JP2512094Y2 - 筆記具用キャップ - Google Patents

筆記具用キャップ

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JP2512094Y2
JP2512094Y2 JP12083990U JP12083990U JP2512094Y2 JP 2512094 Y2 JP2512094 Y2 JP 2512094Y2 JP 12083990 U JP12083990 U JP 12083990U JP 12083990 U JP12083990 U JP 12083990U JP 2512094 Y2 JP2512094 Y2 JP 2512094Y2
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cylindrical body
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、筆記具の筆先部を密封し、且つ、軸方向
に連続した通気路を形成して幼児等の過って嚥下するこ
とによる窒息を防止する安全キャップに関する。
(従来の技術) 従来、筆先部の乾燥を防止するためキャップ内に内蓋
を収容し、筆記具に被蓋時、筆先部の乾燥を防止して、
フエルトペンのように、速乾性インクを即時に用いるこ
とができるようにしたものがあり、又、幼児が誤って嚥
下することにより窒息等の非常事態の発生を阻止する
為、キャップ外側に縦方向にリブ若しくは溝を形成して
軸方向に連続した通気路を確保するものが提案されてい
る。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、上記従来のものはキャップ内部に内蓋
を形成した上、外側にリブもしくは溝を設けると製造工
程が複雑となりコストの増大につながるものであり、
又、部分的閉塞によりリブもしくは溝のみにより通気に
必要な空気量を確保することが困難となる欠点がある。
この考案は、上記従来のものの欠点を改良するもので
あって、筆先部の乾燥を防止しコストの増大を抑制しな
がら、軸方向に連続する完全な通気路を確保しようとす
るものである。
(課題を解決するための手段) そのために、頭部に鍔部を設け、他端に開口部を具え
る円筒体内に、上記開口部と上記開口部と同一方向に開
口する円筒体内径より小径の内蓋を形成すると共に、円
筒体の鍔部に近接して設ける通気路と鍔部に設ける通気
路に連通するか、又は、鍔部に設ける通気孔が上記通気
路を兼ねることにより、円筒体内と頭部上方とを連通す
る軸方向に連続する通気路を形成してなるものである。
(作用) 上記構成を具えるので、キャップとして筆記具に被蓋
する場合、内蓋は筆記具の筆先部を密封するから、その
乾燥を防止し、即時の使用を可能とするものであり、
又、筆記具より外してある場合、幼児が誤って嚥下して
も、軸方向に連続した通気路と十分な空気量を確保し、
窒息等の不側の事態を未然に阻止出来るものであって、
しかも、構成が簡単でその加工が容易である。
(実施例) この考案を図に示す実施例により更に説明する。第1
図、第2図に示すものは第1実施例であり、各図に示す
実施例において同一符号は同一部品を示すものである。
(1)はこの考案のキャップであり、円筒体(2)と
その頭部に形成される径方向に張出した鍔部(3)より
構成され、この円筒体(2)内には円筒体(2)内径よ
りその外径を小径とし、円筒体(2)との間に十分に間
隔を保持する内蓋(7)が固定され、内蓋(7)の開口
部は円筒体(1)の開口部(6)と同一方向に開口する
ものとされる。
そして、円筒体(2)の鍔部(3)に近接し、円筒体
(2)の内外を連通する連通孔(5)を設けると共に、
この連通孔(5)の上方であって鍔部(3)上にこれを
上下方向に貫通する通気孔(4)が設けられる。(9)
はクリップ、(10)は軸への係止突起を示す。
このように構成されるから、キャップ(1)の筆記具
への被蓋時、内蓋(7)は筆記具の筆先部を覆いこれを
密封するから、筆先部よりのインクの蒸散を防止し、キ
ャップを外せば直ちに筆記が可能となるものであり、ま
た、キャップを外して放置してある場合、これを誤って
嚥下しても、鍔部(3)の端縁により頭部の通気孔
(4)と通気路(5)との空間が維持され、しかも通気
路(5)により円筒体(2)の内外に空気を通し、内蓋
(7)との間にも間隙があるから、第2図、矢印に示す
ように、円筒体(2)内部より開口部(6)に至る連続
した軸方向の通気路を確保することができ、幼児の気管
を閉塞するなど不側の事態の発生を未然に防止できるも
のである。又、クリップ(9)を設けることにより、こ
のクリップ(9)側方、裏面により補助的に円筒体外側
を通る通気路を形成することができる。
その上、第3図に示す第2実施例にように頭部に凹部
(8)を設けることにより、頭部裏面が気管壁に密着し
て通気孔(4)を閉塞することを防止できるものであ
る。
第4図、第5図に示す第3実施例は、鍔部(3)に上
下方向に設ける通気孔(4′)を更に延長して、円筒体
(2)側壁に設ける第1実施例(第1図)の通気路
(5)を兼ね、円筒体(2)内と頭部外方とを連通して
軸方向に通気路を形成した場合を示し、これ以外の構成
は第1実施例と異なるところがない。
すなわち、鍔部(3)に設けられる通気孔(4′)
は、延長して円筒体(2)上方より円筒体(2)内に連
通して、頭部外方より円筒体(2)内の内蓋(7)外周
に通じる通気路を形成するものである。
この第3実施例のように構成する場合、通気孔(4′)
を形成するだけでよいから第1実施例の効果の上、製造
工程の省略、ひいてはコストの増大を充分に抑制する効
果が期待できるものである。
(考案の効果) 以上のとおりであるから、この考案は筆先部の乾燥防
止とともにキャップの嚥下による不側の事態を回避でき
る共に、構成を簡単にして製造コストを低減できる優れ
た効果をもつものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の第1実施例の斜視図、第2図はその
縦断面図であり、第3図は第2実施例の部分断面図、第
4図は第3実施例の斜視図にして、第5図はその縦断面
図を示す。 1…キャップ、2…円筒体、3…鍔部 4,4′…通気孔、5…通気路、6…開口部 7…内蓋、8…凹部、9…クリップ

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】頭部に鍔部を具え、他端に開口部を設けて
    なる円筒体内に、円筒体内径より小径で上記開口部と同
    一方向に開口部を設けて内蓋を形成し、且つ、円筒体の
    鍔部に近接して鍔部に設ける通気孔に連通する又は鍔部
    の通気孔により円筒体内部より頭部上方に向け連通する
    軸方向に連続した通気路を設けてなる筆記具用キャッ
    プ。
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JP5464959B2 (ja) * 2009-10-01 2014-04-09 三菱鉛筆株式会社 塗付具のキャップ及びキャップを設けた塗付具
JP5961051B2 (ja) * 2012-06-29 2016-08-02 株式会社パイロットコーポレーション 筆記具用キャップ

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