JP2510780Y2 - 試料管ホルダ - Google Patents

試料管ホルダ

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JP2510780Y2
JP2510780Y2 JP1990063023U JP6302390U JP2510780Y2 JP 2510780 Y2 JP2510780 Y2 JP 2510780Y2 JP 1990063023 U JP1990063023 U JP 1990063023U JP 6302390 U JP6302390 U JP 6302390U JP 2510780 Y2 JP2510780 Y2 JP 2510780Y2
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holder
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、生化学自動分析装置などで使用される試料
管ホルダに関するものである。
[従来の技術] 現在、臨床検査装置が発達し、多岐にわたる検査が行
われている。特に、血液検査等においては、1つの試料
について5項目乃至それ以上の検査を行う場合がある。
そこで、試料管を各検査項目に対応する各自動分析装置
に夫々セットして所望の検査項目を短時間で行うように
した分析方法が広く使用されている。
このような分析方法においては、試料管の検体がどの
被検者から採取されたものなのかを対応させる必要があ
る。そこで、識別番号などをバーコード化したシートを
コンピュータで発行し、これを試料管に貼付して対応さ
せ、かつ、他の検体と区別している。
[考案が解決しようとする課題] ところが、コンピュータから識別番号などをバーコー
ド化したシートを発行するのにある程度の時間が必要な
ため、緊急に検査しなければならない検体であっても、
バーコードシートが発行されるまで検査を待たなければ
ならないという問題点があった。
本考案は、かかる点に鑑みてなされてもので、緊急に
検査しなければならない時に、バーコードシートの発行
を待たずに迅速に検査することのできる試料管ホルダを
提供することを目的とするものである。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するため、本考案の試料管ホルダは、
試料管を垂直に保持する保持部を備え、該保持部の少な
くとも一方の側面は切り欠かれ、試料管の側面に取り付
けられた識別コードラベルを外部から読取り可能にされ
た試料管ホルダにおいて、識別コードを付したプレート
を前記切り欠き部に取り外し可能に取り付けたことを特
徴とするものである。
[作用] 試料管ホルダの側面に切り欠きを設け、試料管の側面
に取り付けられた識別コードラベルを外部から読取りで
き、且つ、識別コードを付したプレートを切り欠き部に
取り外し可能に取り付けることができる。
[実施例] 以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳説する。
第1図は本考案における試料管ホルダの構成を示す斜
視図、第2図は試料管とプレートを保持する試料管ホル
ダの正面図である。
第1図において、1は試料管2を保持する試料管ホル
ダ、3は試料管ホルダ1に挿入された試料管方向に設け
られた切り欠き、4は試料に関する情報についての識別
コードであるバーコード5を付したプレートである。6
はプレート4を取り付けるための溝、7は試料管ホルダ
に保持される試料管2の大きさを表す印で、例えば色で
識別される。8は試料管2内に収容されている検体吸引
用ディスポーザブルチップを保持する穴、9は反射セン
サを用いてホルダが保持している試料管の大きさを識別
するための読取り穴である。
この様な構成において、一般の通常検体については、
コンピュータから識別番号などをバーコード化したシー
トが発行され、試料管ホルダ1の切り欠き3から図示し
ないバーコードリーダにより試料管2に貼付されたバー
コード5′を読み取るようにする。一方、緊急検体が持
込まれたときには、第2図に示すように、検体を収容し
た試料管2が試料管ホルダ1に保持され、試料管ホルダ
1に設けられている溝6に、緊急検体用に予め設定され
た識別コードを表示したバーコード5を付したプレート
4が取り付けられる。そして、プレートに付けられたバ
ーコードが切り欠き3の位置にくるため、バーコードリ
ーダにより読み取ることができ、測定を行うことができ
る。測定終了後、プレート4を取り外す。
なお、前述の説明は本考案の一例であり、実施にあた
っては幾多の変形が考えられる。例えば、上記実施例装
置においては、試料に関する情報についての識別コード
を付したプレートを、ホルダに挿入された試料管方向の
切り欠きの前面に差し込むようにしたが、これに限定さ
れること無く、プレートの裏面に両面テープを貼り付け
てホルダーの切り欠きの前面に取り付けてもよい。また
プレートをホルダの切り欠きの前面にビス止めしてもよ
い。
なお、上記実施例については、緊急検体用としてのべ
たが、別に緊急検体用にこだわる必要はなく、キャリブ
レーション用、精度管理用試料などでもバーコードシー
の発行を待たずに測定することができる。
[効果] 以上詳述したように本考案によれば、試料管ホルダの
側面に切り欠きを設け、試料管の側面に取り付けられた
識別コードラベルを外部から読取りできるようにされた
試料管ホルダにおいて、識別コードを付したプレートを
識別コードが切り欠き部分に位置するように取り外し可
能に取り付けることができるようにしたので、緊急に検
査しなければならない時に、識別コードを付したプレー
トを取り付けて、バーコードシートの発行を待たずに迅
速に検査できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案における試料管ホルダの構成を示す斜視
図、第2図は試料管とプレートを保持する試料管ホルダ
の正面図である。 1:試料管ホルダ、2:試料管 3:切り欠き、4:プレート 5:バーコード、6:溝 7:印、8:保持穴 9:読取り穴

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】試料管を垂直に保持する保持部を備え、該
    保持部の少なくとも一方の側面は切り欠かれ、試料管の
    側面に取り付けられた識別コードラベルを外部から読取
    り可能にされた試料管ホルダにおいて、識別コードを付
    したプレートを前記切り欠き部に取り外し可能に取り付
    けたことを特徴とする試料管ホルダ。
JP1990063023U 1990-06-14 1990-06-14 試料管ホルダ Expired - Lifetime JP2510780Y2 (ja)

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JPH0421960U JPH0421960U (ja) 1992-02-24
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Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5112440B2 (ja) * 1971-11-29 1976-04-19
JPS5661459U (ja) * 1979-10-17 1981-05-25
JPH01313764A (ja) * 1988-06-14 1989-12-19 Toshiba Corp 自動化学分析装置

Also Published As

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JPH0421960U (ja) 1992-02-24

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