JP2513401B2 - 組込みソフトウェアデバッグ支援装置の作製方法 - Google Patents
組込みソフトウェアデバッグ支援装置の作製方法Info
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- JP2513401B2 JP2513401B2 JP5113153A JP11315393A JP2513401B2 JP 2513401 B2 JP2513401 B2 JP 2513401B2 JP 5113153 A JP5113153 A JP 5113153A JP 11315393 A JP11315393 A JP 11315393A JP 2513401 B2 JP2513401 B2 JP 2513401B2
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- software
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は組み込みソフトウェアの
デバッグ支援装置に関し、特には試験対象となる組み込
みソフトウェアの試験を汎用コンピュータ上で可能にさ
せる組込みソフトウェアデバッグ支援装置の作製方法に
関する。
デバッグ支援装置に関し、特には試験対象となる組み込
みソフトウェアの試験を汎用コンピュータ上で可能にさ
せる組込みソフトウェアデバッグ支援装置の作製方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来の組み込みソフトウェアの開発にお
ける試験工程では、ターゲットマシンそのものによる試
験、またはワークステーション等の汎用コンピュータ上
でターゲットマシンのCPU動作をソフトウェアで疑似
して構成したデバッグツールによる試験、さらにはワー
クステーション等の汎用コンピュータ上に標準として用
意されているデバッグツールによる試験が行なわれてい
た。
ける試験工程では、ターゲットマシンそのものによる試
験、またはワークステーション等の汎用コンピュータ上
でターゲットマシンのCPU動作をソフトウェアで疑似
して構成したデバッグツールによる試験、さらにはワー
クステーション等の汎用コンピュータ上に標準として用
意されているデバッグツールによる試験が行なわれてい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の試験で
は、次に述べるような欠点がある。
は、次に述べるような欠点がある。
【0004】(1)ターゲットマシンそのものによる試
験では、準備されるターゲットマシンの数には制限があ
り、各試験者が自由に試験時間を設定できず、効率的な
試験を行なうことができない。
験では、準備されるターゲットマシンの数には制限があ
り、各試験者が自由に試験時間を設定できず、効率的な
試験を行なうことができない。
【0005】(2)ワークステーション等の汎用コンピ
ュータ上でターゲットマシンのCPU動作をソフトウェ
アで疑似して構成したデバッグツールによる試験では、
ソフトウェアでターゲットマシンのCPU動作を疑似す
るため、組み込みソフトウェアの実行速度が非常に遅く
なり、組み込みソフトウェアの処理性能を評価すること
ができなくなる。また、ターゲットマシンのCPU動作
を疑似するソフトウェアの開発に多大な工数を必要とす
る。
ュータ上でターゲットマシンのCPU動作をソフトウェ
アで疑似して構成したデバッグツールによる試験では、
ソフトウェアでターゲットマシンのCPU動作を疑似す
るため、組み込みソフトウェアの実行速度が非常に遅く
なり、組み込みソフトウェアの処理性能を評価すること
ができなくなる。また、ターゲットマシンのCPU動作
を疑似するソフトウェアの開発に多大な工数を必要とす
る。
【0006】(3)ワークステーション等の汎用コンピ
ュータ上に標準として用意されているデバッグツールに
よる試験では、標準として用意されたデバッグツールが
複数プロセスをデバッグできないために、ターゲットマ
シンと同一の試験環境でデバッグできない。
ュータ上に標準として用意されているデバッグツールに
よる試験では、標準として用意されたデバッグツールが
複数プロセスをデバッグできないために、ターゲットマ
シンと同一の試験環境でデバッグできない。
【0007】本発明は上記問題点に鑑み、ターゲットマ
シンおよびCPU動作の疑似を必要とせず、ターゲット
マシンと同一の試験環境でデバック可能な組み込みソフ
トウェアデバッグ支援装置を提供することを目的とす
る。
シンおよびCPU動作の疑似を必要とせず、ターゲット
マシンと同一の試験環境でデバック可能な組み込みソフ
トウェアデバッグ支援装置を提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の組込みソフトウ
ェアデバッグ支援装置の作製方法は、組み込みソフトウ
ェアを実際に走行させるターゲットマシンが具備するも
のと実質的に同一のCPUと、プログラム内のデータを
任意の仮想アドレス空間にマッピングし、マッピングし
たデータを全てのプロセスからアクセス可能にさせ、あ
るソフトウェアから他のソフトウェアのメモリ/レジス
タ内容の読み書きおよび走行/停止を含む実行制御を指
示するソフトウェア制御機能を有するOSと、外部との
入出力を管理するヒューマン・マシン・インターフェー
ス部と、を備えた汎用コンピュータをデバッグ支援装置
として動作させる組込みソフトウェアデバッグ支援装置
の作製方法であって、前記OSおよびヒューマン・マシ
ン・インターフェース部を介して、試験対象として与え
られる複数の組み込みソフトウェアを保持する組み込み
ソフトウェア保持部と、組み込みソフトウェア保持部に
保持された組み込みソフトウェアが発行するオンライン
用システムコールに対する処理を行なう疑似オンライン
OS部と、組み込みソフトウェアがターゲットマシンの
オンラインプロプログラムとして搭載された際に、組み
込みソフトウェアからアクセスされるデータおよび関数
群の集合体である共有ライブラリと、組み込みソフトウ
ェア保持部に保持された組み込みソフトウェアを識別す
るプロセス識別子を管理し、ヒューマン・マシン・イン
ターフェース部からのデバッグ指示のあった組み込みソ
フトウェアに対応して、OSのプロセス制御機能を起動
して、組み込みソフトウェアをOS上のプロセスとして
駆動させ、疑似オンラインOS部と共有ライブラリ部と
を仮想アドレスにマッピングさせ、マッピングさせた疑
似オンラインOS部と共有ライブラリ部とに全てのプロ
セスがアクセスすることを可能にさせ、前記プロセスに
対するメモリ/レジスタ内容の読み書きおよび走行/停
止を含む実行制御を行わせ、その結果得られるデバック
情報をヒューマン・マシン・インターフェース部に通知
するモニタ部とを作成することを特徴とする。この場
合、前記組み込みソフトウェア保持部に保持された複数
の組み込みソフトウェアに、初期起動プロセスとして働
くソフトウェアを組込むんでもよい。 また、前記組み込
みソフトウェア保持部に保持された複数の組み込みソフ
トウェアに、それぞれスタートアップ・ルーチンを組込
んでもよい。
ェアデバッグ支援装置の作製方法は、組み込みソフトウ
ェアを実際に走行させるターゲットマシンが具備するも
のと実質的に同一のCPUと、プログラム内のデータを
任意の仮想アドレス空間にマッピングし、マッピングし
たデータを全てのプロセスからアクセス可能にさせ、あ
るソフトウェアから他のソフトウェアのメモリ/レジス
タ内容の読み書きおよび走行/停止を含む実行制御を指
示するソフトウェア制御機能を有するOSと、外部との
入出力を管理するヒューマン・マシン・インターフェー
ス部と、を備えた汎用コンピュータをデバッグ支援装置
として動作させる組込みソフトウェアデバッグ支援装置
の作製方法であって、前記OSおよびヒューマン・マシ
ン・インターフェース部を介して、試験対象として与え
られる複数の組み込みソフトウェアを保持する組み込み
ソフトウェア保持部と、組み込みソフトウェア保持部に
保持された組み込みソフトウェアが発行するオンライン
用システムコールに対する処理を行なう疑似オンライン
OS部と、組み込みソフトウェアがターゲットマシンの
オンラインプロプログラムとして搭載された際に、組み
込みソフトウェアからアクセスされるデータおよび関数
群の集合体である共有ライブラリと、組み込みソフトウ
ェア保持部に保持された組み込みソフトウェアを識別す
るプロセス識別子を管理し、ヒューマン・マシン・イン
ターフェース部からのデバッグ指示のあった組み込みソ
フトウェアに対応して、OSのプロセス制御機能を起動
して、組み込みソフトウェアをOS上のプロセスとして
駆動させ、疑似オンラインOS部と共有ライブラリ部と
を仮想アドレスにマッピングさせ、マッピングさせた疑
似オンラインOS部と共有ライブラリ部とに全てのプロ
セスがアクセスすることを可能にさせ、前記プロセスに
対するメモリ/レジスタ内容の読み書きおよび走行/停
止を含む実行制御を行わせ、その結果得られるデバック
情報をヒューマン・マシン・インターフェース部に通知
するモニタ部とを作成することを特徴とする。この場
合、前記組み込みソフトウェア保持部に保持された複数
の組み込みソフトウェアに、初期起動プロセスとして働
くソフトウェアを組込むんでもよい。 また、前記組み込
みソフトウェア保持部に保持された複数の組み込みソフ
トウェアに、それぞれスタートアップ・ルーチンを組込
んでもよい。
【0009】
【作用】ヒューマン・マシン・インターフェース部は、
デバッグ指示を受けるとそのデバッグ指示をモニタ部に
伝える。モニタ部は、デバッグ指示に基づいてOSのプ
ロセス制御機能を起動する。プロセス制御機能を起動さ
せられたOSは、組み込みソフトウェア保持部に保持さ
れた組み込みソフトウェアを、OS上のプロセスとして
起動する。起動されたプロセスに基づいて、疑似オンラ
インOS部および共有ライブラリ部とを所定の仮想アド
レスにマッピングする。
デバッグ指示を受けるとそのデバッグ指示をモニタ部に
伝える。モニタ部は、デバッグ指示に基づいてOSのプ
ロセス制御機能を起動する。プロセス制御機能を起動さ
せられたOSは、組み込みソフトウェア保持部に保持さ
れた組み込みソフトウェアを、OS上のプロセスとして
起動する。起動されたプロセスに基づいて、疑似オンラ
インOS部および共有ライブラリ部とを所定の仮想アド
レスにマッピングする。
【0010】各組み込みソフトウェアのプロセスは、仮
想アドレスにマッピングされた疑似オンラインOS部お
よび共有ライブラリ部とにアクセスし、プロセスを実行
する。実行した結果はモニタ部によりヒューマン・マシ
ン・インターフェース部に伝えられディスプレイ等に表
示される。
想アドレスにマッピングされた疑似オンラインOS部お
よび共有ライブラリ部とにアクセスし、プロセスを実行
する。実行した結果はモニタ部によりヒューマン・マシ
ン・インターフェース部に伝えられディスプレイ等に表
示される。
【0011】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図1は本発明による組み込みソフトウェア
デバッグ支援装置の一実施例を示すブロック図である。
本実施例は汎用コンピュータ10とディスプレイ20と
からなる。汎用コンピュータ10のCPU101は、試
験対象となる組み込みソフトウェアを走行させるターゲ
ットマシンのCPUと同一にされている。OS102
は、プログラム内のデータを任意の仮想アドレス空間に
マッピングすることができ、マッピングしたデータに対
する全てのプロセスからのアクセスを可能にできる。ヒ
ューマン・マシン・インターフェース107(以降、H
MI107と略記する)は、試験者からのデバッグ指示
を入力し、モニタ部105に送信したり、モニタ部10
5からの応答を受信しそれを編集しディスプレイ20に
デバッグ情報として表示する。
て説明する。図1は本発明による組み込みソフトウェア
デバッグ支援装置の一実施例を示すブロック図である。
本実施例は汎用コンピュータ10とディスプレイ20と
からなる。汎用コンピュータ10のCPU101は、試
験対象となる組み込みソフトウェアを走行させるターゲ
ットマシンのCPUと同一にされている。OS102
は、プログラム内のデータを任意の仮想アドレス空間に
マッピングすることができ、マッピングしたデータに対
する全てのプロセスからのアクセスを可能にできる。ヒ
ューマン・マシン・インターフェース107(以降、H
MI107と略記する)は、試験者からのデバッグ指示
を入力し、モニタ部105に送信したり、モニタ部10
5からの応答を受信しそれを編集しディスプレイ20に
デバッグ情報として表示する。
【0012】モニタ部105は、複数の組み込みソフト
ウェア106を識別するプロセス識別子を管理し、OS
102が具備しているプロセス制御機能を使用すること
により、複数の組み込みソフトウェア106に対するメ
モリ/レジスタ内容の読み書きおよび走行/停止等の実
行制御を行ない、デバッグ情報を収集してHMI部10
7に送信する。HMI部107は送信された内容をディ
スプレイ20に表示する。疑似オンラインOS部103
は、オンライン用システムコールを処理することができ
る。共有ライブラリ部104は、オンラインソフトウェ
アが実際にアクセスするデータおよび関数群から構成さ
れている。試験対象の組み込みソフトウェア106に
は、OS102の上で走行するために初期起動プロセス
に駆動されるスタートアップ・ルーチンが組み込まれて
いる。このスタートアップ・ルーチンにより、疑似オン
ラインOS部103および共有ライブラリ部104が、
所定の仮想アドレスにマッピングされ参照可能となる。
ウェア106を識別するプロセス識別子を管理し、OS
102が具備しているプロセス制御機能を使用すること
により、複数の組み込みソフトウェア106に対するメ
モリ/レジスタ内容の読み書きおよび走行/停止等の実
行制御を行ない、デバッグ情報を収集してHMI部10
7に送信する。HMI部107は送信された内容をディ
スプレイ20に表示する。疑似オンラインOS部103
は、オンライン用システムコールを処理することができ
る。共有ライブラリ部104は、オンラインソフトウェ
アが実際にアクセスするデータおよび関数群から構成さ
れている。試験対象の組み込みソフトウェア106に
は、OS102の上で走行するために初期起動プロセス
に駆動されるスタートアップ・ルーチンが組み込まれて
いる。このスタートアップ・ルーチンにより、疑似オン
ラインOS部103および共有ライブラリ部104が、
所定の仮想アドレスにマッピングされ参照可能となる。
【0013】次に、本実施例の動作について説明する。
まず試験者は、試験対象の組み込みソフトウェア106
のなかから初期起動プロセスを選択し、HMI部107
に対して選択した初期起動プロセスの実行を指示する。
初期起動プロセスからの起動の指示を受けたHMI部1
07は、その指示をモニタ部105に送信する。モニタ
部105は、起動指示を受けた初期起動プロセスをOS
102が具備するプロセス制御機能を使って起動する。
その際モニタ部105は、疑似オンラインOS103が
管理する試験対象の組み込みソフトウェア106のプロ
セス情報を参照するために、疑似オンラインOS部10
3を所定の仮想アドレスにマッピングする。
まず試験者は、試験対象の組み込みソフトウェア106
のなかから初期起動プロセスを選択し、HMI部107
に対して選択した初期起動プロセスの実行を指示する。
初期起動プロセスからの起動の指示を受けたHMI部1
07は、その指示をモニタ部105に送信する。モニタ
部105は、起動指示を受けた初期起動プロセスをOS
102が具備するプロセス制御機能を使って起動する。
その際モニタ部105は、疑似オンラインOS103が
管理する試験対象の組み込みソフトウェア106のプロ
セス情報を参照するために、疑似オンラインOS部10
3を所定の仮想アドレスにマッピングする。
【0014】モニタ部105から起動された初期起動プ
ロセスが実行されると疑似オンラインOS部103に加
え共有ライブラリ部104が所定の仮想アドレスにマッ
ピングされ、初期起動プロセスからオンライン用システ
ムコールおよび共有関数コールが発行できるようにな
る。そして、初期起動プロセスは、他の試験対象の組み
込みソフトウェア106を順次起動する。
ロセスが実行されると疑似オンラインOS部103に加
え共有ライブラリ部104が所定の仮想アドレスにマッ
ピングされ、初期起動プロセスからオンライン用システ
ムコールおよび共有関数コールが発行できるようにな
る。そして、初期起動プロセスは、他の試験対象の組み
込みソフトウェア106を順次起動する。
【0015】起動された試験対象の組み込みソフトウェ
ア106も疑似オンラインOS部103および共有ライ
ブラリ部104を所定の仮想アドレスにマッピングす
る。これにより、各試験対象の組み込みソフトウェア
は、オンライン用システムコールおよび共有関数コール
が実行可能になる。
ア106も疑似オンラインOS部103および共有ライ
ブラリ部104を所定の仮想アドレスにマッピングす
る。これにより、各試験対象の組み込みソフトウェア
は、オンライン用システムコールおよび共有関数コール
が実行可能になる。
【0016】以上説明したように本実施例によれば、汎
用コンピュータ10上にターゲットマシンと同じ試験環
境を実現することが可能となる。すなわち、試験者はH
MI部107にデバッグ指示を与え、HMI部107は
デバッグ指示をモニタ部105に送信し、モニタ部10
5はOS102が具備するプロセス制御機能を使って複
数の試験対象の組み込みソフトウェア106のプロセス
情報を収集し、デバッグ情報としてHMI部107に送
信する。HMI部107は受信したデバッグ情報を編集
しディスプレイ20に表示する。
用コンピュータ10上にターゲットマシンと同じ試験環
境を実現することが可能となる。すなわち、試験者はH
MI部107にデバッグ指示を与え、HMI部107は
デバッグ指示をモニタ部105に送信し、モニタ部10
5はOS102が具備するプロセス制御機能を使って複
数の試験対象の組み込みソフトウェア106のプロセス
情報を収集し、デバッグ情報としてHMI部107に送
信する。HMI部107は受信したデバッグ情報を編集
しディスプレイ20に表示する。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、組み込み
ソフトウェア保持部が複数の組み込みソフトウェアを保
持し、モニタ部がOSを起動して複数の組み込みソフト
ウェアを駆動し、疑似オンラインOS部および共有ライ
ブラリを仮想アドレスにマッピングさせ、駆動された組
み込みソフトウェアの全てのプロセスがマッピングされ
た疑似オンラインOS部および共有ライブラリにアクセ
スできるようにさせたことにより、複数の組み込みソフ
トウェアを同一マシン上で走らせることができ、ターゲ
ットマシンのCPU疑似の開発に膨大な時間を費やすこ
ともなく、また疑似されたCPUにより実行速度が極度
に遅くなることもない。
ソフトウェア保持部が複数の組み込みソフトウェアを保
持し、モニタ部がOSを起動して複数の組み込みソフト
ウェアを駆動し、疑似オンラインOS部および共有ライ
ブラリを仮想アドレスにマッピングさせ、駆動された組
み込みソフトウェアの全てのプロセスがマッピングされ
た疑似オンラインOS部および共有ライブラリにアクセ
スできるようにさせたことにより、複数の組み込みソフ
トウェアを同一マシン上で走らせることができ、ターゲ
ットマシンのCPU疑似の開発に膨大な時間を費やすこ
ともなく、また疑似されたCPUにより実行速度が極度
に遅くなることもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の組み込みソフトウェアデバッグ支援装
置の一実施例を示すブロック図である。
置の一実施例を示すブロック図である。
10 汎用コンピュータ 20 ディスプレイ 101 CPU 102 OS 103 疑似オンラインOS部 104 共有ライブラリ部 105 モニタ部 106 組み込みソフトウェア 107 HMI(ヒュ−マン・マシン・インタフェー
ス)
ス)
Claims (3)
- 【請求項1】 組み込みソフトウェアを実際に走行させ
るターゲットマシンが具備するものと実質的に同一のC
PUと、プログラム内のデータを任意の仮想アドレス空
間にマッピングし、マッピングしたデータを全てのプロ
セスからアクセス可能にさせ、あるソフトウェアから他
のソフトウェアのメモリ/レジスタ内容の読み書きおよ
び走行/停止を含む実行制御を指示するソフトウェア制
御機能を有するOSと、外部との入出力を管理するヒュ
ーマン・マシン・インターフェース部と、を備えた汎用
コンピュータをデバッグ支援装置として動作させる組込
みソフトウェアデバッグ支援装置の作製方法であって、 前記OSおよびヒューマン・マシン・インターフェース
部を介して、 試験対象として与えられる複数の組み込みソフトウェア
を保持する組み込みソフトウェア保持部と、 組み込みソフトウェア保持部に保持された組み込みソフ
トウェアが発行するオンライン用システムコールに対す
る処理を行なう疑似オンラインOS部と、 組み込みソフトウェアがターゲットマシンのオンライン
プロプログラムとして搭載された際に、組み込みソフト
ウェアからアクセスされるデータおよび関数群の集合体
である共有ライブラリと、 組み込みソフトウェア保持部に保持された組み込みソフ
トウェアを識別するプロセス識別子を管理し、ヒューマ
ン・マシン・インターフェース部からのデバッグ指示の
あった組み込みソフトウェアに対応して、OSのプロセ
ス制御機能を起動して、組み込みソフトウェアをOS上
のプロセスとして駆動させ、疑似オンラインOS部と共
有ライブラリ部とを仮想アドレスにマッピングさせ、マ
ッピングさせた疑似オンラインOS部と共有ライブラリ
部とに全てのプロセスがアクセスすることを可能にさ
せ、前記プロセスに対するメモリ/レジスタ内容の読み
書きおよび走行/停止を含む実行制御を行わせ、その結
果得られるデバック情報をヒューマン・マシン・インタ
ーフェース部に通知するモニタ部とを作成することを特
徴とする、組込みソフトウェアデバッグ支援装置の作製
方法。 - 【請求項2】 前記組み込みソフトウェア保持部に保持
された複数の組み込みソフトウェアに、初期起動プロセ
スとして働くソフトウェアを組込むことを特 徴とする請
求項1記載の組込みソフトウェアデバッグ支援装置の作
製方法。 - 【請求項3】 前記組み込みソフトウェア保持部に保持
された複数の組み込みソフトウェアに、それぞれスター
トアップ・ルーチンを組込むことを特徴とする請求項1
または2記載の組込みソフトウェアデバッグ支援装置の
作製方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5113153A JP2513401B2 (ja) | 1993-05-14 | 1993-05-14 | 組込みソフトウェアデバッグ支援装置の作製方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5113153A JP2513401B2 (ja) | 1993-05-14 | 1993-05-14 | 組込みソフトウェアデバッグ支援装置の作製方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06324912A JPH06324912A (ja) | 1994-11-25 |
JP2513401B2 true JP2513401B2 (ja) | 1996-07-03 |
Family
ID=14604916
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5113153A Expired - Lifetime JP2513401B2 (ja) | 1993-05-14 | 1993-05-14 | 組込みソフトウェアデバッグ支援装置の作製方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2513401B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10564959B2 (en) * | 2017-03-14 | 2020-02-18 | Google Llc | Shared software libraries for computing devices |
KR102430372B1 (ko) * | 2020-01-20 | 2022-08-08 | 엘에스일렉트릭(주) | Hmi 장치 및 이의 구동 방법 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS616740A (ja) * | 1984-06-20 | 1986-01-13 | Hitachi Ltd | 計算機システムにおけるプログラム制御方式 |
JPH04227547A (ja) * | 1990-05-11 | 1992-08-17 | Seiko Epson Corp | 情報処理装置 |
JPH04314136A (ja) * | 1991-04-12 | 1992-11-05 | Nec Corp | 割込み発生履歴の管理方式 |
-
1993
- 1993-05-14 JP JP5113153A patent/JP2513401B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06324912A (ja) | 1994-11-25 |
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