JP2514161Y2 - シャワ―ヘッド - Google Patents
シャワ―ヘッドInfo
- Publication number
- JP2514161Y2 JP2514161Y2 JP3368690U JP3368690U JP2514161Y2 JP 2514161 Y2 JP2514161 Y2 JP 2514161Y2 JP 3368690 U JP3368690 U JP 3368690U JP 3368690 U JP3368690 U JP 3368690U JP 2514161 Y2 JP2514161 Y2 JP 2514161Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- main body
- jet
- spout
- opening
- shower head
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はシャワーヘッド、特に散水角度可変式の固定
シャワーヘッドに関する。
シャワーヘッドに関する。
(従来の技術) 従来、散水角度可変式の固定シャワーヘッドとして種
々の構造が知られているが、その殆んどのものは第3図
に示す実公昭51−22811号公報のもののように、シャワ
ーヘッドの本体ごと動かすことにより散水角度を変える
ことができるようになっており、散水角度を変えるため
にボール継手34を用いており、固定を袋ナット35の締付
力の加減で調節している。
々の構造が知られているが、その殆んどのものは第3図
に示す実公昭51−22811号公報のもののように、シャワ
ーヘッドの本体ごと動かすことにより散水角度を変える
ことができるようになっており、散水角度を変えるため
にボール継手34を用いており、固定を袋ナット35の締付
力の加減で調節している。
(考案が解決しようとする課題) 以上のような従来の固定シャワーヘッドにおいては、
ボール継手34のボール部36と給湯管部38又は、袋ナット
35との間に挾入する可動部シール用のパッキン6の摩耗
によりヘッド部37が自然に動いてしまったり、上記パッ
キンの膨潤でヘッド部37が動かなくなったりしてヘッド
部の角度調節ができない場合が生じる。
ボール継手34のボール部36と給湯管部38又は、袋ナット
35との間に挾入する可動部シール用のパッキン6の摩耗
によりヘッド部37が自然に動いてしまったり、上記パッ
キンの膨潤でヘッド部37が動かなくなったりしてヘッド
部の角度調節ができない場合が生じる。
本考案は、従来技術が有する上記問題点に鑑みてなさ
れたものであり、散水角度調節のための可動部が常に一
定のトルクで滑らかに動く固定シャワーヘッドを提供す
ることを目的とする。
れたものであり、散水角度調節のための可動部が常に一
定のトルクで滑らかに動く固定シャワーヘッドを提供す
ることを目的とする。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために本考案のシャワーヘッドで
は、前面を開口し、背面には給湯管接続部を設けた有底
円筒状の本体と、噴出口を貫通開穿するとともに、上記
本体内に回転自在に嵌合装着して噴出口出口を本体前面
の開口部に臨ませる噴出口部材とを備えたシャワーヘッ
ドにおいて、本体内部に収容配備され噴出口部材にその
背後から嵌合状に係合する噴出口部材押えと、本体開口
部に設けられて上記噴出口部材押えと共に噴出口部材を
前後から挾持支承する取付具と、上記噴出口部材押えを
噴出口部材に緊接する方向に付勢するバネとを備えるも
のである。
は、前面を開口し、背面には給湯管接続部を設けた有底
円筒状の本体と、噴出口を貫通開穿するとともに、上記
本体内に回転自在に嵌合装着して噴出口出口を本体前面
の開口部に臨ませる噴出口部材とを備えたシャワーヘッ
ドにおいて、本体内部に収容配備され噴出口部材にその
背後から嵌合状に係合する噴出口部材押えと、本体開口
部に設けられて上記噴出口部材押えと共に噴出口部材を
前後から挾持支承する取付具と、上記噴出口部材押えを
噴出口部材に緊接する方向に付勢するバネとを備えるも
のである。
また、上記噴出口部材の噴出口出口には、表面に摘み
を設けた散水板を設ける。
を設けた散水板を設ける。
(作用) 以上のように構成したシャワーヘッドにあっては、取
付具と共に噴出口部材を前後から挾持支承する噴出口部
材押えがバネにより付勢されて噴出口部材に密接し、そ
の噴出口部材に密接する力は常時一定に保たれる。
付具と共に噴出口部材を前後から挾持支承する噴出口部
材押えがバネにより付勢されて噴出口部材に密接し、そ
の噴出口部材に密接する力は常時一定に保たれる。
また、噴出口部材は摘みの操作により任意の方向に回
動し、この回動により散水角度を任意の方向に調節変更
することができる。
動し、この回動により散水角度を任意の方向に調節変更
することができる。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を図に基づいて説明する。
この実施例は一般的なスプレー吐出用のシャワーヘッ
ドを示し、図中1はシャワーヘッドの本体で、軸方向の
一方を開口した有底円筒状に形成されてその開口側端縁
にフランジ10を有し、該フランジ10より若干間隔をおい
た外周面と開口部内周面に夫々ネジ部11,12が設けられ
ている。
ドを示し、図中1はシャワーヘッドの本体で、軸方向の
一方を開口した有底円筒状に形成されてその開口側端縁
にフランジ10を有し、該フランジ10より若干間隔をおい
た外周面と開口部内周面に夫々ネジ部11,12が設けられ
ている。
また本体1は底部中央に湯導入口13が開穿されると共
に該湯導入口13に連通連絡する管状の給湯管接続部2が
本体1と一体に突出形成されており、この給湯管接続部
2の開口端側の内外両周面には夫々ネジ部14,15が設け
られている。
に該湯導入口13に連通連絡する管状の給湯管接続部2が
本体1と一体に突出形成されており、この給湯管接続部
2の開口端側の内外両周面には夫々ネジ部14,15が設け
られている。
そして、この本体1には噴出口部材押え7、噴出口部
材5及びブッシュ16を順次収容する一方、取付具8を開
口部に取着して、上記噴出口部材5を噴出口部材押え7
と取付具8で挾持状に支承すると共に給湯管接続部2に
はバネ9とバネ押え17を収容装備してバネ9により噴出
口部材押え7を本体1開口側へ付勢する。
材5及びブッシュ16を順次収容する一方、取付具8を開
口部に取着して、上記噴出口部材5を噴出口部材押え7
と取付具8で挾持状に支承すると共に給湯管接続部2に
はバネ9とバネ押え17を収容装備してバネ9により噴出
口部材押え7を本体1開口側へ付勢する。
噴出口部材押え7は外径が本体1の内径とほぼ同径の
浅い有底円筒状を呈する部材であり、その開口側を本体
1の開口側に向けて本体1内に収容する。
浅い有底円筒状を呈する部材であり、その開口側を本体
1の開口側に向けて本体1内に収容する。
上記噴出口部材押え7にはその底部中央に通水孔18が
開設されると共に開口端部内周に噴出口部材5との間を
シールするためのOリング状の可動部シール用パッキン
6が嵌着され、外周面に本体1内周面との間をシールす
るためのUパッキン19が嵌着される。
開設されると共に開口端部内周に噴出口部材5との間を
シールするためのOリング状の可動部シール用パッキン
6が嵌着され、外周面に本体1内周面との間をシールす
るためのUパッキン19が嵌着される。
噴出口部材5は外面形状を大略球形状に形成した、本
体1内径とほぼ同径か若しくは僅かに小径な部材に、そ
の中央部を貫通して噴出口3を開穿したもので、噴出口
3は軸方向中途部から一方が段部20を介して大径に形成
されており、この大径側開口部には該部を覆って散水板
4が取りつけられる。
体1内径とほぼ同径か若しくは僅かに小径な部材に、そ
の中央部を貫通して噴出口3を開穿したもので、噴出口
3は軸方向中途部から一方が段部20を介して大径に形成
されており、この大径側開口部には該部を覆って散水板
4が取りつけられる。
散水板4は緩やかな弯曲面に形成されており、その周
縁部を除く、ほぼ全面に多数の散水孔21が穿設されると
共に背面にはリング状の脚部22を備えており、該脚部22
外周に設けたネジ部23により噴出口3の大径側開口部に
螺着する。
縁部を除く、ほぼ全面に多数の散水孔21が穿設されると
共に背面にはリング状の脚部22を備えており、該脚部22
外周に設けたネジ部23により噴出口3の大径側開口部に
螺着する。
また散水板4にはその表面に該散水板4中心を通って
径方向に延びる摘み24が突出形成されている。
径方向に延びる摘み24が突出形成されている。
上記噴出口部材5は、本体1内に回動自在に挿入収容
して噴出口部材押え7に嵌合状に係合し、その球面状外
面を噴出口部材押え7開口部に装着したOリング状の可
動部シール用パッキン6に密接せしめ、噴出口3の小径
側開口を噴出口部材押え7の通水孔18に対応させると共
に散水板4を本体1開口に臨ませる。
して噴出口部材押え7に嵌合状に係合し、その球面状外
面を噴出口部材押え7開口部に装着したOリング状の可
動部シール用パッキン6に密接せしめ、噴出口3の小径
側開口を噴出口部材押え7の通水孔18に対応させると共
に散水板4を本体1開口に臨ませる。
取付具8は外周面にネジ25を切った袋ナット状に形成
されており、本体1開口部に螺着し、ブッシュ16を介し
て噴出口部材5を開口側から押え、その抜け出しを防止
する。
されており、本体1開口部に螺着し、ブッシュ16を介し
て噴出口部材5を開口側から押え、その抜け出しを防止
する。
ブッシュ16はポリアセタール等の合成樹脂製で、テー
パー状の内周面を有するリング状に形成され、取付具8
と噴出口部材5との間に挾入されてそのテーパー状内周
面を噴出口部材5の球面状外面に密接する。
パー状の内周面を有するリング状に形成され、取付具8
と噴出口部材5との間に挾入されてそのテーパー状内周
面を噴出口部材5の球面状外面に密接する。
一方、給湯管接続部2に装備するバネ押え17は外周面
にネジ26を切った円筒状又はリング状に形成され、給湯
管接続部2内周に形成したネジ部14に螺着される。
にネジ26を切った円筒状又はリング状に形成され、給湯
管接続部2内周に形成したネジ部14に螺着される。
バネ押え17の端部にはドライバー等の工具を係合する
凹部27が形成されている。
凹部27が形成されている。
またバネ9はバネ押え17と噴出口部材押え7との間に
弾装され、バネ押え17のねじ込み具合により噴出口部材
押え7への付勢力を調節される。
弾装され、バネ押え17のねじ込み具合により噴出口部材
押え7への付勢力を調節される。
尚、バネ9とバネ押え17との間には座金28を介装す
る。
る。
而して、斯るシャワーヘッドは、取付壁29に開設した
取付口30に、取付壁29表面側から給湯管接続部2を先に
して挿入し、フランジ10を取付口30口縁表面に取付板31
を介して当接させ、本体1外周のネジ部11に螺着する止
ナット32とフランジ10とで取付壁29を挾持して取付壁29
に取付固定し、給湯管接続部2にその外周のネジ部15を
介して給湯管33を螺着接続する。
取付口30に、取付壁29表面側から給湯管接続部2を先に
して挿入し、フランジ10を取付口30口縁表面に取付板31
を介して当接させ、本体1外周のネジ部11に螺着する止
ナット32とフランジ10とで取付壁29を挾持して取付壁29
に取付固定し、給湯管接続部2にその外周のネジ部15を
介して給湯管33を螺着接続する。
(効果) 本考案は以上のように構成したから以下に記載するよ
うな効果を奏する。
うな効果を奏する。
可動部である噴出口部材を取付具と共に前後から挾持
支承する噴出口部材押えがバネにより付勢されて噴出口
部材に密接し、その噴出口部材に密接する力が常時一定
に保たれるので、吐出口部材は常に一定のトルクで滑ら
かに、且つ安定して動き、散水角度の調節がし易く、操
作性がよい。
支承する噴出口部材押えがバネにより付勢されて噴出口
部材に密接し、その噴出口部材に密接する力が常時一定
に保たれるので、吐出口部材は常に一定のトルクで滑ら
かに、且つ安定して動き、散水角度の調節がし易く、操
作性がよい。
そして、噴出口部材と噴出口部材押えとの間にシール
用のパッキンを介装しても、パッキンの摩耗や膨潤はバ
ネにより吸収されるため、パッキンの磨耗により噴出口
部材が自然に動いてしまったり、パッキンの膨潤により
噴出口部材が動かなくなってしまうようなことがない。
用のパッキンを介装しても、パッキンの摩耗や膨潤はバ
ネにより吸収されるため、パッキンの磨耗により噴出口
部材が自然に動いてしまったり、パッキンの膨潤により
噴出口部材が動かなくなってしまうようなことがない。
また、請求項2では噴出後部材の噴出口出口に、表面
に摘みを設けた散水板を設けたので、操作性は一層向上
し、可動部である噴出口部材が本体内に収容されて殆ど
本体外部に突出しないような構造であっても簡単に操作
することができる。
に摘みを設けた散水板を設けたので、操作性は一層向上
し、可動部である噴出口部材が本体内に収容されて殆ど
本体外部に突出しないような構造であっても簡単に操作
することができる。
第1図は本考案の一実施例を示すシャワーヘッドの断面
図、第2図は正面図、第3図は従来のシャワーヘッドの
一例を示す断面図である。 1:本体、2:給湯管接続部 3:噴出口、4:散水板 5:噴出口部材 6:可動部シール用パッキン 7:噴出口部材押え、8:取付具 9:バネ
図、第2図は正面図、第3図は従来のシャワーヘッドの
一例を示す断面図である。 1:本体、2:給湯管接続部 3:噴出口、4:散水板 5:噴出口部材 6:可動部シール用パッキン 7:噴出口部材押え、8:取付具 9:バネ
Claims (2)
- 【請求項1】前面を開口し、背面には給湯管接続部を設
けた有底円筒状の本体と、噴出口を貫通開穿するととも
に、上記本体内に回転自在に嵌合装着して噴出口出口を
本体前面の開口部に臨ませる噴出口部材とを備えたシャ
ワーヘッドにおいて、本体内部に収容配備され噴出口部
材にその背後から嵌合状に係合する噴出口部材押えと、
本体開口部に設けられて上記噴出口部材押えと共に噴出
口部材を前後から挾持支承する取付具と、上記噴出口部
材押えを噴出口部材に緊接する方向に付勢するバネとを
備えてなるシャワーヘッド。 - 【請求項2】噴出口部材の噴出口出口には、表面に摘み
を備える散水板を設けてなる請求項1記載のシャワーヘ
ッド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3368690U JP2514161Y2 (ja) | 1990-03-30 | 1990-03-30 | シャワ―ヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3368690U JP2514161Y2 (ja) | 1990-03-30 | 1990-03-30 | シャワ―ヘッド |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03128442U JPH03128442U (ja) | 1991-12-25 |
JP2514161Y2 true JP2514161Y2 (ja) | 1996-10-16 |
Family
ID=31537549
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3368690U Expired - Fee Related JP2514161Y2 (ja) | 1990-03-30 | 1990-03-30 | シャワ―ヘッド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2514161Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5153377B2 (ja) * | 2008-02-15 | 2013-02-27 | 株式会社Lixil | ケース付水栓装置 |
-
1990
- 1990-03-30 JP JP3368690U patent/JP2514161Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03128442U (ja) | 1991-12-25 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |