JP2510859Y2 - 水上走行具用ストック及び該ストックを使用した水上スキ―製品 - Google Patents

水上走行具用ストック及び該ストックを使用した水上スキ―製品

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JP2510859Y2
JP2510859Y2 JP1990104106U JP10410690U JP2510859Y2 JP 2510859 Y2 JP2510859 Y2 JP 2510859Y2 JP 1990104106 U JP1990104106 U JP 1990104106U JP 10410690 U JP10410690 U JP 10410690U JP 2510859 Y2 JP2510859 Y2 JP 2510859Y2
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慧 森田
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福山合成株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は軽量ボート又は水上スキー等の水上走行具に
使用される推進用のストック及び該ストックを使用した
水上スキー製品に関する。
(従来の技術) 水上スキーは雪上スキーの平地滑走と同様な運動で水
上を滑走するもので、これに関するものとしては実公昭
62−7351号の提案がある。
(考案が解決しようとする課題) 実公昭62−7351号で提案のものは複雑な構成で且つコ
スト高となり、一般的な普及に対し問題がある。本考案
は構造簡単で安価となるストックの提供で、レジャース
ポーツとしての普及と健康増進に寄与せしめんとするも
のである。
(課題を解決するための手段) 本考案で使用される推進用ストックは握り棒の先端に
水かき板を結合するに際し、棒の下端部を連結部材にカ
シメ、螺合等で固定し、水かき板には裏側曲げの折り目
に添って主骨を配置し、これが裏面側の副骨と共に水か
き板を表裏から挟持し、主骨の根元部には支持穴を開口
してこれに結合リングを貫通させ、この結合リングが連
結部材に鉢巻状に嵌設されることにより、水かき板上の
主骨複数本を棒先端に結合させ、且つこの主骨の根元部
を連結部材の受け溝に挿入した状態で結合リングを支点
に起倒した時、棒に対して主骨が90°以上起き上がらな
いように主骨の根元端面と受け溝の底に当り部を設けた
構成とする。
本考案では上記の通り、主骨と副骨は水かき板を挟持
した一体構成であるから、主骨が棒先方向に倒れると共
に、水かき板は折り目に従って畳み込まれ、且つリング
を支点にして主骨が起き上がれば水かき板は棒に対して
簡単に開かれた状態となる。
(作用) 水上走行具の搭乗者が上記ストックの把手部を握り、
棒先端を水面下に入れて後方に押すと、水圧に対抗して
可撓性水かき板の折り目が直ちに広がり、棒に対して水
かき板は全面が直角状に開いて水を押し、その反作用で
走行具(スキー板等)が前方へ進み、押し込みストロー
ク完了と共に、棒先端を引き戻す間は水かき板は表裏側
からの抵抗で簡単に裏面側に畳み込まれて、僅少な抵抗
のもとに前方への移動が行われ、ひき続き前方から後方
への押し込み動作を反復して走行具を容易に継続して前
進させるものとなる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面にしたがって説明する。
第1図はストックの水かき板が開いた状態を示す全体
斜視図、第2図は水かき板が閉じた状態を示す斜視図、
第3図は水かき板の平面図、第4図は連結部材の斜視
図、第5図は主骨と副骨を示す斜視図、第6図は連結部
材の組付け状態を示す部分断面図、第7図は水かき板の
折り目について別の実施例を示す断面図である。
上記に於て、棒1は連結部材3にカシメ4′などで固
定し、水かき板2は裏曲げの折り目aに沿って主骨5及
びこれと同数の副骨6により中心部2′から放射状に挟
持され、主骨5の根元部5′は連結部材3の溝7に挿入
し、又この根元部に穿設した穴8は連結部材の凹環部9
に向かって開口し、この穴にリング10が貫通されて複数
本の主骨の根元部5′を集合状に連結し、且つリング10
は凹環部9に嵌着されて棒と主骨を結合する。
水かき板2には中心部2′から折り目a、bが放射状
に偶数条形成され、これが折り曲げ自在なヒンジ構造に
なって、裏側曲げの折り目aと表側曲げの折り目bが隣
合わせ交互に配置される。
折り目aの上にある主骨5は、第5図のように下面に
小ボス12を複数本もち、これが水かき板を貫通して副骨
6に溶・圧着等されて、上下から水かき板を主骨と副骨
で一体に挟持する。この場合、折り目に沿った主骨と副
骨が水かき板の開閉作用を妨げないために、第7図に示
すように主骨の幅に沿って二条の折り目11、11を設け、
副骨もその二条間の裏側に配置することが可能である。
水かき板2は開放の際、棒1に対して直角以下の開き
角度を保つことが必要で、このため第6図に示すように
主骨5の根元部5′の端面13と連結部材3の溝底14との
当たり面を調整して、主骨がd方向へ90°以上起き上が
るのを制限出来るように肉付けをする。
第8図は水上スキーの使用状態図であって、15、15は
先端部を上方に向けて反らした水上スキー板体であっ
て、該スキー板の凡そ中央部分に足を係止し、両手に上
記ストックの把手部を持って水かき板を下向きに水面上
へ押圧するようになすことにより前方へ進行する。方向
転換は1つ(左或いは右)の動きを止め、他の側を一方
的に動かすことにより、動きを止めている側へ方向転換
が図られるものとなる。尚、停止は両ストック板がスキ
ー板の進行方向と逆方向となるようにするのであり、後
退の場合は該状態でストックを逆向きに作動することに
より行われる。
(考案の効果) 上記構成のストックは構造が簡単であって、アルミ、
プラスチック等の素材を用いて安価に製作することが出
来るのであり、且つ軽量なため操作が容易であり、しか
も従来のオールや櫂のように水かきの向きを考慮するこ
と無く、水上走行具の搭乗者は左右一対のストックの柄
を握って先だけを水中に沈め、両腕を単純に前後動させ
ることで水かき板が水中で同調して開閉し、スキー柄を
軽快に推進させることが出来る。なお、方向転換、停
止、後退も簡単自在に行うことが出来るのである。
【図面の簡単な説明】
第1図はストックの水かき板が開いた状態を示す全体の
斜視図、第2図は水かき板が閉じた状態を示す斜視図、
第3図は水かき板の平面図、第4図は連結部材の斜視
図、第5図は主骨と副骨を示す斜視図、第6図は連結部
材の組付け状態を示す部分断面図、第7図は水かき板の
折り目についての別の実施例を示す断面図、第8図は使
用状態図である。 1……棒、2……水かき板 3……連結部材、5……主骨 6……副骨、7……溝 8……穴、9……凹環部 10……リング、15……水上スキー板体 a……裏側曲げの折り目 b……表側曲げの折り目

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】上部に把持棒下端と結合するための突起を
    有する凸状の連結部材3、該連結部材3の外周に複数の
    溝7を縦方向に穿設すると共に各溝7の中間部には凹環
    部9を形成した構成となし、棒1を連結部材3にカシメ
    4等で固定し、水かき板2には、中心部2′から裏側曲
    げの折り目aと表側曲げの折り目bが交互隣合わせに形
    成され、裏側曲げ折り目aの上には主骨5を、下には副
    骨6をそれぞれ折り目に沿って配置し、これらが水かき
    板2を表裏から一体に挟持して固着し、さらに主骨5の
    根元部5′を連結部材3の溝7に挿入し、根元部5′の
    穴8には結合リング10を貫通し、この結合リング10は連
    結部材の凹環部9に嵌着して、複数本の主骨5が棒の先
    端部へ放射状に結合され、これが上記リング10を支点
    に、起倒自在としたことで水かき板を開閉できるように
    し、また主骨5の根元部の端面13と連結部材の溝底14に
    当たり部を設けて、棒に対する主骨の起き上がり角度を
    90°以下に制限出来るようにした水上走行具用ストッ
    ク。
  2. 【請求項2】水上スキー板体と請求項(1)記載の水上
    走行具用ストックを組み合わせた水上スキー製品。
JP1990104106U 1990-10-02 1990-10-02 水上走行具用ストック及び該ストックを使用した水上スキ―製品 Expired - Lifetime JP2510859Y2 (ja)

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JPH0460794U JPH0460794U (ja) 1992-05-25
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS526398U (ja) * 1975-07-01 1977-01-17
JPS53154595U (ja) * 1977-05-11 1978-12-05
JPS57107576U (ja) * 1980-12-19 1982-07-02
JPH0426196Y2 (ja) * 1985-06-26 1992-06-24
JPH0426058Y2 (ja) * 1988-06-21 1992-06-23

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