JP2510226Y2 - 光フアイバ―の切断具 - Google Patents

光フアイバ―の切断具

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JP2510226Y2
JP2510226Y2 JP12015090U JP12015090U JP2510226Y2 JP 2510226 Y2 JP2510226 Y2 JP 2510226Y2 JP 12015090 U JP12015090 U JP 12015090U JP 12015090 U JP12015090 U JP 12015090U JP 2510226 Y2 JP2510226 Y2 JP 2510226Y2
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JP
Japan
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optical fiber
cutter
cutting tool
cutter body
photoelectric switch
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幸雄 山口
誠 杉本
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Description

【考案の詳細な説明】 〈考案の分野〉 この考案は、光電スイッチなどの機器に接続される光
ファイバーを切断するために使用される切断具に関する
ものである。
〈従来技術とその課題〉 一般に、この種光ファイバーの切断具は、第7図で示
したように、側壁に光ファイバーAを挿通する複数の挿
通孔bを形成した箱状のカッター本体Bと、このカッタ
ー本体Bの上部側に上下動可能に設けられたカッターC
をもつカッターホルダーDとから構成され、上記各挿通
孔bからカッター本体B内へと光ファイバーAを挿通さ
せた後、上記カッターホルダーDを介してカッターCを
カッター本体B内へと押下げることにより、上記光ファ
イバーAを切断するようにしている。
そして、以上のように切断された光ファイバーAは、
第8図で示したような光電スイッチEに接続して使用さ
れる。この光電スイッチEは、スイッチケースF内に発
光ダイオードなどの発光素子Gとフォトトランジスタな
どの受光素子Hとを内蔵するとともに、上記スイッチケ
ースFの内部で各素子G,Hとの対向部にそれぞれ取付孔
I,Iを形成し、この各取付孔I,IからスイッチケースF内
に光ファイバーA,Aを差し込んで、その各切断端面を上
記各素子G,Hと接触させるようにしている。
ところで、上記光ファイバーA,Aの切断端面と各素子
G,Hとは互いに密接させることが高感度を得る上で好ま
しいのであるが、上記光ファイバーAには、光電スイッ
チE内に差し込むときの差し込み量を確認できる目印が
ないため、通常では上記光ファイバーAの差し込み時
に、この光ファイバーAが各素子G,Fと接触する感触だ
けで差し込み量が適当であるか否かを判断していた。こ
の結果、上記光ファイバーAの差し込み量が不足したり
して、同図で示したように、上記各素子G,Hとの間にギ
ャップJが生じ、感度低下を招いたりする問題があっ
た。
〈考案の目的〉 この考案は、上記課題を解決するためになされたもの
で、光ファイバーの切断時に光電スイッチなどの機器内
への差し込み量を確認する目印を同時形成することがで
きて、この目印で光ファイバーの差し込み量を正確に判
断して高感度を得ることができる光ファイバーの切断具
を提供することを目的とする。
〈考案の構成と効果〉 この考案による光ファイバーの切断具は、カッターホ
ルダーに、光ファイバーを切断するカッターと、上記光
ファイバーの切断位置から所定長さ離間した上記光ファ
イバーの外表面に刻印する刻印手段とを併設したことを
特徴とする。
上記構成によれば、カッターホルダのカッターで光フ
ァイバーを切断するとき、刻印手段によって、上記光フ
ァイバーの切断位置から所定長さ離間した上記光ファイ
バーの外表面に同時に刻印される。
このため、光電スイッチなどの機器内に光ファイバー
を差し込むとき、この光ファイバーに形成された上記刻
印を視認することにより、上記機器に対する光ファイバ
ーの差し込み量を正確に設定することができ、もって、
光ファイバーによる光の授受を高感度に達成することが
できる。
〈実施例の説明〉 以下、この考案の実施例を図面にしたがって説明す
る。
第1図及び第2図は、この考案にかかる光ファイバー
の切断具を示している。同各図において、1は矩形状を
なすカッター本体で、その下部側で短尺方向に光ファイ
バー2を挿通させる複数の挿通孔3が所定間隔をおいて
貫通形成され、また、上記カッター本体1の長尺方向両
側には、上端面から上記各挿通孔3の形成位置にまで延
びる2つの第1及び第2ガイド溝4,5がそれぞれ設けら
れ、これら各ガイド溝4,5に沿って後述するカッターと
刃体とが上下方向に案内される。なお、上記光ファイバ
ー2は、第5図で示したように、軸心部に設けられたコ
ア2aと、コア2aの外周部を取り囲むクラッド2bと、この
クラッド2bの外周囲に被覆された樹脂製の外皮2cとで構
成されている。
上記カッター本体1の上部側には、ヒンジ(図示せ
ず)を介して合成樹脂製のカッターホルダー6が上下方
向に揺動可能に支持されている。このカッターホルダー
6の下部側には、上記カッター本体1の第1ガイド溝4
に沿って上下動されるカッター支持体7が一体に形成さ
れ、この支持体7に、上記第1ガイド溝4の内側壁に沿
ってガイドされ、上記各挿通孔3に挿通される光ファイ
バー2を切断するカッター8が取付けられ、また、上記
カッターホルダー6における支持体7の側方位置には、
上記カッター本体1の第2ガイド溝5に沿って上下動さ
れ、下端縁に上記各挿通孔3に挿通された光ファイバー
2の外皮2c一部にそれぞれ目印2dを刻印する刃部9aをも
つ刃体9が一体状に形成されている。この刃体9の各刃
部9aは、第3図で明らかなように、上記カッター8に対
して後述する光電スイッチ内への光ファイバー差し込み
量相当分だけ離れたt位置に形成され、また、上記各刃
部9aは、断面概略3角形状とされ、上記光ファイバー2
の外皮2cに沿う半円弧形状とされている。
第4図は、この考案の別実施例を示しており、上記カ
ッター本体1に対しカッターホルダー6が上下方向にス
ライド可能に設けられている。つまり、上記カッター本
体1の長尺側両壁で、このカッター本体1の長尺方向に
並列状に形成された第1,第2ガイド溝4,5のうち第2ガ
イド溝5との対向一部に、それぞれ上下方向に延びる摺
動孔1aを設ける。また、上記カッターホルダー6には、
上記場合と同じく、カッター8に対してtだけ離れた位
置に上記刃部9aをもった刃体9を形成し、この刃体9の
両外側部に外方に向かって突出する突起9b,9bを設ける
とともに、これら各突起9bの内方側にスリット9c,9cを
形成して、各スリット9cで上記各突起9bを弾性変形させ
ながら、上記第2ガイド溝5の上部側から上記各摺動孔
1aへと挿入させ、上記カッター本体1に対するカッター
ホルダー6の上下方向へのスライド時に、上記各摺動孔
1aに沿って各突起9bを案内させるように構成している。
上記第2ガイド溝5の上端面で長さ方向両側には、上記
各突起9bを各摺動孔1aに案内挿入させるための傾斜壁5
a,5aを形成している。
なお、上記各実施例では、刃体9をカッターホルダー
6と同一部材で一体状に形成したが、刃体9はカッター
ホルダー6とは別部材で形成してもよい。
また、第6図は、この考案の切断具で切断された光フ
ァイバー2を接続する光電スイッチ10の概略的な構造を
示している。この光電スイッチ10は、スイッチケース10
a内に、発光ダイオードなどの発光素子10bとフォトトラ
ンジスタなどの受光素子10cと、これら各素子10b,10cの
駆動回路10dとを内蔵するとともに、上記スイッチケー
ス10aに光ファイバー取付体10eを設けて、この取付体10
eの外部側で各素子10b,10cとの対向部に、それぞれ取付
孔10f,10fを形成し、この各取付孔10fから上記取付体10
eを経てスイッチケース10a内へと光ファイバー2,2を差
し込み、その各切断端面を上記各素子10b,10cと接触さ
せるようにしている。上記取付体10eの各取付孔10fと各
素子10b,10cの外端面までとの長さが、上記光ファイバ
ー2の光電スイッチ10内への差し込み量tとなり、この
差し込み量tに相当する位置関係に上記カッターホルダ
ー6のカッター8と刃体9とを設けて、このカッター8
による光ファイバー2の切断端面から上記差し込み量t
に相当する長さ位置に上記刃体9の刃部9aで目印2dを形
成する。
つぎに、上記構成の動作について説明する。
先ず、上記カッター本体1の各挿通孔3にそれぞれ光
ファイバー2を挿通させた後、上記カッターホルダー6
をカッター本体1に対し下方側へと押し下げることによ
り、カッターホルダー6に設けられたカッター8で各光
ファイバー2が切断され、また、これと同時に、各光フ
ァイバー2の外皮2cに光電スイッチ10内への差し込み量
tを確認する目印2dが形成される。
そして、上記光電スイッチ10に設けた取付体10eの各
取付孔10fから光ファイバー2,2を内方側に差し込むと
き、この各光ファイバー2の外皮2cに形成された目印2d
が、上記各取付孔10fに位置されるように確認しながら
差し込むことにより、上記各光ファイバー2が光電スイ
ッチ10内に上記差し込み量tだけ正確に差し込まれ、各
光ファイバー2の切断端面が上記各素子10b,10cの外端
面に確実に密接されて、これら各素子10b,10cの高感度
な作動が行われる。
上記実施例において、上記光ファイバー2の外表面に
目印2dを刻印する刻印手段として、刃体9を用いたけれ
ども、インクによる印字や、熱転写による印字などのよ
うに、他の適宜の刻印が適用できることはいうまでもな
い。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案による光ファイバーの切断具を示す斜
視図、第2図は同切断具の縦断正面図、第3図は同切断
具の要部を拡大して下方側から見た斜視図、第4図は他
実施例を示す分解斜視図、第5図は光ファイバーの斜視
図、第6図は光電スイッチの概略的な側面図、第7図は
従来の切断具を示す斜視図、第8図は同切断具で切断さ
れた光ファイバーの使用状態を示す図面である。 1…カッター本体、2…光ファイバー、3…挿通孔、6
…カッターホルダー、8…カッター、9…刻印手段(刃
体)。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】光ファイバーの挿通孔を設けたカッター本
    体と、このカッター本体に移動可能に設けられたカッタ
    ーホルダとを備え、上記カッターホルダに、上記挿通孔
    に挿通された光ファイバーを切断するカッターと、上記
    光ファイバーの切断位置から所定長さ離間した上記光フ
    ァイバーの外表面に刻印する刻印手段とを併設したこと
    を特徴とする光ファイバーの切断具。
JP12015090U 1990-11-15 1990-11-15 光フアイバ―の切断具 Expired - Lifetime JP2510226Y2 (ja)

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JPH0477105U JPH0477105U (ja) 1992-07-06
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