JP2512876Y2 - 植栽フェンス用二重ネット - Google Patents

植栽フェンス用二重ネット

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JP2512876Y2
JP2512876Y2 JP9156191U JP9156191U JP2512876Y2 JP 2512876 Y2 JP2512876 Y2 JP 2512876Y2 JP 9156191 U JP9156191 U JP 9156191U JP 9156191 U JP9156191 U JP 9156191U JP 2512876 Y2 JP2512876 Y2 JP 2512876Y2
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planting
double net
plant
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井 諄 一 白
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瀬戸内金網商工株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、緑地帯を形成する植物
の保護と境界地の仕切りとを兼ねて設置される植栽フェ
ンス用の二重ネットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の植栽フェンスとして、従来、実
公昭58-53403号公報に記載されたものが公知である。こ
れは、縦横の素線からなる網体を二つに折り曲げた二重
ネットを使用し、該二重ネットの内部に形成された植栽
空間に蔓性植物等を植えるようにしたもので、植えられ
た植物は、網体で囲まれることにより通行人に踏まれた
り強風で傾倒することがないように保護され、該網体の
素線に絡みついたり側面から支えられたりしながら安全
に成長していけるようになっている。
【0003】しかしながら、かかる植栽フェンスにおい
ては、前記植栽用空間が二重ネットのネット面と直交す
る方向には狭いことから、その方向への植物の傾倒は効
果的に防止することができるが、ネット面と平行する方
向には広いため、その方向に強い風等による外力が作用
すると、植物が大きく横揺れして傾いたり倒れる等の心
配があった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】本考案の課題は、植物
がネット面と平行な方向に傾倒しにくい植栽フェンス用
二重ネットを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本考案の植栽フェンス用二重ネットにおいては、縦
横の線条からなる面網を植栽のための空間をおいて二重
に配設し、少なくとも一方の面網における横線条の全部
又は一部を波形に形成したことを特徴とするものであ
る。
【0006】
【作用】横線条が波形をなしているので、植えた植物に
風等による外力がネット面と平行な方向に作用しても、
該植物の茎や枝等が横線に係止してその横揺れや傾倒が
防止される。
【0007】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細
に説明するに、図1は本考案の二重ネットにより構成し
た植栽フェンスを例示するもので、1は支柱、2は各支
柱1,1間に張設した二重ネットである。該二重ネット
2は、図2及び図3からも分るように、縦横の線条3,
4からなる面網2a,2bを所望の間隔をおいて二重に
配設することにより、両面網2a,2b間に植栽用の空
間5を形成したもので、これらの面網2a,2bにおけ
る横線条4を波形に形成している。
【0008】前記空間5には蔓性植物等が植えられ、植
えられた植物は面網2a,2bにより両側から保護され
ながら、該面網2a,2bの線条3,4に絡みついたり
側面から支えられたりしながら徐々に成長していく。こ
のとき、前記面網2a,2bにおける横線条4が波形を
なしているので、植物に風等による外力がネット面と平
行な方向に作用しても、該植物の茎や枝等が該波形の凹
部内に係止することにより、該植物が大きく横揺れした
り傾倒するようなことがない。
【0009】前記実施例では、両方の面網2a,2bに
おける全ての横線条4を波形に形成しているが、各面網
2a,2bの一部の横線条だけを波形にしても良く、あ
るいは、いずれか一方の面網2a又は2bにおける全部
又は一部の横線条4を波形に形成することもできる。ま
た、縦線3に波形を付しても良い。
【0010】前記面網2a,2bを構成する線条として
は、針金や合成樹脂線条、合成樹脂被覆針金など、任意
の線材を使用することができ、また、面網2a,2bに
より二重ネット2を形成する場合、一枚の広い網体を二
つに折り曲げても、別々に構成した二枚の面網2a,2
bを適宜手段によって連結しても良く、別構成の面網2
a,2bを使用する場合には、形態の異なる面網を使用
することもできる。更に、前記面網2a,2bの網目
は、縦長であっても横長であっても構わない。
【0011】図4乃至図7はそれぞれ二重ネットの異な
る実施例を示すもので、前記実施例の二重ネット2が、
二つの面網2a,2bを全体的に一定の間隔をおいて平
行に対設したものであるのに対し、図4に示すものは、
二つの面網2a,2bを次第に下広がり状をなすように
傾斜させて配設しており、図5に示すものは、一方の面
網2aを鉛直に配設し、他方の面網2bを下広がり状を
なすように傾斜させて配設しており、図6に示すもの
は、二つの面網2a,2bの上半部6を一定間隔で対向
させ、下半部7を次第に下広がり状をなすように外側に
向けて折り曲げており、図7に示すものは、一方の面網
2aを平面状に形成して鉛直に配設し、他方の面網2b
の上半部6を前記面網2aと平行にすると共に、下半部
7を下広がり状をなすように外側に向けて折り曲げてい
る。このように、二つの面網2a,2bの間隔は一定で
ある必要はなく、任意に設定することができる。これら
の各実施例において、少なくとも一方の面網2a,2b
の下端部を内側に向けて折曲しておくこともできる。
【0012】
【考案の効果】以上に詳述した如く本考案の二重ネット
によれば、面網の横線条を波形に形成したので、植物に
風等による外力がネット面と平行な方向に作用しても、
該植物の茎や枝等が該横線に係止してその横揺れや傾倒
が確実に防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の二重ネットにより構成した植栽フェン
スの部分正面図である。
【図2】図1の二重ネットの拡大断面図である。
【図3】図2におけるA−A線での部分拡大断面図であ
る。
【図4】二重ネットの異なる実施例を示す図2と同様位
置での断面図である。
【図5】二重ネットの更に異なる実施例を示す図2と同
様位置での断面図である。
【図6】二重ネットの更に異なる実施例を示す図2と同
様位置での断面図である。
【図7】二重ネットの更に異なる実施例を示す図2と同
様位置での断面図である。
【符号の説明】
2 二重ネット 2a,2b 面網 3 縦線条 4 横線条 5 植栽用空間

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】縦横の線条からなる面網を植栽のための空
    間をおいて二重に配設し、少なくとも一方の面網におけ
    る横線条の全部又は一部を波形に形成してなることを特
    徴とする植栽フェンス用二重ネット。
JP9156191U 1991-10-11 1991-10-11 植栽フェンス用二重ネット Expired - Fee Related JP2512876Y2 (ja)

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