JP2514096Y2 - 液体混合器 - Google Patents

液体混合器

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JP2514096Y2
JP2514096Y2 JP7155690U JP7155690U JP2514096Y2 JP 2514096 Y2 JP2514096 Y2 JP 2514096Y2 JP 7155690 U JP7155690 U JP 7155690U JP 7155690 U JP7155690 U JP 7155690U JP 2514096 Y2 JP2514096 Y2 JP 2514096Y2
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勇 下條
忠征 田中
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は複数の液体を連続的に急速かつ均一に混合す
ることができる液体混合器に関する。
[従来の技術] 従来、比重差のある液体同士や混合量の異なる液体同
士を混合して用いる場合、主にバッチ式の混合器が用い
られている。バッチ式液体混合器は混合する液体を初め
に入れて混合し、その後できたものを取り出すという操
作を繰り返すという方法であるが、このようなやり方で
は、混合した液体を連続して供給することは難しい。ま
た、混合後直ちに次の工程に移ることができないために
均一な混合液体の状態を損なったり、例えば血液寒天平
板培地を作製するとき血液と加熱溶解した寒天培地とを
長時間混合した状態が続くと劣化が早くなり製品として
の保存性がなくなる場合のように液体が混合された状態
をなるべく短時間にしたい時など混合液体の変化を伴う
等の問題点がある。
[考案が解決しようとする問題点] 従って、本考案は、複数の液体を連続的に急速かつ均
一に混合することができる液体混合器を提供することで
ある。
[問題点を解決するための手段] 本考案者らは、鋭意研究の結果、複数の液体が合流す
る部分に複数の撹拌球体を配置することによって、複数
の液体を急速かつ均一に混合することができることを見
出し本考案を完成した。
すなわち、本考案は、本体容器と、該本体容器の底部
に設けられた外部吸引口と、前記本体容器に設けられた
吐出口と、前記本体容器の底部に配置され、該外部吸引
口からの液体によって動揺される複数の撹拌球体とを具
備する液体混合器を提供する。
[考案の実施例] 以下、本考案の好ましい1実施例を図面に基づき説明
する。
図1は、本考案の液体混合器の1実施例の模式断面図
である。液体混合器10は、本体容器12を含む。本体容器
の底部には外部吸引口14が設けられている。外部吸引口
14には、第1の液体吸入路16及び第2の液体吸入路18が
連通している。なお、液体吸入路は3つ以上あってもか
まわない。本体容器12の上部には混合液が吐出される吐
出口20が設けられている。なお、吐出口20は必ずしも本
体容器12の上部にある必要はなく、本体容器の側面にあ
ってもよい。
本体容器12の底部には、複数の撹拌球体22が配置され
ている。撹拌球体22は、外部吸入口14からの液体によっ
て動揺される重さを有する。撹拌球体22は、必ずしも真
球状でなくてもよく、例えば楕円球であってもよいし、
その他の多少いびつな形状をしていてもよい。撹拌球体
22は、混合される液体よりも比重が大きな材料で構成さ
れていることが好ましく、また、液体によって腐蝕その
他の化学反応を起こさない材料で形成されていることが
好ましい。撹拌球体を形成する好ましい材料の例として
ガラス、テフロン及びナイロン等を挙げることができ
る。なお、撹拌球体22は、本体容器底部に留まっている
必要があるので、外部吸引口14よりも大きな直径を有す
る。撹拌球体22の大きさは、装置の大きさ等により異な
るが、例えば直径0.5cm程度である。
[作用] 上記本考案の液体混合器を含む連続混合系の1例が図
2に模式的に示されている。容器24に貯えられた液体A
は、ポンプ26によって管28を介して吸い上げられ、上記
第1の吸入路16に流入する。一方、容器30に貯えられた
液体Bも同様にポンプ32によって管34を介して吸い上げ
られ、第2の吸入路18に流入する。液体A及びBは外部
吸入口14の近傍で合流し、本体容器12の底部に導かれ
る。本体容器12の底部に配置された撹拌球体22は、液体
A及びBの流れによって動揺され、このため、液体A及
びBの流れは乱流となって急速かつ均一に混合される。
混合された液体は本体容器12の上部に設けられた上記吐
出口20から吐出される。吐出口20は例えば吐出ノズル36
に連通しており、この場合、混合液体は吐出ノズル36か
ら吐出される。
[考案の効果] 本考案によると、複数の液体を急速かつ均一に混合す
ることができる。特に、混合される複数の液体に比重差
が存在する場合や、混合される液体の量が大きく異なる
場合等に威力を発揮する。例えば、血液と加熱溶解した
培地液を1:15の割合で混合し、吐出小分し、放置冷却し
て固めた血液寒天平板は、血液が高温(42℃〜45℃)の
溶解寒天培地と混合後長時間放置されると劣化し、一方
寒天培地液は42℃以下にすると固まってしまうので寒天
培地液と血液を速やかに混合して冷却する必要がある
が、本考案の液体混合器を用いると、このように混合量
が1:15と大きく異なるような場合でも急速かつ均一に混
合することが可能であり、従って、例えば血液寒天平板
の製造等に威力を発揮する。
【図面の簡単な説明】
図1は本考案の液体混合器の1実施例の模式断面図、 図2は本考案の液体混合器の1実施例を含む混合系の1
例の模式図である。 10……液体混合器、12……本体容器、14……外部吸入
口、16、18……液体吸入路、20……吐出口、22……撹拌
球体、26、32……ポンプ、36……吐出ノズル

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】本体容器と、該本体容器の底部に設けられ
    た外部吸引口と、前記本体容器に設けられた吐出口と、
    前記本体容器の底部に配置され、前記外部吸引口からの
    液体によって動揺される複数の撹拌球体とを具備する液
    体混合器。
  2. 【請求項2】前記撹拌球体は、混合される液体よりも比
    重が大きい請求項1記載の液体混合器。
JP7155690U 1990-07-06 1990-07-06 液体混合器 Expired - Lifetime JP2514096Y2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017501874A (ja) * 2014-01-10 2017-01-19 ドザトロン アンテルナシオナール 少なくとも2つの液体の混合物を均質化する静的ミキサ、及び該ミキサを設けた投与装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017501874A (ja) * 2014-01-10 2017-01-19 ドザトロン アンテルナシオナール 少なくとも2つの液体の混合物を均質化する静的ミキサ、及び該ミキサを設けた投与装置

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JPH0430028U (ja) 1992-03-11

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