JP2510892Y2 - ガス容器の折り畳み式保持装置 - Google Patents
ガス容器の折り畳み式保持装置Info
- Publication number
- JP2510892Y2 JP2510892Y2 JP7582993U JP7582993U JP2510892Y2 JP 2510892 Y2 JP2510892 Y2 JP 2510892Y2 JP 7582993 U JP7582993 U JP 7582993U JP 7582993 U JP7582993 U JP 7582993U JP 2510892 Y2 JP2510892 Y2 JP 2510892Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gas container
- holding plate
- main body
- receiving port
- gas
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Feeding And Controlling Fuel (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は本体に設けてあるガス容
器の受け口にガス容器を吊り下げ状態で着脱可能に取り
付けて使用するガス器具におけるガス容器の折り畳み式
保持装置に関するものである。
器の受け口にガス容器を吊り下げ状態で着脱可能に取り
付けて使用するガス器具におけるガス容器の折り畳み式
保持装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種のガス器具を使用するガス器具に
は、図1に示すような折り畳み式の脚1や風防2、3を
具備し、主に屋外で使用することを目的として設計され
たものがある。このタイプのガス器具には、円筒型のガ
ス容器5を立てた状態で装着する保持装置4が折り畳み
式に組み込まれている。しかし従来の保持装置4はガス
容器5の下端を押える固定式のフックを有するだけであ
ったため、ガス容器の取り付けがしにくくかつ外れ易い
という問題があった。
は、図1に示すような折り畳み式の脚1や風防2、3を
具備し、主に屋外で使用することを目的として設計され
たものがある。このタイプのガス器具には、円筒型のガ
ス容器5を立てた状態で装着する保持装置4が折り畳み
式に組み込まれている。しかし従来の保持装置4はガス
容器5の下端を押える固定式のフックを有するだけであ
ったため、ガス容器の取り付けがしにくくかつ外れ易い
という問題があった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】本考案は前記の点に着
目してなされたもので、その課題とするところはガス容
器の着脱を容易にするとともに、衝撃などで簡単に外れ
ないようにし、この種のガス器具をより使用し易くする
ことにある。
目してなされたもので、その課題とするところはガス容
器の着脱を容易にするとともに、衝撃などで簡単に外れ
ないようにし、この種のガス器具をより使用し易くする
ことにある。
【0004】
【課題を解決しようとする手段】前記課題を解決するた
め本考案は、ガス容器を吊り下げ状態で着脱可能に取り
付けて使用するガス器具において、ガス容器5の側面形
に適合した曲面を有する保持板12を器具本体10の受
け口付近に支軸13により回動可能に軸支し、ガス容器
上端のノズル部を受け口11に接続した状態で該容器を
押し上げるためガス容器下端に係止するフック14aを
有する揺動部材14を保持板12の下端部に上下動可能
に取り付け、かつそのガス容器を前記受け口11に向け
て押し付けるためのばね15を該揺動部材14と保持板
12との間に張設するという手段を講じたものである。
め本考案は、ガス容器を吊り下げ状態で着脱可能に取り
付けて使用するガス器具において、ガス容器5の側面形
に適合した曲面を有する保持板12を器具本体10の受
け口付近に支軸13により回動可能に軸支し、ガス容器
上端のノズル部を受け口11に接続した状態で該容器を
押し上げるためガス容器下端に係止するフック14aを
有する揺動部材14を保持板12の下端部に上下動可能
に取り付け、かつそのガス容器を前記受け口11に向け
て押し付けるためのばね15を該揺動部材14と保持板
12との間に張設するという手段を講じたものである。
【0005】
【実施例】図1は前述のガス器具であり、本体10の下
部に折り畳み式の脚1を左右一対設け、本体10の上部
に折り畳み式の風防2、3を背部及び左右に設けたもの
で、これらは折り畳まれると本体10に収まり偏平な箱
状になる。5は使用するガス容器であり、縦長円筒型の
上端に押し込むとガスを吐出するノズル5aを有する。
部に折り畳み式の脚1を左右一対設け、本体10の上部
に折り畳み式の風防2、3を背部及び左右に設けたもの
で、これらは折り畳まれると本体10に収まり偏平な箱
状になる。5は使用するガス容器であり、縦長円筒型の
上端に押し込むとガスを吐出するノズル5aを有する。
【0006】本体10の内部には、燃焼部20等を取り
付けるため左右へ伸びた架材10′が取り付けてあり、
そこに設置された弁機構6の一部としてノズル5aを接
続する受け口11が下向きに開口している(図3、図4
参照)。
付けるため左右へ伸びた架材10′が取り付けてあり、
そこに設置された弁機構6の一部としてノズル5aを接
続する受け口11が下向きに開口している(図3、図4
参照)。
【0007】保持板12は受け口11にガス容器5のノ
ズル5aを挿し込み開弁させた状態でガス容器5を保持
するための部材である。該保持板12は、そのガス容器
5の側面に面接触可能なように、容器側面形に適合した
円筒状の曲面部12bを有する縦長の板状部材からな
り、上部寄りの箇所に設けた支軸13によって受け口1
1の近くの架材10′に軸支されている。12cは段部
であり、軸支部を曲面部12bより外方へ変位させてい
る。
ズル5aを挿し込み開弁させた状態でガス容器5を保持
するための部材である。該保持板12は、そのガス容器
5の側面に面接触可能なように、容器側面形に適合した
円筒状の曲面部12bを有する縦長の板状部材からな
り、上部寄りの箇所に設けた支軸13によって受け口1
1の近くの架材10′に軸支されている。12cは段部
であり、軸支部を曲面部12bより外方へ変位させてい
る。
【0008】ガス容器5を受け口11へ接続した状態で
押し上げるための摺動部材14は、上記保持板12の下
端部に上下動可能に取り付けてある。この摺動部材14
は容器下端に係止するフック14aを下端に有する縦長
の部材であり、上下方向の長孔21を有していて、保持
板12の下部外面に配置され、2個の止めねじ22によ
って上下方向へのみ移動可能にガイドされ、かつまたば
ね15によってガス容器5を受け口11へ押し付ける方
向へ常時付勢された状態で保持板下端12aに係止して
いる。15a、15bはそのばね15のばね掛けであ
り、一方は摺動部材上端に、他の一方は保持部材12に
設けてある。
押し上げるための摺動部材14は、上記保持板12の下
端部に上下動可能に取り付けてある。この摺動部材14
は容器下端に係止するフック14aを下端に有する縦長
の部材であり、上下方向の長孔21を有していて、保持
板12の下部外面に配置され、2個の止めねじ22によ
って上下方向へのみ移動可能にガイドされ、かつまたば
ね15によってガス容器5を受け口11へ押し付ける方
向へ常時付勢された状態で保持板下端12aに係止して
いる。15a、15bはそのばね15のばね掛けであ
り、一方は摺動部材上端に、他の一方は保持部材12に
設けてある。
【0009】前記保持板12の外側にはカバー17が重
なるように設けてある。これは保持板12をガス容器の
加温手段としても利用するため熱伝導性の良好な素材に
よって形成したことにより保持板12の変形を防止し、
熱から使用者を保護する必要上設けられている。
なるように設けてある。これは保持板12をガス容器の
加温手段としても利用するため熱伝導性の良好な素材に
よって形成したことにより保持板12の変形を防止し、
熱から使用者を保護する必要上設けられている。
【0010】即ち保持板12を銅板その他熱伝導性の良
好な材料により形成し、かつその上端部12dを燃焼部
20に接近させることにより、使用中の燃焼熱でガス容
器5を加温する熱を採取する構成である。なおカバー1
7は熱伝導性の良好でない素材からなる方が良い。
好な材料により形成し、かつその上端部12dを燃焼部
20に接近させることにより、使用中の燃焼熱でガス容
器5を加温する熱を採取する構成である。なおカバー1
7は熱伝導性の良好でない素材からなる方が良い。
【0011】さらに、保持板12の軸支点より上方に
は、ガス容器5をほぼ立てた状態で係止させる位置決め
手段として当接部18が設けてある。保持板12は軸1
3回りに回動可能であるが、使用状態ではその上方の当
接部18が本体側に設定された停止部19、この例では
大開口23の開口外縁、に接して係止し、また不使用状
態では下端のフック14aが架材10′に形成してある
係合相手16に係合して固定される。23は架材10′
に形成した前記大開口であり、保持板12の回動に伴い
その上部を架材10′上に出没させるために開口したも
の、また24は同じく小開口であり、前記係合相手16
を設け、フック14aを突出させるためのものである。
は、ガス容器5をほぼ立てた状態で係止させる位置決め
手段として当接部18が設けてある。保持板12は軸1
3回りに回動可能であるが、使用状態ではその上方の当
接部18が本体側に設定された停止部19、この例では
大開口23の開口外縁、に接して係止し、また不使用状
態では下端のフック14aが架材10′に形成してある
係合相手16に係合して固定される。23は架材10′
に形成した前記大開口であり、保持板12の回動に伴い
その上部を架材10′上に出没させるために開口したも
の、また24は同じく小開口であり、前記係合相手16
を設け、フック14aを突出させるためのものである。
【0012】なお、前述の弁機構6は、図3に示してあ
り、これは受け口11に通じたガス通路7を有し、その
途中に設けた小径口7aに入り込むニードル弁8aの進
退により、吐出ガスの流通と停止及び流量調整を行な
う。8はニードル弁8aの弁軸であり、摘み8bによっ
て操作される。また7bは下流の気化ノズルであり、ガ
スを混合管9へ流出させ空気と混合の上燃焼部20へ供
給する。燃焼部20上には五徳25が汁受け皿26と共
に設けられる(図1、図2参照)。
り、これは受け口11に通じたガス通路7を有し、その
途中に設けた小径口7aに入り込むニードル弁8aの進
退により、吐出ガスの流通と停止及び流量調整を行な
う。8はニードル弁8aの弁軸であり、摘み8bによっ
て操作される。また7bは下流の気化ノズルであり、ガ
スを混合管9へ流出させ空気と混合の上燃焼部20へ供
給する。燃焼部20上には五徳25が汁受け皿26と共
に設けられる(図1、図2参照)。
【0013】このような構成を有する本考案の保持装置
では、ガス容器5を取り付けるにあたり、保持板12を
立てた状態とし、摺動部材14を押し下げながらノズル
5aを受け口11に挿し込み、そのフック14aをガス
容器5の下端に係止させれば良い。その結果ガス容器5
によって保持板12が押され、その上端の当接部18が
本体側の部分を停止部19として当たった状態で安定す
る。故に、摘み8bの操作によりガスを燃焼部20から
吐出させることができる。また不使用時には保持板12
を軸13回りに回動させ、そのフック14aを係合相手
16に係合させて折り畳み状態を保つことができる。
では、ガス容器5を取り付けるにあたり、保持板12を
立てた状態とし、摺動部材14を押し下げながらノズル
5aを受け口11に挿し込み、そのフック14aをガス
容器5の下端に係止させれば良い。その結果ガス容器5
によって保持板12が押され、その上端の当接部18が
本体側の部分を停止部19として当たった状態で安定す
る。故に、摘み8bの操作によりガスを燃焼部20から
吐出させることができる。また不使用時には保持板12
を軸13回りに回動させ、そのフック14aを係合相手
16に係合させて折り畳み状態を保つことができる。
【0014】
【考案の効果】本考案は以上の如く構成されかつ作用す
るものであるから、ガス容器が上下に摺動する摺動部材
14のフック14aによって係止された状態で保持板1
2に保持され、ガス容器を容易に着脱することができる
と同時に、フック14aはばね15で付勢されているの
で衝撃などで簡単には外れず、確実性、安心感をもって
ガス容器を使用することができるという効果を奏する。
るものであるから、ガス容器が上下に摺動する摺動部材
14のフック14aによって係止された状態で保持板1
2に保持され、ガス容器を容易に着脱することができる
と同時に、フック14aはばね15で付勢されているの
で衝撃などで簡単には外れず、確実性、安心感をもって
ガス容器を使用することができるという効果を奏する。
【図1】本考案に係る装置を組み込んだガス容器の斜視
図。
図。
【図2】本考案に係る装置の1実施例を示す断面説明
図。
図。
【図3】弁機構の断面図。
【図4】本考案に係る装置の1実施例を分解して示す斜
視図。
視図。
Claims (4)
- 【請求項1】 本体10に設けてあるガス容器の受け口
11にガス容器を吊り下げ状態で着脱可能に取り付けて
使用するガス器具において、ガス容器の側面形に適合し
た曲面を有する保持板12を前記本体10の受け口付近
に支軸13により回動可能に軸支し、ガス容器上端のノ
ズル部を前記受け口11に接続した状態で該容器を押し
上げるためガス容器下端に係止するフック14aを有す
る揺動部材14を保持板12の下端部に上下動可能に取
り付け、かつそのガス容器を受け口11に向けて押し付
けるためのばね15を該揺動部材14と保持板12との
間に張設したことを特徴とするガス容器の折り畳み式保
持装置。 - 【請求項2】 保持板12は銅板その他熱伝導性の良好
な素材によって形成されており、その外側にそれよりは
熱伝導性の良好でない素材から成るカバー17が重ねて
設けてあり、それら保持板12とカバー17との間に揺
動部材14をばね15による付勢下に吊設し、フック1
4aを保持板12の下端12aに係止させストッパとし
た構成を有する請求項第1項記載のガス容器の折り畳み
式保持装置。 - 【請求項3】 ガス容器を装着するため保持板12の回
動位置を規定する当接部18を保持板12の軸支点より
上方に設け、該当接部18が当接して保持板12をほぼ
立てた状態で停止させる、停止部19を本体10側の部
材に設定し、さらに、保持板12の上端部12dがガス
容器の加温のための採熱手段を構成するように燃焼部2
0の近傍に配置した請求項第1項記載のガス容器の折り
畳み式保持装置。 - 【請求項4】 不使用時に保持板12を回動させたとき
にフック14aと係合する係合相手16を本体10側の
部材に設けた構成を有する請求項第1項記載のガス容器
の折り畳み式保持装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7582993U JP2510892Y2 (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | ガス容器の折り畳み式保持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7582993U JP2510892Y2 (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | ガス容器の折り畳み式保持装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0742905U JPH0742905U (ja) | 1995-08-11 |
JP2510892Y2 true JP2510892Y2 (ja) | 1996-09-18 |
Family
ID=13587474
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7582993U Expired - Lifetime JP2510892Y2 (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | ガス容器の折り畳み式保持装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2510892Y2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102042415B1 (ko) * | 2018-05-02 | 2019-11-08 | 김민이 | 버너용 연료배출촉진기 |
KR20200137134A (ko) * | 2019-05-29 | 2020-12-09 | 화이버텍 (주) | 간접 열전도부가 장착된 휴대용 가스기기 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102490943B1 (ko) * | 2021-04-12 | 2023-01-19 | 김영수 | 가스유로 차단식 가스 어댑터 |
-
1993
- 1993-12-28 JP JP7582993U patent/JP2510892Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102042415B1 (ko) * | 2018-05-02 | 2019-11-08 | 김민이 | 버너용 연료배출촉진기 |
KR20200137134A (ko) * | 2019-05-29 | 2020-12-09 | 화이버텍 (주) | 간접 열전도부가 장착된 휴대용 가스기기 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0742905U (ja) | 1995-08-11 |
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