JP2510117Y2 - ロ―ラリフタ用回り止めガイド構造 - Google Patents

ロ―ラリフタ用回り止めガイド構造

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JP2510117Y2
JP2510117Y2 JP1989040559U JP4055989U JP2510117Y2 JP 2510117 Y2 JP2510117 Y2 JP 2510117Y2 JP 1989040559 U JP1989040559 U JP 1989040559U JP 4055989 U JP4055989 U JP 4055989U JP 2510117 Y2 JP2510117 Y2 JP 2510117Y2
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lifter
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伸之 村上
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01LCYCLICALLY OPERATING VALVES FOR MACHINES OR ENGINES
    • F01L2307/00Preventing the rotation of tappets

Landscapes

  • Valve-Gear Or Valve Arrangements (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、内燃機関の吸、排気バルブを作動させるロ
ーラ式バルブリフタの支持構造に関する。
〔従来の技術〕
カムシャフトのカムとバルブリフタとの摺接時の摩擦
抵抗を低減するために、バルブリフタの下部に回転自在
にローラを設け、このローラとカムとを当接させるよう
にした構造は、従来から知られている。
このローラリフタは、ローラとカムとの平行度を維持
するために、軸芯まわりの回転がシリンダヘッド側に固
定された回り止めガイドによって規制されている。回り
止めガイドの構造には、種々のものが提案されている
が、その一例として、バルブリフタの切欠面(平坦面)
にガイド板を当接させたものが知られている(実開昭62
-122103号公報)。
第7図は、従来の回り止めガイド構造の一例を示して
いる。第7図において、1は帯板状の回り止めガイドを
示しており、回り止めガイド1の両端には、U字状の切
欠部2が形成されている。回り止めガイド1の中央部に
はボルト孔3が穿設されており、ボルト孔3に挿通され
るボルト(図示略)によって回り止めガイド1はシリン
ダヘッド(図示略)側に固定されている。
第8図は、ローラリフタが第7図の回り止めガイド1
によって回転が規制される状態を示している。ローラリ
フタ4は、リフタ本体5、ローラ6、ピン7とから構成
されている。ローラ6は、リフタ本体5の下端部に配置
されており、ピン7を介してリフタ本体5に回転自在に
支持されている。リフタ本体5は、シリンダヘッド11に
形成されたリフタ穴12に摺動自在に保持されており、ロ
ーラ6はカムシャフトのカム13に当接されている。バル
ブリフタ5の上部には回り止め部としての切欠面(平坦
面)5aが形成されており、この切欠面5aが形成される部
分は、回り止めガイド1の切欠部2に挿通されている。
このような回り止めガイド構造においては、バルブリ
フタ5の切欠面5aが回り止めガイド1の切欠部2の内面
に接触するので、ローラリフタ4の軸芯回りの回転が規
制され、ローラ6とカム13との位置関係が良好に保たれ
る。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、第7図に示すような回り止めガイドを
用いた構造では、ローラリフタの保持のため回り止めガ
イドの板厚を厚くし剛性を大にしているので、実作動時
のミスアライメントにより、回り止めガイド1とリフタ
本体5との接触は点接触T2となり、接触部分の摩耗が著
しいという問題があった。つまり、第8図に示すよう
に、点接触T2部分は線接触に比べて面圧が著しく高くな
るので、それだけ摩耗が促進され、ローラリフタの軸芯
まわりのガタが大きくなるという問題が生じていた。
本考案は、ローラリフタと回り止めガイドとが点接触
するのを防止し、ローラリフタおよび回り止めガイドの
摩耗を低減することのできるローラリフタ用回り止めガ
イド構造を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この目的に沿う本考案に係るローラリフタ用回り止め
ガイド構造は、 カムシャフトのカムと当接する回転自在なローラを有
するローラリフタを、シリンダヘッドに摺動自在に保持
させ、前記ローラリフタの軸芯まわりの回転をシリンダ
ヘッド側に固定された回り止めガイドによって規制する
ようにしたローラリフタ用回り止めガイド構造におい
て、前記ローラリフタの回り止め部の外周に、該ローラ
リフタの軸方向に延び回り止め部と摺接可能な筒状の回
り止めガイドを配置し、該回り止めガイドを、前記ロー
ラリフタの軸方向に対して垂直に延びる平板状の支持部
材を介してシリンダヘッド側に固定したものから成る。
〔作用〕
このように構成されたローラリフタ用回り止め構造に
おいては、ローラリフタと摺接可能な回り止めガイドを
支持部材を介してシリンダヘッド側に固定しているの
で、ローラリフタの軸芯まわりの回転は回り止めガイド
によって規制される。この場合、支持部材はローラリフ
タの軸方向に対して垂直に延びる平板状に構成されてい
るので、支持部材の捩り剛性が小となり、支持部材は回
り止めガイドとローラリフタが線接触する程度まで弾性
変形することが可能となる。これにより、回り止めガイ
ドとローラリフタとの接触部分の面圧が著しく大となる
ことは防止される。したがって、回り止めガイドとロー
ラリフタの摺接部分における摩耗量も低減され、ローラ
リフタとカムとの位置関係は良好に保たれる。
〔実施例〕
以下に、本考案に係るローラリフタ用回り止めガイド
構造の望ましい実施例を、図面を参照して説明する。
第1図ないし第3図は、本考案の一実施例を示してい
る。本実施例に係るローラリフタは、従来構造のローラ
リフタに準じるので、準じる部分に第8図と同一の符号
を付すことにより準じる部分の説明を省略し、異なる部
分についてのみ説明する。
第1図において、21はローラリフタ4のリフタ本体5
の上端部が挿通される回り止めガイドを示している。回
り止めガイド21は、ローラリフタ4の軸方向(軸芯A方
向)に延びる筒状に形成されており、リフタ本体5の切
欠面5aに対して平行となる摺接面21aを有している。つ
まり、回り止めガイド21の外形は、リフタ本体5の上端
部と相似形に形成されている。
回り止めガイド21は、ローラリフタ4の軸方向(軸芯
A方向)に対して垂直に延びる肉厚の薄い平板状の支持
部材22の両端に取付けられている。支持部材22の中央部
にはボルト孔23が穿設されており、ボルト孔23に挿通さ
れるボルト(図示略)によって支持部材22はシリンダヘ
ッド11側に固定されている。支持部材22は、捩り方向
(角度θ方向)には弾性変形しやすくなっており、ロ
ーラリフタ4の軸方向(軸芯A方向)に対して垂直方向
には弾性変形しにくくなっている。すなわち、支持部材
22は、ローラリフタ4の軸方向に対して垂直方向には剛
性が大となっている。
回り止めガイド21は、ローラリフタ4のリフタ本体5
と線接触するようになっている。つまり、支持部材22は
捩り方向に弾性変形可能な状態でシリンダヘッド11側に
固定されており、回り止めガイド21の傾きはリフタ本体
5に追従可能となっている。
つぎに、上記のローラリフタ用回り止めガイド構造に
おける作用について説明する。
カムシャフトが回転駆動されると、カム13によってロ
ーラリフタ4は上下動され、ローラリフタ4の動きは、
図示されない伝達手段を介して吸気バルブまたは排気バ
ルブに伝達される。この場合、ローラリフタ4のバルブ
本体5の切欠面5aは、支持部材22に取付けられた回り止
めガイド21によって保持されるので、回り止めガイド21
と切欠面5aの端部は線接触状態で摺接される。すなわ
ち、支持部材22は第2図に示すように、角度θ方向の
剛性が小となっているので、支持部材22の捩り方向への
弾性変形により、回り止めガイド21とリフタ本体5の切
欠面5aとは従来のように点接触とはならず、接触面の面
圧も小に抑えられる。
また、回り止めガイド21は筒状に形成されているの
で、軸芯まわりの(角度θ方向)の剛性は、第9図に
示す従来構造よりも著しく大となる。第9図に示す構造
は、回り止めの端部を単にU字状に切欠いているだけで
あるので、板厚を厚くしない限りローラリフタ4の軸芯
まわりの回転力によって変形するおそれがあるが、本考
案のように回り止めガイド21を筒状にすることにより、
支持部材22の肉厚が薄い場合でも、回り止めガイド21の
変形を確実に阻止することができる。
第4図ないし第6図は、第1図の変形例を示してい
る。第1図においては、支持部材22の上面に回り止めガ
イド21を取付けるようにしたが、第4図では、逆に支持
部材22の下面に回り止めガイド21が取付けられている。
第5図の場合は、回り止めガイド21の中間部に支持部材
22を位置させるようにしており、第6図の場合は、回り
止めガイド21に対して支持部材22を斜めに取付けた例を
示している。
このように構成された変形例の場合も同様に、回り止
めガイド21とリフタ本体5とは線接触となり、両者の接
触摩耗の低減がはかれる。
〔考案の効果〕
本考案に係るローラリフタ用回り止めガイド構造によ
れば、ローラリフタの回り止め部の外周に、このローラ
リフタの軸方向に延び回り止め部と摺接可能な筒状の回
り止めガイドを配置し、この回り止めガイドを、ローラ
リフタの軸方向に対して垂直に延びる平板状の支持部材
を介してシリンダヘッド側に固定するようにしたので、
支持部材の捩り方向の弾性変形により、ローラリフタと
回り止めガイドとの接触部を線接触とすることができ
る。
したがって、ローラリフタと回り止めガイドとの接触
部の面圧が小さくなり、両者の接触摩耗を低減により、
カムシャフトとローラリフタのローラとの位置関係を良
好に保つことができる。
また、支持部材はローラリフタの軸方向に対して垂直
方向には剛性が高くなるので、ローラリフタの軸芯まわ
りの回転力に対して変形しにくくなり、ローラリフタの
回り止め性能は良好に保たれる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るローラリフタ用回り止めガイド構
造の分解斜視図、 第2図は第1図のローラリフタとガイド部との接触状態
を示す断面図、 第3図は第2図のIII-III線に沿う断面図、 第4図ないし第6図は第1図の変形例を示す斜視図、 第7図は従来の回り止めガイドの斜視図、 第8図は第7図の回り止めガイドとローラリフタとの接
触状態を示す断面図、 第9図は第8図のIX-IX線に沿う断面図、 である。 4……ローラリフタ 5a……回り止め部(切欠面) 13……カムシャフトのカム 21……回り止めガイド 22……支持部材 11……シリンダヘッド

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】カムシャフトのカムと当接する回転自在な
    ローラを有するローラリフタを、シリンダヘッドに摺動
    自在に保持させ、前記ローラリフタの軸芯まわりの回転
    をシリンダヘッド側に固定された回り止めガイドによっ
    て規制するようにしたローラリフタ用回り止めガイド構
    造において、前記ローラリフタの回り止め部の外周に、
    該ローラリフタの軸方向に延び回り止め部と摺接可能な
    筒状の回り止めガイドを配置し、該回り止めガイドを、
    前記ローラリフタの軸方向に対して垂直に延びる平板状
    の支持部材を介してシリンダヘッド側に固定したことを
    特徴とするローラリフタ用回り止めガイド構造。
JP1989040559U 1989-04-07 1989-04-07 ロ―ラリフタ用回り止めガイド構造 Expired - Lifetime JP2510117Y2 (ja)

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JPH02132804U JPH02132804U (ja) 1990-11-05
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4326484A (en) * 1979-10-26 1982-04-27 Cummins Engine Company, Inc. Floating tappet guide plate
JPS62122103U (ja) * 1986-01-27 1987-08-03

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