JP2513836Y2 - 車両のクロスメンバ - Google Patents

車両のクロスメンバ

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JP2513836Y2
JP2513836Y2 JP1988030147U JP3014788U JP2513836Y2 JP 2513836 Y2 JP2513836 Y2 JP 2513836Y2 JP 1988030147 U JP1988030147 U JP 1988030147U JP 3014788 U JP3014788 U JP 3014788U JP 2513836 Y2 JP2513836 Y2 JP 2513836Y2
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JP
Japan
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waste liquid
oil
vehicle
cross member
discharge port
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JP1988030147U
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English (en)
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JPH01136070U (ja
Inventor
昌宏 南谷
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UD Trucks Corp
Original Assignee
UD Trucks Corp
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  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、オイルを内蔵したトランスミッション,エ
ンジン等の機器を支持する車両のクロスメンバに関す
る。
〔従来の技術〕
トランスミッション,エンジン等の機器は、両フレー
ム間に架設されたクロスメンバに支持されている(例え
ば、実開昭62−130938号公報,実開昭62−28667号公
報)。
これらトランスミッション,エンジン等の機器は、円
滑に駆動させるため、或いはその他の理由によりオイル
を内蔵している。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところで、オイルを内蔵した機器の排出口の直下にレ
イアウト上の理由からクロスメンバを配置せざるを得な
い場合がある。かかる場合は、オイルを排出する際に、
オイル廃液が直下のクロスメンバに落下して広範囲に亘
って汚す虞があった。
本考案は上記不都合を解消するためになされたもの
で、その目的とする処は、オイル廃液を地上側に円滑に
落下させると共に、オイル廃液による汚れを最小限に抑
えることにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するための本考案の車両のクロスメン
バは、オイルを内蔵した機器のオイル廃液排出口が設け
られているそのオイル廃液排出口直下に、クロスメンバ
のメンバ本体が配置された車両のクロスメンバにおい
て、上記機器のオイル廃液排出口直下のメンバ本体の位
置に、車両前方に降下傾斜する上部が開放された断面形
状がコ字状の廃液案内部材を固定したことを特徴とす
る。
〔作用〕
オイル廃液排出口より落下したオイル廃液は、その直
下の位置に設けられた上部が開放された断面形状がコ字
状の廃液案内部材に落下し、その廃液案内部材に案内さ
れて車両前方に下降し、地上側に円滑に落下する。
また、廃液案内部材が車両前方に下降傾斜しているこ
とにより、廃液案内部材に対する走行風の乱れの影響が
少なく、然も廃液案内部材が上部が開放された断面形状
がコ字状になっていることにより、走行風によるオイル
廃液の拡散が防止され、落下するオイル廃液の乱れを最
小限に止められる。
〔実施例〕
以下、図面に基づき本考案を詳細に説明する。
第1図乃至第4図は、本考案に係る車両のクロスメン
バの一実施例を示したものである。
10,11は左右のフレームで、この左右のフレーム10,11
の間にはクロスメンバAが架設されている。クロスメン
バAは、左右のフレーム10,11に固定されたブラケット1
2,13と、両ブラケット12,13間に懸架されたメンバ本体1
4とから構成され、両フレーム10,11の下部に架設されて
いる。クロスメンバAの上部には、このメンバに支持さ
れたオイルを内蔵した機器B、この実施例ではトランス
ミッション15が設けられている。
トランスミッション15の下部には、オイル溜め16があ
り、そのオイル溜16には潤滑するオイルが内蔵され、オ
イル溜16下面には使用済のオイルを排除するドレンプラ
グを付けたオイル廃液排出口17が固定されている。前記
クロスメンバAのメンバ本体14は、この排出口17の直下
に配置されている。そして、オイル廃液排出口17の直下
のメンバ本体14の位置に、車両前方に下降傾斜する上部
が開放された断面形状がコ字状の受板からなる廃液案内
部材18が設けられている。
かかる構造の車両のクロスメンバAによれば、オイル
排出時、オイル廃液がクロスメンバA側へ落下するが、
オイル廃液排出口17より落下したオイル廃液は、その直
下の位置に設けられた廃液案内部材18に落下し、車両の
前方側に下降傾斜するその廃液案内部材18に案内されて
地上側へ円滑に落下する。
前記廃液案内部材18は、上部が開放された断面形状が
コ字状の案内部材とするので、振動や揺れがあってオイ
ルの滴下する位置が一定でなくとも、広く開放された受
板からなる案内部材で排出されたオイルを受け止め、ま
たその案内部材を車両前方に下降傾斜させるので、走行
風によってオイル廃液を飛散させることなく前方下方に
案内し、流してオイルを地上側に円滑に落下させること
ができる。
また、車両前方に下降傾斜しているので、走行風が廃
液案内部材18の軸線に沿って流れ、廃液案内部材18に対
する走行風の乱れの影響が少なく、走行風の抵抗物体と
はならない。
然も、廃液案内部材18が上部が開放された断面形状が
コ字状になっているので、左右及び後方には行きにく
く、前方下方のみ流れ易くなり、走行風によるオイル廃
液の拡散が防止され、オイル廃液による汚れを最小限に
止められる。
従って、廃液案内部材18の下に受皿を設けておけば、
円滑に回収され、オイル廃液によりクロスメンバAの該
当部分及びその周囲を汚すことがない。
第5図乃至第7図は、本考案に係る車両のクロスメン
バの他の実施例を示したものである。
この第2の実施例は、オイルを内蔵した機器Bをエン
ジン19としたもので、オイルが内蔵されたオイルパン20
にオイル廃液排出口21が設けられている直下にクロスメ
ンバAが設けられている車両の場合であり、同様にオイ
ル廃液排出口21の直下のメンバ本体14の位置には廃液案
内部材18が固定されている。
従って、オイル廃液による汚れは、前記実施例の如く
最小限に抑えられる。
本考案は上記実施例の他、オイルを内蔵した機器にオ
イル廃液排出口が設けられ、その排出口の直下にメンバ
本体が配置された車両のクロスメンバに適するものであ
る。
また、オイル廃液排出口直下のメンバ本体の位置に設
ける廃液案内部材も、単に一定の断面コ字状の受板から
なるものに限定されるものではなく、その他、先端がロ
ート状に漸次幅が狭くなる等の形状のものが用いられ
る。
〔考案の効果〕
以上述べた如く本考案によれば、振動や揺れがあって
滴下する位置が一定でなくとも、広い開放された受板で
受け止め、オイルが地上側に円滑に落下する。
また、走行風の乱れの影響が少なく、走行風の抵抗物
体とはならない。然も、走行風によるオイル廃液の拡散
を防止して、オイル廃液による汚れを最小限に抑えるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は本考案の一実施例を示したもので、
第1図は全体斜視図、第2図は第1図の要部側面図、第
3図は第1図の背面図、第4図は第1図の要部斜視図、
第5図乃至第7図は本考案の他の実施例を示すもので、
第5図は全体斜視図、第6図は第5図の側面図、第7図
は第5図の背面図である。 14……メンバ本体 15……トランスミッション 17,21……オイル廃液排出口 18……廃液案内部材 19……エンジン A……クロスメンバ B……オイルを内蔵した機器。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】オイルを内蔵した機器のオイル廃液排出口
    が設けられているそのオイル廃液排出口直下に、クロス
    メンバのメンバ本体が配置された車両のクロスメンバに
    おいて、上記機器のオイル廃液排出口直下のメンバ本体
    の位置に、車両前方に降下傾斜する上部が開放された断
    面形状がコ字状の廃液案内部材を固定したことを特徴と
    する車両のクロスメンバ。
JP1988030147U 1988-03-07 1988-03-07 車両のクロスメンバ Expired - Lifetime JP2513836Y2 (ja)

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JPH01136070U JPH01136070U (ja) 1989-09-18
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JPS6339046Y2 (ja) * 1981-03-10 1988-10-14

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