JP2511567Y2 - 過走防護装置 - Google Patents
過走防護装置Info
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- JP2511567Y2 JP2511567Y2 JP1993026127U JP2612793U JP2511567Y2 JP 2511567 Y2 JP2511567 Y2 JP 2511567Y2 JP 1993026127 U JP1993026127 U JP 1993026127U JP 2612793 U JP2612793 U JP 2612793U JP 2511567 Y2 JP2511567 Y2 JP 2511567Y2
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- Japan
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- signal
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- atc
- train
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この考案は列車が車止め等に衝突
することを防止する過走防護装置に関するものである。
することを防止する過走防護装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】現在一般に用いられている自動列車制御
装置は、列車が走行する軌道に軌道回路方式やル−プ方
式等により固定した閉そく区間を設け、１閉そく区間を
１列車だけの運転に専用させる原則を採用し、各区間毎
に地上から列車に対して先行列車の有無と走行路条件に
よって許容速度信号を送信している。列車は地上から送
られた許容速度信号が指示する速度と列車速度とを常に
比較し、列車速度が許容速度以上になると自動的にブレ
−キを作動して減速させ、所定の速度以下になるとブレ
−キを緩解する。このようにして追突事故等の防止を図
っている。
装置は、列車が走行する軌道に軌道回路方式やル−プ方
式等により固定した閉そく区間を設け、１閉そく区間を
１列車だけの運転に専用させる原則を採用し、各区間毎
に地上から列車に対して先行列車の有無と走行路条件に
よって許容速度信号を送信している。列車は地上から送
られた許容速度信号が指示する速度と列車速度とを常に
比較し、列車速度が許容速度以上になると自動的にブレ
−キを作動して減速させ、所定の速度以下になるとブレ
−キを緩解する。このようにして追突事故等の防止を図
っている。
【０００３】また、車止めの手前には過走余裕距離を設
け、この区間を無信号にし、列車がこの区間に進入した
ら非常ブレ−キ制御を行なって列車を停止させ、信号機
又は列車停止標識から列車が過走することにより衝突，
接触又は脱線することを防いでいる。
け、この区間を無信号にし、列車がこの区間に進入した
ら非常ブレ−キ制御を行なって列車を停止させ、信号機
又は列車停止標識から列車が過走することにより衝突，
接触又は脱線することを防いでいる。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】上記のように車止めの
手前の一定区間に無信号の区間を設け、無信号を検出し
たら列車を緊急停止させる方法においては、無信号の列
車の緊急停止信号が妨害信号の影響を受けやすく、場合
によっては緊急停止が十分に作動せずに列車が車止めに
衝突する危険性がある。また、車止めの手前に十分な過
走余裕距離をとれない場合もある。しかしながら、いか
なる場合であっても車止めの手前で列車を確実に停止さ
せる必要がある。
手前の一定区間に無信号の区間を設け、無信号を検出し
たら列車を緊急停止させる方法においては、無信号の列
車の緊急停止信号が妨害信号の影響を受けやすく、場合
によっては緊急停止が十分に作動せずに列車が車止めに
衝突する危険性がある。また、車止めの手前に十分な過
走余裕距離をとれない場合もある。しかしながら、いか
なる場合であっても車止めの手前で列車を確実に停止さ
せる必要がある。
【０００５】この考案はかかる要望を満たすためになさ
れたものであり、車止めの手前で確実に列車を停止させ
る過走防護装置を得ることを目的とするものである。
れたものであり、車止めの手前で確実に列車を停止させ
る過走防護装置を得ることを目的とするものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】この考案に係る過走防護
装置は、地上装置として過走防護信号送出用ループコイ
ルと地点情報送出用地上子を有し、車上装置としてＡＴ
Ｃ信号検知用車上子とＡＴＣ受信器と地点情報検知用車
上子と地点検知受信器及び列車運転制御装置を有し、地
上装置の過走防護信号送出用ループコイルは車止めの手
前の一定区間に設けられ、ＡＴＣ信号として過走防護信
号を車上に送り出し、地点情報送出用地上子は過走防護
信号送出用ループコイルが設置された区間内で車止めか
ら一定距離手前に設置され、車止めに対する地点情報を
車上に送り出し、車上装置のＡＴＣ信号検知用車上子は
地上の過走防護信号送出用ループコイルからのＡＴＣ信
号を受信し、ＡＴＣ受信器はＡＴＣ信号検知用車上子で
受信したＡＴＣ信号の検定と解読を行ない、解読したＡ
ＴＣ信号を列車運転制御装置に送り、地点情報検知用車
上子は地上の地点情報送出用地上子からの地点情報を受
信し、地点検知受信器は地点情報検知用車上子から送ら
れる地点情報の検定と解読を行ない、解読した地点情報
を列車運転制御装置に送り、列車運転制御装置はＡＴＣ
信号として過走防護信号が送られたときに非常ブレーキ
用の制御パターンを発生し、列車の速度を非常ブレーキ
用の制御パターンにより制御し、地点情報が送られたと
きに非常ブレーキ指令を出力することを特徴とする。
装置は、地上装置として過走防護信号送出用ループコイ
ルと地点情報送出用地上子を有し、車上装置としてＡＴ
Ｃ信号検知用車上子とＡＴＣ受信器と地点情報検知用車
上子と地点検知受信器及び列車運転制御装置を有し、地
上装置の過走防護信号送出用ループコイルは車止めの手
前の一定区間に設けられ、ＡＴＣ信号として過走防護信
号を車上に送り出し、地点情報送出用地上子は過走防護
信号送出用ループコイルが設置された区間内で車止めか
ら一定距離手前に設置され、車止めに対する地点情報を
車上に送り出し、車上装置のＡＴＣ信号検知用車上子は
地上の過走防護信号送出用ループコイルからのＡＴＣ信
号を受信し、ＡＴＣ受信器はＡＴＣ信号検知用車上子で
受信したＡＴＣ信号の検定と解読を行ない、解読したＡ
ＴＣ信号を列車運転制御装置に送り、地点情報検知用車
上子は地上の地点情報送出用地上子からの地点情報を受
信し、地点検知受信器は地点情報検知用車上子から送ら
れる地点情報の検定と解読を行ない、解読した地点情報
を列車運転制御装置に送り、列車運転制御装置はＡＴＣ
信号として過走防護信号が送られたときに非常ブレーキ
用の制御パターンを発生し、列車の速度を非常ブレーキ
用の制御パターンにより制御し、地点情報が送られたと
きに非常ブレーキ指令を出力することを特徴とする。
【０００７】
【作用】この考案においては、車止めの手前の一定区間
に設けられた過走防護信号送出用ループコイルからＡＴ
Ｃ信号として過走防護信号を送り出す。列車が過走防護
信号送出用ループコイルに進入すると、車上のＡＴＣ信
号検知用車上子は過走防護信号送出用ループコイルから
送られるＡＴＣ信号を受信しＡＴＣ受信器に送る。ＡＴ
Ｃ受信器は送られたＡＴＣ信号のうち正常なＡＴＣ信号
を解読し列車運転制御装置に送る。列車運転制御装置は
ＡＴＣ信号として過走防護信号が送られたときに非常ブ
レーキ用の制御パターンを発生し、発生したパターンに
基づいて列車の速度を制御する。
に設けられた過走防護信号送出用ループコイルからＡＴ
Ｃ信号として過走防護信号を送り出す。列車が過走防護
信号送出用ループコイルに進入すると、車上のＡＴＣ信
号検知用車上子は過走防護信号送出用ループコイルから
送られるＡＴＣ信号を受信しＡＴＣ受信器に送る。ＡＴ
Ｃ受信器は送られたＡＴＣ信号のうち正常なＡＴＣ信号
を解読し列車運転制御装置に送る。列車運転制御装置は
ＡＴＣ信号として過走防護信号が送られたときに非常ブ
レーキ用の制御パターンを発生し、発生したパターンに
基づいて列車の速度を制御する。
【０００８】また、車止めから一定距離手前に設置され
た地点情報送出用地上子は車止めに対する地点情報を送
り出している。列車が地点情報送出用地上子の位置まで
進行したら、車上の地点情報検知用車上子は地点情報送
出用地上子から送り出している地点情報を受信し地点検
知受信器に送る。地点検知受信器は送られた地点情報の
うち正常な信号の解読を行ない、解読した地点情報を列
車運転制御装置に送る。列車運転制御装置は地点情報が
送られると、列車の速度を非常ブレ−キ指令に切り換
え、非常停止制御を行なう。
た地点情報送出用地上子は車止めに対する地点情報を送
り出している。列車が地点情報送出用地上子の位置まで
進行したら、車上の地点情報検知用車上子は地点情報送
出用地上子から送り出している地点情報を受信し地点検
知受信器に送る。地点検知受信器は送られた地点情報の
うち正常な信号の解読を行ない、解読した地点情報を列
車運転制御装置に送る。列車運転制御装置は地点情報が
送られると、列車の速度を非常ブレ−キ指令に切り換
え、非常停止制御を行なう。
【０００９】
【実施例】図１はこの考案の一実施例を示す構成図であ
る。図に示すように、地上装置は車止め１の手前の一定
区間のレ−ル２間に設置されたル−プコイル３と、車止
め１から一定距離手前に設置され地上子４と、ＡＴＣ地
上装置５とを有する。ＡＴＣ地上装置５はル−プコイル
３と軌道回路に接続され、軌道回路のＡＴＣ区間には通
常のＡＴＣ信号を送り、ル−プコイル３にはＡＴＣ信号
として過走防護信号を送る。ル−プコイル３は車止め１
の手前に過走防護区間を定めるものであり、ＡＴＣ地上
装置５から送られる過走防護信号を車上に送り出す。地
上子４は車止め１に対する地点情報を車上に送り出す。
る。図に示すように、地上装置は車止め１の手前の一定
区間のレ−ル２間に設置されたル−プコイル３と、車止
め１から一定距離手前に設置され地上子４と、ＡＴＣ地
上装置５とを有する。ＡＴＣ地上装置５はル−プコイル
３と軌道回路に接続され、軌道回路のＡＴＣ区間には通
常のＡＴＣ信号を送り、ル−プコイル３にはＡＴＣ信号
として過走防護信号を送る。ル−プコイル３は車止め１
の手前に過走防護区間を定めるものであり、ＡＴＣ地上
装置５から送られる過走防護信号を車上に送り出す。地
上子４は車止め１に対する地点情報を車上に送り出す。
【００１０】列車６に搭載された車上装置はＡＴＣ用車
上子７と地点検知用車上子８，ＡＴＣ受信器９，地点検
知受信器１０，速度発電機１１及び列車運転制御装置１
２を有する。ＡＴＣ用車上子７はＡＴＣ区間では通常の
ＡＴＣ信号を受信し、過走防護区間ではル−プコイル３
から送り出されている過走防護信号を受信しＡＴＣ受信
器９に送る。地点検知用車上子８は地上子４から送り出
されている地点情報を受信し地点検知受信器１０に送
る。ＡＴＣ受信器９はＡＴＣ用車上子７から送られるＡ
ＴＣ信号や過走防護信号の検定をし、正常な信号を解読
して列車運転制御装置１２に送る。地点検知受信器１０
は地点検知用車上子８から送られる地点情報を検定して
解読し列車運転制御装置１２に送る。列車運転制御装置
１２は送られたＡＴＣ信号により列車６の速度を制御す
るとともに過走防護信号が送られたときに非常ブレ−キ
用の制御パタ−ンを発生し、この非常ブレ−キ用の制御
パタ−ンと速度発電機１１で検出した速度とを照査し
て、列車６の速度が非常ブレ−キ用の制御パタ−ンを超
えないように速度を制御する。また、列車運転制御装置
１２は地点検知用車上子８から地点情報が送られると非
常ブレ−キ指令を出力して列車６を非常停止させる。
上子７と地点検知用車上子８，ＡＴＣ受信器９，地点検
知受信器１０，速度発電機１１及び列車運転制御装置１
２を有する。ＡＴＣ用車上子７はＡＴＣ区間では通常の
ＡＴＣ信号を受信し、過走防護区間ではル−プコイル３
から送り出されている過走防護信号を受信しＡＴＣ受信
器９に送る。地点検知用車上子８は地上子４から送り出
されている地点情報を受信し地点検知受信器１０に送
る。ＡＴＣ受信器９はＡＴＣ用車上子７から送られるＡ
ＴＣ信号や過走防護信号の検定をし、正常な信号を解読
して列車運転制御装置１２に送る。地点検知受信器１０
は地点検知用車上子８から送られる地点情報を検定して
解読し列車運転制御装置１２に送る。列車運転制御装置
１２は送られたＡＴＣ信号により列車６の速度を制御す
るとともに過走防護信号が送られたときに非常ブレ−キ
用の制御パタ−ンを発生し、この非常ブレ−キ用の制御
パタ−ンと速度発電機１１で検出した速度とを照査し
て、列車６の速度が非常ブレ−キ用の制御パタ−ンを超
えないように速度を制御する。また、列車運転制御装置
１２は地点検知用車上子８から地点情報が送られると非
常ブレ−キ指令を出力して列車６を非常停止させる。
【００１１】上記のように構成された過走防護装置の動
作を図２の速度パタ−ン図を参照して説明する。
作を図２の速度パタ−ン図を参照して説明する。
【００１２】図２に示すように、列車６がＡＴＣ区間を
走行中は、ＡＴＣ用車上子７で軌道回路から送られるＡ
ＴＣ信号を受信し、列車運転制御装置１２は受信したＡ
ＴＣ信号に基づいて列車６の速度を制御している。この
列車６が過走防護区間に進入すると、ＡＴＣ用車上子７
で地上のル−プコイル３から送り出している過走防護信
号を受信する。この受信した過走防護信号がＡＴＣ受信
機９を介して列車運転制御装置１２に送られると、列車
運転制御装置１２は各過走防護信号に対して設定された
非常ブレ−キ用の制御パタ−ンＶEPを発生し、非常ブレ
−キ用の制御パタ−ンＶEPと速度発電機１１で検出した
速度とを照査して、列車６の速度が非常ブレ−キ用の制
御パタ−ンＶEPを超えないように速度を制御する。例え
ば列車運転制御装置１２は列車６の速度が非常ブレ−キ
用の制御パタ−ンＶEPを超えた領域では警報ブザ−を鳴
動して非常ブレ−キ指令を出力し、この非常ブレ−キ指
令を自己保持して列車６の速度を減速し安全に停車させ
る。停車後は乗務員の操作でブレ−キを緩解すると、非
常ブレ−キ用の制御パタ−ンＶEPは消去され、その後、
図２のＡに示す7.5ｋｍ／ｈ制限に切り換わる。また、
列車６が非常ブレ−キ用の制御パタ−ンＶEPを超えない
速度で走行し7.5ｋｍ／ｈ制限区域に進入した場合も非
常ブレ−キ用の制御パタ−ンＶEPは消去され、その後7.
5ｋｍ／ｈ制限に切り換わる。なお、この場合も列車運
転制御装置１２は列車６の速度が非常ブレ−キ用の制御
パタ−ンＶEPに対して一定値、例えば５ｋｍ／ｈまで近
づいたときに警報ブザ−を鳴動し安全を図る。
走行中は、ＡＴＣ用車上子７で軌道回路から送られるＡ
ＴＣ信号を受信し、列車運転制御装置１２は受信したＡ
ＴＣ信号に基づいて列車６の速度を制御している。この
列車６が過走防護区間に進入すると、ＡＴＣ用車上子７
で地上のル−プコイル３から送り出している過走防護信
号を受信する。この受信した過走防護信号がＡＴＣ受信
機９を介して列車運転制御装置１２に送られると、列車
運転制御装置１２は各過走防護信号に対して設定された
非常ブレ−キ用の制御パタ−ンＶEPを発生し、非常ブレ
−キ用の制御パタ−ンＶEPと速度発電機１１で検出した
速度とを照査して、列車６の速度が非常ブレ−キ用の制
御パタ−ンＶEPを超えないように速度を制御する。例え
ば列車運転制御装置１２は列車６の速度が非常ブレ−キ
用の制御パタ−ンＶEPを超えた領域では警報ブザ−を鳴
動して非常ブレ−キ指令を出力し、この非常ブレ−キ指
令を自己保持して列車６の速度を減速し安全に停車させ
る。停車後は乗務員の操作でブレ−キを緩解すると、非
常ブレ−キ用の制御パタ−ンＶEPは消去され、その後、
図２のＡに示す7.5ｋｍ／ｈ制限に切り換わる。また、
列車６が非常ブレ−キ用の制御パタ−ンＶEPを超えない
速度で走行し7.5ｋｍ／ｈ制限区域に進入した場合も非
常ブレ−キ用の制御パタ−ンＶEPは消去され、その後7.
5ｋｍ／ｈ制限に切り換わる。なお、この場合も列車運
転制御装置１２は列車６の速度が非常ブレ−キ用の制御
パタ−ンＶEPに対して一定値、例えば５ｋｍ／ｈまで近
づいたときに警報ブザ−を鳴動し安全を図る。
【００１３】7.5ｋｍ／ｈ制限に入ると列車運転制御装
置１２は警報ブザ−を鳴動しながら列車６を走行させ
る。この7.5ｋｍ／ｈ制限で列車６が走行して地上子４
の位置を通過し、地点検知用車上子８で地上子４が送信
している地点情報を受信し、地点検知受信器１０を介し
て列車運転制御装置１２に地点情報が送られると、列車
運転制御装置１２は直ちに非常ブレ−キ指令を出力す
る。この非常ブレ−キ指令を出力した後は、非常ブレ−
キ指令が自己保持され、列車６を車止め１の手前に安全
に停車させる。
置１２は警報ブザ−を鳴動しながら列車６を走行させ
る。この7.5ｋｍ／ｈ制限で列車６が走行して地上子４
の位置を通過し、地点検知用車上子８で地上子４が送信
している地点情報を受信し、地点検知受信器１０を介し
て列車運転制御装置１２に地点情報が送られると、列車
運転制御装置１２は直ちに非常ブレ−キ指令を出力す
る。この非常ブレ−キ指令を出力した後は、非常ブレ−
キ指令が自己保持され、列車６を車止め１の手前に安全
に停車させる。
【００１４】なお、上記実施例は車止め１の手前に列車
６を安全に停車させる場合について説明したが、分岐器
等の速度制限個所にル−プコイル３を設置し、列車６が
ル−プコイル３の位置に進入したときにル−プコイル３
から送信している過走防護信号により非常ブレ−キ用の
制御パタ−ンＶEPを発生することにより、速度超過によ
る事故を防止することができる。
６を安全に停車させる場合について説明したが、分岐器
等の速度制限個所にル−プコイル３を設置し、列車６が
ル−プコイル３の位置に進入したときにル−プコイル３
から送信している過走防護信号により非常ブレ−キ用の
制御パタ−ンＶEPを発生することにより、速度超過によ
る事故を防止することができる。
【００１５】また、上記実施例はル−プコイル３から過
走防護信号を送信する場合について説明したが、レ−ル
２を利用した軌道回路から過走防護信号を送信しても良
い。
走防護信号を送信する場合について説明したが、レ−ル
２を利用した軌道回路から過走防護信号を送信しても良
い。
【００１６】
【考案の効果】この考案は以上説明したように、車止め
の手前の一定区間に設けられた過走防護信号送出用ルー
プコイルから送り出している過走防護信号を車上で受信
すると非常ブレーキ用の制御パターンを発生し、発生し
た制御パターンに基づいて列車の速度を制御するように
したから、速度制限個所における速度超過を確実に防止
することができる。
の手前の一定区間に設けられた過走防護信号送出用ルー
プコイルから送り出している過走防護信号を車上で受信
すると非常ブレーキ用の制御パターンを発生し、発生し
た制御パターンに基づいて列車の速度を制御するように
したから、速度制限個所における速度超過を確実に防止
することができる。
【００１７】また、列車が過走防護信号を受信して非常
ブレーキ用の制御パターンを発生し、発生した制御パタ
ーンに基づいて列車の速度を減速して走行しているとき
に、車止めから一定距離手前に設置された地点情報送出
用地上子から送信している地点情報を車上で受信したら
直ちに非常ブレーキ指令に切り換えて非常停止制御を行
なうから、列車を車止めの手前に安全に停車させること
ができる。
ブレーキ用の制御パターンを発生し、発生した制御パタ
ーンに基づいて列車の速度を減速して走行しているとき
に、車止めから一定距離手前に設置された地点情報送出
用地上子から送信している地点情報を車上で受信したら
直ちに非常ブレーキ指令に切り換えて非常停止制御を行
なうから、列車を車止めの手前に安全に停車させること
ができる。
【図１】この考案の実施例を示す構成図である。
【図２】上記実施例の動作を示す速度パタ−ン図であ
る。
る。
１ 車止め ２ レ−ル ３ ル−プコイル ４ 地上子 ５ ＡＴＣ地上装置 ６ 列車 ７ ＡＴＣ用車上子 ８ 地点検知用車上子 ９ ＡＴＣ受信器 １０ 地点検知受信器 １１ 速度発電機 １２ 列車運転制御装置
Claims (1)
- 【請求項１】 地上装置として過走防護信号送出用ルー
プコイルと地点情報送出用地上子を有し、車上装置とし
てＡＴＣ信号検知用車上子とＡＴＣ受信器と地点情報検
知用車上子と地点検知受信器及び列車運転制御装置を有
し、 地上装置の過走防護信号送出用ループコイルは車止めの
手前の一定区間に設けられ、ＡＴＣ信号として過走防護
信号を車上に送り出し、地点情報送出用地上子は過走防
護信号送出用ループコイルが設置された区間内で車止め
から一定距離手前に設置され、車止めに対する地点情報
を車上に送り出し、 車上装置のＡＴＣ信号検知用車上子は地上の過走防護信
号送出用ループコイルからのＡＴＣ信号を受信し、ＡＴ
Ｃ受信器はＡＴＣ信号検知用車上子で受信したＡＴＣ信
号の検定と解読を行ない、解読したＡＴＣ信号を列車運
転制御装置に送り、地点情報検知用車上子は地上の地点
情報送出用地上子からの地点情報を受信し、地点検知受
信器は地点情報検知用車上子から送られる地点情報の検
定と解読を行ない、解読した地点情報を列車運転制御装
置に送り、列車運転制御装置はＡＴＣ信号として過走防
護信号が送られたときに非常ブレーキ用の制御パターン
を発生し、列車の速度を非常ブレーキ用の制御パターン
により制御し、地点情報が送られたときに非常ブレーキ
指令を出力することを特徴とする過走防護装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993026127U JP2511567Y2 (ja) | 1993-04-22 | 1993-04-22 | 過走防護装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993026127U JP2511567Y2 (ja) | 1993-04-22 | 1993-04-22 | 過走防護装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0678147U JPH0678147U (ja) | 1994-11-01 |
| JP2511567Y2 true JP2511567Y2 (ja) | 1996-09-25 |
Family
ID=12184906
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1993026127U Expired - Lifetime JP2511567Y2 (ja) | 1993-04-22 | 1993-04-22 | 過走防護装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2511567Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5348958B2 (ja) * | 2008-07-16 | 2013-11-20 | 株式会社東芝 | 過走防護パターン追従機能を備えた自動列車運転装置 |
| JP6712645B2 (ja) | 2016-10-03 | 2020-06-24 | 株式会社京三製作所 | 終端防護装置及び終端防護方法 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57116503A (en) * | 1981-01-09 | 1982-07-20 | Japanese National Railways<Jnr> | Automatic train control device |
| JPH0622363B2 (ja) * | 1990-06-28 | 1994-03-23 | 東日本旅客鉄道株式会社 | 自動列車停止装置 |
-
1993
- 1993-04-22 JP JP1993026127U patent/JP2511567Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0678147U (ja) | 1994-11-01 |
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