JP2512004Y2 - 車両用冷凍装置 - Google Patents

車両用冷凍装置

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JP2512004Y2
JP2512004Y2 JP1990060677U JP6067790U JP2512004Y2 JP 2512004 Y2 JP2512004 Y2 JP 2512004Y2 JP 1990060677 U JP1990060677 U JP 1990060677U JP 6067790 U JP6067790 U JP 6067790U JP 2512004 Y2 JP2512004 Y2 JP 2512004Y2
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JP
Japan
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evaporator
luggage compartment
vehicle
space
driver
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民夫 杉元
文男 菊池
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は陸上輸送等に用いる車両用冷凍装置に関す
る。
〔従来の技術〕
従来の陸上輸送用の冷凍装置を第3図、第4図に示
す。両図において1はバン型の車両で、該車両1のエン
ジンルームにはエンジンにより駆動される圧縮機2とコ
ンデンサ3が配設されている。4は仕切板で車両1内を
運転室5と荷室6とに区画している。この仕切板4の上
部には運転室5の運転席7側及び助手席8側に張出した
筐状の収納部9が設けられており、この収納部9内にエ
バポレータ10が配設されている。ここにエバポレータ10
はブラケット11を介して車両1の天板12に固定して吊下
げられている。
なお、図中の21は運転室5を冷房するためのクーラで
ある。
〔考案が解決しようとする課題〕
上記従来の冷凍装置には解決すべき次の課題があっ
た。
即ち、上記冷凍装置にあってはエバポレータ10を収納
部9内に配設することによって荷室6内の空間を広くし
ているが、他方、運転室5側においてはその空間が侵食
されて狭小となり、殊に運転手が収納部9に頭をぶつけ
る等の危険性をはらんでいた。さらに重量物であるエバ
ポレータ10を吊下げる上において天板12の補強を要する
他、エバポレータ10と圧縮機2及びエバポレータ10とコ
ンデンサ3を接続する冷媒管やエバポレータ10に結露し
たドレンを車両1外に排出するドレンホース(図示しな
い)等が長尺となるなどしてコストの上昇を招くという
問題があった。
本考案は上記課題に鑑み、荷室内の空間を縮小するこ
となく運転席側に余裕ある空間を確保した車両用冷凍装
置を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は上記課題の解決手段として、車室内を運転室
と荷室とに縦方向に延びる仕切板により区画し、エバポ
レータを介して前記荷室内を冷却する単一車両の冷凍装
置において、前記エバポレータは助手席下部空間に設置
され、前記仕切板は、前記エバポレータから前記荷室内
に供給される冷却風が通流するダクトに構成されたこと
を特徴とする車両用冷凍装置を提供しようとするもので
ある。
〔作用〕
本考案は上記のように構成されるので次の作用を有す
る。
即ち、エバポレータは荷室以外の助手席下部に配設さ
れる結果、荷室内の空間を縮小することなく運転席側に
は余裕ある空間を確保される。さらにエバポレータが圧
縮機及びコンデンサに接近して配置されるとともに、仕
切板をエバポレータからの冷却風が通流するダクトとし
て利用したので、エバポレータに接続される冷媒管等が
短縮されるとともに、運転室側のスペースを犠牲にする
ことなく、所要の荷室スペースを確保できる。
〔実施例〕
本考案の一実施例を第1図及び第2図により説明す
る。第1図は本実施例に係る車輌用の冷凍装置の側断面
図、第2図は同冷凍装置の平面断面図であり、第3図及
び第4図と同一部材には同一符号が付されている。
両図において、車両1には仕切板4によって区画され
た荷室6の床板13より筐状の収納部14が運転室5の助手
席8側に張出して設けられており、この収納部14内にエ
バポレータ10が固定具15を介して載置されている。上記
収納部14は荷室6の床板13に形成された吸込口16を介し
て荷室6内と連通されている。また仕切板4と側板17に
よって囲繞されたダクト18が収納部14の上面から仕切板
4に沿って荷室6の上方にまで延設され、仕切板4の上
方に形成された吹出口19に接続されている。これによっ
て荷室6内の空気は床板13の吸込口16を通ってエバポレ
ータ10に導かれダクト18内を通流して吹出口19より荷室
6内の上方へ吹出されるようになっており、いわゆる空
気流れのショートサーキットを生ずることなく効率的に
荷室6内が冷却冷凍される。
上記構成においてエバポレータ10に荷室6以外の助手
席8下部に設けられた収納部14内に配設されているので
荷室6内の空間を縮減することなく、運転席7側には余
裕ある空間が確保される。
ここに助手席8はダクト18を配設したことにより若干
運転室の前方へ移動せざるをえないが、助手はハンドル
操作その他の動作を必要としないので運転手に求められ
る程の座席スペースを必要としないところから、特段の
不具合を生じない。
さらにエバポレータ10が圧縮機2及びコンデンサ3に
接近して配設される結果、エバポレータ10に接続される
図示しない冷媒管が短縮される他、エバポレータ10で結
露したドレンの排水用ホース等が短縮される。
またエバポレータ10は収納部14内に載置される構造で
あるので、該エバポレータ10を固定する上での特別の補
強を要しない。
以上の通り、本実施例によれば荷室の空間を縮小する
ことなく、運転席の空間、特に頭上空間を広く確保でき
るという利点がある。また、エバポレータが圧縮機、コ
ンデンサに近接する結果、エバポレータ用の配管、ドレ
ンホース等が短縮され、設置コストが低減するという利
点がある。
〔考案の効果〕
本考案は上記のように構成されるので次の効果を有す
る。
即ち、本考案の車両用冷凍装置によれば、エバポレー
タを荷室以外の助手席下部に配設したため荷室内の空間
を縮小することなく運転席側に余裕ある空間を確保する
ことができる。
さらに、運転室と荷室との間の仕切板をエバポレータ
からの冷却風通流用のダクトとして利用するので、運転
室及び荷室スペースの有効利用がなされるとともに、エ
バポレータに接続される冷媒管が短縮される他、このエ
バポレータを固定する上で補強を要しない等によりコス
トの低減が果される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係る車両用冷凍装置の側断
面図、第2図は第1図の平断面図、第3図は従来の輸送
用冷凍装置の側断面図、第4図は第3図の平断面図であ
る。 1……車両、4……仕切板、5……運転室、6……荷
室、8……助手席、10……エバポレータ、18……ダク
ト。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】車室内を運転室と荷室とに縦方向に延びる
    仕切板により区画し、エバポレータを介して前記荷室内
    を冷却する単一車両の冷凍装置において、前記エバポレ
    ータは助手席下部空間に設置され、前記仕切板は、前記
    エバポレータから前記荷室内に供給される冷却風が通流
    するダクトに構成されたことを特徴とする車両用冷凍装
    置。
JP1990060677U 1990-06-11 1990-06-11 車両用冷凍装置 Expired - Fee Related JP2512004Y2 (ja)

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JPS5345364Y2 (ja) * 1973-03-15 1978-10-31

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