JP2510383B2 - 傾けて使う掻き混ぜ用ボ―ル - Google Patents

傾けて使う掻き混ぜ用ボ―ル

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JP2510383B2
JP2510383B2 JP4237411A JP23741192A JP2510383B2 JP 2510383 B2 JP2510383 B2 JP 2510383B2 JP 4237411 A JP4237411 A JP 4237411A JP 23741192 A JP23741192 A JP 23741192A JP 2510383 B2 JP2510383 B2 JP 2510383B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】調理場で使用される掻き混ぜ用ボ
ールは、基本的には、ボールの安定した直立位置決め用
の基部、基部に対して弧状に上下方向に延びた周壁、及
びボールの開放頂部即ち口を構成する上部壁リムを有す
る。ボールは、内部及び外部共に、ほぼ半球形態であっ
て、ボール内での内容物の混合又は掻き混ぜ、さらに内
容物を掻き混ぜるための、撹拌用具のような用具の導入
及び使用を容易にするために、ボールを手で傾けるのを
容易にする。
【0002】在来の掻き混ぜ用ボールに関する問題は、
片手で傾けて保持したときに、特にボールの内容物が相
当な撹拌を受けたときに、ボールが周囲方向にころが
り、傾き、さもなければ支持面、例えばテーブル面上で
横方向に移動する傾向である。これは、理解できるよう
に、内容物を不適当に掻き混ぜたり、内容物がこぼれた
りする等の問題を引き起こす。
【0003】在来の掻き混ぜ用ボールは、ボールの口を
構成する滑らかな硬い内面及び外面を有する上縁で終わ
るが、該ボールに関するさらなる問題は、ボール壁を手
で掴みにくいことである。そのようにして設けられたグ
リップは、たいてい満足できるものではなく、特に掻き
混ぜ中、ボールの狭い上縁を越えてこぼれて、ボールの
外部に沿って流れる傾向がある。
【0004】 第2の安定位置まで、ボールを傾けるこ
とにより、掻き混ぜ用ボールの有用性を広げる種々の試
みがなされてきた。例えば、以下の米国特許を参照され
たい。ディアック の第1394540号特許バン ルーセンデル の第1989574号特許スロボデキン の第2121265号特許 これらの特許では、ボールを所定の一定角度以外の角度
に傾けるための対策がなされていない。ボールを一定角
度以外の角度に傾ければ、傾けたとき、在来の丸い掻き
混ぜ用ボールで経験したと同じ基本的な不安定性を引き
起こす。又、ディアックの特許では、好ましくは、ゴム
のような弾性的のものであるようなボールに言及してい
る点に注意すべきである。
【0005】
【従来技術及び発明が解決しようとする課題】本発明の
意図は、在来の掻き混ぜ用ボールの種々の観点について
改良し、その実用性、使い安さ、及び扱いやすさの両方
を増大させることである。特に、本発明の掻き混ぜ用ボ
ールは、基部とリムの間の、基部の上方及び外方の連続
経路に沿って傾け、或いは回転させることができ、それ
によって、ボールは手の操作で経路の範囲に沿って、無
限の数の位置の内の任意の位置をとることができる。こ
れは、在来の丸い又は半球のボールで可能であるが、本
発明は、さらにボールをあらゆる調整位置で安定化させ
ることである。これは、所定の傾き経路に沿うボールの
あらゆる調整傾き位置で、ボールの外面の周囲方向に沿
って、横方向に傾いたり、ころがったり、滑ったりしな
いように横方向に整列され、互いに間隔を隔てた、少な
くとも2つの同一平面の支持点或いは支持面を設けるこ
とによって達成される。
【0006】 ボールに滑り止め外面を設け、掻き混ぜ
作業中ボールを傾けるために、ボールの手での掴みを容
易にする手段の両方を設けることによって、さらなる安
定さが得られる。本発明の掻き混ぜ用ボールの種々の目
的及び利点は、在来のボールの構造にはこれまで示され
ていない独特の選択的な特徴を備えた掻き混ぜ用ボール
の構成によって生じる。
【0007】より詳細には、基本的に丸い或いは半球の
形態を有する本発明の掻き混ぜ用ボールは、平らな支持
用基部と、基部からボールの弧状湾曲に沿って上方に連
続的に延びかつ、ボールの弧状湾曲にほぼ従う安定化手
段とを有する。安定化手段は、好ましくは横方向に間隔
を隔てた1対の突出リブからなり、各傾き位置で、ボー
ルの面を支持面、例えばテーブル面から僅かに間隔を保
ってテーブル面に係合するようにボールの弧状面の十分
に外方に支持平面を構成する。リブは、ボールを傾ける
経路を構成し、経路に沿うボールの各傾き位置で、リブ
の間の間隔は、特にボールの内容物を、強く掻き混ぜる
掻き混ぜ作業中、ボールが横方向にころがったり、揺れ
たりする傾向を阻止する同一面の横方向支持点或いは支
持面を作る。この安定さは、一定の調整位置に制限され
ないが、安定化手段即ちリブの長さによって定められる
ような連続的な全調整範囲全体に渡って有効である。
【0008】 さらなる安定さは、好ましくはテーブル
面とかなりの摩擦係合を発揮することのできるゴム或い
は合成ゴム重合体のような成形可能な適当なエラストマ
ーの滑り止め外面をボールに形成することによって導入
される。このような面は、ボールの外面にだけ設けられ
る。ボールの内部は、種々の混合用及び(又は)掻き混
ぜ用用具を手で及び機械的に収容するために、強くて、
こわれにくい性質の、例えば耐衝撃性アクリル等ボール
内の食品の移動に対する摩擦抵抗を最小にする滑らかな
表面を呈するものであるべきである。ボールには、一体
に成形された内側シェルと外側シュルが形成され、これ
らシェルは、溶融結合によって接合されてボールの内側
と外側の両方に所望の別々の特性を有する単一の構造物
を作る。
【0009】ボールの安定さは、手で掴んで傾けたと
き、上部の広がったリムを設けることによって一層高め
られ、このリムは、使用者の指を該リムの下に曲げて、
ボールの外部の下面に係合させた状態で、都合良く手で
掴むことができる。この下面は又、高摩擦面を有する。
フレア付リムの上部は、ボールの内容物の注入を容易に
するために、ボールの内面に一致した硬い、滑らかな表
面を有する。外方のフレアはそれ自体、ボールの下に延
び、掻き混ぜ作業中或いは内容物をボールから流し出す
ときのいずれかに、ボールの内容物が、ボールの外面を
伝い落ちる傾向を最小にし、さもないと傾けたボールの
安定及び手でボールを掴むのに悪影響を及ぼす。
【0010】本発明の他の特徴及び利点は、以下の発明
の詳細な説明から明らかになるであろう。
【0011】
【実施例】今、図面をより詳細に参照すると、掻き混ぜ
用ボール10が、ほぼ半球形態を有する単一構造物に共
成形かつ溶融結合された同延の内側シェル12及び外側
シェル14を有する。図示するように、結合されたシェ
ル12及び14によって構成されたボール壁16の上部
分は、真の半球形態から末広がりをなし、かつ鉛直に延
びて、ボール10の上方に向いた開放口18のすぐ近く
に掻き混ぜ用ボール10の周囲に平滑な鉛直内壁面を構
成する。
【0012】内側シェル12は、適当な強さのわれにく
い材料のもので、食料品が表面に付着する傾向なくし
て、食べ物を収容できるとともに、掻き混ぜ用具による
繰り返しの衝撃にも等しく耐えられる平滑な内面を有す
る。内側シェル用に選択される材料は、耐衝撃性アクリ
ル、メラミン、合成樹脂材料等がよい。外側シェル14
は、内側シェルより相当高い摩擦係数を有するべきであ
り、かくして、摩擦を高める滑り止め材料、例えば、平
滑な支持面、テーブル面等との可成りの摩擦係合を発揮
することのできるエラストマーで形成される。材料は、
所望なら、硬い内側シェルに対して、柔らかい外側シェ
ルを提供する天然ゴム、合成重合体ゴム、シリコンゴ
ム、及びこれに類似の材料からなるのがよい。
【0013】図9を特に詳細に参照すると、ボール壁1
6の上部は、ボールの口18のまわりに外方が上方に拡
がったフランジ又はリム20を有し、該フランジ又はリ
ムは、壁の鉛直部分から、水平に対して約20°、或い
は口18に隣接するボールの外部に対して約110°の
角度で延びる。リム20は、約0.635cm(1/4 インチ)か
ら0.953cm(3/8 インチ) 外方に延び、注いだ内容物がボ
ールの外面を伝い落ちる傾向を回避するために、ボール
の外面を十分に越えた平滑な注ぎ唇状部を作る。内側シ
ェル12は、リム20の上面を構成する部分に、吊り垂
下した外側唇状縁22を有し、この縁は、外側シェルの
リム形成部分24を密接に受け入れる下側凹部を構成
し、リム構成部分24は、摩擦把持面を構成する。この
下側把持面は、外側唇状部22によってボールの内容物
から保護され、ボールを傾けて、内容物を掻き混ぜてい
る間、図1に示すように手26の指でボールを掴むため
の確実な把持手段を構成する。
【0014】掻き混ぜ用ボール10は、図2及び図7に
示すように、基部28で直立に位置決めして用いられる
か、図1、図5及び図6に示すように、基部で支持され
る直立位置と90°に近づくような支持位置に対して或
る角度との間の任意の傾き角度で使用される。実際の傾
き角度は、ボールの弧状の外部にほぼ相当する円弧に沿
って無限に変え得る。
【0015】掻き混ぜ用ボール10は又、テーブル面等
と係合したときには、掻き混ぜ作業中、掻き混ぜ用具に
よるボール内容物の十分な撹拌にもかかわらず、ボール
の横方向の傾き或いはころがりの傾向に抵抗する横方向
に細長い支持平面をボールの各角度向きに構成するため
の安定化手段を設ける点で、在来の掻き混ぜ用ボールと
相当に異なる。
【0016】安定化手段30は、好ましい実施例では、
一対の横方向に間隔を隔てた安定化リブ32によって構
成され、その各々は、外側シェル14と同じ滑り止め材
料で外側シェル14と一体成形されている。リブは、ボ
ールの直径を通る仮想中央平面の両側に等距離で、横方
向に間隔を保ち、かつボールの外面の弧に沿って互いに
平行である。
【0017】ボール16の基部28で、2つのリブは、
反対方向外方に弧状に広って、図4に最もよく示すよう
に中断したボールの円形基部を形成する1対の同一平面
の基部支持体34を構成する。図5、図6及び図7を参
照すると、リブ32の横方向の間隔及びその高さ即ち外
方の程度は、ボールの各傾け位置で、安定化リブ32間
のボール壁16の湾曲が、テーブル面に係合するリブの
下端即ち支持面によって構成される支持平面より下に突
出しないようにするものである。再び、図面に示すよう
に、リブ32の外方程度は、実際には、ボールを支持面
或いはテーブル面より僅か上に置き、かくして基部から
離れる傾け位置で、共通の平面に横方向に間隔を隔てた
支持点を作り、それによって、掻き混ぜ作業から生ずる
ボール内の内容物渦巻きからであろうとなかろうと、ボ
ールが横方向に滑ったり、転がったりする傾向或いはシ
フトする自然の傾向に対して、ボールの外部の滑り止め
特性によって高められた相当な抵抗が与えられる。
【0018】傾けたボールをさらに安定させるために、
リブ32には、僅かに楕円形の下縁を有するのがよく、
それによって、リブとテーブル面等との間により広い係
合領域を作る。横方向に間隔を隔てたリブ32は、鉛直
方向に向いた弧状の経路を構成し、この経路に沿って掻
き混ぜ用ボールが傾けられることになる。リブの高さ、
即ちボールの外面から外方への程度は、ボールリム20
の幅程度か、それより小さいのが好ましい。所望なら、
ボールを操作するためのリブの向きを即座に認識するた
めに、リム20の上面にリブの端を指示する適当な印を
設けてもよい。さらに、リブ32は、基部を構成する中
央部分34から反対方向に延びるのが好ましく、かくし
て2つの方向のうちいずれの方向にもボールを傾けるこ
とができるが、ボールの基部の片側にだけ一組のリブを
利用してもよい。
【0019】図7及び図8を参照すると、ボール10
は、適当な戻り止め形態38を備えた周縁を有する適当
なスナップ嵌めシール又は蓋36を受け入れるようにな
っており、戻り止めは、硬い内側シェル12によって構
成されたリムの滑らかな硬い外方唇状部22のまわり
に、唇状部22の下にスナップ係合する。シール36の
中央には、スナップ嵌めされる第2のシール又は閉鎖プ
ラグ42を受け入れるようになっている拡大開口40が
設けられている。第2のシールの目的は、実質的に閉鎖
された掻き混ぜ用ボールに動力ミキサーを選択的に挿入
することを可能にし、それによってボールの内容物のは
ね又はこぼれを最小にすることである。この第2のシー
ルは、図8に示すように戻り止め係合周縁装置を介し
て、取り外し可能に取り付けられるのが好ましい。
【0020】基部で支持された直立位置に対する任意の
傾き位置での、ボールの所望の横方向の安定さは、主と
して、横方向に間隔を隔てた連続リブを設けることによ
って生じ、安定さに対する第2の顕著な寄与は、ボール
のゴム滑り止め外部及び、この外部と支持面、テーブル
面等との間で達成される相当な摩擦係合によって生じ
る。この滑り止め外部が、掻き混ぜ作業中、摩擦抵抗を
最小にし食品の付着を最小にする滑らかな硬い内面と組
み合わされている点が重要である。
【0021】ゴム外面を設けることによるさらに望まし
い点は、それによって達成される衝撃吸収及び吸音性で
あり、それによって、一例としてボールの硬い内面に衝
突する掻き混ぜ要素の音並びにボールをテーブル面上
で、又はそのまわりに移動させるときに、最小にする
「静かなボール」を提供する。以上の説明は、本発明の
原理を説明するものであり、当業者によって提案される
ような変形及び修正は、請求の範囲によって定められる
本発明の範囲内であると考えられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】使用中の本発明の掻き混ぜ用ボールの斜視図で
ある。
【図2】掻き混ぜ用ボールの側面図である。
【図3】掻き混ぜ用ボールの底面図である。
【図4】掻き混ぜ用ボールの平面図である。
【図5】安定用二重リブで支持された傾けたボールを示
す拡大詳細断面図である。
【図6】図5の線6−6における実質的な詳細断面図で
ある。
【図7】スナップ嵌めのシールを有する掻き混ぜ用ボー
ルの横断面図であって、シールが取り付けた第2の中央
シール又はプラグを有する。
【図8】取り外し可能な中央プラグとシールの間の関係
を示す詳細断面図である。
【図9】ボールの外方に拡がったリム、ボールの内側シ
ェル及び外側シェルの詳細断面図である。
【符号の説明】
10 掻き混ぜ用ボール 12 内側シェル 14 外側シェル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ロベール アシュ セ エム デーナン ベルギー ベー9440 エランボードジャ ン ブリュッセルバーン 298

Claims (20)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 食品等の掻き混ぜ用ボールにおいて、基
    部と、この基部から上方に延び、上部周囲リムで終わる
    周壁とを有し、前記リムは、前記掻き混ぜ用ボール用の
    開口を構成し、前記壁は、前記ボールの内部を構成する
    内面と、前記ボールの外部を構成する外面とを有し、前
    記外面は、前記基部と前記リムとの間で前記ボールの高
    さに沿って、且つ前記ボールの周囲方向にほぼ凸形の弧
    状形態のものであり、前記ボールは、ボールの内容物の
    導入、取り出し及び取り扱いを補助するために、複数の
    傾き位置のうちの任意の位置に手で傾けることができ、
    さらに前記基部から前記外面の弧状形態に沿って上方に
    延び、かつ前記リムに向かって、前記外面の弧状形態に
    ほぼ従う安定化手段を有し、前記安定化手段は、ボール
    を傾けたときに、それに従ってあらゆる個所で、前記ボ
    ールとは別個の、前記ボールを支持するための支持面と
    選択的に係合し、支持面の各係合位置で、前記安定化手
    段は、前記ボールの周囲方向に、横方向の広がりを有
    し、前記ボールが前記安定から離れて、横方向に傾くの
    を防止する、前記安定化手段の延びる方向とほぼ垂直な
    横方向に細長い支持平面を構成することを特徴とする掻
    き混ぜ用ボール。
  2. 【請求項2】 前記安定化手段は、前記外面に固定さ
    れ、前記外面から外方に延びた横方向に間隔を隔てた平
    行なリブからなる請求項1に記載の掻き混ぜ用ボール。
  3. 【請求項3】 前記リブは、前記リムで終わる請求項2
    に記載の掻き混ぜ用ボール。
  4. 【請求項4】 前記リブは、前記ボールを前記安定化手
    段で2つの反対方向のいずれの方向にも傾けるために、
    前記基部の対向部分で前記基部から上方に延びた2組の
    多リブからなる請求項3に記載の掻き混ぜ用ボール。
  5. 【請求項5】 前記リブは、前記リブの間に前記外面を
    越える前記支持面を構成するのに十分前記ボールの前記
    外面の外方に間隔を隔てた外縁をその長さに沿って有す
    る、請求項4に記載の掻き混ぜ用ボール。
  6. 【請求項6】 前記リブの外縁は、広い支持領域を構成
    するために、ほぼ楕円形態である請求項5に記載の掻き
    混ぜ用ボール。
  7. 【請求項7】 前記内面は、そのまわりの食品の移動に
    対する摩擦抵抗を最小にする固くて、滑らかな材料であ
    り、前記リブは、少なくとも前記外縁に沿って、支持面
    と滑り止め係合するための前記内面より、相当大きな摩
    擦係数を有する材料である請求項5に記載の掻き混ぜ用
    ボール。
  8. 【請求項8】 前記ボール壁は、密着結合された内側シ
    ェルと外側シェルによって構成され、前記リブは、前記
    外側シェルと一体に成形され、前記外側シェルとリブ
    は、全体としてより大きな摩擦係数の材料で形成されて
    いる請求項7に記載の掻き混ぜ用ボール。
  9. 【請求項9】 前記リムは、前記壁の外周に延びて、前
    記内側シェルの上層外部リム部分及び前記外側シェルの
    上層外部リム部分によって構成され、前記外側シェルの
    前記リム部分は、前記リムの下面として滑り止め把持面
    を構成し、前記内側シェルの前記リム部分は、滑らかな
    注入面を構成する請求項8に記載の掻き混ぜ用ボール。
  10. 【請求項10】 前記内側シェルの前記リム部分は、前
    記外側シェルの前記リム部分の対応する外縁のまわりに
    延びた硬い外方唇状部で終わり、スナップ嵌めの重なっ
    たシールを取り外し可能に係止するために硬いリムの外
    縁を構成する請求項9に記載の掻き混ぜ用ボール。
  11. 【請求項11】 各リブの組は、1対のリブを有し、各
    組の前記1対のリブは、他の組の対応するリブに整列
    し、前記基礎は、2対のリブの整列したリブの間に、1
    対の対向した外方に円弧状のリブ延長部を有し、前記外
    方に円弧状の部分は、前記基礎でほぼ円形支持体を構成
    する請求項5に記載の掻き混ぜ用ボール。
  12. 【請求項12】 前記内面は、そのまわりの食品の移動
    に対する摩擦抵抗を最小にする硬い滑らかな材料であ
    り、前記リブは、支持面と滑り止め係合する前記内面よ
    り相当大きな摩擦係数を有する請求項2に記載の掻き混
    ぜ用ボール。
  13. 【請求項13】 前記リムは、前記壁の周囲に、前記壁
    からほぼ横方向外方に延び、前記リムは、広いグリップ
    表面を構成するために、前記ボールの連続した前記内面
    と、前記リブと同じ材料の下部表面とを備えた上面を有
    する請求項12に記載の掻き混ぜ用ボール。
  14. 【請求項14】 前記内面は、食品の移動に対する摩擦
    抵抗を最小にする硬い滑らかな材料であり、前記安定装
    置は、支持面を掴むために前記内面の摩擦係数より大き
    い摩擦係数を有する滑り止め性材料である請求項1に記
    載の掻き混ぜ用ボール。
  15. 【請求項15】 前記安定化手段は、前記外面に固定さ
    れ、前記外面の外方に延びた横方向に間隔を隔てた平行
    なリブからなる請求項14に記載の掻き混ぜ用ボール。
  16. 【請求項16】 前記ボールは、基部と前記基部から上
    方に延びたボール壁を有し、前記ボール壁は、上方に開
    口する口を構成する上部リムで終わり、前記ボール壁
    は、内面と外面を有し、さらに前記ボールを傾けたとき
    に前記基部と支持面に係合するために前記口との間で、
    前記外面に沿って連続的に弧状に構成された安定化手段
    を有し、前記安定化手段は、前記ボールを前記安定化手
    段に沿ってあらゆる角度に傾けたときに、支持面と係合
    するための横方向に細長い支持平面を構成する横方向に
    整列した同一平面上の表面部分を呈する食品等の掻き混
    ぜ用ボール。
  17. 【請求項17】 前記安定化手段は、前記外面から突出
    して、外縁部分を備えた1対の横方向に間隔を隔てたリ
    ブを有し、前記同一面部分を構成し、その長さに沿った
    あらゆる位置で、前記リブは、前記基礎と前記口の間の
    円弧状経路に追従する請求項16に記載の掻き混ぜ用ボ
    ール。
  18. 【請求項18】 掻き混ぜ用の食品を動かすのに抵抗を
    最小にした滑らかな硬い内面を構成する強固な内側シェ
    ルと、支持面を掴むために内面の摩擦係数より相当大き
    い摩擦係数を有する外面を構成する比較的柔らかい外側
    シェルとを有する食品等の掻き混ぜ用ボール。
  19. 【請求項19】 上方に開口したボールの口を有し、前
    記シュルは、前記ボールの口でほぼ横方向外方に延び、
    前記口のまわりに周方向のリムを構成し、前記内側シュ
    ルは、前記リムで、ボール内容物を注入するための硬い
    滑らかな上部リム面を構成し、前記外側シェルは、前記
    リムで下層のグリップ面を構成する請求項18に記載の
    掻き混ぜ用ボール。
  20. 【請求項20】 前記内側シェルは、前記リムで前記外
    側シュルの対応する外縁部分に重なる外縁部分を有し、
    ボールのシールの開放自在な係合のために前記リムの周
    囲に対して、硬い外方唇状部を構成する請求項19に記
    載の掻き混ぜ用ボール。
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