項6】放射エネルギの特定周波数を選択的に吸収
    し、 他の1つまたは2つ以上の周波数を反射するように セルの内側壁面を形成するステップをも含む ことを特徴とする特許請求の範囲第(1)項に記載の放
    射エネルギ伝達制御方法。
  7. 【請求項7】セルの軸と直交するセル平面において、 前記セルが実質的に矩形断面を呈するようにし、 前記セルの比較的長い内側壁面が、 放射エネルギ源伝達軸と平行な平面に沿って広がり、 前記セル列の反射面におけるセルの放射エネルギ伝達端
    から放射されるエネルギが、 前記平面に対する平行面に沿って進むようにすることを
    特徴とする特許請求の範囲第(1)項に記載の放射エネ
    ルギ伝達制御方法。
  8. 【請求項8】放射エネルギ源と、 該放射エネルギ源と照射区域とを結ぶ放射エネルギ源の
    伝達軸上に介在して、レンズのように放射エネルギ伝達
    を制御する制御部材との組合わせ装置であって、 前記制御部材が、 前記放射エネルギ源に対し、その囲みの一部をなす曲面
    状に弯曲して配列された放射エネルギ伝達セル列から成
    り、 前記セル列をなす各セルの入射面が放射エネルギ源に向
    き、反射面が照射区域に向けられ、 各セルが、 4つの略平坦な反射性内壁面をもって構成され、 これらの反射性内壁面が、 セルの伝達軸の周りで互いに隣接する壁面により連接さ
    れ、各壁面がセル列の入射面における一方のセル端とセ
    ル列の反射面における他方のセル端とがセルの伝達軸に
    沿って互いに整列する1対の対向する放射エネルギ伝達
    端を画定し、 セルの伝達軸が、 放射エネルギ源の伝達軸に対して、放射エネルギ源から
    セル列の入射面における放射エネルギ伝達端を経てセル
    に入射した放射エネルギを各セルの前記反射性内壁面で
    反射し、放射エネルギ源の伝達軸に対して所期の一定角
    度で各セル列の反射面における放射エネルギ伝達端から
    射出して、照射区域上に所期の一定放射エネルギ分布パ
    ターンを形成するように放射エネルギ源の伝達軸に対し
    てセル列の一方の側から他方の側へ向けて傾けられてお
    り、 セル列が、 その入射面から距離を隔てた位置で放射エネルギ源の伝
    達軸上に焦点を形成すべく配向され、 放射エネルギ源をその伝達軸に沿って前記焦点の一方ま
    たは他方の側へ移動させることによって、照射区域上に
    結像する放射エネルギ分布パターンが、 放射エネルギ源単独による前記区域への直接伝達で形成
    されるよりも多少とも強められたパターンに変わるよう
    に配列されている ことを特徴とする放射エネルギ伝達制御機構。
  9. 【請求項9】各セルの断面積に対する各セルの軸方向の
    長さが、 放射エネルギ源の伝達軸から半径方向に向って変化する
    ようにした ことを特徴とする特許請求の範囲第(8)項に記載の放
    射エネルギ伝達制御機構。
  10. 【請求項10】前記セルが、 セルの軸と直交するセル平面内で実質的に正方形の断面
    を有し、 セルの対向する放射エネルギ伝達端で 前記断面の面積が実質的に一定である ことを特徴とする特許請求の範囲第(8)項に記載の放
    射エネルギ伝達制御機構。
  11. 【請求項11】前記セルが、 構造周りの周囲媒体で満たされている ことを特徴とする特許請求の範囲第(8)項に記載の放
    射エネルギ伝達制御機構。
  12. 【請求項12】前記セルが、 構造周りの周囲媒体とは異なる媒体で実質的に満たされ
    ている ことを特徴とする特許請求の範囲第(8)項に記載の放
    射エネルギ伝達制御機構。
  13. 【請求項13】前記セルの前記内側壁面が、 放射エネルギの幾つかの周波数を選択的に吸収し、 他の1つまたは2つ以上の周波数を反射するようにした ことを特徴とする特許請求の範囲第(8)項に記載の放
    射エネルギ伝達制御機構。
  14. 【請求項14】前記セル列の入射面及び反射面を弯曲さ
    せたことを特徴とする特許請求の範囲第(8)項に記載
    の放射エネルギ伝達制御機構。
  15. 【請求項15】前記セル列が、 薄いウエブ状素地材から成る凹凸面パネルの形態をとっ
    ている ことを特徴とする特許請求の範囲第(8)項に記載の放
    射エネルギ伝達制御機構。
  16. 【請求項16】前記セルが、 セル軸と直交するセル平面内で実質的に矩形断面を有
    し、 比較的長い寸法を有するセルの内側壁面が、 放射エネルギ伝達軸と平行な平面に沿っており、 セル列の反射面におけるセルの放射エネルギ伝達端から
    放射されるエネルギが、 前記平面に対する平行面に沿って広がっている ことを特徴とする特許請求の範囲第(8)項に記載の放
    射エネルギ伝達制御機構。
  17. 【請求項17】放射エネルギ源からセル列の入射面にお
    ける放射エネルギ伝達端を経てセルに入射する放射エネ
    ルギが、光源の伝達軸よりも外方に位置するセル内壁面
    で2回を限度に反射した後、 セル列の反射面における放射エネルギ伝達端から射出す
    るようにセルの軸方向の長さを設定した ことを特徴とする特許請求の範囲第(8)項に記載の放
    射エネルギ伝達制御機構。
  18. 【請求項18】放射エネルギ源が前記焦点に位置する
    時、 放射エネルギ源から隣接のセルの放射エネルギ伝達端へ
    放射されるエネルギが、 放射エネルギ源伝達軸よりも外方に位置するセル内壁面
    から放射エネルギ源伝達軸に対する実質的な平行面に沿
    ってセル列入射面に向って入射し、 セルの夫々のセル軸線に沿った長さと 夫々の軸線と直交するセルの断面の面積と の比に関して セル相互の構造関係が変化するように セル相互の構造関係が、 放射エネルギ源伝達軸から半径方向に外方へ向って変化
    する ことを特徴とする特許請求の範囲第(8)項に記載の放
    射エネルギ伝達機構。
  19. 【請求項19】セル軸線と放射エネルギ源伝達軸の間の
    角度に関してセル相互の構造関係が変化する ことを特徴とする特許請求の範囲第(8)項に記載の放
    射エネルギ伝達機構。
  20. 【請求項20】夫々のセル軸線に沿ったセルの長さと セル軸線と直交するセル平面におけるセルの断面積との
    比に関して セル相互の構造関係が変化するようにした ことを特徴とする特許請求の範囲第(8)項に記載の放
    射エネルギ伝達機構。
  21. 【請求項21】セル軸線と放射エネルギ源伝達軸との間
    の角度及び夫々のセル軸線に沿ったセルの長さと セル軸線と直交するセル平面におけるセルの断面積との
    比に関して セル相互の構造関係が変化するようにした ことを特徴とする特許請求の範囲第(8)項に記載の放
    射エネルギ伝達機構。
  22. 【請求項22】比較的短い寸法を有するセルの内側壁面
    が、 前記平面に対して斜行し、 放射されるエネルギが、 前記平面に沿って広がる長さに一定の限度を設けたこと
    を特徴とする特許請求の範囲第(16)項に記載の放射エ
    ネルギ伝達機構。
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