JP2509580Y2 - 射出成形機の自動パ―ジ装置 - Google Patents
射出成形機の自動パ―ジ装置Info
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- JP2509580Y2 JP2509580Y2 JP4070490U JP4070490U JP2509580Y2 JP 2509580 Y2 JP2509580 Y2 JP 2509580Y2 JP 4070490 U JP4070490 U JP 4070490U JP 4070490 U JP4070490 U JP 4070490U JP 2509580 Y2 JP2509580 Y2 JP 2509580Y2
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- Japan
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- purge
- nozzle
- resin
- plate
- injection molding
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- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は射出成形機の自動パージ装置に係り、計量時
の樹脂通路塞鎖とパージ時の樹脂通路開放を容易に切り
換え得る装置と、パージされた樹脂を迅速に排除し得る
装置に関するものである。
の樹脂通路塞鎖とパージ時の樹脂通路開放を容易に切り
換え得る装置と、パージされた樹脂を迅速に排除し得る
装置に関するものである。
第4〜6図は従来技術の例を示す図で、第4〜5図は
特開昭63−145009号公報に記載された射出成形機の樹脂
替装置の正面図と平面図、第6図は実開昭63−72015号
公報に記載された射出成形機のパージ材排除装置の要部
を示す正面図である。第4〜6図において、51はノズ
ル、52はバレル、53は固定盤、54は空気シリンダ、55は
ノズルタッチプレート、55Aは第1当接部、55Bは第2当
接部、55Cは樹脂流路、56はヒータ、57はパージシュー
ト、58はブロア、61は空気源、62は電磁切換弁、63,64
は逆止弁、65,66は流量調整弁、67はコンベア、Xはノ
ズル51の延長線、68はパージプレート、69はパージ材受
け、70は架台、71は案内レール、72はアクチュエータ、
73は案内板、74はガイド、75は容器である。
特開昭63−145009号公報に記載された射出成形機の樹脂
替装置の正面図と平面図、第6図は実開昭63−72015号
公報に記載された射出成形機のパージ材排除装置の要部
を示す正面図である。第4〜6図において、51はノズ
ル、52はバレル、53は固定盤、54は空気シリンダ、55は
ノズルタッチプレート、55Aは第1当接部、55Bは第2当
接部、55Cは樹脂流路、56はヒータ、57はパージシュー
ト、58はブロア、61は空気源、62は電磁切換弁、63,64
は逆止弁、65,66は流量調整弁、67はコンベア、Xはノ
ズル51の延長線、68はパージプレート、69はパージ材受
け、70は架台、71は案内レール、72はアクチュエータ、
73は案内板、74はガイド、75は容器である。
固定盤53の反金型取付面に、固定盤53と平行にかつ水
平に対して傾斜角を保持するとともに空気シリンダ54に
よって長手方向に移動可能にしてノズルタッチプレート
55が配設されている。ノズルタッチプレート55には計量
時にノズル51の先端部を当接させノズル51の孔を塞ぐた
めの第1当接部55Aと、パージングの時に当接させたノ
ズル51の孔と連通してパージ樹脂を案内するための第2
当接部55Bおよび樹脂流路55Cが形設されており、樹脂流
路55Cの近傍にはヒータ56が取設されている。樹脂流路5
5Cの反第2当接部55B側端部にはパージシュート57が配
設され、該パージシュート57の上方にはブロア58が取設
されている。樹脂のパージを行なう際には、先ずノズル
51を後退位置にし、第1当接部55AがX線上にくるよう
にノズルタッチプレート55を移動させる。次にバレル52
を前進させてノズル51を第1当接部55Aに当接させてノ
ズル51を塞ぐ。この状態で計量を行ない計量が終了した
時、ノズル51をノズルタッチプレート55の移動に支障の
ない位置まで後退させ、第2当接部55BがX線上に位置
するようにノズルタッチプレート55を移動させる。
平に対して傾斜角を保持するとともに空気シリンダ54に
よって長手方向に移動可能にしてノズルタッチプレート
55が配設されている。ノズルタッチプレート55には計量
時にノズル51の先端部を当接させノズル51の孔を塞ぐた
めの第1当接部55Aと、パージングの時に当接させたノ
ズル51の孔と連通してパージ樹脂を案内するための第2
当接部55Bおよび樹脂流路55Cが形設されており、樹脂流
路55Cの近傍にはヒータ56が取設されている。樹脂流路5
5Cの反第2当接部55B側端部にはパージシュート57が配
設され、該パージシュート57の上方にはブロア58が取設
されている。樹脂のパージを行なう際には、先ずノズル
51を後退位置にし、第1当接部55AがX線上にくるよう
にノズルタッチプレート55を移動させる。次にバレル52
を前進させてノズル51を第1当接部55Aに当接させてノ
ズル51を塞ぐ。この状態で計量を行ない計量が終了した
時、ノズル51をノズルタッチプレート55の移動に支障の
ない位置まで後退させ、第2当接部55BがX線上に位置
するようにノズルタッチプレート55を移動させる。
次いで再びノズル51を前進させて第2当接部55Bに当
接させた後射出動作を行なうことにより、バレル52内の
樹脂は樹脂流路55Cを通じてパージシュート57上に押し
出され、パージシュート57上においてブロア58によって
冷却されることにより、固形の状態でコンベア67上に落
下する。射出動作が完了した後ノズル51を後退位置に戻
して前記の計量動作開始時の状態に戻る。上記の計量−
射出動作を繰り返すことにより、バレル52内の残存樹脂
をバレル52外へ完全に排出して樹脂のパージングを完了
する。
接させた後射出動作を行なうことにより、バレル52内の
樹脂は樹脂流路55Cを通じてパージシュート57上に押し
出され、パージシュート57上においてブロア58によって
冷却されることにより、固形の状態でコンベア67上に落
下する。射出動作が完了した後ノズル51を後退位置に戻
して前記の計量動作開始時の状態に戻る。上記の計量−
射出動作を繰り返すことにより、バレル52内の残存樹脂
をバレル52外へ完全に排出して樹脂のパージングを完了
する。
第6図はパージシュートから排出された後の樹脂の除
去装置の他の従来技術の例で、パージプレート68から排
出された樹脂はまずパージ材受け69内に落下する。パー
ジ材受け69は架台70上に敷設された案内レール71上に載
置され、その一端をアクチュエータ72に連結している。
アクチュエータ72を伸長することによりパージ材受け69
は案内レール71上を滑動するが、その際パージ材受け69
の底板に取設したガイド74も案内板73上を滑動する。案
内レール71は端部において下方に湾曲しており、パージ
材受け69がその上部に達した時にガイド74は案内レール
71に沿って下方に降下する。それに伴なってパージ材受
け69の底板が開き、パージ材受け69内の樹脂は下方に配
設した容器75内に落下する。
去装置の他の従来技術の例で、パージプレート68から排
出された樹脂はまずパージ材受け69内に落下する。パー
ジ材受け69は架台70上に敷設された案内レール71上に載
置され、その一端をアクチュエータ72に連結している。
アクチュエータ72を伸長することによりパージ材受け69
は案内レール71上を滑動するが、その際パージ材受け69
の底板に取設したガイド74も案内板73上を滑動する。案
内レール71は端部において下方に湾曲しており、パージ
材受け69がその上部に達した時にガイド74は案内レール
71に沿って下方に降下する。それに伴なってパージ材受
け69の底板が開き、パージ材受け69内の樹脂は下方に配
設した容器75内に落下する。
このように上記従来の技術においても、ノズルの樹脂
流出側端部を閉止してバレル背圧を上昇させ、スクリュ
ーを回転させることによりバレル内残留樹脂を短時間で
かき取り得るほか、射出時にはノズルタッチプレートの
内部を経由してパージ樹脂を排出して樹脂の飛散等を防
止することが可能であった。更にパージ樹脂をパージ材
受け中に集め、上記パージ材受けをアクチュエータによ
って案内レール上を走行させ、容器上でパージ材受けの
底部を開放することにより、容易かつ迅速に排出させる
ことが可能であった。
流出側端部を閉止してバレル背圧を上昇させ、スクリュ
ーを回転させることによりバレル内残留樹脂を短時間で
かき取り得るほか、射出時にはノズルタッチプレートの
内部を経由してパージ樹脂を排出して樹脂の飛散等を防
止することが可能であった。更にパージ樹脂をパージ材
受け中に集め、上記パージ材受けをアクチュエータによ
って案内レール上を走行させ、容器上でパージ材受けの
底部を開放することにより、容易かつ迅速に排出させる
ことが可能であった。
しかしながら上記従来の技術においては、ノズルタッ
チプレートとノズルとが当接する位置が計量時と射出時
とで異なり、その都度ノズルを前進・後退させるととも
に空気シリンダ等のアクチュエータによってノズルタッ
チプレートを移動させて位置決めを行なう必要があるた
め、樹脂替に要する時間が長くなるほか、パージ樹脂の
処理に際して、パージ材受け等の移動に独立したアクチ
ュエータを必要とし、そのための設備費および稼動費が
上昇すると言う不具合を有していた。
チプレートとノズルとが当接する位置が計量時と射出時
とで異なり、その都度ノズルを前進・後退させるととも
に空気シリンダ等のアクチュエータによってノズルタッ
チプレートを移動させて位置決めを行なう必要があるた
め、樹脂替に要する時間が長くなるほか、パージ樹脂の
処理に際して、パージ材受け等の移動に独立したアクチ
ュエータを必要とし、そのための設備費および稼動費が
上昇すると言う不具合を有していた。
本考案はこのような状勢に鑑みてなされたもので、簡
潔な構成と低廉な設備費および稼動費によって、効率良
く樹脂替を行なえる装置を提供することを目的としてい
る。
潔な構成と低廉な設備費および稼動費によって、効率良
く樹脂替を行なえる装置を提供することを目的としてい
る。
上記の目的は前記実用新案登録請求の範囲に記載した
射出成形機の自動パージ装置によって達成される。すな
わち、 (1)先端にノズルを有する射出バレルと、射出バレ
ル内部に嵌挿されたスクリュとを具備する射出装置の、
パージプレートが移動する射出成形機の自動パージ装置
において、射出成形機のノズルを当接させてノズルから
排出される樹脂を流通させる孔と、射出成形の各過程に
おけるバレル内背圧に対応してノズルから流出する樹脂
の圧力に基づいて樹脂通路を開閉させる直動型開閉機構
と、上記孔に連通し、上記直動型開閉機構を挿通させる
樹脂通路と、上記直動型開閉機構を挿通させる樹脂通路
と連通する排出用の樹脂通路と、ヒータとを有するパー
ジプレートと、上記パージプレートに連設され、パージ
プレートとともに射出成形機のノズル進退方向と垂直な
方向に進退するパージ受けを有し、上記パージ受けは所
定の後退位置で自重によって倒立する機構を有し、上記
パージプレートとパージ受けとは、単一の直線的に進退
する駆動装置によって、パージプレートが射出成形機の
ノズルの軸方向延長線上に位置し、或いはノズルの軸方
向延長線上から退避するように移動するものである射出
成形機の自動パージ装置。
射出成形機の自動パージ装置によって達成される。すな
わち、 (1)先端にノズルを有する射出バレルと、射出バレ
ル内部に嵌挿されたスクリュとを具備する射出装置の、
パージプレートが移動する射出成形機の自動パージ装置
において、射出成形機のノズルを当接させてノズルから
排出される樹脂を流通させる孔と、射出成形の各過程に
おけるバレル内背圧に対応してノズルから流出する樹脂
の圧力に基づいて樹脂通路を開閉させる直動型開閉機構
と、上記孔に連通し、上記直動型開閉機構を挿通させる
樹脂通路と、上記直動型開閉機構を挿通させる樹脂通路
と連通する排出用の樹脂通路と、ヒータとを有するパー
ジプレートと、上記パージプレートに連設され、パージ
プレートとともに射出成形機のノズル進退方向と垂直な
方向に進退するパージ受けを有し、上記パージ受けは所
定の後退位置で自重によって倒立する機構を有し、上記
パージプレートとパージ受けとは、単一の直線的に進退
する駆動装置によって、パージプレートが射出成形機の
ノズルの軸方向延長線上に位置し、或いはノズルの軸方
向延長線上から退避するように移動するものである射出
成形機の自動パージ装置。
以下本考案の作用等について、実施例に基づいて説明
する。
する。
第1〜3図は本考案に基づく1実施例を示す図で、第
1図は自動パージ装置全体の正面図、第2図は第1図に
おけるa・a線矢視図、第3図は第1図におけるパージ
プレート部の拡大図である。第1〜3図において、1は
パージプレート、2は孔、3,4は通路、5はスプリン
グ、6,7はヒータ、8はパージ受け、9はピン、10は案
内ローラ、11は開閉用ニードル、12はシリンダ、13はロ
ーラ、14は案内板、15はベースプレート、16は固定ダイ
プレート、17はノズル、18はバレル、19は排出シュート
である。
1図は自動パージ装置全体の正面図、第2図は第1図に
おけるa・a線矢視図、第3図は第1図におけるパージ
プレート部の拡大図である。第1〜3図において、1は
パージプレート、2は孔、3,4は通路、5はスプリン
グ、6,7はヒータ、8はパージ受け、9はピン、10は案
内ローラ、11は開閉用ニードル、12はシリンダ、13はロ
ーラ、14は案内板、15はベースプレート、16は固定ダイ
プレート、17はノズル、18はバレル、19は排出シュート
である。
固定ダイプレート16の反金型面に、固定ダイプレート
16と平行にパージプレート1が配設され、該パージプレ
ート1はシリンダ12を伸縮させることによって複数の案
内ローラ10上を固定ダイプレート16に平行に滑動する。
パージプレート1にはパージプレート1の面に垂直方向
に穿設された孔2と、該孔2に連通する通路3および通
路4と、スプリング5によって押圧されて、通路3と通
路4とを連通させあるいは閉鎖する開閉用ニードル11が
内設されている。更に通路3および通路4の近傍にはヒ
ータ6およびヒータ7が埋設されている。パージングプ
レート1の通路4の出口部にはパージ受け8が連結され
ており、該パージ受け8は一端をピン9によって回動自
在に軸持され、底部に取設されて案内板14上を走行する
ローラ13によって担持されている。
16と平行にパージプレート1が配設され、該パージプレ
ート1はシリンダ12を伸縮させることによって複数の案
内ローラ10上を固定ダイプレート16に平行に滑動する。
パージプレート1にはパージプレート1の面に垂直方向
に穿設された孔2と、該孔2に連通する通路3および通
路4と、スプリング5によって押圧されて、通路3と通
路4とを連通させあるいは閉鎖する開閉用ニードル11が
内設されている。更に通路3および通路4の近傍にはヒ
ータ6およびヒータ7が埋設されている。パージングプ
レート1の通路4の出口部にはパージ受け8が連結され
ており、該パージ受け8は一端をピン9によって回動自
在に軸持され、底部に取設されて案内板14上を走行する
ローラ13によって担持されている。
射出成形機の樹脂替を行なう際、まずシリンダ12を作
動してパージプレート1を移動させ、パージプレート1
に穿設した孔2が射出用のノズル17の軸の延長線上に来
る位置に停止させる。次にバレル18を前進させてノズル
17をパージプレート1の孔2に当接させ、その状態で計
量を行なう。この時ノズル17先端部の樹脂は孔2を通じ
て通路3内に流入し開閉用ニードル11に圧力を加える
が、その圧力よりも該開閉用ニードル11を構成するスプ
リング5の力を大きくしてあることにより、計量時の樹
脂は通路3内に留まる。計量動作終了後、パージプレー
ト1およびノズル17の相対位置を保持した状態で引き続
き射出動作に入る。すなわちバレル18の背圧を上げてス
クリューを回転させることにより、ノズル17から流出し
た樹脂は通路3を満たして開閉用ニードル11に達し、ス
プリング5の力に抗して開閉用ニードル11を押して後退
させる。これによって通路3と通路4とは連通し、樹脂
は通路4に入る。更にスクリューを回転させて樹脂を押
し出すことにより樹脂は通路4を通じて、パージ受け8
内に流下する。パージプレート1の通路3および通路4
の近傍にはヒータ6,7が埋設され、パージプレート1を
加熱していることにより通路3,4内で樹脂の粘度が増し
て閉塞することはない。
動してパージプレート1を移動させ、パージプレート1
に穿設した孔2が射出用のノズル17の軸の延長線上に来
る位置に停止させる。次にバレル18を前進させてノズル
17をパージプレート1の孔2に当接させ、その状態で計
量を行なう。この時ノズル17先端部の樹脂は孔2を通じ
て通路3内に流入し開閉用ニードル11に圧力を加える
が、その圧力よりも該開閉用ニードル11を構成するスプ
リング5の力を大きくしてあることにより、計量時の樹
脂は通路3内に留まる。計量動作終了後、パージプレー
ト1およびノズル17の相対位置を保持した状態で引き続
き射出動作に入る。すなわちバレル18の背圧を上げてス
クリューを回転させることにより、ノズル17から流出し
た樹脂は通路3を満たして開閉用ニードル11に達し、ス
プリング5の力に抗して開閉用ニードル11を押して後退
させる。これによって通路3と通路4とは連通し、樹脂
は通路4に入る。更にスクリューを回転させて樹脂を押
し出すことにより樹脂は通路4を通じて、パージ受け8
内に流下する。パージプレート1の通路3および通路4
の近傍にはヒータ6,7が埋設され、パージプレート1を
加熱していることにより通路3,4内で樹脂の粘度が増し
て閉塞することはない。
射出動作を継続し、バレル18内の樹脂の排出が完了し
たことを確認した後、バレル18およびノズル17を後退さ
せ、パージプレート1から離脱させる。
たことを確認した後、バレル18およびノズル17を後退さ
せ、パージプレート1から離脱させる。
次にシリンダ12のピストンロッドをシリンダ内に引き
込むことによりパージプレート1およびパージプレート
1に連結されたパージ受け8は第1図において図面右側
に移動する。パージ受け8は一端をピン9によって回動
自在に軸持されたのみで全自重をローラ13に掛け案内板
14上を走行するため、パージ受け8全体の図面右側への
移動に伴ってローラ13は案内板14の湾曲部に沿って降下
する。パージ受け8の図面右側への移動が更に継続され
ることにより、ついにはローラ13は案内板14の下端部に
達し、パージ受け8はピン9によって吊支された形で倒
立する。これによってパージ受け8内に送り出された樹
脂は排出シュート19を経て所定の容器(図示せず)等に
排出される。
込むことによりパージプレート1およびパージプレート
1に連結されたパージ受け8は第1図において図面右側
に移動する。パージ受け8は一端をピン9によって回動
自在に軸持されたのみで全自重をローラ13に掛け案内板
14上を走行するため、パージ受け8全体の図面右側への
移動に伴ってローラ13は案内板14の湾曲部に沿って降下
する。パージ受け8の図面右側への移動が更に継続され
ることにより、ついにはローラ13は案内板14の下端部に
達し、パージ受け8はピン9によって吊支された形で倒
立する。これによってパージ受け8内に送り出された樹
脂は排出シュート19を経て所定の容器(図示せず)等に
排出される。
このように本考案によれば上記実施例において説明し
たように以下に示す効果を奏する。
たように以下に示す効果を奏する。
パージプレートとノズルとを1度当接させるのみで、
連続的に樹脂の計量と排出を行なわしめ得ることによ
り、樹脂排出に要する時間を著しく短縮させ得る。
連続的に樹脂の計量と排出を行なわしめ得ることによ
り、樹脂排出に要する時間を著しく短縮させ得る。
計量時は排出時との切り替えをスプリング等を使用し
た直動型ニードル弁等を使用して行なうことにより設備
費を低減させ得る。
た直動型ニードル弁等を使用して行なうことにより設備
費を低減させ得る。
パージプレートとパージ受けとを連結し、共通のアク
チュエータによって移動することにより、アクチュエー
タの設備費と稼動費を低減させ得るほか、バレル内残留
樹脂の排出に要する時間を短縮させ得る。
チュエータによって移動することにより、アクチュエー
タの設備費と稼動費を低減させ得るほか、バレル内残留
樹脂の排出に要する時間を短縮させ得る。
パージ受けを自重によって倒立させて樹脂を排出させ
ることにより、パージ受けからの樹脂の排出に要した設
備費と稼動費を低減させるとともに、所要時間を著しく
短縮させ得る。
ることにより、パージ受けからの樹脂の排出に要した設
備費と稼動費を低減させるとともに、所要時間を著しく
短縮させ得る。
第1〜3図は本考案に基づく1実施例を示す図で、第1
図は自動パージ装置全体の正面図、第2図は第1図にお
けるa・a線矢視図、第3図は第1図におけるパージプ
レート部の拡大図である。 第4〜6図は従来技術の例である。 1……パージプレート、2……孔、3,4……通路、5…
…スプリング、6,7……ヒータ、8……パージ受け、9
……ピン、10……案内ローラ、11……開閉用ニードル、
12……シリンダー、13……ローラ、14……案内板、15…
…ベースプレート、16……固定ダイプレート、17……ノ
ズル、18……バレル、19……排出シュート、51……ノズ
ル、52……バレル、53……固定盤、54……空気シリン
ダ、55……ノズルタッチプレート、55A……第1当接
部、55B……第2当接部、55C……樹脂流路、56……ヒー
タ、57……パージシュート、58……ブロア、61……空気
源、62……電磁切換弁、63,64……逆止弁、65,66……流
量調整弁、67……コンベア、X……ノズル51の延長線、
68……パージプレート、69……パージ材受け、70…架
台、71……案内レール、72……アクチュエータ、73……
案内板、74……ガイド、75……容器。
図は自動パージ装置全体の正面図、第2図は第1図にお
けるa・a線矢視図、第3図は第1図におけるパージプ
レート部の拡大図である。 第4〜6図は従来技術の例である。 1……パージプレート、2……孔、3,4……通路、5…
…スプリング、6,7……ヒータ、8……パージ受け、9
……ピン、10……案内ローラ、11……開閉用ニードル、
12……シリンダー、13……ローラ、14……案内板、15…
…ベースプレート、16……固定ダイプレート、17……ノ
ズル、18……バレル、19……排出シュート、51……ノズ
ル、52……バレル、53……固定盤、54……空気シリン
ダ、55……ノズルタッチプレート、55A……第1当接
部、55B……第2当接部、55C……樹脂流路、56……ヒー
タ、57……パージシュート、58……ブロア、61……空気
源、62……電磁切換弁、63,64……逆止弁、65,66……流
量調整弁、67……コンベア、X……ノズル51の延長線、
68……パージプレート、69……パージ材受け、70…架
台、71……案内レール、72……アクチュエータ、73……
案内板、74……ガイド、75……容器。
Claims (1)
- 【請求項1】先端にノズルを有する射出バレルと、射出
バレル内部に嵌挿されたスクリュとを具備する射出装置
の、パージプレートが移動する射出成形機の自動パージ
装置において、 射出成形機のノズルを当接させてノズルから排出される
樹脂を流通させる孔と、 射出成形の各過程におけるバレル内背圧に対応してノズ
ルから流出する樹脂の圧力に基づいて樹脂通路を開閉さ
せる直動型開閉機構と、 上記孔に連通し、上記直動型開閉機構を挿通させる樹脂
通路と、 上記直動型開閉機構を挿通させる樹脂通路と連通する排
出用の樹脂通路と、 ヒータ とを有するパージプレートと、 上記パージプレートに連設され、パージプレートととも
に射出成形機のノズル進退方向と垂直な方向に進退する
パージ受けを有し、 上記パージ受けは所定の後退位置で自重によって倒立す
る機構を有し、 上記パージプレートとパージ受けとは、単一の直線的に
進退する駆動装置によって、パージプレートが射出成形
機のノズルの軸方向延長線上に位置し、或いはノズルの
軸方向延長線上から退避するように移動するものである ことを特徴とする射出成形機の自動パージ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4070490U JP2509580Y2 (ja) | 1990-04-18 | 1990-04-18 | 射出成形機の自動パ―ジ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4070490U JP2509580Y2 (ja) | 1990-04-18 | 1990-04-18 | 射出成形機の自動パ―ジ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04517U JPH04517U (ja) | 1992-01-06 |
JP2509580Y2 true JP2509580Y2 (ja) | 1996-09-04 |
Family
ID=31550722
Family Applications (1)
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JP4070490U Expired - Lifetime JP2509580Y2 (ja) | 1990-04-18 | 1990-04-18 | 射出成形機の自動パ―ジ装置 |
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JP (1) | JP2509580Y2 (ja) |
-
1990
- 1990-04-18 JP JP4070490U patent/JP2509580Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04517U (ja) | 1992-01-06 |
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