JP2509399Y2 - ドアカ―テン用シ―ト - Google Patents

ドアカ―テン用シ―ト

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JP2509399Y2
JP2509399Y2 JP1990019763U JP1976390U JP2509399Y2 JP 2509399 Y2 JP2509399 Y2 JP 2509399Y2 JP 1990019763 U JP1990019763 U JP 1990019763U JP 1976390 U JP1976390 U JP 1976390U JP 2509399 Y2 JP2509399 Y2 JP 2509399Y2
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JP
Japan
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sheet
fine
present
sheets
door curtain
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道夫 日野
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Achilles Corp
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  • Shaping Of Tube Ends By Bending Or Straightening (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は工場、倉庫等の出入り口等に設けるドアカー
テンに適用できるドアカーテン用シートに関する。
〔従来の技術〕
工場、倉庫等の出入り口等には自由に出入りができる
上、保温、保冷、防風、防虫、防音、防塵等を目的とす
るドアカーテンが上部より垂設されている。このドアカ
ーテンは一般に塩化ビニル等の透明性を有する軟質合成
樹脂からなる帯状シートを複数、出入り口の幅方向に或
る程度オーバーラップさせながら上端のみを固定して垂
下させて設けられている。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところが、従来のこの種ドアカーテンに用いられてい
るシート材料は表面が平滑でシート同士がベタつきによ
り接着してしまう欠点があり、その結果、シート同士が
互いに分離し難く人や車輌等の通過を妨げていた。
しかもシート表面は、通過するフォークリフト等の車
輌が接触するため傷が付きやすく、その部分は次第に透
視性も低減してしまう不具合が生じ、このような現象は
上記シート同士のベタつき接着により更に助長される結
果を招いていた。
またシート同士のベタつき接着を克服するためのカー
テン用シートとしてシートの長手方向に沿って凸条突起
(リブ)を設けたものが提案されているが、かかるシー
トは突起が対峙するシートの平滑表面に僅かながら接着
してしまい充分な解決手段には成りえない上、その凸条
突起の形成が煩雑であったり凸条の分コスト増加となる
欠点があった。
本考案は上記従来技術の問題点を解消するためになさ
れたもので、ベタつきによるシート同士の接着がなく製
造簡便にして低廉なドアカーテン用シートを提供するこ
とを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
即ち、本考案のドアカーテン用シートは、透明性を有
する熱可塑性軟質合成樹脂からなる帯条シートの少なく
とも片面の一部表面に、艶消し状態に似た光散乱性を有
する表面状態を呈する微細凹凸が設けられていることを
特徴とするものである。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面に基づき説明する。
第1図は本考案ドアカーテン用シート1の一実施例を
示すもので、図中2は帯状シートの片面にストライプ状
に形成した光散乱性の微細凹凸、3は平滑表面部を示
す。
微細凹凸2は艶消し状態に似た光散乱性を有する表面
状態を呈するものであり、該凹凸2の凸部はシート表面
より若干でも突出する凹凸形態であることが必要であ
る。光散乱性の度合は艶有り状態でなければ特に制約さ
れるものではないが、例えば表面粗さ計で表示すると1
〜100μmの数値範囲になるものが好ましい。また凹凸
2の断面形状なども特に限定されるものではない。微細
凹凸2は少なくともシート同士が対面する部位に設けれ
ば良く、本実施例の如くシートの片面全面に設ける態様
の他、用途等に応じて片面の一部に設けても或いはシー
トの両面全体又は一部に設けてもよい。
また微細凹凸2は該凹凸2を設けるべき表面部に対し
て本実施例の如くストライプ状に設けることに限定され
ず、格子状、梨地状、皮絞状等のものを一様(ベタ状)
に設けたりすることも可能で、自由に設計することがで
きる。更に微細凹凸2は通常、第2図に示すように平滑
表面のシートにそのまま設けられるが、その他にも第3
図(a)に示すようにシート表面の一部を若干(0.1〜1
0mm程度)隆起させた凸部4の頂面に形成したり、第3
図(b)に示すようにシートの表面全体を大きめな凹凸
面としておき、該凹凸面の凸部5頂面に形成してもよ
い。
微細凹凸2の形成は、例えば押出機等によりシート状
に押し出されたシートに対して直ちに微細凹凸パターン
を有するエンボスロールを接触させてエンボス加工して
形成したり、押出機やカレンダー等により表面平滑なシ
ートを一旦形成した後、上記エンボス加工を施して形成
される。
シート1を構成する熱可塑性軟質合成樹脂としては代
表的な塩化ビニル系樹脂等が好ましく使用される。この
シートの厚さは通常0.5〜10mm程度である。またシート
1は必要に応じて着色等を施してもよい。
本考案によれば、微細凹凸2によりシート同士のベタ
つきによる接着が防止されるが、この微細凹凸2の形
態、設け方等を適宜選定することにより、例えばシート
の透視性調整や意匠付与を図ることができる。その一例
として第4図に示すようにシートの片面に微細凹凸2aを
ストライプ状に設け、その反対面に該凹凸2aと交叉する
ようなストライプ状に微細凹凸2bを設けることにより、
レース風の外観が得られデザイン的に優れたものとな
り、しかも透視度を抑えることができる。
本考案シートを用いてドアカーテンを構成するに当た
っては、微細凹凸2を設けてシート面どうしがオーバー
ラップするように垂設することが好ましい。尚、本考案
シートはドアカーテン用シートとして用いる他、間仕切
り用シート等として利用することも可能である。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案シートはシート同士が当
接するような必要最低限となる部位に艶消し状態に似た
光散乱性の微細凹凸を設けてなるため、対面するシート
間でベタ付きにより接着してしまう不具合はなく、その
ため本考案シートにて形成したドアカーテンではオーバ
ーラップしているシート同士が容易に分離して円滑な人
や車輌等の通過が可能となる。また微細凹凸の存在によ
り耐擦傷性に優れたシート表面となるため、通過する車
輌等がシートに接触しても傷が発生し難く、長期にわた
って透視性を確保することができ、更に、微細凹凸の形
態、設け方等を適宜選択することによってシートの透視
性調整や意匠付近等を図ることもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案シートの一実施例を示す一部平面図、第
2図は第1図のII-II線に沿う断面略図、第3図は微細
凹凸の設け方の他の実施例を示す断面略図、第4図は本
考案シートの他の実施例を示す一部平面図である。 1……ドアカーテン用シート 2……光散乱性の微細凹凸

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】透明性を有する熱可塑性軟質合成樹脂から
    なる帯状シートの少なくとも片面の一部表面に、艶消し
    状態に似た光散乱性を有する表面状態を呈する微細凹凸
    が設けられていることを特徴とするドアカーテン用シー
    ト。
JP1990019763U 1990-02-28 1990-02-28 ドアカ―テン用シ―ト Expired - Lifetime JP2509399Y2 (ja)

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JPH03111796U JPH03111796U (ja) 1991-11-15
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JPS55104983U (ja) * 1979-01-16 1980-07-22

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