JP2513782B2 - ロ―タリコンプレッサ― - Google Patents

ロ―タリコンプレッサ―

Info

Publication number
JP2513782B2
JP2513782B2 JP13151488A JP13151488A JP2513782B2 JP 2513782 B2 JP2513782 B2 JP 2513782B2 JP 13151488 A JP13151488 A JP 13151488A JP 13151488 A JP13151488 A JP 13151488A JP 2513782 B2 JP2513782 B2 JP 2513782B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bearing
main bearing
sub
rotary compressor
crankshaft
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP13151488A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01301980A (ja
Inventor
正博 田畑
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Shibaura Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
Priority to JP13151488A priority Critical patent/JP2513782B2/ja
Publication of JPH01301980A publication Critical patent/JPH01301980A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2513782B2 publication Critical patent/JP2513782B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01CROTARY-PISTON OR OSCILLATING-PISTON MACHINES OR ENGINES
    • F01C21/00Component parts, details or accessories not provided for in groups F01C1/00 - F01C20/00
    • F01C21/02Arrangements of bearings

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Applications Or Details Of Rotary Compressors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は、例えば空気調和装置などの冷凍サイクル
の一部を形成するロータリコンプレッサーに関する。
(従来の技術) 空気調和装置などに使用される密閉形のロータリコン
プレッサーでは、一般に第5図に示されるように密閉ケ
ース1内にロータリ式の圧縮機部2を電動機部3と共に
設けることが行なわれている。
この圧縮機部2には、従来より、第5図に示されるよ
うにシリンダ4の両側に主軸受5および副軸受6を設
け、このシリンダ4,主軸受5および副軸受6で囲まれる
内腔にローリングピストン7およびブレード7aを組合わ
せる。そして、前記主軸受5および副軸受6に前記ロー
リングピストン7と連結するクランク軸8(回転軸に相
当)を挿通して回転自在に支持させた構造が用いられて
いる。そして、このクランク軸8の主軸受5で支持した
端部が電動機部2に直結され、クランク軸8が電動機部
2で駆動されることにより、ローリングピストン7が偏
心回転して、密閉ケース1の吸込管9から吸込まれる冷
媒等のガスをシリンダ4内で圧縮するようにしている。
なお、10は吸込管9に接続されたアキュームレータ、11
は密閉ケース1の上部に連通接続された吐出管である。
(発明が解決しようとする課題) ところで、圧縮機部2では、従来より、静的にそれぞ
れのクリアランスが均一になるよう主軸受5および副軸
受6の中心を合せて、シリンダ4に組合わせることが行
なわれている。
ところが、クランク軸8は、運転中、圧縮行程の圧縮
ガスを受けて、常に同一方向側に傾くような力を受け
る。具体的には、コンプレッサーが運転しているときの
一回転中においてクランク軸8に働く力は、常に圧縮の
最大負荷を発生させる側とは反対の方向であり、この力
によってクランク軸8には同一方向側に傾くような挙動
が発生する。この傾く傾向は、ローリングピストン7の
中心に向かう圧縮負荷が変化しても変わらない。
このため、圧縮運転時、コンプレッサーの主軸受5お
よび副軸受6がクランク軸8から受ける面圧力は、どう
しても局所的に大きくなる傾向があり、この結果、主軸
受5、副軸受6の軸受筒部分5a,6aが異常に摩耗した
り、焼き付いたり、さらには抉れたりするおそれがあっ
た。
この発明はこのような事情に着目してなされたもの
で、その目的とするところは、主軸受、副軸受に対する
面圧力を運転状態に合った均等な動的の圧力にすること
ができるロータリコンプレッサーを提供することにあ
る。
[発明の構成] (問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するために、ロータリコンプレッサー
は、最大の圧縮負荷時に、副軸受および主軸受が回転軸
から受ける面圧力が略均一になる偏心量で、回転軸を支
持する副軸受を主軸受に対して、圧縮の最大負荷を発生
する側とは反対の方向に偏心させる。
(作用) 副軸受を偏心していくことによって、主軸受,副軸受
の軸受筒部分に局所的に加わる面圧力を小さくして、動
的に主軸受と副軸受との面圧力を均等にする。
(実施例) 以下、この発明を第1図ないし第4図に示す一実施例
にもとづいて説明する。なお、一実施例において、先の
「従来の技術」の項で述べたものと同じものには同一符
号を附してその説明を省略し、この項では異なる部分に
ついて説明することにする。
本実施例は、主軸受5と副軸受6との中心を、静的で
なく、ロータリコンプレッサーの運転状態に合せて位置
決めるようにした点で異なっている。
すなわち、従来の静的に位置決めた副軸受6の位置を
主軸受5に対して、圧縮の最大負荷を発生する側とは反
対の方向にずらして(偏心)、ロータリコンプレッサー
の運転時において、主軸受5および副軸受6がクランク
軸8から受ける面圧力を均一となるようにしている。具
体的には、第4図に示すクランク軸8が受ける負荷変動
の線図中、最上点で表わされる最大負荷点から、第3図
に示されたシリンダ4の吐出ポート4aより圧縮ガスが排
出される、X〜Yで囲まれた、ある範囲内において、副
軸受6の軸中心を偏心させて、主軸受5および副軸受6
がクランク軸8から受ける面圧力を動的に均一になるよ
うに位置決めている。これにより、主軸受5に対する副
軸受6の偏心量Δeは、最大の圧縮負荷時、副軸受6お
よび主軸受5がクランク軸8から受ける面圧力が略均一
になる量に定められる。
但し、第3図において、4bはシリンダ4の吸込ポート
を示す。
つぎに、このように構成されたロータリコンプレッサ
ーの作用について説明する。
電動機部3を励磁すると、電動機部3で発生した回転
力がクランク軸8を介してローリングピストン7に伝達
されていく、これにより、ローリングピストン7がシリ
ンダ4内を回転していき、吸込管9から吸込まれる冷媒
等のガスを圧縮していく。つまり、コンプレッサーは運
転開始から圧縮の最大負荷を発生する。そして、圧縮
後、吐出ポート4aを通して密閉ケース1内に吐出され、
吐出管11から外部へ吐出されていく。
こうした運転中、クランク軸8には、常に圧縮の最大
負荷を発生させる側とは反対の同一方向側の力が働いて
いる。このため、クランク軸8は、ローリングピストン
7を介して加わる圧縮ガスの負荷の影響で、第2図に示
されるように、例えばある角度θで傾斜した状態で回転
していく。すると、クランク軸8の軸部分と近接してい
く主軸受5の軸受筒部分5aの局所部分、例えばa点、お
よび副軸受6の軸受筒部分6a、例えばb点の面圧力が高
くなっていく。
ここで、従来によると、a点およびb点の面圧力は不
均等(静的、実際上)である。また主軸受5,副軸受6
は、普通、要求により安い材料、例えばプレーンベアが
使用されており、使用材料の固有の強度を超えやすいこ
とがわかっている。それ故、面圧力が主軸受5,副軸受6
の固有の強度を超えると、異常摩耗,焼付きなど、軸受
異常をきたすことが懸念される。
しかし、この発明によると、ロータリコンプレッサー
の動的な状態と合うように、副軸受6を主軸受5に対し
て、圧縮の最大負荷を発生する側とは反対の方向に偏心
させている。このことは、クランク軸8の動的な回転中
心に、主軸受5,副軸受6の各軸中心が合うことになる。
それ故、偏心量Δeの量に応じて主軸受5および副軸受
6にかかる動的な面圧力を「a点<b点」,「a点>b
点」とならないように、「a点=b点」なる均等な面圧
力にすることができる。
したがって、主軸受5、副軸受6の面圧力を運転状態
に合った均等な圧力にすることができる。この結果、圧
縮運転時における動的なクランク軸8の挙動を原因とし
た軸受筒部分5a,6aの異常摩耗,焼付きなどを解消する
ことができ、高速化のための軸受設計,さらには軸材料
および軸受材料の選定が容易になる。なお、圧縮運転時
における途中の圧縮状態の偏心量と主軸受5および副軸
受6がクランク軸8から受ける面圧力とがバランスして
いない状態のときは、各軸受5,6に加わる力が小さいの
で、異常摩耗、焼き付けを生じたりすることはない。し
かも、従来の構造をそのまま利用するので、低コスト
で、耐久性の高い構造が得られる。
なお、1シリンダタイプのロータリコンプレッサーに
この発明を適用したが、むろん、これに限らず、2シリ
ンダ,それ以上の複数のシリンダをもつロータリコンプ
レッサーにも適用してもよい。
[発明の効果] 以上説明したようにこの発明によれば、主軸受、副軸
受に対する面圧力を運転状態に合った均等な圧力にする
ことができる。
したがって、動的な回転軸の挙動を原因とした軸受筒
部分の異常摩耗,焼付きなどを解消することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図はこの発明の一実施例を示し、第1
図はロータリコンプレッサーを示す側断面図、第2図は
その圧縮工程中の回転軸の挙動を、圧縮機部廻りの構造
と共に側断面図、第3図はその圧縮機部の平面図、第4
図は回転軸が圧縮工程中で受ける負荷変動を示す線図、
第5図は従来のロータリコンプレッサーを示す側断面図
である。 2……圧縮機部、4……シリンダ、5……主軸受、6…
…副軸受、7……ローリングピストン、8……クランク
軸(回転軸)。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ローリングピストンが内蔵されたシリンダ
    の両側に主軸受および副軸受を設け、この主軸受および
    副軸受に前記ローリングピストンに回転運動を伝達する
    回転軸を回転自在に支持させたロータリコンプレッサー
    において、最大の圧縮負荷時に、前記副軸受および前記
    主軸受が前記回転軸から受ける面圧力が略均一になる偏
    心量で、前記副軸受を前記主軸受に対して、圧縮の最大
    負荷を発生させる側とは反対の方向に偏心させたことを
    特徴とするロータリコンプレッサー。
JP13151488A 1988-05-31 1988-05-31 ロ―タリコンプレッサ― Expired - Lifetime JP2513782B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13151488A JP2513782B2 (ja) 1988-05-31 1988-05-31 ロ―タリコンプレッサ―

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13151488A JP2513782B2 (ja) 1988-05-31 1988-05-31 ロ―タリコンプレッサ―

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01301980A JPH01301980A (ja) 1989-12-06
JP2513782B2 true JP2513782B2 (ja) 1996-07-03

Family

ID=15059821

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13151488A Expired - Lifetime JP2513782B2 (ja) 1988-05-31 1988-05-31 ロ―タリコンプレッサ―

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2513782B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01301980A (ja) 1989-12-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100850847B1 (ko) 회전식 유체기계
JPH04365902A (ja) スクロール型流体機械
JP3880159B2 (ja) 斜板式可変容量圧縮機
JPH05126068A (ja) スライデイングウエツジを有するドライブピンおよびローラーアツセンブリーを備えたスクロールコンプレツサー
JP2513782B2 (ja) ロ―タリコンプレッサ―
US4904170A (en) Scroll-type fluid machine with different terminal end wrap angles
JP2004293388A (ja) 揺動斜板型ポンプ
JPH02123298A (ja) 流体機械
US4904169A (en) Scroll type compressing apparatus having strengthened scroll member
US6695601B2 (en) Self-balanced compressor crankshaft
JPH1122678A (ja) 2気筒回転式圧縮機
JP4792947B2 (ja) 圧縮機
JPH0281993A (ja) 圧縮機
JP3487612B2 (ja) 流体圧縮機
JPS5885389A (ja) 2シリンダ形ロ−リングピストン式圧縮機
JP2008082267A (ja) 圧縮機
KR100763149B1 (ko) 로터리 압축기
KR100235857B1 (ko) 스크롤 압축기의 올담링
JPH0717761Y2 (ja) スクロール型流体機械
JPH0842472A (ja) ローリングピストン型圧縮機
JPS59165885A (ja) 複数のシリンダを備えたロ−タリ−コンプレツサ
KR100277514B1 (ko) 로터리압축기의압축부결합구조
KR100767119B1 (ko) 밀폐형 압축기
JPH01203686A (ja) 回転式圧縮機
JPH051880U (ja) スクロール圧縮機