JP2510727B2 - ディスクデッキのディスク判別挿入機構 - Google Patents

ディスクデッキのディスク判別挿入機構

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JP2510727B2
JP2510727B2 JP1155635A JP15563589A JP2510727B2 JP 2510727 B2 JP2510727 B2 JP 2510727B2 JP 1155635 A JP1155635 A JP 1155635A JP 15563589 A JP15563589 A JP 15563589A JP 2510727 B2 JP2510727 B2 JP 2510727B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔概 要〕 CDディスクデッキにおいて、例えば直径12cmのCDディ
スク及び直径8cmのCDディスクにともに対応するため
に、ディスクの種類を判別しつつ挿入するようにした。
このため、ディスク挿入通路の途中に一対のディスク係
合ピンを設け、小さな直径のディスクはこれらのディス
ク係合ピンの間を通過させる。大きな直径のディスクは
ディスク係合ピンを押し開きながら挿入される。一対の
スライドレバーが各ディスク係合ピンを支持し、ディス
ク係合ピンが開くときに相互に遠ざかる。スライドレバ
ーはディスクが挿入されてから排出されるまでの間初期
位置よりも相互に遠ざかった位置で維持され、よって演
奏の間中大きな直径のディスクが使用されていることを
知ることができる。
〔産業上の利用分野〕
本発明はディスクデッキのディスク判別挿入機構に関
する。
〔従来の技術〕
従来から直径12cmのCDディスクが使用されていたが、
最近では直径8cmのCDディスクも使用されるようになっ
てきており、よって直径の異なったCDディスクにともに
対応できるCDディスクデッキが求められている。CDディ
スクデッキにおいては、CDディスクをトレーにのせてタ
ーンテーブルに運ぶトレー方式と、トレーを使用しない
でCDディスクを直接にデッキの挿入口に挿入するスロッ
トイン方式とがある。
〔発明が解決しようとする課題〕
スロットイン方式のCDディスクデッキにおいては、CD
ディスクをデッキの挿入口に挿入すると、駆動ローラが
作動してCDディスクをターンテーブルへ自動的にローデ
ィングするようになっている。しかし、CDディスクの直
径が変わると、CDディスクが駆動ローラからターンテー
ブルまで達する距離や時間、並びに排出時にターンテー
ブルから挿入口まで達する距離や時間が変わる。また、
ディスクの差に応じてピックアップの送り等にも差が生
じる。このように、CDディスクの種類によってローディ
ングや送り、及びその他の制御に差が生じるので、挿入
されたCDディスクの種類を自動的に判別する必要が生じ
た。特に、大きなディスクの排出時には、小さなディス
クの場合と同様にして排出されると大きなディスクが挿
入口に達したときに大きなディスクが挿入口から落下す
る可能性があり、大きなディスクが挿入口から落下しな
いように確実に搬送を停止することが望まれた。
本発明の目的はディスクの直径を判別しつつ挿入する
ことができ、且つ大きなディスクの排出時には大きなデ
ィスクが挿入口から落下しないように確実に搬送を停止
されるようにしたディスクデッキのディスク判別挿入機
構を提供することである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明によるディスクデッキのディスク判別挿入機構
は、ディスクを少なくとも挿入口とターンテーブルとの
間のディスク挿入路において搬送する搬送手段と、該デ
ィスク挿入路の途中に横方向に間隔を開けて配置された
一対のディスク係合ピンと、該一対のディスク係合ピン
をそれぞれに支持し、ほぼ該横方向に相互に近づき且つ
遠ざかるように移動可能な一対のスライドレバーと、比
較的に小さな直径のディスクは該一対のディスク係合ピ
ンの間を通過でき、また比較的に大きな直径のディスク
は該一対のディスク係合ピンと接触するような初期位置
に該一対のディスク係合ピンを維持せしめるために該一
対のスライドレバーを第1の位置で係止し、且つ該一対
のディスク係合ピンがともに挿入されたディスクの外周
部と接触したときに該一対のディスク係合ピンとともに
該一対のスライドレバーを相互に遠ざかるように移動す
ることを許容する第1の係止手段と、該一対のスライド
レバーを相互に近接するように付勢するスプリングと、
比較的に大きなディスクが挿入されたときに該一対のス
ライドレバーを該第1の位置よりも遠ざかった第2の位
置で維持し且つ該ディスクが排出されるときに該一対の
スライドレバーを該第2の位置から該第1の位置へ移動
することを許容する第2の係止手段と、大きなディスク
の排出位置センサとして前記一対のスライドレバーの少
なくとも一方により作動されるスイッチとを備え、該大
きなディスクの排出時には該スイッチの状態の変化によ
り前記搬送手段の駆動を停止するようにしたことを特徴
とするものである。
〔作 用〕
一対のディスク係合ピンは第1の係止手段の作用によ
って初期位置において所定の間隔で維持される。この所
定の間隔は使用すべきディスクの直径を基準にして定め
られ、小さな直径のディスクは所定の間隔で維持された
ディスク係合ピンの間を通過できる。第1の係止手段は
一対のディスク係合ピンがともにディスクと接触したと
きにスライドレバーの移動を許容するものであり、比較
的に小さなディスクが一方のディスク係合ピンと接触し
てもスライドレバーは移動しない。従って、ディスクが
中心から外れた位置で挿入された場合でも移動しないデ
ィスク係合ピンにより挿入位置が補正される。大きな直
径のディスクは両方のディスク係合ピンと接触し、よっ
て一対のスライドレバーが一対のディスク係合ピンとと
もに相互に遠ざかるように移動する。一対のスライドレ
バーはスプリングによって相互に近接するように作用さ
れる。しかし、スライドレバーはディスクの挿入によっ
て相互に遠ざかるように移動すると、ディスクがディス
ク係合ピンの間を通過した後直ぐに戻されるのではな
く、第2の係止手段の作用により、ディスクが挿入され
てから排出されるまでの間初期位置よりも遠ざかった第
2の位置で維持される。このように、大きな直径のディ
スクが挿入されたときにはスライドレバーが第2の位置
で維持されるので、関連するセンサの信号等によって例
えば演奏の間中大きな直径のディスクが使用されている
ことを検出し、ディスクの送り等を制御することができ
る。スライドレバーはディスクの排出時にディスクが再
びディスク係合ピンと係合することによって第1の位置
へ戻される。このときに、比較的に大きなディスクの排
出を確実に行うことができる。すなわち、スライドレバ
ーの少なくとも一方がスイッチを作動させるようになっ
ており、このスイッチが大きなディスクの排出位置セン
サとして構成されているので、その信号を大きな直径の
ディスクの排出ストロークを決定するために使用するこ
とができ、大きな直径のディスクが過度に排出されて挿
入口から落下する等の問題点を防止できる。
〔実施例〕
以下本発明を実施例に基づいて説明する。
第1図はCDディスクデッキの内部を示す平面図であ
る。CDディスクデッキはほぼ矩形状の底部ホルダ10を含
む。底部ホルダ10のほぼ中央には円板状のクランパ12が
配置され、この円板状のクランパ12の真下にターンテー
ブル14が配置される。第1図には直径の異なった2種類
のCDディスク16S,16Lがターンテーブル14上に支持され
た位置で破線によって示されている。CDディスク16Sは
例えば直径8cmであり、CDディスク16Lは例えば直径12cm
である。CDディスク16S,16Lは演奏時に1個ずつターン
テーブル14に支持され、円板状のクランパ12によってク
ランプされる。円板状のクランパ12はアーム18によって
支持され、アーム18は枢着ピン20によってターンテーブ
ル14のホルダ22に支持される。クランパ12のアーム18及
びターンテーブル14のホルダ22は通常底部ホルダ10に体
してフローティング状に支持され、クランパ12は例えば
アーム18のガイド部18aをスライダ等のアクチュエータ
によって上下作動させることによってターンテーブル14
に対してわずかに角度をつけて持ち上げた非クランプ位
置、及びディスクを挟んでターンテーブル14と密着する
クランプ位置にもたらすことができる。
CDディスク16S,16Lは挿入口24から矢印INの方向に挿
入されるようになっている。挿入口24とターンテーブル
14との間に駆動ローラ26が設けられ、駆動ローラ26の上
方には滑りのよいガイドプレートが設けられる。駆動ロ
ーラ26は図示しない歯車で回転され、CDディスク16S,16
Lを駆動ローラ26とガイドプレートの間を通してターン
テーブル14へ運ぶ。駆動ローラ26はアーム28によって支
持され、アーム28を昇降させることによって、ガイドプ
レートと協働してCDディスク16S,16Lを送ることのでき
る上方位置と、挿入後にCDディスク16S,16Lから離れる
下方位置とにもたらされる。
第1図に示されるように、一対のディスク係合ピン3
0,32がディスクの挿入口24の近くに設けられる。一対の
ディスク係合ピン30,32はターンテーブル14に対して垂
直に設けられ、矢印INの方向に形成されるディスク挿入
通路に対して横方向に間隔を開けて配置される。第1図
はディスク係合ピン30,32が初期位置にある状態を示し
ており、この初期位置において、小さい方のCDディスク
16Sは一対のディスク係合ピン30,32の間を通過できる
が、大きい方のCDディスク16Lは一対のディスク係合ピ
ン30,32と接触し、ディスク係合ピン30,32を押し開きな
がら通過しなければならないようになっている。ディス
ク係合ピン30,32が大きい方のCDディスク16Lによって開
かれたときの位置が破線30a,32aによって示されてい
る。さらに、もう一対のディスク係合ピン34,36が最初
のディスク係合ピン30,32の近くでターンテーブル14寄
りに設けられる、以後、最初に述べたディスク係合ピン
30,32をそれぞれ第1及び第2のディスク係合ピンと呼
び、後で述べたディスク係合ピン34,36をそれぞれ第3
及び第4のディスク係合ピンと呼ぶ。
第1図に示されるように、位置決めピン40,42がター
ンテーブル14に支持されたときの小さい方のCDディスク
16Sの外周部と当接する位置に設けられる。これらの位
置決めピン40,42は後で説明するピン支持レバーに支持
され、小さい方のCDディスク16Sの外周部と当接する位
置からターンテーブル14に支持されたときの大きい方の
CDディスク16Lの外周部よりもさらに外側の位置40a,42a
へ移動可能である。また、固定の位置決めピン44,46が
大きい方のCDディスク16Lの外周部と当接する位置に設
けられる。さらに、ディスクの挿入完了を検出する挿入
完了検出ピン48が設けられ、これはターンテーブル14に
支持される直前の小さい方のCDディスク16Sの外周部と
当接するところに初期位置を有し、さらにこの初期位置
からターンテーブル14に支持されたときの小さい方のCD
ディスク16Sの外周部と当接する位置、並びにターンテ
ーブル14に支持される直前の大きい方のCDディスク16L
の外周部と当接する位置、及びターンテーブル14に支持
されたときの大きい方のCDディスク16Lの外周部と当接
する位置、並びにそのCDディスク16Lの外周部よりも外
側の位置へと順に移動可能である。
第2図は第1図のクランパ12及び駆動ローラ26等の作
動領域の上方に配置される水平な上部ホルダ10aを示す
図である。上部ホルダ10aには上記した第1、第2、第
3、及び第4のディスク係合ピン30,32,34,36、位置決
めピン40,42、並びに挿入完了検出ピン48を支持し且つ
作動させるレバー機構が設けられる。これらの各ピンは
関連する各レバーから下向きに延び、上部ホルダ10aに
設けた関連する各穴を通過して第1図に示した作動領域
に達する。
第2図及び第3図を参照すると、スライドレバー50,5
2が挿入口24の直ぐ近くにディスク挿入方向INに対して
横方向に配置される。スライドレバー50,52はそれぞれ
の外端部(挿入口24の中央部及び外端部に対応して言
う)に下向きに第1及び第2のディスク係合ピン30,32
を支持している。これらのスライドレバー50,52はほぼ
一直線上に配置され、それぞれの内端部が相互に摺動可
能に重ねられるようになっている。これらのスライドレ
バー50,52の重ね合わせた部分の上にさらに小さな第1
の係止レバー54が重ねられる。さらに、各スライドレバ
ー50,52の外端部には第2の係止手段として旋回レバー5
6,58が取りつけられる。これらの旋回レバー56,58は各
スライドレバー50,52の第1及び第2のディスク係合ピ
ン30,32を貫通させる穴を有し、即ち旋回レバー56,58は
第1及び第2のディスク係合ピン30,32に回転可能に取
りつけられる。第1及び第2のディスク係合ピン30,32
は旋回レバー56,58よりも下方に延びてディスクと係合
可能である。上記第3及び第4のディスク係合ピン34,3
6はこれらの旋回レバー56,58の他端に下向きに取りつけ
られたものである。また、スプリング60,62が各旋回レ
バー56,58と上部ホルダ10aとの間にそれぞれ設けられ
る。これらのスプリング60,62の第1の作用はスライド
レバー50,52を相互に近接する方向に戻すことであり、
第2の作用は旋回レバー56,58をスライドレバー50,52に
対して付勢することである。別々のスプリングによって
これらの2つの作用を行うことも可能である。
第3図に示されるように、スライドレバー50,52はそ
れぞれ第1及び第2のディスク係合ピン30,32の近くに
スリット50a,52aを有し、反対側の重ねられる端部に2
個のスリット50b−50c,52b−52cを有する。ここで、左
側のスライドレバー50の右側から2つ目のスリット50c
はテーパーで連続する2段スリットであり、同様に右側
のスライドレバー52の左端側のスリット52cもテーパー
で連続する2段スリットである。また、第1の係止レバ
ー54は右端部側に穴54aを有し、左端部側に下向きのピ
ン54bを有する。一方、上部ホルダ10aには、3本の支持
ピン10b,10c,10dが両端部及び中央部に上向きに立てら
れ、且つ穴10e,10f,10g,10h,10iが設けられる。穴10e,1
0f,10g,10hは各ディスク係合ピン30,32,34,36を下側の
作動領域へ通す穴である。
左側のスライドレバー50のスリット50a,50bは上部ホ
ルダ10aの支持ピン10b,10dと係合され、右側のスライド
レバー52のスリット52a,52bは上部ホルダ10aの支持ピン
10c,10dと係合される。それから、第1の係止レバー54
の右端部側の穴54aが上部ホルダ10aの支持ピン10dと係
合される。従って、スライドレバー50,52はそれぞれ2
本のピンとスリットとの係合によって直線方向に運動す
るように案内され、第1の係止レバー54は支持ピン10d
(穴54a)を中心として旋回可能である。そして、第1
の係止レバー54の左側端部の下向きのピン54bが上下に
重ねられたスライドレバー50,52のスリット50c,52cに共
通的に挿入される。第1の係止レバー54の下向きのピン
54bが上下のスライドレバー50,52のスリット50c,52cの
上段側のスリットに入っているときには、上下のスライ
ドレバー50,52をいずれか単独で外向きに動かそうとし
ても両者とも動かすことができないようになっている。
両スライドレバー50,52を同時に相互に通ざかるように
動かそうとするときにのみ第1の係止レバー54が下向き
に旋回して両者を移動させることができる。従って、小
さい方のCDディスク16Sを挿入するときには、同ディス
クが片側にずれて一方のディスク係合ピン30,32と接触
しても、スライドレバー50,52は移動せずに初期位置に
維持される。従って、この場合にはディスク係合ピン3
0,32はディスクのセンタリングガイドの作用を有する。
大きい方のCDディスク16Lが挿入されると同ディスクが
両ディスク係合ピン30,32と接触するので、両スライド
レバー50,52が相互に遠ざかるように移動することがで
きる。
第4図は上下に重ねたスライドレバー50,52の運動を
さらに詳細に説明する図である。第4図の(A)は上下
のスライドレバー50,52から初期位置或いは第1の位置
にある状態を示し、第1の係止レバー54の下向きのピン
54bは上下のスライドレバー50,52の2段スリット50c,52
cのそれぞれ上段側のスリットに入っている。ここで、
第4図の(B)に示されるように、上側のスライドレバ
ー52のみを矢印Rで示される右の方向に動かそうとして
も、第1の係止レバー54の下向きのピン54bは下側のス
ライドレバー50の2段スリット50cの上段側のスリット
の下壁面に当たって下側へ旋回することができず、よっ
て上側のスライドレバー52の2段スリット52cのテーパ
ー部分が第1の係止レバー54の下向きのピン54bと当た
り、上側のスライドレバー52がそれ以上動くことができ
ない。下側のスライドレバー50についても同様である。
このように、上下のスライドレバー50,52の一方を動か
す場合には、2段スリット50c,52cの上段側のスリット
のガタ相当と動きしかできない。
次に、第4図の(C)示されるように、上側のスライ
ドレバー52を矢印Rで示される右の方向に動かし、且つ
下側のスライドレバー50を矢印Lで示される左の方向に
動かすと、それぞれの2段スリット50c,52cのテーパー
部分の下壁面によってV字形の通路が開け、第4図の
(D)に示されるように、第1の係止レバー54の下向き
のピン54bがそれぞれの2段スリット50c,52cのテーパー
部分の上壁面によって押されて下向きに旋回し、それぞ
れの2段スリット50c,52cの下側のスリットに入る。2
段スリット50c,52cの下側のスリットは上下のスライド
レバー50,52を相互に遠ざかる運動を許容するように長
く延びている。また、上下のスライドレバー50,52が開
いた状態から両者が初期位置に戻るときには、逆に第1
の係止レバー54の下向きのピン54bが上下のスライドレ
バー50,52の2段スリット50c,52cの上側のスリットに入
る。
第5図は第2図の左側のスライドレバー50と旋回レバ
ー56を底面側から示す図である。旋回レバー56には上部
ホルダ10aの支持ピン10bと係合可能な凹形状の係止部56
aが設けられている。反対側のスライドレバー52と旋回
レバー58の作用も同様である。大きい方のCDディスク16
Lが矢印INの方向に挿入される場合を説明すると、両ス
ライドレバー50,52は上記したように相互に遠ざかるよ
うに動かされる。最初は、第5図の(A)に示されるよ
うに、CDディスク16Lの先行側の外周部分、即ち横方向
で見た直径よりも小さい弦をもつ外周部分が第1及び第
2のディスク係合ピン30,32と接触し、スライドレバー5
0は上部ホルダ10aの支持ピン10b(スリット50aと係合し
たもの)に対して矢印Lで示される方向に動く。このと
きには、第3のディスク係合ピン34はまだCDディスク16
Lと接触していないで、旋回レバー56はスライドレバー5
0とともに矢印Lで示される方向に動く。CDディスク16L
が進むにつれて第3のディスク係合ピン34の位置に対す
るCDディスク16Lの外周部分の弦が直径に近くなる。す
ると第5図の(B)に示されるように、CDディスク16L
が第3のディスク係合ピン34と接触するようになり、よ
ってスライドレバー50は第1のディスク係合ピン30とと
もに矢印Lで示される方向に動き、且つ旋回レバー56が
スライドレバー50上で第5図において時計回り方向に旋
回する。
第5図の(C)に示されるように、CDディスク16Lの
横方向の直径に相当する外周部分が第1及び第2のディ
スク係合ピン30,32を通り過ぎた後は、第1及び第2の
ディスク係合ピン30,32及びスライドレバー50,52はそれ
までとは逆に相互に近づくようになり、スライドレバー
50は矢印Rで示される方向に戻り始める。しかし、第5
図の(D)に示されるように、スライドレバー50が矢印
Rで示される方向に戻り、且つ旋回レバー56が第5図で
時計回り方向に旋回している過程で、旋回レバー56の凹
形状の係止部56aが上部ホルダ10aの支持ピン10bと係合
するようになる。旋回レバー56はこの位置で旋回できな
くなり、スライドレバー50はその位置で停止する。従っ
て、スライドレバー50は初期位置よりも外側の第2の位
置で維持されることになる。
CDディスク16Lの排出時には、最初のうちは第5図の
(D)に示されるように、CDディスク16Lは第1及び第
2のディスク係合ピン30,32並びに第3及び第4のディ
スク係合ピン34,36と接触し、スライドレバー50及び旋
回レバー56が矢印Lで示される方向に動かされる。第5
図の(D)から(C)の状態を経る間に旋回レバー56の
凹形状の係止部56aが上部ホルダ10aの支持ピン10bから
離れ、第5図の(C)から(B)の状態を経る間に、旋
回レバー56がスライドレバー50に対して第5図において
反時計回り方向に旋回し、旋回レバー56の凹形状の係止
部56aが上部ホルダ10aの支持ピン10bと整列しない位置
へ来る。CDディスク16Lが排出されるにつれて、スライ
ドレバー50は再び矢印Rで示される方向に戻るようにな
る。この場合には、旋回レバー56の凹形状の係止部56a
が上部ホルダ10aの支持ピン10bと係合しないので、スラ
イドレバー50は初期位置へ戻る。
第3図を参照すると、上部ホルダ10a上にはフォトト
ランジスタ等の光センサの受光部64が配置され、これら
は例えば中央の穴10iから見えるようになっている。光
センサの受光部64の上方には関連する発光部(図示せ
ず)がホルダ10上にあり、CDディスク16S,16Lがこれら
の光センサの受光部64と発光部との間を通過したとき
に、駆動ローラ26(第1図)の駆動用電動機(図示せ
ず)を作動させる。CDディスク16S,16Lがターンテーブ
ル14上に達したことは挿入完了検出ピン48(第1図)に
よって検出され、CDディスク16S,16Lが位置決めピン40,
42,44,46と当接したときに駆動ローラ26が停止される。
そこでクランパ12がクランプ位置へ下降され、且つ駆動
ローラ26も下方位置へ下降される。かくして演奏が開始
される。
さらに、上部ホルダ10aの中央の穴10iの壁面には、光
センサの受光部64とは別にスイッチ66が配置されてい
る。左側のスライドレバー50にはスイッチ係合突起部50
dが設けられており、このスイッチ係合突起部50dがスイ
ッチ66の作動片と向き合うように配置される。左側のス
ライドレバー50が初期位置にあるときにはスイッチ係合
突起部50dがスイッチ66の作動片を押し、左側のスライ
ドレバー50が左側へ移動したときにはスイッチ係合突起
部50dがスイッチ66の作動片から離れるようになってい
る。このスイッチ66は大きい方のCDディスク16Lが挿入
されたことを判別する信号を発生するとともに、大きい
方のCDディスク16Lが排出されるときに駆動ローラ26の
電動機を停止させるためのものである。即ち、ディスク
の排出時には、駆動ローラ26の電動機は図示しない制御
装置によってディスクの種類に応じた排出ストロークに
なるように制御される。小さい方のCDディスク16Sの場
合には制御装置で設定した位置で電動機を停止させれば
問題がないが、大きい方のCDディスク16Lが排出される
ときにはディスクが挿入口から落下する可能性が生じ
る。その理由は、大きい方のCDディスク16Lの排出の場
合には、CDディスク16Lの半分以上が挿入口24から外に
出て、小部分のみがデッキに保持されている状態になる
ので、駆動ローラ26の停止時期にばらつきがあるとCDデ
ィスク16Lがデッキから落下しやすい状況になっている
からである。このため、大きい方のCDディスク16Lを排
出する場合には、CDディスク16Lと接触のあるスライド
レバー50をCDディスク16Lの排出位置センサとして利用
し、それによってスイッチ66を切るようにするのが最終
排出位置のバラツキをなくす上で好ましいのである。
次に第2図を参照してその他のレバーについて簡単に
説明する。上記スライドレバー50,52と平行に移動可能
なベーススライドレバー70が設けられる。ベーススライ
ドレバー70は旋回レバー58に設けた第3のディスク係合
ピン36と係合する長穴状係合部70aを有し、従って旋回
レバー58と連動する。このベーススライドレバー70の上
に部分的に重ねて、三つ星状の中間伝達レバー72とロッ
ク解除レバー74が配置される。中間伝達レバー72は上部
ホルダ10aに設けた支点72aの回りで回転可能であり、ロ
ック解除レバー74は中間伝達レバー72の一端部に設けた
支点74aの回りで回転可能である。そして、三つ星状の
中間伝達レバー72とロック解除レバー74の各一端部72b,
74bはそれぞれにベーススライドレバー70と連携され
る。スプリング75がロック解除レバー74とベーススライ
ドレバー70との間に配置され、よってロック解除レバー
74を時計回り方向に付勢するとともに、ロック解除レバ
ー74及び支点74aを介して中間伝達レバー72を時計回り
方向に付勢する。
ベルクランク状の位置決めレバー76,78が上部ホルダ1
0aの上面で各レバーの最下層に配置される。位置決めレ
バー76,78がそれぞれ位置決めピン40,42を下向きに支持
している。位置決めレバー76,78はそれぞれ上部ホルダ1
0aに設けた支点76a,78aの回りで回転可能であり、且つ
重ね合わせ部分に設けたピン78bとスリット76bとの係合
関係によって同期して作動するように連結されている。
三つ星状の中間伝達レバー72の3つ目の端部に設けたピ
ン72cが一方の位置決めレバー78に連結され、よって中
間伝達レバー72を動かすことによって位置決めレバー7
6,78を動かすことができる。
さらに、ロックレバー80が位置決めレバー78と中間伝
達レバー72との間の層に配置される。ロックレバー80は
ベーススライドレバー70と平行にスライド可能であり、
第2図で右側の位置にあるときに位置決めレバー78をロ
ックし、左側の位置にあるときにそのロックを解除する
ものである。ロック解除レバー74の他端がロックレバー
80と係合し、ロックレバー80をロック位置及びアンロッ
ク位置へ作動させる。さらに、挿完レバー82が上部ホル
ダ10aの下面に設けられ、この挿完レバー82は挿入完了
検出ピン48を下向きに支持している。挿完レバー82は中
間伝達レバー72に設けた支点82aの回りで回転可能であ
り、その他端部に上向きのピン82bを支持している。こ
こで小さい方のCDディスク16Sが所定の位置へ達する
と、挿入完了検出ピン48に当たって挿完レバー82を作動
させる。挿完レバー82はその後の動作を起動させるのに
使用されるが、ここではその詳細な説明は省略する。
また、ベーススライドレバー70が右側の位置に移動す
ると(即ち、大きい方のCDディスク16Lが挿入される
と)、ロック解除レバー74が支点74aのまわりで反時計
まわりに回転してロックレバー80を左側のアンロック位
置に作動させる。それとともに、中間伝達レバー72が支
点72aのまわりで反時計まわり方向に回転し、連結ピン7
2cを介して位置決めレバー78を支点78aのまわりで反時
計回り方向に回転させる。従って、位置決めレバー78は
位置決めピン42を小さい方のCDディスク16Sの外周部に
相当する位置から大きい方のCDディスク16Lの外周部の
外側の位置へ逃がす。従って、大きい方のCDディスク16
Lは固有の固定位置決めピン44,46(第1図)によってタ
ーンテーブル14上で位置決めされる。なお、中間伝達レ
バー72の回転によって、挿完レバー82がその他端部に上
向きのピン82bを中心として回転し、挿入完了検出ピン4
8を大きい方のCDディスク16Lに対応する位置へもたら
す。従って、この場合にも、挿完レバー82は大きい方の
CDディスク16Lの挿入の完了を検出してその後の動作を
起動させるのに使用される。
〔効 果〕
以上説明したように、本発明によれば、ディスクを少
なくとも挿入口とターンテーブルとの間のディスク挿入
路において搬送する搬送手段と、該ディスク挿入路の途
中に横方向に間隔を開けて配置された一対のディスク係
合ピンと、該一対のディスク係合ピンをそれぞれに支持
し、ほぼ該横方向に相互に近づき且つ遠ざかるように移
動可能な一対のスライドレバーと、比較的に小さな直径
のディスクは該一対のディスク係合ピンの間を通過で
き、また比較的に大きな直径のディスクは該一対のディ
スク係合ピンと接触するような初期位置に該一対のディ
スク係合ピンを維持せしめるために該一対のスライドレ
バーを第1の位置で係止し、且つ該一対のディスク係合
ピンがともに挿入されたディスクの外周部と接触したと
きに該一対のディスク係合ピンとともに該一対のスライ
ドレバーを相互に遠ざかるように移動することを許容す
る第1の係止手段と、該一対のスライドレバーを相互に
近接するように付勢するスプリングと、比較的に大きな
ディスクが挿入されたときに該一対のスライドレバーを
該第1の位置よりも遠ざかった第2の位置で維持し且つ
該ディスクが排出されるときに該一対のスライドレバー
を該第2の位置から該第1の位置へ移動することを許容
する第2の係止手段と、大きなディスクの排出位置セン
サとして前記一対のスライドレバーの少なくとも一方に
より作動されるスイッチとを備え、該大きなディスクの
排出時には該スイッチの状態の変化により前記搬送手段
の駆動を停止するように構成したので、小さな直径のデ
ィスクと大きな直径のディスクとを確実に判別しながら
挿入することができるようになり、また大きな直径のデ
ィスクの排出を確実に行うことができ、種類の異なった
ディスクに対応可能なディスクデッキを得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例のCDディスクデッキの内部を示
す平面図、第2図は第1図の作動領域の上方に配置され
るレバー機構を示す平面図、第3図は第2図のスライド
レバー及び停止レバーの詳細を示す分解平面図、第4図
は第3図のスライドレバーの係止及びスライドレバーの
作用を説明する部分拡大図、第5図は第3図の旋回レバ
ーの作用を説明する部分拡大図である。 12……クランパ、14……ターンテーブル、 16S,16L……CDディスク、 24……挿入口、26……駆動ローラ、 30,32……ディスク係合ピン、 34,36……ディスク係合ピン、 40,42……位置決めピン、44,46……位置決めピン、 48……挿入完了検出ピン、 50,52……スライドレバー、 54……第1の係止レバー、56,58……旋回レバー、 60,62……スプリング、66……スイッチ、 70……ベーススライドレバー、 72……中間伝達レバー、74……ロック解除レバー、 76,78……位置決めレバー、 80……ロックレバー、82……挿完レバー。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭58−189867(JP,A) 特開 昭64−8545(JP,A) 特開 昭55−45167(JP,A) 特開 昭58−100271(JP,A) 実開 平1−181154(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ディスクを少なくとも挿入口とターンテー
    ブルとの間のディスク挿入路において搬送する搬送手段
    と、該ディスク挿入路の途中に横方向に間隔を開けて配
    置された一対のディスク係合ピンと、該一対のディスク
    係合ピンをそれぞれに支持し、ほぼ該横方向に相互に近
    づき且つ遠ざかるように移動可能な一対のスライドレバ
    ーと、比較的に小さな直径のディスクは該一対のディス
    ク係合ピンの間を通過でき、また比較的に大きな直径の
    ディスクは該一対のディスク係合ピンと接触するような
    初期位置に該一対のディスク係合ピンを維持せしめるた
    めに該一対のスライドレバーを第1の位置で係止し、且
    つ該一対のディスク係合ピンがともに挿入されたディス
    クの外周部と接触したときに該一対のディスク係合ピン
    とともに該一対のスライドレバーを相互に遠ざかるよう
    に移動することを許容する第1の係止手段と、該一対の
    スライドレバーを相互に近接するように付勢するスプリ
    ングと、比較的に大きなディスクが挿入されたときに該
    一対のスライドレバーを該第1の位置よりも遠ざかった
    第2の位置で維持し且つ該ディスクが排出されるときに
    該一対のスライドレバーを該第2の位置から該第1の位
    置へ移動することを許容する第2の係止手段と、大きな
    ディスクの排出位置センサとして前記一対のスライドレ
    バーの少なくとも一方により作動されるスイッチとを備
    え、該大きなディスクの排出時には該スイッチの状態の
    変化により前記搬送手段の駆動を停止するようにしたこ
    とを特徴とするディスクデッキのディスク判別挿入機
    構。
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