JP2510838Y2 - 減圧弁 - Google Patents

減圧弁

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JP2510838Y2
JP2510838Y2 JP1990050877U JP5087790U JP2510838Y2 JP 2510838 Y2 JP2510838 Y2 JP 2510838Y2 JP 1990050877 U JP1990050877 U JP 1990050877U JP 5087790 U JP5087790 U JP 5087790U JP 2510838 Y2 JP2510838 Y2 JP 2510838Y2
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節郎 蕨
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は流体の圧力を調節する減圧弁、すなわち、減
圧弁の下流側の流体系を所定の圧力に維持するように上
流側の流体を下流側に自動的に調節しながら流す弁に関
する。
〈従来の技術〉 減圧弁はダイヤフラム等の受圧応動壁の一方の面に圧
力設定ばねの弾性力を作用せしめてこれを基準値とし、
他方の面に二次側(減圧弁の下流側)の流体圧力を作用
せしめ、基準値との偏差に応じてダイヤフラムを撓ませ
て、直接にあるいはこれに連結した弁部材を介して主弁
を駆動して弁口を開閉するものである。圧力設定ばねの
弾性力は調節ねじで変更できるようにしてある。
従来の一般的な調節ねじの取付構造は実公昭46-34951
号公報に示されている。これは、圧力設定ばねを覆うケ
ーシングの天井壁に雌ねじを形成し、これにボルト状の
調節ねじをねじ結合したものである。調節ねじの頭部に
スパナ等の工具を当てて左右に回転せしめることによ
り、圧力設定ばねの圧縮量を調節する。調節後はロック
ナットで緩み止めを行なう。
〈本考案が解決しようとする課題〉 この場合、ロックナットは使用中に振動によって調節
ねじが緩むのを防止するために必要であるが、調節ねじ
を回転操作する場合には、そのロックナットを緩めてか
ら回転せしめなければならないので不便である。また、
ロックナットや調節ねじを回転せしめる工具を必要とす
る。
従って、本考案の技術的課題は、調節ねじを直接回転
操作できるようにしても振動による緩みが生じないよう
にすることである。
〈課題を解決するための手段〉 上記の技術的課題を解決するために講じた本考案の技
術的手段は、受圧応動壁の一方の面に圧力設定ばねの弾
性力を作用させ、他方の面に二次側の流体圧力を作用さ
せ、両力の偏差に応じてダイヤフラムを撓ませて、直接
にあるいはこれに連結した弁部材を介して主弁を駆動し
て弁口を開閉し、圧力設定ばねを覆うケーシングの天井
壁に雌ねじを形成し、これにボルト状の調節ねじをねじ
結合し、調節ねじを回転させて圧力設定ばねの圧縮量を
調節する減圧弁に於いて、調節ねじの頭部に上方から嵌
まり合う壁部と調節ねじを覆いケーシング天井壁の外径
よりも大きな内径の周囲壁部を有するキャップを、ケー
シングの天井壁にねじ結合した調節ねじに取り付け、ケ
ーシングの外周とキャップの内周の間にOリングを介在
せしめたものである。
〈作用〉 上記の技術的手段の作用は下記の通りである。
キャップとケーシングの間に介在させたOリングによ
って、調節ねじの回転に対する抵抗が大きくなり、振動
等の外力を受けても回転することがない。調節ねじを回
転操作する場合は直接キャップを回転せしめることによ
りキャップに嵌合った調節ねじの頭部が回転せしめられ
る。
〈考案の効果〉 本考案は下記の特有の効果を生じる。
上記のように本考案によれば、簡単に素早く調節ねじ
を回転せしめることができるので、設定圧力の変更が容
易になる。また、工具等を持ち歩く不便がなくなる。
また、劣化したOリングを取り替える場合には、調節
ねじとは別にキャップを簡単に素早く脱着できるので、
減圧弁の運転を停止せずにOリングを交換することがで
きる。
〈実施例〉 上記の技術的手段の具体例を示す実施例を説明する
(第1図参照)。
本体1で入口2,弁口3,出口4を形成する。入口2は一
次側の高圧流体源に、出口4は二次側低圧域に接続す
る。弁口3は弁座部材5により形成され、主弁6を弁座
部材5の入口側端に主弁ばね7で弾性的に付勢して配置
し、主弁軸8を底部材9の摺動孔10に挿入する。
ピストン11をシリンダー12内に摺動自在に配置し、ピ
ストン棒13を弁口3を通して主弁6に当接せしめる。部
材番号14はピストン11とシリンダー12との気密を保持す
る為のピストンリングであり、参照番号15はピストン11
の上面と下面を連通するオリフィスである。
入口2とピストン11の上部空間を連通する一次圧通路
16に付勢ばね17により閉弁方向に付勢されたパイロット
弁18を配置する。ダイヤフラム19をその外周縁をフラン
ジ20,21の間に挟んで取り付ける。ダイヤフラム19の下
方空間は二次圧検出通路22を通して出口4に連通する。
ダイヤフラム19の下面にはパイロット弁18の弁棒23の頭
部が当接する。
ダイヤフラム19の上面にばね座24を介して、圧力設定
ばね25の下端を当接せしめる。圧力設定ばね25の上端に
はボール26とばね座27を介して調節ねじ28の下端が当接
する。調節ねじ28はスプリングケース29の天井壁に圧力
固定された軸受部材30の雌ねじにねじ結合される。
調節ねじ28の頭部に嵌まり合いそれを覆うキャップ31
を取り付ける。スプリングケース29の外周とキャップ31
の内周の間にOリング32を配置する。参照番号33はキャ
ップ31に形成したハンドルである。Oリング32によって
調節ねじ28の回転に対する抵抗が大きくなり、振動等の
外力を受けても回転することがない。
キャップ31のハンドル33を回転せしめることにより、
調節ねじ29が左右に回転され、圧力設定ばね25のダイヤ
フラム19を押し下げる弾性力が変る。この圧力設定ばね
25の弾性力を基準値として、ダイヤフラム19はその下面
に作用する二次側圧力に応じて湾曲し、弁棒23を変位せ
しめてパイロット弁18を開閉せしめる。この結果、一次
側流体圧力がピストン11上方に導入され、ピストン11が
駆動されて主弁6が変位せしめられ、入口2の流体が弁
口3を通って出口4に流れる。これは二次側の流体圧力
が低下すると弁口3が開き、上昇すると閉じる様に自動
的に作動する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す減圧弁の断面図である。 1:本体、2:入口 3:弁口、4:出口 6:主弁、19:ダイヤフラム 25:圧力設定ばね、28:調節ねじ 31:キャップ、32:Oリング

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】受圧応動壁の一方の面に圧力設定ばねの弾
    性力を作用させ、他方の面に二次側の流体圧力を作用さ
    せ、両力の偏差に応じてダイヤフラムを撓ませて、直接
    にあるいはこれに連結した弁部材を介して主弁を駆動し
    て弁口を開閉し、圧力設定ばねを覆うケーシングの天井
    壁に雌ねじを形成し、これにボルト状の調節ねじをねじ
    結合し、調節ねじを回転させて圧力設定ばねの圧縮量を
    調節する減圧弁に於いて、調節ねじの頭部に上方から嵌
    まり合う壁部と調節ねじを覆いケーシング天井壁の外径
    よりも大きな内径の周囲壁部を有するキャップを、ケー
    シングの天井壁にねじ結合した調節ねじに取り付け、ケ
    ーシングの外周とキャップの内周の間にOリングを介在
    せしめた減圧弁。
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JPH0412010U JPH0412010U (ja) 1992-01-31
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6022406Y2 (ja) * 1978-11-20 1985-07-03 株式会社オ−ケ−製作所 生ビ−ル用炭酸ガス減圧弁
JPS6048515A (ja) * 1983-08-25 1985-03-16 Yamato Sangyo Kk 減圧弁
JPH0418013Y2 (ja) * 1985-02-01 1992-04-22

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JPH0412010U (ja) 1992-01-31

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