JP2512901Y2 - 梱包用の組立式緩衝材 - Google Patents
梱包用の組立式緩衝材Info
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- JP2512901Y2 JP2512901Y2 JP1993068090U JP6809093U JP2512901Y2 JP 2512901 Y2 JP2512901 Y2 JP 2512901Y2 JP 1993068090 U JP1993068090 U JP 1993068090U JP 6809093 U JP6809093 U JP 6809093U JP 2512901 Y2 JP2512901 Y2 JP 2512901Y2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は梱包用の組立式緩衝材に
関する。
関する。
【0002】
【従来の技術】梱包用の緩衝材としては、従来からポリ
スチレンフオームなどの発泡プラスチツク製品が広く使
われており、これを外装箱と品物との間隙に詰めて、そ
の品物を外力から安全に保護している通例である。
スチレンフオームなどの発泡プラスチツク製品が広く使
われており、これを外装箱と品物との間隙に詰めて、そ
の品物を外力から安全に保護している通例である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところが、上記のよう
な緩衝材はプラスチツク成形品であるため、その立体形
状や大きさなどの異なる多品種を用意しなければなら
ず、又仮令軽量であると雖も嵩張る結果、その在庫・保
管上いたづらに大きな設置スペースを要する。
な緩衝材はプラスチツク成形品であるため、その立体形
状や大きさなどの異なる多品種を用意しなければなら
ず、又仮令軽量であると雖も嵩張る結果、その在庫・保
管上いたづらに大きな設置スペースを要する。
【0004】更に、発泡プラスチツク製品であるため、
廃棄・焼却上自然環境を害し、再生使用し難い問題もあ
る。この点、紙管であれば再生使用できるが、その在庫
・保管上大きな設置スペースを要することに変りはな
い。
廃棄・焼却上自然環境を害し、再生使用し難い問題もあ
る。この点、紙管であれば再生使用できるが、その在庫
・保管上大きな設置スペースを要することに変りはな
い。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案はこのような課題
の解決を企図しており、そのための構成上正方形又は長
方形の輪郭形状を備えた1枚物の段ボール紙に、その任
意な一辺と平行する複数本の折り曲げ稜線と、その折り
曲げ稜線に直交する1本の折り曲げ稜線とを刻印して、
上記段ボール紙の一端側に位置する1本の折り曲げ稜線
から、その段ボール紙の一端部をへ字型に折り曲げるこ
とにより第1突っ張り片とし、その第1突っ張り片から
引き続き段ボール紙の他端側に向かって、その段ボール
紙を残る幾つかの折り曲げ稜線から順次内向き直角に折
り曲げて行くことにより、上記第1突っ張り片を包み込
む大きな断面長方形の第1角筒体に組み立てて、そのコ
ーナー部に対応位置する差し込み固定片とその受け入れ
口との係止力により、上記第1角筒体の組立状態を固定
保持する一方、
の解決を企図しており、そのための構成上正方形又は長
方形の輪郭形状を備えた1枚物の段ボール紙に、その任
意な一辺と平行する複数本の折り曲げ稜線と、その折り
曲げ稜線に直交する1本の折り曲げ稜線とを刻印して、
上記段ボール紙の一端側に位置する1本の折り曲げ稜線
から、その段ボール紙の一端部をへ字型に折り曲げるこ
とにより第1突っ張り片とし、その第1突っ張り片から
引き続き段ボール紙の他端側に向かって、その段ボール
紙を残る幾つかの折り曲げ稜線から順次内向き直角に折
り曲げて行くことにより、上記第1突っ張り片を包み込
む大きな断面長方形の第1角筒体に組み立てて、そのコ
ーナー部に対応位置する差し込み固定片とその受け入れ
口との係止力により、上記第1角筒体の組立状態を固定
保持する一方、
【0006】上記段ボール紙の他端側に位置する1本の
折り曲げ稜線から、その段ボール紙の他端部を山型に折
り曲げることにより第2突っ張り片とし、その第2突っ
張り片から引き続き段ボール紙の逆な一端側に向かっ
て、その段ボール紙を別に残る幾つかの折り曲げ稜線か
ら順次内向き直角に折り曲げて行くことにより、上記第
2突っ張り片を包み込む小さな断面長方形の第2角筒体
に組み立てて、そのコーナー部に対応位置する差し込み
固定片とその受け入れ口との係止力により、上記第2角
筒体の組立状態を固定保持すると共に、上記第1、2角
筒体をその短辺とほぼ同じ寸法の一定間隔だけ離隔させ
て、その一定間隔を引き続き閉塞する如く、上記第1角
筒体をそのコーナー部に位置する折り曲げ稜線から内向
き直角に曲げ起すことにより、第2角筒体と交叉する全
体的な断面L字型のユニツトに組み立てた後、その断面
L字型のユニツトを上記折り曲げ方向と直交する1本の
折り曲げ稜線から内向き直角に折り曲げることにより、
平・底面視のV字型に仕上げたことを特徴とするもので
ある。
折り曲げ稜線から、その段ボール紙の他端部を山型に折
り曲げることにより第2突っ張り片とし、その第2突っ
張り片から引き続き段ボール紙の逆な一端側に向かっ
て、その段ボール紙を別に残る幾つかの折り曲げ稜線か
ら順次内向き直角に折り曲げて行くことにより、上記第
2突っ張り片を包み込む小さな断面長方形の第2角筒体
に組み立てて、そのコーナー部に対応位置する差し込み
固定片とその受け入れ口との係止力により、上記第2角
筒体の組立状態を固定保持すると共に、上記第1、2角
筒体をその短辺とほぼ同じ寸法の一定間隔だけ離隔させ
て、その一定間隔を引き続き閉塞する如く、上記第1角
筒体をそのコーナー部に位置する折り曲げ稜線から内向
き直角に曲げ起すことにより、第2角筒体と交叉する全
体的な断面L字型のユニツトに組み立てた後、その断面
L字型のユニツトを上記折り曲げ方向と直交する1本の
折り曲げ稜線から内向き直角に折り曲げることにより、
平・底面視のV字型に仕上げたことを特徴とするもので
ある。
【0007】
【作用】本考案の上記構成によれば、1枚物の段ボール
紙から成るため、これを展開状態のもとに積み重ねて、
大量に在庫・保管することができ、冒頭に述べた従来の
立体的なプラスチツク成形品や紙管に比し、省スペース
や量産並びにリサイクルの諸効果に優れる。
紙から成るため、これを展開状態のもとに積み重ねて、
大量に在庫・保管することができ、冒頭に述べた従来の
立体的なプラスチツク成形品や紙管に比し、省スペース
や量産並びにリサイクルの諸効果に優れる。
【0008】又、上記段ボール紙から必要に応じて、誰
でも極めて容易に組立使用できると共に、その組立状態
では断面長方形な第1、2角筒体の内部に、何れも突っ
張り片が包み込まれているので、その突っ張り片によっ
て効果的な圧縮強度とクツシヨン性を発揮させることが
できる。
でも極めて容易に組立使用できると共に、その組立状態
では断面長方形な第1、2角筒体の内部に、何れも突っ
張り片が包み込まれているので、その突っ張り片によっ
て効果的な圧縮強度とクツシヨン性を発揮させることが
できる。
【0009】更に、上記断面長方形な第1、2角筒体
は、その木口面から見て断面L字型ユニツトに組み立て
られた後、平・底面視の全体的なV字型に仕上げられて
いるため、外装箱のコーナー部へその起立側壁面と、頂
壁面又は底壁面との双方に接触する安定な状態として挿
入使用できるのであり、品物の保護効果を著しく昂める
ことも可能となる。
は、その木口面から見て断面L字型ユニツトに組み立て
られた後、平・底面視の全体的なV字型に仕上げられて
いるため、外装箱のコーナー部へその起立側壁面と、頂
壁面又は底壁面との双方に接触する安定な状態として挿
入使用できるのであり、品物の保護効果を著しく昂める
ことも可能となる。
【0010】
【実施例】以下、図示の実施例に基いて本考案の具体的
構成を詳述すると、その本考案の緩衝材は図2のような
長方形や正方形の輪郭形状に打ち抜いた1枚物の段ボー
ル紙(M)を、先づ一方向へ連続的に折り曲げることに
より、大きな断面長方形の第1角筒体(A1)と小さな
断面長方形の第2角筒体(A2)との一対づつに組み立
て、次にその一対づつを所謂木口面から見てほぼ直角な
L字型のユニツトとして連続的に組み立て、更にそのユ
ニツトの一対づつを上記折り曲げ方向と直交する方向か
ら、内向き直角に折り曲げることにより、全体として図
1のような平・底面視のV字型に仕上げたものである。
構成を詳述すると、その本考案の緩衝材は図2のような
長方形や正方形の輪郭形状に打ち抜いた1枚物の段ボー
ル紙(M)を、先づ一方向へ連続的に折り曲げることに
より、大きな断面長方形の第1角筒体(A1)と小さな
断面長方形の第2角筒体(A2)との一対づつに組み立
て、次にその一対づつを所謂木口面から見てほぼ直角な
L字型のユニツトとして連続的に組み立て、更にそのユ
ニツトの一対づつを上記折り曲げ方向と直交する方向か
ら、内向き直角に折り曲げることにより、全体として図
1のような平・底面視のV字型に仕上げたものである。
【0011】即ち、その緩衝材の展開状態を示した図2
において、(10a)(10b)(11)(12)(1
3)(14)(15)(16)(17)(18)(1
9)は段ボール紙(M)の図示左右横方向に沿って悉く
平行に延在する複数本の折り曲げ稜線であり、その段ボ
ール紙(M)の輪郭打ち抜きと一挙同時か、又は別個に
型押し刻印されている。上記段ボール紙(M)は一対の
ライナーと中芯とから成るが、その詳細は図示省略して
ある。
において、(10a)(10b)(11)(12)(1
3)(14)(15)(16)(17)(18)(1
9)は段ボール紙(M)の図示左右横方向に沿って悉く
平行に延在する複数本の折り曲げ稜線であり、その段ボ
ール紙(M)の輪郭打ち抜きと一挙同時か、又は別個に
型押し刻印されている。上記段ボール紙(M)は一対の
ライナーと中芯とから成るが、その詳細は図示省略して
ある。
【0012】上記複数本の折り曲げ稜線(10a)(1
0b)(11)〜(19)について、その図2における
段ボール紙(M)の最も上側と下側に位置する2本は、
特に第1、2外向き折り曲げ稜線(10a)(10b)
として、残る中間位置の9本が第1〜9内向き折り曲げ
稜線(11)〜(19)として、各々設定されている。
0b)(11)〜(19)について、その図2における
段ボール紙(M)の最も上側と下側に位置する2本は、
特に第1、2外向き折り曲げ稜線(10a)(10b)
として、残る中間位置の9本が第1〜9内向き折り曲げ
稜線(11)〜(19)として、各々設定されている。
【0013】尚、折り曲げ操作を説明するための便宜
上、第1〜5内向き折り曲げ稜線(11)〜(15)の
符号はこれを段ボール紙(M)の上側から下側に向かっ
て順序良く、第6〜9内向き折り曲げ稜線(16)〜
(19)の符号はこれを段ボール紙(M)の下側から上
側への逆向きに順序良く、各々整然と記入してある。
上、第1〜5内向き折り曲げ稜線(11)〜(15)の
符号はこれを段ボール紙(M)の上側から下側に向かっ
て順序良く、第6〜9内向き折り曲げ稜線(16)〜
(19)の符号はこれを段ボール紙(M)の下側から上
側への逆向きに順序良く、各々整然と記入してある。
【0014】その場合、第1、2内向き折り曲げ稜線
(11)(12)の相互帯域、第3、4内向き折り曲げ
稜線(13)(14)の相互帯域、第6、7内向き折り
曲げ稜線(16)(17)の相互帯域並びに第8、9内
向き折り曲げ稜線(18)(19)の相互帯域は、何れ
も上記断面長方形な第1、2角筒体(A1)(A2)の
短辺(x)を形作るものとして、その悉くほぼ同一に寸
法化されている。
(11)(12)の相互帯域、第3、4内向き折り曲げ
稜線(13)(14)の相互帯域、第6、7内向き折り
曲げ稜線(16)(17)の相互帯域並びに第8、9内
向き折り曲げ稜線(18)(19)の相互帯域は、何れ
も上記断面長方形な第1、2角筒体(A1)(A2)の
短辺(x)を形作るものとして、その悉くほぼ同一に寸
法化されている。
【0015】又、第2、3内向き折り曲げ稜線(12)
(13)の相互帯域、第4、5内向き折り曲げ稜線(1
4)(15)の相互帯域並びに第5、9内向き折り曲げ
稜線(15)(19)の相互帯域は、何れも大きい断面
長方形な第1角筒体(A1)の長辺(y1)を形作るも
のとして、その悉くほぼ同一に寸法化されているに反
し、第7、8内向き折り曲げ稜線(17)(18)の相
互帯域は小さい断面長方形な第2角筒体(A2)の長辺
(y2)をなすものとして、上記第1角筒体(A1)の
長辺(y1)よりも短かく寸法化されている。
(13)の相互帯域、第4、5内向き折り曲げ稜線(1
4)(15)の相互帯域並びに第5、9内向き折り曲げ
稜線(15)(19)の相互帯域は、何れも大きい断面
長方形な第1角筒体(A1)の長辺(y1)を形作るも
のとして、その悉くほぼ同一に寸法化されているに反
し、第7、8内向き折り曲げ稜線(17)(18)の相
互帯域は小さい断面長方形な第2角筒体(A2)の長辺
(y2)をなすものとして、上記第1角筒体(A1)の
長辺(y1)よりも短かく寸法化されている。
【0016】更に、段ボール紙(M)の上端縁と第1内
向き折り曲げ稜線(11)との相互帯域は、上記第1角
筒体(A1)の長辺(y1)よりも若干広大に寸法化さ
れており、その中間に介在する上記第1外向き折り曲げ
稜線(10a)から、ほぼヘ字型に折り曲げられるよう
になっている。
向き折り曲げ稜線(11)との相互帯域は、上記第1角
筒体(A1)の長辺(y1)よりも若干広大に寸法化さ
れており、その中間に介在する上記第1外向き折り曲げ
稜線(10a)から、ほぼヘ字型に折り曲げられるよう
になっている。
【0017】上記段ボール紙(M)の上端部がヘ字型の
第1突っ張り片(20)として造形され、その突っ張り
片(20)が大きな断面長方形をなす上記第1角筒体
(A1)の中空内部に埋没することにより、その第1角
筒体(A1)の圧縮強度アツプを図れるようになってい
るのである。
第1突っ張り片(20)として造形され、その突っ張り
片(20)が大きな断面長方形をなす上記第1角筒体
(A1)の中空内部に埋没することにより、その第1角
筒体(A1)の圧縮強度アツプを図れるようになってい
るのである。
【0018】他方、同じく段ボール紙(M)の下端縁と
第6内向き折り曲げ稜線(16)との相互帯域は、第2
角筒体(A2)の長辺(y2)よりも若干広大に寸法化
されており、その中間に介在する上記第2外向き折り曲
げ稜線(10b)から、ほぼ山型に折り曲げられるよう
になっている。
第6内向き折り曲げ稜線(16)との相互帯域は、第2
角筒体(A2)の長辺(y2)よりも若干広大に寸法化
されており、その中間に介在する上記第2外向き折り曲
げ稜線(10b)から、ほぼ山型に折り曲げられるよう
になっている。
【0019】上記段ボール紙(M)の下端部が山型の第
2突っ張り片(21)として造形され、その突っ張り片
(21)が小さな断面長方形をなす上記第2角筒体(A
2)の中空内部に埋没して、その第2角筒体(A2)に
高い圧縮強度を与え得るようになっているのである。
2突っ張り片(21)として造形され、その突っ張り片
(21)が小さな断面長方形をなす上記第2角筒体(A
2)の中空内部に埋没して、その第2角筒体(A2)に
高い圧縮強度を与え得るようになっているのである。
【0020】その場合、図3、4の組立状態から示唆さ
れるように、上記山型をなす第2突っ張り片(21)の
頂点(z2)を、第2角筒体(A2)の長辺(y2)を
2等分する線上へ、その内側から線接触し得るように臨
ませる一方、木口面から見て第2角筒体(A2)とほぼ
L字型に交叉する第1角筒体(A1)の長辺(y1)が
露出する部分の2等分線上へ、上記ヘ字型をなす第1突
っ張り片(20)の頂点(z1)を、その内側からやは
り線接触し得るように位置決めすることが好ましい。蓋
し、使用中品物との接触面に、効果的な圧縮強度を与え
得るからである。
れるように、上記山型をなす第2突っ張り片(21)の
頂点(z2)を、第2角筒体(A2)の長辺(y2)を
2等分する線上へ、その内側から線接触し得るように臨
ませる一方、木口面から見て第2角筒体(A2)とほぼ
L字型に交叉する第1角筒体(A1)の長辺(y1)が
露出する部分の2等分線上へ、上記ヘ字型をなす第1突
っ張り片(20)の頂点(z1)を、その内側からやは
り線接触し得るように位置決めすることが好ましい。蓋
し、使用中品物との接触面に、効果的な圧縮強度を与え
得るからである。
【0021】(22)は上記した第5内向き折り曲げ稜
線(15)上から曲げ起される左右一対の第1差し込み
固定片であり、段ボール紙(M)の輪郭打ち抜きと一挙
同時か、又は別個に切り欠かれている。(23)はその
両固定片(22)と対応する第1固定片受け入れ口であ
り、上記第1内向き折り曲げ稜線(11)上に左右一対
の振り分け状態として打ち抜かれている。
線(15)上から曲げ起される左右一対の第1差し込み
固定片であり、段ボール紙(M)の輪郭打ち抜きと一挙
同時か、又は別個に切り欠かれている。(23)はその
両固定片(22)と対応する第1固定片受け入れ口であ
り、上記第1内向き折り曲げ稜線(11)上に左右一対
の振り分け状態として打ち抜かれている。
【0022】第1差し込み固定片(22)とその受け入
れ口(23)は図3のように、何れも上記第1角筒体
(A1)のコーナー部に位置し、その相互の係脱自在な
係止力によって、第1角筒体(A1)の組み立て状態を
固定保持する。
れ口(23)は図3のように、何れも上記第1角筒体
(A1)のコーナー部に位置し、その相互の係脱自在な
係止力によって、第1角筒体(A1)の組み立て状態を
固定保持する。
【0023】又、(24)は上記第5、9内向き折り曲
げ稜線(15)(19)の相互帯域から、上記第1差し
込み固定片(22)との逆向きに曲げ起される左右一対
の第2差し込み固定片であり、やはり段ボール紙(M)
の輪郭打ち抜きと一挙同時か、又は別個に切り欠かれて
いる。(25)はその両固定片(24)と対応する第2
固定片受け入れ口であり、上記第6内向き折り曲げ稜線
(16)上に左右一対の振り分け状態として打ち抜かれ
ている。
げ稜線(15)(19)の相互帯域から、上記第1差し
込み固定片(22)との逆向きに曲げ起される左右一対
の第2差し込み固定片であり、やはり段ボール紙(M)
の輪郭打ち抜きと一挙同時か、又は別個に切り欠かれて
いる。(25)はその両固定片(24)と対応する第2
固定片受け入れ口であり、上記第6内向き折り曲げ稜線
(16)上に左右一対の振り分け状態として打ち抜かれ
ている。
【0024】そして、第2差し込み固定片(24)とそ
の受け入れ口(25)は図3のように、何れも上記第2
角筒体(A2)のコーナー部に位置しており、やはりそ
の相互の係脱自在に係止されることによって、第2角筒
体(A2)の組み立て状態を固定維持する。
の受け入れ口(25)は図3のように、何れも上記第2
角筒体(A2)のコーナー部に位置しており、やはりそ
の相互の係脱自在に係止されることによって、第2角筒
体(A2)の組み立て状態を固定維持する。
【0025】尚、上記第1、2差し込み固定片(22)
(24)とその受け入れ口(23)(25)の設置個数
は、左右の振り分け状態に配置される限り、図示以上に
増加することができる。
(24)とその受け入れ口(23)(25)の設置個数
は、左右の振り分け状態に配置される限り、図示以上に
増加することができる。
【0026】(26)は上記第4内向き折り曲げ稜線
(14)の延長線上から、第5内向き折り曲げ稜線(1
5)の延長線上に到達しない一定帯幅(L1)として、
段ボール紙(M)から左右横方向へ連続一体に張り出さ
れた左右一対の第1差し込みカバー片であり、その一定
帯幅(L1)が上記第2角筒体(A2)の長辺(y2)
とほぼ同等に寸法化されている。
(14)の延長線上から、第5内向き折り曲げ稜線(1
5)の延長線上に到達しない一定帯幅(L1)として、
段ボール紙(M)から左右横方向へ連続一体に張り出さ
れた左右一対の第1差し込みカバー片であり、その一定
帯幅(L1)が上記第2角筒体(A2)の長辺(y2)
とほぼ同等に寸法化されている。
【0027】(27)はその第1差し込みカバー片(2
6)と並列する左右一対の第2差し込みカバー片であ
り、同じく段ボール紙(M)における第5、9内向き折
り曲げ稜線(15)(19)の相互帯域から左右横方向
へ連続一体に張り出しており、その一定帯幅(L2)が
上記第1角筒体(A1)の長辺(y1)とほぼ同等に寸
法化されていると共に、上記第1差し込みカバー片(2
6)との隣り合う上下相互間には、第1、2角筒体(A
1)(A2)の短辺(x)とほぼ同等寸法の一定間隔
(w)が保たれている。
6)と並列する左右一対の第2差し込みカバー片であ
り、同じく段ボール紙(M)における第5、9内向き折
り曲げ稜線(15)(19)の相互帯域から左右横方向
へ連続一体に張り出しており、その一定帯幅(L2)が
上記第1角筒体(A1)の長辺(y1)とほぼ同等に寸
法化されていると共に、上記第1差し込みカバー片(2
6)との隣り合う上下相互間には、第1、2角筒体(A
1)(A2)の短辺(x)とほぼ同等寸法の一定間隔
(w)が保たれている。
【0028】(28)(29)(30)(31)は上記
第1、2差し込みカバー片(26)(27)の各個をL
字型に折り曲げるため、その段ボール紙(M)からの張
り出し基端部と中途部に刻印された平行な2本づつの内
向き折り曲げ稜線であり、何れも第1、2角筒体(A
1)(A2)を断面長方形に組み立てるべき折り曲げ稜
線(10a)(10b)(11)〜(19)と直交する
ものとして、図2の上下縦方向に沿い延在している。
第1、2差し込みカバー片(26)(27)の各個をL
字型に折り曲げるため、その段ボール紙(M)からの張
り出し基端部と中途部に刻印された平行な2本づつの内
向き折り曲げ稜線であり、何れも第1、2角筒体(A
1)(A2)を断面長方形に組み立てるべき折り曲げ稜
線(10a)(10b)(11)〜(19)と直交する
ものとして、図2の上下縦方向に沿い延在している。
【0029】その際、第1、2差し込みカバー片(2
6)(27)における基端部内向き折り曲げ稜線(2
8)(30)と、中途部内向き折り曲げ稜線(29)
(31)との相互帯域は、第1、2角筒体(A1)(A
2)の短辺(x)とほぼ同等に寸法化されている。
6)(27)における基端部内向き折り曲げ稜線(2
8)(30)と、中途部内向き折り曲げ稜線(29)
(31)との相互帯域は、第1、2角筒体(A1)(A
2)の短辺(x)とほぼ同等に寸法化されている。
【0030】又、同じく中途部内向き折り曲げ稜線(2
9)(31)と、第1、2差し込みカバー片(26)
(27)の張り出し先端縁との相互帯域も、第1、2角
筒体(A1)(A2)の短辺(x)とほぼ同等に寸法化
されているが、これはその第1、2角筒体(A1)(A
2)の短辺(x)よりも広大に寸法化することにより、
第1、2角筒体(A1)(A2)の各木口面に対する差
し込み量を深くして、その係止力の強化を図っても良
い。
9)(31)と、第1、2差し込みカバー片(26)
(27)の張り出し先端縁との相互帯域も、第1、2角
筒体(A1)(A2)の短辺(x)とほぼ同等に寸法化
されているが、これはその第1、2角筒体(A1)(A
2)の短辺(x)よりも広大に寸法化することにより、
第1、2角筒体(A1)(A2)の各木口面に対する差
し込み量を深くして、その係止力の強化を図っても良
い。
【0031】段ボール紙(M)における第1、2内向き
折り曲げ稜線(11)(12)の相互帯域が、第1、2
角筒体(A1)(A2)の短辺(x)を形作ることにつ
いては上記した通りであるが、その第1内向き折り曲げ
稜線(11)から段ボール紙(M)の上側へ一定量だけ
偏倚した位置には、上記第2差し込みカバー片(27)
を受け入れる第1受け入れ切欠(32)の左右一対が、
又第2内向き折り曲げ稜線(12)から段ボール紙
(M)の逆な下側へ一定量だけ偏倚した位置には、同じ
く第2差し込みカバー片(27)を受け入れる第2受け
入れ切欠(33)の左右一対が、その何れも段ボール紙
(M)の左右両側縁から一定深さだけ切り込まれてい
る。
折り曲げ稜線(11)(12)の相互帯域が、第1、2
角筒体(A1)(A2)の短辺(x)を形作ることにつ
いては上記した通りであるが、その第1内向き折り曲げ
稜線(11)から段ボール紙(M)の上側へ一定量だけ
偏倚した位置には、上記第2差し込みカバー片(27)
を受け入れる第1受け入れ切欠(32)の左右一対が、
又第2内向き折り曲げ稜線(12)から段ボール紙
(M)の逆な下側へ一定量だけ偏倚した位置には、同じ
く第2差し込みカバー片(27)を受け入れる第2受け
入れ切欠(33)の左右一対が、その何れも段ボール紙
(M)の左右両側縁から一定深さだけ切り込まれてい
る。
【0032】しかも、上記一定の偏倚量は互いに等し
く、何れも第1、2角筒体(A1)(A2)の短辺
(x)とほぼ同一に寸法化されており、これによって第
1角筒体(A1)が大きな断面長方形に組み立てられた
時、その第1、2受け入れ切欠(32)(33)が正し
く向かい合って、上記第2差し込みカバー片(27)を
横断させる如く、一挙同時に受け入れることができるよ
うになっている。
く、何れも第1、2角筒体(A1)(A2)の短辺
(x)とほぼ同一に寸法化されており、これによって第
1角筒体(A1)が大きな断面長方形に組み立てられた
時、その第1、2受け入れ切欠(32)(33)が正し
く向かい合って、上記第2差し込みカバー片(27)を
横断させる如く、一挙同時に受け入れることができるよ
うになっている。
【0033】又、(34)は同じく第2差し込みカバー
片(27)を受け入れる第3受け入れ切欠であり、これ
は第7内向き折り曲げ稜線(17)上に位置する左右一
対として、やはり段ボール紙(M)の左右両側縁から一
定深さだけ切り込まれている。
片(27)を受け入れる第3受け入れ切欠であり、これ
は第7内向き折り曲げ稜線(17)上に位置する左右一
対として、やはり段ボール紙(M)の左右両側縁から一
定深さだけ切り込まれている。
【0034】そして、断面長方形に組み立てられた第
1、2角筒体(A1)(A2)の相互が、引き続き内向
き直角に曲げ起されて、全体的な断面L字型のユニツト
に組み立てられた時、その第3受け入れ切欠(34)が
上記第2受け入れ切欠(33)と直接に合致連通し、そ
の一直線上に正しく整列する第1〜3受け入れ切欠(3
2)〜(34)の内部へ、第2差し込みカバー片(2
7)を確実に受け入れる。
1、2角筒体(A1)(A2)の相互が、引き続き内向
き直角に曲げ起されて、全体的な断面L字型のユニツト
に組み立てられた時、その第3受け入れ切欠(34)が
上記第2受け入れ切欠(33)と直接に合致連通し、そ
の一直線上に正しく整列する第1〜3受け入れ切欠(3
2)〜(34)の内部へ、第2差し込みカバー片(2
7)を確実に受け入れる。
【0035】つまり、上記第2差し込みカバー片(2
7)が図4から明白なように、第1、2角筒体(A1)
(A2)の両木口面へ跨がる状態として差し込み係止さ
れることにより、その第1、2角筒体(A1)(A2)
における全体的な断面L字型のユニツトを、形崩れや曲
げ戻りのおそれなく組立固定し得るようになっているの
である。
7)が図4から明白なように、第1、2角筒体(A1)
(A2)の両木口面へ跨がる状態として差し込み係止さ
れることにより、その第1、2角筒体(A1)(A2)
における全体的な断面L字型のユニツトを、形崩れや曲
げ戻りのおそれなく組立固定し得るようになっているの
である。
【0036】他方、上記第1差し込みカバー片(26)
は第1、2角筒体(A1)(A2)の短辺(x)とほぼ
同等寸法の一定間隔(w)だけ、第2差し込みカバー片
(27)から離隔されていることにより、大きな断面長
方形に組み立てられる第1角筒体(A1)の木口面へ、
その第2差し込みカバー片(27)と干渉することなく
差し込み係止され、茲に第1、2角筒体(A1)(A
2)の木口面全体が第1、2差し込みカバー片(26)
(27)によって、完全に施蓋されるようになってい
る。
は第1、2角筒体(A1)(A2)の短辺(x)とほぼ
同等寸法の一定間隔(w)だけ、第2差し込みカバー片
(27)から離隔されていることにより、大きな断面長
方形に組み立てられる第1角筒体(A1)の木口面へ、
その第2差し込みカバー片(27)と干渉することなく
差し込み係止され、茲に第1、2角筒体(A1)(A
2)の木口面全体が第1、2差し込みカバー片(26)
(27)によって、完全に施蓋されるようになってい
る。
【0037】(35)は段ボール紙(M)の上端縁から
上記第2受け入れ切欠(33)に到達する長さとして、
その段ボール紙(M)の左右両側縁に沿い欠き落とされ
た左右一対の第1サイド逃し切欠、(36)は同じく段
ボール紙(M)の下端縁から上記第3受け入れ切欠(3
4)に到達する長さとして、やはり段ボール紙(M)の
左右両側縁に沿い欠き落とされた左右一対の第2サイド
逃し切欠であり、その何れも上記第1、2差し込みカバ
ー片(26)(27)を逃し入れることによって、第
1、2角筒体(A1)(A2)の各木口面と第1、2差
し込みカバー片(26)(27)との面一化を達成して
いる。その第1、2サイド逃し切欠(35)(36)の
欠き落し量は、段ボール紙(M)の厚み寸法にほぼ等し
い。
上記第2受け入れ切欠(33)に到達する長さとして、
その段ボール紙(M)の左右両側縁に沿い欠き落とされ
た左右一対の第1サイド逃し切欠、(36)は同じく段
ボール紙(M)の下端縁から上記第3受け入れ切欠(3
4)に到達する長さとして、やはり段ボール紙(M)の
左右両側縁に沿い欠き落とされた左右一対の第2サイド
逃し切欠であり、その何れも上記第1、2差し込みカバ
ー片(26)(27)を逃し入れることによって、第
1、2角筒体(A1)(A2)の各木口面と第1、2差
し込みカバー片(26)(27)との面一化を達成して
いる。その第1、2サイド逃し切欠(35)(36)の
欠き落し量は、段ボール紙(M)の厚み寸法にほぼ等し
い。
【0038】更に、(37)は段ボール紙(M)の第1
外向き折り曲げ稜線(10a)上に位置する左右一対と
して、その段ボール紙(M)の左右両側縁から一定深さ
だけ切り込まれた第1逃し凹溝であり、図4のように、
上記第1外向き折り曲げ稜線(10a)からヘ字型に折
り曲げられる第1突っ張り片(20)が、上記第1差し
込みカバー片(26)と干渉することを防ぎ、その第1
角筒体(A1)に対する第1差し込みカバー片(26)
の差し込みを円滑化する。
外向き折り曲げ稜線(10a)上に位置する左右一対と
して、その段ボール紙(M)の左右両側縁から一定深さ
だけ切り込まれた第1逃し凹溝であり、図4のように、
上記第1外向き折り曲げ稜線(10a)からヘ字型に折
り曲げられる第1突っ張り片(20)が、上記第1差し
込みカバー片(26)と干渉することを防ぎ、その第1
角筒体(A1)に対する第1差し込みカバー片(26)
の差し込みを円滑化する。
【0039】(38)は同じく段ボール紙(M)の第2
外向き折り曲げ稜線(10b)上に位置する左右一対と
して、その段ボール紙(M)の左右両側縁からやはり一
定深さだけ切り込まれた第2逃し凹溝であり、図4のよ
うに、上記第2外向き折り曲げ稜線(10b)から山型
に折り曲げられる第2突っ張り片(21)が、上記第2
差し込みカバー片(27)と干渉することを防ぐ。
外向き折り曲げ稜線(10b)上に位置する左右一対と
して、その段ボール紙(M)の左右両側縁からやはり一
定深さだけ切り込まれた第2逃し凹溝であり、図4のよ
うに、上記第2外向き折り曲げ稜線(10b)から山型
に折り曲げられる第2突っ張り片(21)が、上記第2
差し込みカバー片(27)と干渉することを防ぐ。
【0040】次に、(39)は上記した複数本の折り曲
げ稜線(10a)(10b)(11)〜(19)と直交
する如く、段ボール紙(M)の上下縦方向に沿って刻印
された内向き折り曲げ稜線であり、図示の実施例ではそ
の段ボール紙(M)の左右2等分線(O−O)上に配設
しており、その意味から半折り稜線と称して後述する
が、その段ボール紙(M)の左右何れか一方へ偏心した
位置に刻印してもさしつかえない。
げ稜線(10a)(10b)(11)〜(19)と直交
する如く、段ボール紙(M)の上下縦方向に沿って刻印
された内向き折り曲げ稜線であり、図示の実施例ではそ
の段ボール紙(M)の左右2等分線(O−O)上に配設
しており、その意味から半折り稜線と称して後述する
が、その段ボール紙(M)の左右何れか一方へ偏心した
位置に刻印してもさしつかえない。
【0041】(40)はその半折り稜線(39)と平行
な左右一対の仮想線を示しており、上記第1、2角筒体
(A1)(A2)の短辺(x)とほぼ同じ一定間隔
(d)だけ、上記左右2等分線(O−O)から相反方向
へ離隔している。
な左右一対の仮想線を示しており、上記第1、2角筒体
(A1)(A2)の短辺(x)とほぼ同じ一定間隔
(d)だけ、上記左右2等分線(O−O)から相反方向
へ離隔している。
【0042】(41)は段ボール紙(M)の上端縁と第
1内向き折り曲げ稜線(11)との相互帯域に位置しつ
つ、上記左右2等分線(O−O)から仮想線(40)に
到達する深さだけ切り欠かれた左右一対の第1センター
逃し切欠であり、その交点が第1外向き折り曲げ稜線
(10a)上に位置するヘ字型の切り欠き形状を有して
いる。
1内向き折り曲げ稜線(11)との相互帯域に位置しつ
つ、上記左右2等分線(O−O)から仮想線(40)に
到達する深さだけ切り欠かれた左右一対の第1センター
逃し切欠であり、その交点が第1外向き折り曲げ稜線
(10a)上に位置するヘ字型の切り欠き形状を有して
いる。
【0043】又、(42)は上記第1内向き折り曲げ稜
線(11)から第4内向き折り曲げ稜線(14)までの
帯域に位置しつつ、やはり左右2等分線(O−O)から
仮想線(40)に到達する深さとして、上記第1センタ
ー逃し切欠(41)との連続的に切り欠かれた左右一対
の第2センター逃し切欠であり、ほぼ等脚台形の切り欠
き形状を有している。
線(11)から第4内向き折り曲げ稜線(14)までの
帯域に位置しつつ、やはり左右2等分線(O−O)から
仮想線(40)に到達する深さとして、上記第1センタ
ー逃し切欠(41)との連続的に切り欠かれた左右一対
の第2センター逃し切欠であり、ほぼ等脚台形の切り欠
き形状を有している。
【0044】但し、第3、4内向き折り曲げ稜線(1
3)(14)の相互帯域部分に限っては、その第2セン
ター逃し切欠(42)の左右何れか一方が切り欠かれる
ことなく、他方への第1差し込み舌片(42f)として
残されており、その第1差し込み舌片(42f)が上記
左右2等分線(O−O)上に達している。
3)(14)の相互帯域部分に限っては、その第2セン
ター逃し切欠(42)の左右何れか一方が切り欠かれる
ことなく、他方への第1差し込み舌片(42f)として
残されており、その第1差し込み舌片(42f)が上記
左右2等分線(O−O)上に達している。
【0045】つまり、左右一対の上記第1角筒体(A
1)はその長辺(y1)をなす第4、5内向き折り曲げ
稜線(14)(15)の相互帯域においてのみ、半折り
稜線(39)を介して連続した状態にあり、その半折り
稜線(39)から内向き直角に折り曲げられた時、第1
角筒体(A1)の短辺(x)同志が上記第1差し込み舌
片(42f)を介して差し込み係止し合うと共に、上記
第1、2センター逃し切欠(41)(42)の付与され
た木口面が、左右2等分線(O−O)上において突き合
うようになっているのである。
1)はその長辺(y1)をなす第4、5内向き折り曲げ
稜線(14)(15)の相互帯域においてのみ、半折り
稜線(39)を介して連続した状態にあり、その半折り
稜線(39)から内向き直角に折り曲げられた時、第1
角筒体(A1)の短辺(x)同志が上記第1差し込み舌
片(42f)を介して差し込み係止し合うと共に、上記
第1、2センター逃し切欠(41)(42)の付与され
た木口面が、左右2等分線(O−O)上において突き合
うようになっているのである。
【0046】他方、(43)は段ボール紙(M)の下端
縁から第8内向き折り曲げ稜線(18)までの帯域に位
置しつつ、上記仮想線(40)から更に後退する深さと
して切り欠かれた左右一対の第3センター逃し切欠であ
り、その切り欠きとの相対的に残る木口面が上記第2セ
ンター逃し切欠(42)と言わば逆向きの等脚台形を呈
している。
縁から第8内向き折り曲げ稜線(18)までの帯域に位
置しつつ、上記仮想線(40)から更に後退する深さと
して切り欠かれた左右一対の第3センター逃し切欠であ
り、その切り欠きとの相対的に残る木口面が上記第2セ
ンター逃し切欠(42)と言わば逆向きの等脚台形を呈
している。
【0047】但し、第7、8内向き折り曲げ稜線(1
7)(18)の相互帯域部分に限っては、その第3セン
ター逃し切欠(43)の左右何れか一方が、上記仮想線
(40)から後退する深さとして切り欠かれず、他方へ
の第2差し込み舌片(43f)として残置されており、
その第2差し込み舌片(43f)が仮想線(40)上に
達している。
7)(18)の相互帯域部分に限っては、その第3セン
ター逃し切欠(43)の左右何れか一方が、上記仮想線
(40)から後退する深さとして切り欠かれず、他方へ
の第2差し込み舌片(43f)として残置されており、
その第2差し込み舌片(43f)が仮想線(40)上に
達している。
【0048】(44)は第8、9内向き折り曲げ稜線
(18)(19)の相互帯域に位置しつつ、上記第3セ
ンター逃し切欠(43)との連続的に切り欠かれた左右
一対の第4センター逃し切欠であって、その何れも上記
仮想線(40)から平行に後退している。
(18)(19)の相互帯域に位置しつつ、上記第3セ
ンター逃し切欠(43)との連続的に切り欠かれた左右
一対の第4センター逃し切欠であって、その何れも上記
仮想線(40)から平行に後退している。
【0049】更に、(45)は第5、9内向き折り曲げ
稜線(15)(19)の相互帯域に位置しつつ、上記第
4センター逃し切欠(44)から連続して、左右2等分
線(O−O)上まで切り欠かれた左右一対の第5センタ
ー逃し切欠であり、その切り欠き形状が第5、9内向き
折り曲げ稜線(15)(19)を結ぶ傾斜直線をなす。
稜線(15)(19)の相互帯域に位置しつつ、上記第
4センター逃し切欠(44)から連続して、左右2等分
線(O−O)上まで切り欠かれた左右一対の第5センタ
ー逃し切欠であり、その切り欠き形状が第5、9内向き
折り曲げ稜線(15)(19)を結ぶ傾斜直線をなす。
【0050】但し、その左右何れか一方は上記左右2等
分線(O−O)から全然切り欠かれることなく、他方へ
の第3差し込み舌片(45r)として残されている。し
かも、その第3差し込み舌片(45r)は上記第2差し
込み舌片(43f)との反対側に存在している。
分線(O−O)から全然切り欠かれることなく、他方へ
の第3差し込み舌片(45r)として残されている。し
かも、その第3差し込み舌片(45r)は上記第2差し
込み舌片(43f)との反対側に存在している。
【0051】つまり、第2差し込み舌片(43f)が図
2のように、上記左右2等分線(O−O)を境界とする
左側に存在するとすれば、第3差し込み舌片(45r)
は逆な右側に存置されており、これによって上記左右一
対の第2角筒体(A2)が半折り稜線(39)から内向
き直角に折り曲げられた時、その第2角筒体(A2)の
木口面同志が上記第2、3差し込み舌片(43f)(4
5r)を介して、すばやく確実に差し込み係止し合うよ
うになっている。
2のように、上記左右2等分線(O−O)を境界とする
左側に存在するとすれば、第3差し込み舌片(45r)
は逆な右側に存置されており、これによって上記左右一
対の第2角筒体(A2)が半折り稜線(39)から内向
き直角に折り曲げられた時、その第2角筒体(A2)の
木口面同志が上記第2、3差し込み舌片(43f)(4
5r)を介して、すばやく確実に差し込み係止し合うよ
うになっている。
【0052】更に言えば、上記第2差し込み舌片(43
f)が仮想線(40)上に位置するに比し、第3差し込
み舌片(45r)は左右2等分線(O−O)上に位置す
ることにより、その左右2等分線(O−O)上の半折り
稜線(39)から左右一対の第2角筒体(A2)を内向
き直角に折り曲げた時、第3差し込み舌片(45r)が
一早く差し込まれ、その状態のもとに引き続き第2差し
込み舌片(43f)が差し込まれることになる。その結
果、上記半折り稜線(39)からの折り曲げ作業を軽快
に行なえると共に、その平・底面視のV字型をなす組立
状態としても頗る安定・堅牢となるわけである。
f)が仮想線(40)上に位置するに比し、第3差し込
み舌片(45r)は左右2等分線(O−O)上に位置す
ることにより、その左右2等分線(O−O)上の半折り
稜線(39)から左右一対の第2角筒体(A2)を内向
き直角に折り曲げた時、第3差し込み舌片(45r)が
一早く差し込まれ、その状態のもとに引き続き第2差し
込み舌片(43f)が差し込まれることになる。その結
果、上記半折り稜線(39)からの折り曲げ作業を軽快
に行なえると共に、その平・底面視のV字型をなす組立
状態としても頗る安定・堅牢となるわけである。
【0053】上記構成の緩衝材を組み立てるに当って
は、図2における段ボール紙(M)の上側を第1外向き
折り曲げ稜線(10a)からへ字型に折り曲げて、図5
のように、その段ボール紙(M)の上端部に第1突っ張
り片(20)を造形する。
は、図2における段ボール紙(M)の上側を第1外向き
折り曲げ稜線(10a)からへ字型に折り曲げて、図5
のように、その段ボール紙(M)の上端部に第1突っ張
り片(20)を造形する。
【0054】次いで、第1内向き折り曲げ稜線(11)
から逆な内向きに鋭く折り曲げ、引き続き上記ヘ字型の
第1突っ張り片(20)を包み込むように、段ボール紙
(M)の下側に向かって、これを第2〜4内向き折り曲
げ稜線(12)〜(14)から順次内向き直角に折り曲
げて行き、図6、7のような大きい断面長方形の第1角
筒体(A1)に組み立てる。
から逆な内向きに鋭く折り曲げ、引き続き上記ヘ字型の
第1突っ張り片(20)を包み込むように、段ボール紙
(M)の下側に向かって、これを第2〜4内向き折り曲
げ稜線(12)〜(14)から順次内向き直角に折り曲
げて行き、図6、7のような大きい断面長方形の第1角
筒体(A1)に組み立てる。
【0055】そして、第1差し込みカバー片(26)を
その基端部内向き折り曲げ稜線(28)と中途部内向き
折り曲げ稜線(29)から、順次内向き直角に折り曲げ
ることにより、L字型に造形すると共に、その先端部か
ら上記第1角筒体(A1)の木口面へ、就中第1角筒体
(A1)の長辺(y1)と第1突っ張り片(20)にお
けるヘ字型の頂点(z1)との相互間へ、図4のように
差し込み係止させて、その第1角筒体(A1)の組立状
態を一旦形崩れしないように固定する。
その基端部内向き折り曲げ稜線(28)と中途部内向き
折り曲げ稜線(29)から、順次内向き直角に折り曲げ
ることにより、L字型に造形すると共に、その先端部か
ら上記第1角筒体(A1)の木口面へ、就中第1角筒体
(A1)の長辺(y1)と第1突っ張り片(20)にお
けるヘ字型の頂点(z1)との相互間へ、図4のように
差し込み係止させて、その第1角筒体(A1)の組立状
態を一旦形崩れしないように固定する。
【0056】このような第1角筒体(A1)の組み立て
は、その左右一対の各個について行なうこと、言うまで
もない。
は、その左右一対の各個について行なうこと、言うまで
もない。
【0057】他方、段ボール紙(M)の下側を第2外向
き折り曲げ稜線(10b)から山型に折り曲げて、図5
のように、その段ボール紙(M)の下端部に第2突っ張
り片(21)を造形する。
き折り曲げ稜線(10b)から山型に折り曲げて、図5
のように、その段ボール紙(M)の下端部に第2突っ張
り片(21)を造形する。
【0058】次いで、第6内向き折り曲げ稜線(16)
から逆な内向きに鋭く折り曲げ、引き続き上記山型の第
2突っ張り片(21)を包み込むように、今度は段ボー
ル紙(M)の上側に向かって、これを第7〜9内向き折
り曲げ稜線(17)〜(19)から順次内向き直角に折
り曲げて行き、図6、7のような小さい断面長方形の第
2角筒体(A2)に組み立てる。
から逆な内向きに鋭く折り曲げ、引き続き上記山型の第
2突っ張り片(21)を包み込むように、今度は段ボー
ル紙(M)の上側に向かって、これを第7〜9内向き折
り曲げ稜線(17)〜(19)から順次内向き直角に折
り曲げて行き、図6、7のような小さい断面長方形の第
2角筒体(A2)に組み立てる。
【0059】その後、図8のように、上記段ボール紙
(M)を第5内向き折り曲げ稜線(15)から、半折り
する如く内向き直角に曲げ起して、上記大きな断面長方
形の第1角筒体(A1)上に、小さな断面長方形の第2
角筒体(A2)が積み重なり交叉する全体的な断面L字
型のユニツトに組み立てる。
(M)を第5内向き折り曲げ稜線(15)から、半折り
する如く内向き直角に曲げ起して、上記大きな断面長方
形の第1角筒体(A1)上に、小さな断面長方形の第2
角筒体(A2)が積み重なり交叉する全体的な断面L字
型のユニツトに組み立てる。
【0060】そうすれば、図4から明白なように、第1
角筒体(A1)の向かい合う長辺(y1)に対応開口す
る第1、2受け入れ切欠(32)(33)と、第2角筒
体(A2)の短辺(x)に開口する第3受け入れ切欠
(34)とが、その木口面から見て正しく一直線上に整
列する合致連通状態となるため、最後にその第1〜3受
け入れ切欠(32)〜(34)へ、上記第1差し込みカ
バー片(26)と同じくL字型に造形した第2差し込み
カバー片(27)を、図9のようにその先端部から差し
込み係止させるのである。
角筒体(A1)の向かい合う長辺(y1)に対応開口す
る第1、2受け入れ切欠(32)(33)と、第2角筒
体(A2)の短辺(x)に開口する第3受け入れ切欠
(34)とが、その木口面から見て正しく一直線上に整
列する合致連通状態となるため、最後にその第1〜3受
け入れ切欠(32)〜(34)へ、上記第1差し込みカ
バー片(26)と同じくL字型に造形した第2差し込み
カバー片(27)を、図9のようにその先端部から差し
込み係止させるのである。
【0061】その際、第2差し込みカバー片(27)の
先端部が第2角筒体(A2)の長辺(y2)と、第2突
っ張り片(21)における山型の頂点(z2)との相互
間へ差し込まれることは勿論であり、上記第2差し込み
カバー片(27)が図4のように、第1、2角筒体(A
1)(A2)の両木口面に亘って跨がる状態に係止する
結果、その両者から成る図10のような断面L字型のユ
ニツトとして交叉する組立状態が、形崩れや曲げ戻りの
おそれなく、安定・確実に固定維持されるのである。
先端部が第2角筒体(A2)の長辺(y2)と、第2突
っ張り片(21)における山型の頂点(z2)との相互
間へ差し込まれることは勿論であり、上記第2差し込み
カバー片(27)が図4のように、第1、2角筒体(A
1)(A2)の両木口面に亘って跨がる状態に係止する
結果、その両者から成る図10のような断面L字型のユ
ニツトとして交叉する組立状態が、形崩れや曲げ戻りの
おそれなく、安定・確実に固定維持されるのである。
【0062】このような第2角筒体(A2)自身の組立
並びにその第1角筒体(A1)との組立ユニツト化も、
その左右一対の各個について行なうことは勿論である。
尚、第2差し込みカバー片(27)の差し込み係止後
に、上記第1差し込みカバー片(26)を差し込み係止
させてもさしつかえない。
並びにその第1角筒体(A1)との組立ユニツト化も、
その左右一対の各個について行なうことは勿論である。
尚、第2差し込みカバー片(27)の差し込み係止後
に、上記第1差し込みカバー片(26)を差し込み係止
させてもさしつかえない。
【0063】そして、上記のような木口面から見て、全
体的な断面L字型のユニツトに組み立てた第1、2角筒
体(A1)(A2)の左右一対づつを、引き続き上記折
り曲げ方向(左右横方向)と直交する半折り稜線(3
9)から、内向き直角に折り曲げるのである。
体的な断面L字型のユニツトに組み立てた第1、2角筒
体(A1)(A2)の左右一対づつを、引き続き上記折
り曲げ方向(左右横方向)と直交する半折り稜線(3
9)から、内向き直角に折り曲げるのである。
【0064】即ち、段ボール紙(M)の中央部には言わ
ば上下縦方向に沿って、上記第1〜5センター逃し切欠
(41)〜(45)が付与されているため、第1、2角
筒体(A1)(A2)の左右一対づつを各別に断面長方
形として組み立てることができ、更にその相互を木口面
から見て全体的な断面L字型のユニツトに組み立てるこ
ともできるわけであるが、そこまでの組立完了時点では
図11のように、左右一対のユニツトが段ボール紙
(M)の上記第4、5内向き折り曲げ稜線(14)(1
5)の相互帯域により形作られる第1角筒体(A1)の
長辺(y1)を半折り稜線(39)として、この部分の
みにより連繋した状態となる。
ば上下縦方向に沿って、上記第1〜5センター逃し切欠
(41)〜(45)が付与されているため、第1、2角
筒体(A1)(A2)の左右一対づつを各別に断面長方
形として組み立てることができ、更にその相互を木口面
から見て全体的な断面L字型のユニツトに組み立てるこ
ともできるわけであるが、そこまでの組立完了時点では
図11のように、左右一対のユニツトが段ボール紙
(M)の上記第4、5内向き折り曲げ稜線(14)(1
5)の相互帯域により形作られる第1角筒体(A1)の
長辺(y1)を半折り稜線(39)として、この部分の
みにより連繋した状態となる。
【0065】そこで、その半折り稜線(39)から上記
第1、2角筒体(A1)(A2)のユニツトを、図12
のようにその木口面同志が突き合う内向き直角に折り曲
げるのであり、そうすればそのユニツトにおける左右何
れか一方の第2センター逃し切欠(42)と向かい合う
ように、残る他方の左右2等分線(O−O)上に達する
第1差し込み舌片(42f)が、図13、14のよう
に、その第2センター逃し切欠(42)を経て当該ユニ
ツトの殊更第1角筒体(A1)内へ差し込み係止される
ことになる。
第1、2角筒体(A1)(A2)のユニツトを、図12
のようにその木口面同志が突き合う内向き直角に折り曲
げるのであり、そうすればそのユニツトにおける左右何
れか一方の第2センター逃し切欠(42)と向かい合う
ように、残る他方の左右2等分線(O−O)上に達する
第1差し込み舌片(42f)が、図13、14のよう
に、その第2センター逃し切欠(42)を経て当該ユニ
ツトの殊更第1角筒体(A1)内へ差し込み係止される
ことになる。
【0066】又、上記ユニツトにおける左右何れか一方
の左右2等分線(O−O)上に達する第3差し込み舌片
(45r)も、図13、14のように、これと向かい合
う他方の第3センター逃し切欠(43)を通じて、当該
ユニツトの就中第2角筒体(A2)内へ差し込み係止さ
れることになる。その場合、第3差し込み舌片(45
r)は第2角筒体(A2)に包み込まれている山型突っ
張り片(21)の裾野部と、これが接触する長辺との相
互間に侵入する。
の左右2等分線(O−O)上に達する第3差し込み舌片
(45r)も、図13、14のように、これと向かい合
う他方の第3センター逃し切欠(43)を通じて、当該
ユニツトの就中第2角筒体(A2)内へ差し込み係止さ
れることになる。その場合、第3差し込み舌片(45
r)は第2角筒体(A2)に包み込まれている山型突っ
張り片(21)の裾野部と、これが接触する長辺との相
互間に侵入する。
【0067】更に、第1差し込み舌片(42f)と第3
差し込み舌片(45r)が差し込み係止された後には、
上記ユニツトにおける左右何れか一方の第5センター逃
し切欠(45)と向かい合うように、残る他方の左右2
等分線(O−O)上に達する第3差し込み舌片(45
r)が、やはり図13、14から明白なように、その第
5センター逃し切欠(45)を経て当該ユニツトの殊更
第2角筒体(A2)内へ差し込み係止されることにな
る。
差し込み舌片(45r)が差し込み係止された後には、
上記ユニツトにおける左右何れか一方の第5センター逃
し切欠(45)と向かい合うように、残る他方の左右2
等分線(O−O)上に達する第3差し込み舌片(45
r)が、やはり図13、14から明白なように、その第
5センター逃し切欠(45)を経て当該ユニツトの殊更
第2角筒体(A2)内へ差し込み係止されることにな
る。
【0068】その第5差し込み舌片(45r)は上記第
2角筒体(A2)に包み込まれている山型突っ張り片
(21)の頂点(z2)と、これが接触する長辺(y
2)との相互間に侵入する。
2角筒体(A2)に包み込まれている山型突っ張り片
(21)の頂点(z2)と、これが接触する長辺(y
2)との相互間に侵入する。
【0069】その結果、本考案の緩衝材は1枚物の段ボ
ール紙(M)から、最終的に図1のような平・底面視の
V字型に仕上げられることとなり、これを図15のよう
に外装箱(B)の角隅部へ挿入使用して、品物(C)を
安全に保護することができる。
ール紙(M)から、最終的に図1のような平・底面視の
V字型に仕上げられることとなり、これを図15のよう
に外装箱(B)の角隅部へ挿入使用して、品物(C)を
安全に保護することができる。
【0070】特に、図示の実施例では、上記第1、2角
筒体(A1)(A2)から組み立てユニツト化された断
面L字型の交叉する2辺を、その第1角筒体(A1)の
長辺(y1)に相応する寸法として、相互の等しく関係
設定しているが、その2辺の長さ寸法に長短差を与えて
も良い。
筒体(A1)(A2)から組み立てユニツト化された断
面L字型の交叉する2辺を、その第1角筒体(A1)の
長辺(y1)に相応する寸法として、相互の等しく関係
設定しているが、その2辺の長さ寸法に長短差を与えて
も良い。
【0071】何れにしても、本考案の緩衝材は平・底面
視のV字型を呈するため、外装箱(B)の角隅部へフイ
ツトさせ得ることは勿論、木口面から見て断面L字型の
ユニツトをなすので、外装箱(B)の起立側壁面のみな
らず、これと交叉する頂壁面又は底壁面にも併せてフイ
ツトさせることができ、品物(C)の保護上著しく効果
的である。
視のV字型を呈するため、外装箱(B)の角隅部へフイ
ツトさせ得ることは勿論、木口面から見て断面L字型の
ユニツトをなすので、外装箱(B)の起立側壁面のみな
らず、これと交叉する頂壁面又は底壁面にも併せてフイ
ツトさせることができ、品物(C)の保護上著しく効果
的である。
【0072】尚、上記組み立て順序との逆向き操作を加
えることによって、その緩衝材を展開状態に曲げ戻し復
元することも可能であり、その1枚物の段ボール紙
(M)として省スペース的に積み重ね保管し得ること
は、言うまでもない。
えることによって、その緩衝材を展開状態に曲げ戻し復
元することも可能であり、その1枚物の段ボール紙
(M)として省スペース的に積み重ね保管し得ること
は、言うまでもない。
【0073】
【考案の効果】以上のように、本考案に係る梱包用の組
立式緩衝材では、正方形又は長方形の輪郭形状を備えた
1枚物の段ボール紙(M)に、その任意な一辺と平行す
る複数本の折り曲げ稜線(10a)(10b)(11)
(12)(13)(14)(15)(16)(17)
(18)(19)と、その折り曲げ稜線(10a)(1
0b)(11)〜(19)に直交する1本の折り曲げ稜
線(39)とを刻印して、上記段ボール紙(M)の一端
側に位置する1本の折り曲げ稜線(10a)から、その
段ボール紙(M)の一端部をへ字型に折り曲げることに
より第1突っ張り片(20)とし、その第1突っ張り片
(20)から引き続き段ボール紙(M)の他端側に向か
って、その段ボール紙(M)を残る幾つかの折り曲げ稜
線(11)〜(14)から順次内向き直角に折り曲げて
行くことにより、上記第1突っ張り片(20)を包み込
む大きな断面長方形の第1角筒体(A1)に組み立て
て、そのコーナー部に対応位置する差し込み固定片(2
2)とその受け入れ口(23)との係止力により、上記
第1角筒体(A1)の組立状態を固定保持する一方、
立式緩衝材では、正方形又は長方形の輪郭形状を備えた
1枚物の段ボール紙(M)に、その任意な一辺と平行す
る複数本の折り曲げ稜線(10a)(10b)(11)
(12)(13)(14)(15)(16)(17)
(18)(19)と、その折り曲げ稜線(10a)(1
0b)(11)〜(19)に直交する1本の折り曲げ稜
線(39)とを刻印して、上記段ボール紙(M)の一端
側に位置する1本の折り曲げ稜線(10a)から、その
段ボール紙(M)の一端部をへ字型に折り曲げることに
より第1突っ張り片(20)とし、その第1突っ張り片
(20)から引き続き段ボール紙(M)の他端側に向か
って、その段ボール紙(M)を残る幾つかの折り曲げ稜
線(11)〜(14)から順次内向き直角に折り曲げて
行くことにより、上記第1突っ張り片(20)を包み込
む大きな断面長方形の第1角筒体(A1)に組み立て
て、そのコーナー部に対応位置する差し込み固定片(2
2)とその受け入れ口(23)との係止力により、上記
第1角筒体(A1)の組立状態を固定保持する一方、
【0074】上記段ボール紙(M)の他端側に位置する
1本の折り曲げ稜線(10b)から、その段ボール紙
(M)の他端部を山型に折り曲げることにより第2突っ
張り片(21)とし、その第2突っ張り片(21)から
引き続き段ボール紙(M)の逆な一端側に向かって、そ
の段ボール紙(M)を別に残る幾つかの折り曲げ稜線
(16)〜(19)から順次内向き直角に折り曲げて行
くことにより、上記第2突っ張り片(21)を包み込む
小さな断面長方形の第2角筒体(A2)に組み立てて、
そのコーナー部に対応位置する差し込み固定片(24)
とその受け入れ口(25)との係止力により、上記第2
角筒体(A2)の組立状態を固定保持すると共に、上記
第1、2角筒体(A1)(A2)をその短辺(x)とほ
ぼ同じ寸法の一定間隔(w)だけ離隔させて、その一定
間隔(w)を引き続き閉塞する如く、上記第1角筒体
(A1)をそのコーナー部に位置する折り曲げ稜線(1
5)から内向き直角に曲げ起すことにより、第2角筒体
(A2)と交叉する全体的な断面L字型のユニツトに組
み立てた後、その断面L字型のユニツトを上記折り曲げ
方向と直交する1本の折り曲げ稜線(39)から内向き
直角に折り曲げることにより、平・底面視のV字型に仕
上げた構成のため、1枚物の段ボール紙(M)から成る
にも拘らず、第1、2突っ張り片(20)(21)によ
って、外側からの圧縮力に対抗する高い強度と、効果的
なクツシヨン性を発揮させることができ、従来の発泡プ
ラスチツク製品に比して、量産上並びにリサイクル上著
しく優れる。
1本の折り曲げ稜線(10b)から、その段ボール紙
(M)の他端部を山型に折り曲げることにより第2突っ
張り片(21)とし、その第2突っ張り片(21)から
引き続き段ボール紙(M)の逆な一端側に向かって、そ
の段ボール紙(M)を別に残る幾つかの折り曲げ稜線
(16)〜(19)から順次内向き直角に折り曲げて行
くことにより、上記第2突っ張り片(21)を包み込む
小さな断面長方形の第2角筒体(A2)に組み立てて、
そのコーナー部に対応位置する差し込み固定片(24)
とその受け入れ口(25)との係止力により、上記第2
角筒体(A2)の組立状態を固定保持すると共に、上記
第1、2角筒体(A1)(A2)をその短辺(x)とほ
ぼ同じ寸法の一定間隔(w)だけ離隔させて、その一定
間隔(w)を引き続き閉塞する如く、上記第1角筒体
(A1)をそのコーナー部に位置する折り曲げ稜線(1
5)から内向き直角に曲げ起すことにより、第2角筒体
(A2)と交叉する全体的な断面L字型のユニツトに組
み立てた後、その断面L字型のユニツトを上記折り曲げ
方向と直交する1本の折り曲げ稜線(39)から内向き
直角に折り曲げることにより、平・底面視のV字型に仕
上げた構成のため、1枚物の段ボール紙(M)から成る
にも拘らず、第1、2突っ張り片(20)(21)によ
って、外側からの圧縮力に対抗する高い強度と、効果的
なクツシヨン性を発揮させることができ、従来の発泡プ
ラスチツク製品に比して、量産上並びにリサイクル上著
しく優れる。
【0075】又、1枚物の段ボール紙(M)から成るた
め、その展開した扁平状態のもとに積み重ねることによ
り、大量に在庫・保管することができ、省スペース効果
にも優れるほか、その展開状態から連続的に折り曲げる
だけで、極めて容易に組み立て使用し得るのである。
め、その展開した扁平状態のもとに積み重ねることによ
り、大量に在庫・保管することができ、省スペース効果
にも優れるほか、その展開状態から連続的に折り曲げる
だけで、極めて容易に組み立て使用し得るのである。
【0076】特に、その緩衝材の組立状態では第1、2
角筒体(A1)(A2)が木口面から見て断面L字型の
ユニツトをなし、しかもそのユニツトが平・底面視のV
字型を呈するため、外装箱(B)の起立側壁面のみなら
ず、頂壁面又は底壁面にも接触する関係状態として、そ
のコーナー部へ挿入使用することができ、その使用中に
おいて品物(C)を安全に保護し得る効果がある。1枚
物の段ボール紙(M)から連続的に折り曲げることによ
り、容易に組み立てることができるにも拘らず、その圧
縮強度や緩衝効果に富む組立状態を得られるわけであ
る。
角筒体(A1)(A2)が木口面から見て断面L字型の
ユニツトをなし、しかもそのユニツトが平・底面視のV
字型を呈するため、外装箱(B)の起立側壁面のみなら
ず、頂壁面又は底壁面にも接触する関係状態として、そ
のコーナー部へ挿入使用することができ、その使用中に
おいて品物(C)を安全に保護し得る効果がある。1枚
物の段ボール紙(M)から連続的に折り曲げることによ
り、容易に組み立てることができるにも拘らず、その圧
縮強度や緩衝効果に富む組立状態を得られるわけであ
る。
【0077】更に、上記の大きな断面長方形をなす第1
角筒体(A1)のコーナー部には、差し込み固定片(2
2)とその受け入れ口(23)とが対応位置しており、
その相互の係止力を介して第1角筒体(A1)の組立状
態が固定保持されるようになっている一方、別の小さな
断面長方形をなす第2角筒体(A2)のコーナー部に
も、差し込み固定片(24)とその受け入れ口(25)
とが対応位置していて、その相互の係止力により第2角
筒体(A2)の組立状態が固定保持されるようになって
いるため、上記両角筒体(A1)(A2)の形崩れや曲
げ戻りのおそれを確実に防止することができ、その結果
両角筒体(A1)(A2)を全体的な断面L字型のユニ
ツトに組み立てる作業や、引続く平・底面視のV字型に
折り曲げ仕上げる作業も円滑に行なえるのであり、安定
・確固な組立状態の緩衝材を得られる効果がある。
角筒体(A1)のコーナー部には、差し込み固定片(2
2)とその受け入れ口(23)とが対応位置しており、
その相互の係止力を介して第1角筒体(A1)の組立状
態が固定保持されるようになっている一方、別の小さな
断面長方形をなす第2角筒体(A2)のコーナー部に
も、差し込み固定片(24)とその受け入れ口(25)
とが対応位置していて、その相互の係止力により第2角
筒体(A2)の組立状態が固定保持されるようになって
いるため、上記両角筒体(A1)(A2)の形崩れや曲
げ戻りのおそれを確実に防止することができ、その結果
両角筒体(A1)(A2)を全体的な断面L字型のユニ
ツトに組み立てる作業や、引続く平・底面視のV字型に
折り曲げ仕上げる作業も円滑に行なえるのであり、安定
・確固な組立状態の緩衝材を得られる効果がある。
【0078】その場合、請求項2の構成を採用するなら
ば、外装箱(B)への挿入使用上、方向性に制約を受け
ることなく、そのコーナー部に均等な補強と緩衝の効果
を与えることができ、取扱い上も大変便利である。
ば、外装箱(B)への挿入使用上、方向性に制約を受け
ることなく、そのコーナー部に均等な補強と緩衝の効果
を与えることができ、取扱い上も大変便利である。
【0079】請求項3の構成を採用するならば、上記V
字型をなす緩衝材の仕上げ状態を、その形崩れや曲げ戻
りなどのおそれなく、安定裡に固定保持できる効果があ
る。
字型をなす緩衝材の仕上げ状態を、その形崩れや曲げ戻
りなどのおそれなく、安定裡に固定保持できる効果があ
る。
【0080】又、請求項4の構成を採用するならば、上
記第1、2角筒体(A1)(A2)から断面L字型に組
み立てられたユニツトを、やはり形崩れや曲げ戻りの危
険なく固定保持できる効果がある。
記第1、2角筒体(A1)(A2)から断面L字型に組
み立てられたユニツトを、やはり形崩れや曲げ戻りの危
険なく固定保持できる効果がある。
【図1】本考案に係る緩衝材の仕上がり状態を示す斜面
図である。
図である。
【図2】図1の展開状態を示す平面図である。
【図3】図1の3−3線に沿う拡大断面図である。
【図4】図1の4−4線に沿う拡大断面図である。
【図5】図2から第1、2角筒体への折り曲げ作用過程
を示す斜面図である。
を示す斜面図である。
【図6】図5に続く断面長方形の折り曲げ作用過程を示
す斜面図である。
す斜面図である。
【図7】図6と異なる方向から見た部分斜面図である。
【図8】図7に続く断面L字型ユニツトの折り曲げ作用
過程を示す斜面図である。
過程を示す斜面図である。
【図9】図8に続く差し込みカバー片の差し込み係止作
用過程を示す斜面図である。
用過程を示す斜面図である。
【図10】図9に続く差し込みカバー片の差し込み完了
状態を示す斜面図である。
状態を示す斜面図である。
【図11】断面L字型ユニツトの一対を示す全体斜面図
である。
である。
【図12】図11からV字型への半折り作用過程を示す
斜面図である。
斜面図である。
【図13】図12の部分拡大平面図である。
【図14】図13の14−14線断面図である。
【図15】本考案の使用状態を示す縦断面模式図であ
る。
る。
(10a)・第1外向き折り曲げ稜線 (10b)・第2外向き折り曲げ稜線 (11)・第1内向き折り曲げ稜線 (12)・第2内向き折り曲げ稜線 (13)・第3内向き折り曲げ稜線 (14)・第4内向き折り曲げ稜線 (15) 第5内向き折り曲げ稜線 (16)・第6内向き折り曲げ稜線 (17)・第7内向き折り曲げ稜線 (18)・第8内向き折り曲げ稜線 (19)・第9内向き折り曲げ稜線 (20)・第1突っ張り片 (21)・第2突っ張り片 (22)・第1差し込み固定片 (23)・第1固定片受け入れ口 (24)・第2差し込み固定片 (25)・第2固定片受け入れ口 (26)・第1差し込みカバー片 (27)・第2差し込みカバー片 (39)・内向き折り曲げ稜線(半折り稜線) (41)・第1センター逃し切欠 (42)・第2センター逃し切欠 (42f)・第1差し込み舌片 (43)・第3センター逃し切欠 (43f)・第2差し込み舌片 (44)・第4センター逃し切欠 (45)・第5センター逃し切欠 (45r)・第3差し込み舌片 (A1)・第1角筒体 (A2)・第2角筒体 (M)・段ボール紙 (d)・一定間隔 (w)・一定間隔 (x)・短辺 (y1)・長辺 (y2)・長辺 (O−O)・左右2等分線
Claims (4)
- 【請求項1】正方形又は長方形の輪郭形状を備えた1枚
物の段ボール紙(M)に、その任意な一辺と平行する複
数本の折り曲げ稜線(10a)(10b)(11)(1
2)(13)(14)(15)(16)(17)(1
8)(19)と、その折り曲げ稜線(10a)(10
b)(11)〜(19)に直交する1本の折り曲げ稜線
(39)とを刻印して、 上記段ボール紙(M)の一端側に位置する1本の折り曲
げ稜線(10a)から、その段ボール紙(M)の一端部
をへ字型に折り曲けることにより第1突っ張り片(2
0)とし、 その第1突っ張り片(20)から引き続き段ボール紙
(M)の他端側に向かって、その段ボール紙(M)を残
る幾つかの折り曲げ稜線(11)〜(14)から順次内
向き直角に折り曲げて行くことにより、上記第1突っ張
り片(20)を包み込む大きな断面長方形の第1角筒体
(A1)に組み立てて、そのコーナー部に対応位置する
差し込み固定片(22)とその受け入れ口(23)との
係止力により、上記第1角筒体(A1)の組立状態を固
定保持する一方、 上記段ボール紙(M)の他端側に位置する1本の折り曲
げ稜線(10b)から、その段ボール紙(M)の他端部
を山型に折り曲げることにより第2突っ張り片(21)
とし、 その第2突っ張り片(21)から引き続き段ボール紙
(M)の逆な一端側に向かって、その段ボール紙(M)
を別に残る幾つかの折り曲げ稜線(16)〜(19)か
ら順次内向き直角に折り曲げて行くことにより、上記第
2突っ張り片(21)を包み込む小さな断面長方形の第
2角筒体(A2)に組み立てて、そのコーナー部に対応
位置する差し込み固定片(24)とその受け入れ口(2
5)との係止力により、上記第2角筒体(A2)の組立
状態を固定保持すると共に、上記第1、2角筒体(A
1)(A2)をその短辺(x)とほぼ同じ寸法の一定間
隔(w)だけ離隔させて、 その一定間隔(w)を引き続き閉塞する如く、上記第1
角筒体(A1)をそのコーナー部に位置する折り曲げ稜
線(15)から内向き直角に曲げ起すことにより、第2
角筒体(A2)と交叉する全体的な断面L字型のユニツ
トに組み立てた後、 その断面L字型のユニツトを上記折り曲げ方向と直交す
る1本の折り曲げ稜線(39)から内向き直角に折り曲
げることにより、平・底面視のV字型に仕上げたことを
特徴とする梱包用の組立式緩衝材。 - 【請求項2】第1、2角筒体(A1)(A2)を組み立
てるべき複数本の折り曲げ稜線(10a)(10b)
(11)〜(19)と直交する1本の折り曲げ稜線(3
9)を、段ボール紙(M)の2等分線(O−O)上に刻
印して、その第1、2角筒体(A1)(A2)の断面L
字型ユニツトを上記折り曲げ稜線(39)から半折りす
るように定めたことを特徴とする請求項1記載の梱包用
の組立式緩衝材。 - 【請求項3】第1、2角筒体(A1)(A2)を組み立
てるべき複数本の折り曲げ稜線(10a)(10b)
(11)〜(19)と直交する1本の折り曲げ稜線(3
9)を、段ボール紙(M)の2等分線(O−O)上に刻
印して、その2等分線(O−O)上に複数づつのセンタ
ー逃し切欠(41)〜(45)と差し込み舌片(42
f)(43f)(45r)とを設けると共に、 上記折り曲げ稜線(39)から平・底面視の全体的なV
字型に仕上げられる断面L字型ユニツトの相互を、上記
差し込み舌片(42f)(43f)(45r)の差し込
み係止力により固定保持したことを特徴とする請求項1
記載の梱包用の組立式緩衝材。 - 【請求項4】第1角筒体(A1)の短辺(x)と第2角
筒体(A2)の長辺(y2)との合計寸法にほぼ等しい
一定帯幅(L1)を備えた差し込みカバー片(27)の
向かい合う一対を、段ボール紙(M)の他辺から連続一
体に張り出して、 その各差し込みカバー片(27)の張り出し基端部と中
途部に、上記第1、2角筒体(A1)(A2)を断面長
方形に組み立てるべき折り曲げ稜線(10a)(10
b)(11)(12)(13)(14)(15)(1
6)(17)(18)(19)と直交する2本の折り曲
げ稜線(30)(31)を刻印すると共に、 その折り曲
げ稜線(30)(31)から各々内向き直角に折り曲げ
たL字型の上記差し込みカバー片(27)を、全体的な
断面L字型に交叉する第1、2角筒体(A1)(A2)
の両木口面へ、跨がる状態に差し込み係止させることに
より、その 第1、2角筒体(A1)(A2)の組立状態
を固定維持したことを特徴とする請求項1記載の梱包用
の組立式緩衝材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993068090U JP2512901Y2 (ja) | 1993-11-27 | 1993-11-27 | 梱包用の組立式緩衝材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993068090U JP2512901Y2 (ja) | 1993-11-27 | 1993-11-27 | 梱包用の組立式緩衝材 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0731665U JPH0731665U (ja) | 1995-06-13 |
JP2512901Y2 true JP2512901Y2 (ja) | 1996-10-02 |
Family
ID=13363697
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993068090U Expired - Lifetime JP2512901Y2 (ja) | 1993-11-27 | 1993-11-27 | 梱包用の組立式緩衝材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2512901Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7309102B1 (ja) * | 2022-03-23 | 2023-07-14 | 京セラ株式会社 | 梱包用支持部材 |
WO2023181858A1 (ja) * | 2022-03-23 | 2023-09-28 | 京セラ株式会社 | 梱包用支持部材 |
KR102466462B1 (ko) * | 2022-03-23 | 2022-11-14 | 주식회사 에스에이치네트웍스 | 이중 구조의 박스 및 이를 제조하기 위한 전개시트 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5886025A (ja) * | 1981-11-17 | 1983-05-23 | 三菱化成ビニル株式会社 | マルチング用合成樹脂フイルム |
-
1993
- 1993-11-27 JP JP1993068090U patent/JP2512901Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0731665U (ja) | 1995-06-13 |
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Legal Events
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