JP2509128B2 - ワイドアスペクト比テレビジョン受像機 - Google Patents

ワイドアスペクト比テレビジョン受像機

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JP2509128B2
JP2509128B2 JP4128055A JP12805592A JP2509128B2 JP 2509128 B2 JP2509128 B2 JP 2509128B2 JP 4128055 A JP4128055 A JP 4128055A JP 12805592 A JP12805592 A JP 12805592A JP 2509128 B2 JP2509128 B2 JP 2509128B2
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N11/00Colour television systems
    • H04N11/24High-definition television systems
    • H04N11/28High-definition television systems involving bandwidth reduction, e.g. subsampling

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  • Signal Processing (AREA)
  • Television Systems (AREA)
  • Color Television Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ワイド・スクリーン・
テレビジョン装置に関するものであり、さらに詳しく言
えば、コンパチブルフォーマットで供給された標準アス
ペクト比情報とワイドアスペクト比映像拡大情報とをワ
イドアスペクト比受像機で表示させる装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】通常のテレビジョン受像機は4:3のア
スペクト比(幅対高さの比)を持っている。最近、2:
1あるいは5:3とったようなテレビジョン装置とし
てより高いアスペクト比を有するものを採用しようとす
る傾向が強くなってきた。これらの比は通常の4:3の
アスペクト比に比較して人間の目のアスペクト比により
近似あるいは等しいものである。映画フィルムは5:3
のアスペクト比を使用しているので、この5:3のアス
ペクト比は特に注目されており、また画面の切取りを必
要とせずに伝送、受信を行うことができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、通常の
装置に比して大きなアスペクト比をもった信号を単純に
伝送するワイド・スクリーン・テレビジョン装置は通常
のアスペクト比をもった受像機との両立性がない。こ
ことがワイドスクリーン装置を広く採用することの障害
となっていた。
【0004】従って、標準アスペクト比情報とワイドア
スペクト比映像拡大情報の双方が存在するコンパチブル
・テレビジョン信号に応答して所定の映像を再生するこ
とができるワイドアスペクト比テレビジョン受像機を得
ることが望ましい。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のワイドアスペク
ト比テレビジョン受像機は、映像の主部分を表わす第1
のビデオ情報とこの主部とは異なり、上記主部分から分
離可能な追加的映像部分を表わす第2のビデオ情報と
含むコンパチブル標準アスペクト比テレビジョン信号を
受信するものである。上記第2のビデオ情報は時間圧縮
されて、標準アスペクト比受像機上で可視映像を生成し
ないように、少なくとも一部分が上記第1のビデオ情報
の垂直ブランキング期間中に、また他の一部分が上記垂
直ブランキング期間に近接した実動ビデオ領域の水平線
中に合成され、また上記第1のビデオ情報と上記第2の
ビデオ情報はワイドアスペクト比映像の部分を構成して
いる。また、本発明のワイドアスペクト比テレビジョン
受像機は、コンパチブル標準アスペクト比テレビジョン
信号に応答して、上記第1のビデオ情報と第2のビデオ
情報とを含む映像を表わすベースバンドの信号を生成す
る入力手段と;上記第2のビデオ情報の上記少なくとも
一部を時間的に伸長する手段と時間的に伸長された
2のビデオ情報と上記第1のビデオ情報とを処理して出
力信号を生成する手段と;この出力信号に応答してワイ
ドアスペクト比映像を再生するワイドアスペクト比表示
手段と;を具備している。
【0006】
【作用】本発明のワイドアスペクト比テレビジョン受像
機によれば、標準アスペクト比テレビジョン受像機でも
受信可能なコンパチブル・テレビジョン信号を受信し
て、2:1あるいは5:3といったようなワイドアスペ
クト比の映像を再生することができる。
【0007】
【実施例】図1は、後程説明する本発明のワイドアスペ
クト比テレビジョン受像機で受信可能な部分的に時間的
に圧縮された信号が生成されるように、カメラの偏向率
が変化させられるカラーテレビジョン信号源を示す。図
1において、レンズ10は場面(図示せず)からの光を
プリズム12を通って赤(R)、緑(G)、青(B)の
各撮像装置、例えはビジコン14、16、18上に集束
する。ビームを水平方向に駆動するために、各ビジコン
14、16、18には水平偏向巻線20、22、24が
設けられている。垂直偏向は垂直偏向巻線(図示せず)
によって行われる。偏向駆動回路26は垂直および水平
偏向巻線を駆動するための出力VおよびHを発生する。
水平偏向巻線は並列駆動されるものとして示されている
が、直列駆動されるものでもよい。偏向駆動回路は、一
部は反覆する水平周波数電流あるいは電圧波形を発生す
る水平ランプ発生器28により駆動される。水平ランプ
発生器28は水平同期信号発生器30によって発生され
る水平同期パルス210によって同期される。また水平
同期発生器30は同期信号クロック発生器32によって
同期される。
【0008】生成されるビデオ信号はラスタの中心では
正規の周波数(以下では率と称す)で発生され、ラスタ
の端部では時間的に圧縮される。そのためには、偏向駆
動回路26に供給されるランプ電圧の変化率は少なくと
もその時間の一部において水平ランプ発生器28によっ
て発生されたランプ電圧の変化率を越える必要がある。
このため左側ランプ発生器34を含む追加の回路が設け
られている。左側ランプ発生器34は、水平ランプ発生
器28がリセットされると同時に水平同期パルス発生器
30からの水平同期パルスによってリセットされ、それ
によってランプ発生器28、34は同時にランプ電圧を
発生し始める。左側ランプ発生器によって発生されたラ
ンプ電圧は接続点27において発生器28によって発生
されたランプ電圧と加え合わされる。左側ランプ発生器
34には短時間後、その信号を制限するための制限器3
8が結合されている。信号が制限されると、発生器34
によって発生されたランプ電圧はもはやランプ発生器2
8によって発生されたランプ電圧に影響を与えない。
【0009】左側ランプ発生器34の他に右側ランプ発
生器36も設けられている。これは水平同期発生器30
によってトリガされる遅延回路40で発生されたパルス
によって付勢される。従って、主ランプ発生器28およ
び左側ランプ発生器34は、水平同期パルス210によ
って図2に示す時間t0 において同時にトリガされ、図
2に示すように主ランプ発生器28から直線主ランプ信
号250、ランプ発生器34から左側ランプ信号230
が発生される。これらのランプ信号の傾斜率と振幅は一
般には互いに異なっている。左側ランプ信号230は時
間t2 まで上昇し、その時点で制限器38が効果を発揮
する制限値に達する。その後の時点、この例では水平同
期信号の40μS後のt6 において、遅延発生器40に
よって遅延された水平同期信号は右側ランプ発生器36
をリセットし、それによって右側ランプ発生器36の動
作を開始させる。右側ランプ発生器36は左側ランプ発
生器34と同じような傾斜率および振幅をもった信号を
発生する。発生されるランプ電圧240は次に続く水平
同期パルスの時点あるいはその近くで制限値に達する。
3つのランプ信号230、240および250は、加算
器(図示せず)における電圧加算によって、あるいは図
1に示すような単純な加算によって加え合わせることの
できる電流の形のランプ信号として加え合わされる。そ
の結果生成されたランプ信号260はラスタの中心(t
2 とt6 との間)近くでは緩変化率、左右の端部近くで
はより急な変化率をもっている。
【0010】これらの加算ランプ信号が偏向駆動回路2
6に供給されると、撮像装置すなわちビジコン14、1
6、18を動作させて、ラスタの中央部分に比して左右
両端近くでより速く走査させる。その結果得られたビデ
オ信号はラスタの端部で時間的に圧縮されたものとな
る。5:3/4:3のアスペクト比変換には約2:1の
時間圧縮が必要で、t0 とt2 、t6 とt0 の間の加算
ランプ信号の変化率は中心ラスタの変化率の約2倍であ
る。
【0011】NTSC信号のように、走査線数が525
本、垂直同期周波数が60Hzの信号に対する正規の
水平走査時間は約53μSで、4:3アスペクト比の
部分に相当する。5:3アスペクト比の5部分の
対応時間は5/4×53μS、すなわち約66μSにな
る。各ラスタの中心部の約40μSはそのまま変わらず
に残っているので、40μSの中心部分の外側には、
4:3のラスタのビデオ信号よりも5:3のラスタのビ
デオ信号の方が実効的により多くのビデオ信号が残るこ
とになる。5:3のラスタは、53μSと40μSとの
間、すなわち13μSの間に挿入する必要のある66μ
S−40μS=26μSの実効ビデオ信号を持ってい
る。従って、5:3のラスタのビデオ信号のうちの26
μSの実効時間の期間は4:3のラスタでは13μSに
圧縮されねばならず、これはラスタの左右両端部におい
て2:1の時間、すなわちラスタの圧縮が行われること
を意味する。
【0012】走査ラスタの端部近くにおいて高くなる走
査率によるビデオ信号の時間的圧縮によって、生成され
るビデオ信号の周波数は、全体を中心部と同じ率で走査
する場合よりも高くなる。少なくとも周波数の高くなっ
た部分は、その信号が最終的に送信される送信機の帯域
制限によって切取られ、それによる損失は時間的に圧縮
された部分の解像度の損失として受像機の表示画面に現
れてくる。この損失は、走査両端部近くにおけるTVカ
メラおよびカラー映像管の解像度の損失が誤集中(ミス
コンバーゼンス)や偏向の非直線性のためにそれ程重要
でないのと同様にそれ程重要ではない。
【0013】ビジコン14、16、18によって生成さ
れるR、G、Bビデオ信号はY、I、Q信号が発生され
るマトリックス42に供給される。I、Q信号は帯域制
限I、Qフィルタ44および46を通じて個々の振幅変
調器48およひ50に供給され、周知の態様で相互に直
交する搬送波に変調される。変調されたI、Q信号は加
算器52で加算され、加算されたC信号は等価遅延線5
4を通過した輝度信号と加算される。これによってブロ
ック58で示すようなバーストおよび同期挿入器に供給
されるコンパチブル合成ビデオ信号が生成され、上記同
期挿入器58において同期、バースト、帰線消去信号等
が挿入される。この信号は例えばレコーディングによっ
て処理され、最終的には空間を通って、あるいはケーブ
ルを経て受像機に送信される。
【0014】図1の装置によって発生されたコンパチブ
ル合成ビデオ信号は、通常の比較的狭い角度の4:3ア
スペクト比の受像機あるいは特殊な5:3アスペクト比
の受像機の2形式の受像機を使用して再生することがで
きる。勿論、この特殊な受像機は、コンパチブル合成ビ
デオ信号が送信されないときには標準の4:3アスペク
ト比で表示することができるように構成されている。標
準の4:3アスペクト比の受像機はコンパチブル合成ビ
デオ信号を受信し、単にそれをその非直線性をもって表
示する。非直線性はラスタの左右両端で生ずるものであ
るから、圧縮されたビデオ信号の大部分は過走査によっ
て視界から隠されている。市販の受像機では通常各側部
で10%づつ、合計20%の過走査が行われる。コンパ
チブル合成ビデオ信号の圧縮部分は53μSのうちの1
3μSで、約20%である。従って、圧縮された信号の
大部分は隠蔽される。次に説明する他の例では、この隠
蔽効果が改善されている。
【0015】時間圧縮が始まる点は、標準形式の信号を
表示する受像機の左右両端近くの垂直線として現れる。
時間圧縮されたビデオ信号部分と非圧縮ビデオ信号部分
との間にわたって徐々に変化させることによって隠蔽効
果を向上させることができる。図1のコンパチブル合成
ビデオ信号発生装置において、左右両端部の追加ランプ
信号を低域通過フィルタで濾波して主ランプ信号に加え
ることによって上記隠蔽の改善が行われる。濾波によっ
て与えられる丸みを帯びた傾斜端部は時間圧縮部分と非
圧縮部分との間の変移に必要とする時間を増大させる。
後程説明する図4のデコーダでは、読出しクロック発生
器428中の電圧制御発振器に供給される制御入力を低
域通過濾波することによって同じ結果が得られる。
【0016】図3は、特にコンパチブル合成ビデオ信号
から5:3のアスペクト比の画像を表示するように適合
されたテレビジョン・モニタの一部を示す。コンパチブ
ル合成ビデオ信号は入力端子310より同期およびバー
スト分離器312および輝度−色(Y/C)分離器31
4に供給される。
【0017】水平および垂直同期信号は合成ビデオ信号
から取出され、それぞれ水平および水平偏向回路31
6、318に供給され、5:3のラスタを形成する振幅
をもって映像管320の電子ビームの偏向を同期化す
る。水平同期信号はまた分離器312からY、I、Qの
各時間伸長器321、322、324に供給され、伸長
器の動作を入力信号と同期化する。分離された輝度信号
は輝度−色分離器314のY出力から時間伸長器321
に供給される。変調された色信号はIおよびQ復調器3
26に供給され、またこの復調器326には分離器31
2から図示されていない電路を経てこの目的のために分
離されたバースト信号が供給される。復調されたIおよ
びQ信号はIおよびQスイッチング信号抑圧フィルタ3
28、330を経て対応するIおよびQ時間伸長器32
2、324にそれぞれ供給される。各時間伸長器は、図
のコンパチブル合成ビデオ信号発生装置で与えられた
時間圧縮動作を相殺するような態様でラスタの左右両端
部における信号の時間伸長を行う。
【0018】輝度時間伸長器321からの部分的に時間
伸長された信号はさらにブロックで示す輝度信号処理回
路329に供給される。輝度信号処理回路329は、テ
レビジョンの表示に通常必要とされる雑音抑制、ガンマ
補正、時間遅延等の機能を含むものであってもよい。処
理された輝度信号は時間伸長器322、324からの部
分的に時間伸長されたI、Q信号と共にマトリックス3
31に供給される。マトリックス331においてこれら
の信号は直線的に加算され、ブロック332で示される
ビデオ駆動段に供給される赤、緑、青信号が生成され
る。増幅されたR、G、B信号は映像管320に供給さ
れる。時間伸長器321、322、324の動作によ
り、ビデオ信号は各水平線期間を通じて同じ時間特性を
有し、歪みのない映像が5:3ラスタ上に表示される。
【0019】図4は図3の時間伸長器321をより詳細
に示した図である。時間伸長器322と324は同じで
ある。図4において、輝度信号は入力端子410に供給
され、該入力端子は単極双投スイッチ412のトグル
(可動腕)に結合されている。説明を簡単にするために
スイッチは機械的なものとして示されている。スイッチ
412はスイッチ駆動回路421によってスイッチ41
3、414、415と同期して駆動される。スイッチ駆
動回路421は伸長器321の入力端子422から供給
される各水平同期パルスでトリガされるフリップ・フロ
ップ(FF)を含んでいる。その結果、回路421によ
って与えられるスイッチの動作は、水平走査率の2分の
1となり、これらのスイッチは1本おきの水平線期間
中、2つの位置の一方をとり、交互に入る1本おきの水
平線期間中、他の位置をとる。
【0020】図4に示す時点では、スイッチ412およ
び414は、受信された部分的に時間圧縮された信号を
メモリあるいは遅延線416に供給し、第2の遅延線4
18からの信号を読出し、これを伸長器321の出力端
子420に供給するように配置されている。端子410
で受信された信号は、その情報が失われることがないよ
うに受信された状態のままで蓄積される必要がある。そ
の結果、書込みクロック発生器422はスイッチ413
によって遅延線416のクロック入力端子424に供給
され、信号書込率(ローディング率)を制御する。この
実施例における遅延線416および418は、各クロッ
ク・パルスに対して信号のサンプルを受入れ、同時に他
端からその信号のサンプルが出て行くCCDアナログ遅
延線である。クロック発生器422は、コンパチブル合
成ビデオ信号のバーストにロックされた副搬送波信号
(S.C)を端子426から受信し、遅延線をクロック
するために副搬送波の4倍の率(4×SC)の周波数ク
ロック・パルスを発生する。このパルスは周知の形態で
IおよびQに周期的に関連する副搬送波の位相で上記遅
延線に供給される。各遅延線は全水平線に関連する情報
を蓄積するのに充分な容量を持っており、図示のように
4×SCの率で書込(ローディング)されるときは91
0のセルを必要とする。ローディングは一定の率で行わ
れ、そのため各遅延線のローディング期間の端部におい
てコンパチブル・カラー信号は、もしそれが遅延線内の
位置の関数として見ることが出来るものであるならば、
各端部では中心に対して相対的に時間圧縮されて現れ
る。
【0021】遅延線416にローディングが行われるの
と同時に、遅延線418はアンロード(読出)されて、
出力端子420に部分的に時間伸長された出力信号が生
成される。部分的な時間伸長は、図1のエンコーダにお
いて信号に与えられた時間圧縮を補償するような態様
で、アンロード期間中、遅延線418のクロック率を変
えることによって行われる。被制御スイッチ415は被
制御率読出しクロック428を遅延線418のクロック
入力端子430に結合する。前述のように、電圧制御発
振器からなるクロック428の周波数は、制御線432
上に与えられる電圧によって制御される。2つの読出し
クロック率が用意されており、その第1の信号の主要中
心部分の比較的高いクロック率であり、第2は左右両端
部分用の比較的低いクロック率である。これらの電圧は
第1および第2の電圧発生器434および436から供
給され、これらはマルチプレックス・スイッチ438に
よって線路432に供給される。
【0022】スイッチ438の位置は、オア・ゲート4
42によって供給される水平同期パルスによってリセッ
トされるフリップ・フロップ440によって制御され
る。カウンタ444もまた各水平同期パルスによって0
にリセットされ、クリスタル制御クロマ発振器(図示せ
ず)から供給される副搬送波のサイクル数を計数する。
リセット状態の間は、フリップ・フロップ440は低ク
ロック率に対応する電圧発生器434を選択するように
スイッチ438を制御する。このクロック率で遅延線4
18に蓄積された情報は、その遅延線を通ってクロック
され始める。読出されて出て行く最初の情報は予め時間
圧縮された情報であるが、低クロック率のクロック作用
により高クロック率で読出される情報に比して時間伸長
される。この期間中、カウンタ444は副搬送波のサイ
クル数を計数する。カウンタ444に結合されたカウン
タ・デコーダを構成する論理回路446は7.5μ秒に
相当する27の副搬送波サイクルの計数に応答する。従
って、論理回路446は、左端の圧縮された情報の最後
が遅延線418から出て行くちょうどその時に導線44
7上に出力パルスを発生する。このパルスはフリップ・
フロップ440をセットし、スイッチ438をトグルし
てこれをクロック発生器428の制御のために電圧発生
器436を選択するように駆動する。
【0023】電圧発生器436の電圧は発振器428を
比較的高い率で動作させるように選択されている。論理
回路446は、47.5μSすなわち次の水平同期パル
スより約7.5μS前に相当するカウンタ444の第2
の特定の計数値に応答する。論理回路446からのこの
第2のパルスは導線450、オア・ゲート442の第2
の入力を経てフリップ・フロップ440に供給され、こ
れをリセットする。これによりスイッチ438はトグル
されて再度低い率の発生器434を選択し、ラスタの右
側端の情報を時間伸長するモードに復帰させる。
【0024】次の水平同期パルスの発生時にフリップ・
フロップ421はトリガされて状態を変え、スイッチ4
12、413、414、415を動作させて、遅延線4
18を入力端子410に結合してローディングを開始さ
せ、また遅延線416の出力を出力端子420に結合し
てアンローディングの準備を整える。水平同期パルスは
またカウンタ444およびフリップ・フロップ440を
リセットする。部分的に時間伸長された次の線はカウン
タの制御のもとで変化する読出率で遅延線416から読
出される。
【0025】時間伸長期間あるいは時間圧縮期間は、テ
レビジョン信号中における等しい視野の角度あるいは等
しいラスタの部分を表わす信号部分の相対持続期間に関
連している。このことは、水平線期間は図4について上
に述べた動作の前は63.5μSであり、その期間は動
作後もやはり63.5μSであることに注目すれば明確
に理解することができる。それは変化した水平線内の各
部分の相対期間である。特に端部は中心部分に比して時
間伸長されている。
【0026】図5はコンパチブル合成ビデオ信号を受信
することが出来るように構成されたテレビジョン受像機
の構造を示す。この受像機はアンテナ510が接続され
たチューナ512を有し、該チューナ512は所望のチ
ャンネルを選択すると共に、信号を増幅し、且つ中間周
波数(IF)に逓降する手段等を含んでいる。IF増幅
器514はさらにIF信号を増幅し、それを検波器51
6に供給して、周知のようにベースバンド合成ビデオ信
号およびインタキャリア音声信号を生成する。音声信号
は同調増幅器518を経てFM復調器520に供給さ
れ、FM復調器は音声信号を発生し、該音声信号は増幅
器522で増幅され、拡声器524に供給される。ベー
スバンド・ビデオ信号は、標準放送が送信されていると
きにはコンパチブル合成ビデオ信号に対してのみ動作す
る部分が側路されるようになっている点で図4の構成と
異なっているが、他の部分は図4の構成と同様な構成に
供給される。標準信号はコンパチブル合成ビデオ信号と
は異なったアスペクト比をもっているので、この標準信
号が受信され、表示されるときには、表示されるラスタ
のアスペクト比をそのラスタ幅を減少させることにより
変更する必要がある。
【0027】図5の受像機は、受像機の各部に結合され
たスイッチを動作させて映像のアスペクト比を変化さ
せ、また時間伸長を停止させるフリップ・フロップ52
6を含んでいる。フリップ・フロップ526は各垂直同
期期間中、同期分離器528から供給される垂直同期パ
ルスによってリセットされ、スイッチを標準形式の信号
を受信し得るように動作させる。コンパチブル合成ビデ
オ信号が送信されている間は、同期信号に続く垂直帰線
期間の部分中に、上記コンパチブル合成ビデオ信号内で
特殊なコード化信号が送信される。コード識別器529
はコード化信号の存在を検出し、フリップ・フロップ5
26をセットするために供給されるパルスを発生する。
かくして受像機はそれ自身、標準の4:3アスペクト比
の信号、5:3アスペクト比の信号のいずれにも適合す
ることができる。
【0028】フリップ・フロップ526の出力は、コン
パチブル合成ビデオ信号の受信に対応するセット状態に
おいて水平偏向回路316の入力に供給される。水平偏
向回路316に供給されるセット信号を偏向幅を制御す
る。偏向角の制御はよく知られており、例えば水平出力
段(図示せず)の付勢電圧の制御によって行うことがで
きる。かくして、コンパチブル合成ビデオ信号の送信中
は、フリップ・フロップ526のセット出力信号は水平
偏向角を広角すなわち5:3アスペクト比のラスタを形
成するように拡大する。
【0029】図5の構成では、スイッチ530はI時間
伸長器322の入力および出力の双方に結合されてい
て、マトリックス331へ供給されるI信号としてI時
間伸長器322の入力信号あるいは出力信号のいずれか
を選択する。同様にスイッチ531はマトリックス33
1のY入力をY時間伸長器321の入力あるいは出力の
いずれかに結合し、スイッチ532はマトリックス33
1のQ入力をQ時間伸長器324の入力あるいは出力の
いずれかに結合する。スイッチ530および532はフ
リップ・フロップ526の状態によって制御される。標
準信号の送信時に対応するリセット状態では、スイッチ
530および532はマトリックス331の各入力用と
して伸長器322、324によって変化されていない信
号を選択する。フリップ・フロップ526のセット状態
では、スイッチ530および532は図示のような位置
に切換わり、伸長器322、324をそれぞれ通過した
IおよびQ信号がマトリックス331に供給される。
【0030】図1の送信機、図3および図4に示すモニ
タ受像機、図5の受像機では、標準率情報と圧縮された
情報との間の切換えは変化が急峻であり、このため信号
を標準4:3のアスペクト比の受像機で観察するとき、
ラスタの左右両端近くで上記の変化が線として観察され
る。変化が目立つのを減少させるために、走査率を徐々
に変化させることができる。特に、ランプ形式の時間圧
を使用することができ、この場合は、映像の中央部お
よび過走査領域に近づくまでは時間圧縮は0であり、上
記過走査領域の上記中央部側の端部では比較的小さな時
間圧縮のみが行われるが、スクリーンの中心から遠ざか
るにつれて時間圧縮量は増大する。このような特性によ
り、送信装置の制限された帯域幅によって生ずる解像度
の低下は、主としてラスタの端部で、標準の受像機セッ
トの充分に過走査領域において生ずる。勿論、広角の受
像機セットでは、広角映像を生成することが出来るよう
に逆時間伸長関数をもっている。
【0031】従って、図1の装置は、コンパチブル合成
ビデオ信号を発生し、標準すなわち狭角信号形式内で広
角情報に適合するように信号の左右端部を時間的に圧縮
する。図3、図4、図5の装置は図1の構成によって発
生されたコンパチブル合成ビデオ信号を受信して処理す
るように適合された受像機を示し、図5の受像機の場合
は、送信されたコード信号によって広角受信および表示
と、標準角受信および表示との間で自動的に切換えられ
る。
【0032】図6はコンパチブル・ワイドアスペクト比
テレビジョン信号発生装置の例を示すブロック図であ
る。図6の構成では、標準の4:3のアスペクト比の形
式を越える左右両側の情報(即ち、t 〜t 、t
の期間の情報)は分離されて、それを垂直帰線期間
(VBI)内に配置することにより送信時にそれを隠蔽
する。VBIは通常の19Hの全期間を有し、その3H
は垂直同期パルスに先行し、3Hは垂直同期パルス期間
中に生じ、残りの約13Hは垂直同期内の後に生ずる。
フィールド当たり約240本の実動水平線があり、この
約240本の実動水平線についての4:3のアスペクト
比を越える左右両側の追加端部情報を垂直同期期間に続
く垂直帰線期間内の約10本の水平線内に挿入するため
には、240÷10=24より1本の水平線内に24本
の実動水平線についての追加端部情報を挿入する必要が
ある。前述のように、5:3のアスペクト比の形式の各
水平線期間中には4:3形式の情報に比して約13マイ
クロ秒の追加情報が存在する。従って、垂直帰線期間
の各1本の水平線に挿入される上記24本の実動水平線
からの追加情報は5:1以上の圧縮率をもって圧縮され
なければならない。必要とする圧縮比は、垂直帰線期間
内では実動線期間は53μSを越えることができ、実際
には約58μSとなり得ることに注目してこれを利用す
ることにより多少低減される。この圧縮比は使用するこ
とが出来るが、その比は非常に大きく、送信チャンネル
の周波数帯域幅制限により端部情報の解像度の損失は大
きくなる。
【0033】実動ビデオ部分のさらに約10本を、端部
情報を持たせるために使用することにより、この圧縮比
を約2:1近くにまで低下させることができる。例え
ば、垂直帰線期間の最後の10本の水平線、ラスタの頂
部の最初の実動5H線およびラスタの低部の最後の実動
5H線を左右両端部の情報を搬送させるために利用する
ことができる。ラスタのこれらの部分は、通常、標準テ
レビジョン受像機の過走査領域であるので、視界からは
隠されている。コンパチブル合成ビデオ信号を受信し得
るように構成された特殊な受像機では、それは同様に過
走査によって隠蔽されている。上述のようにもし合計2
0本の水平線がラスタ表示に先行する15本と、ラスタ
表示に後続する5本とに分配して利用することが出来る
ならば、表示される実動線の数は240本から230本
に減少する。この場合は、上記20本の水平線のそれぞ
れに挿入すべき実動水平線の追加情報は、230/20
=11.5本に減少する。従って、この場合の時間圧縮
比は(11.5×13)/58≒2.5となり、圧縮比
を大幅に低下させることができる。
【0034】図6において、標準の63.5μSの水平
タイムベースで広角信号を発生する信号源(図示せず)
より個々のR、G、B信号が入力端子612、614、
616に供給される。これらの信号はRGBマルチプレ
ックス・スイッチ618に供給され、この信号をスルー
プット(throughput)電路628と端部メモ
リ電路との間で切換える。スイッチ618は動作的には
3個の機械的スイッチを含むものとして示されている。
図示の位置では、スイッチ618aはR入力端子612
を端部メモリ620の入力端子に結合する。同様にスイ
ッチ618bはG端子614を端部メモリ622に結合
し、スイッチ618cはB端子616を端部メモリ62
4に結合する。スイッチ618はスイッチ駆動回路62
6の制御のもとで各水平線期間の最初と最後の6.5μ
Sの間、図示の位置をとるものと仮定する。各水平線の
実動部分の中央の40μSの期間中、マルチプレックス
・スイッチ618はスループット電路628によって
R、G、Bを時間伸長器630に結合する。
【0035】各水平線の最初および最後の6.5μSの
端部期間中、端部メモリは4/3×SCの周波数でクロ
ックされて端部情報の書込みあるいは記録を行う。もし
メモリ620乃至624がデジタル・メモリであるなら
ば、関連するアナログ−デジタル変換器ADC(図示せ
ず)も同じ率でクロックされる。この書込みにより各水
平線に対して、低解像度の端部情報をRGB形式で記憶
する。もし必要ならば、メモリのアドレスはアドレス発
生器(図示せず)によって行われる。メモリ機構は単純
なファーストイン、ファーストアウト(FIFO)
形式とすることができ、これに対するアドレス発生器は
周知である。
【0036】送信された信号はコンパチブルでなければ
ならないので、4:3のアスペクト比の画像に対応する
各水平走査線の中心部分は約53μSの標準の持続時間
を占めなければならない。スイッチ618が図示の位置
と反対の位置(スループット位置)をとる期間は約40
μSにすぎない。時間伸長器630はスループット信号
の時間を40μSから約53μSに伸長するように構成
されている。時間伸長器および圧縮器はよく知られてい
るので、これらについての説明を省略する。時間伸長さ
れた信号はフィールド遅延632に供給される。
【0037】フィールド遅延632の目的、特定のフィ
ールドに対する端縁情報はフィールドの実動部分の各水
平線から取出された端縁情報からなるということに注目
することにより説明することができる。その結果、端部
メモリ620乃至624は、問題となっているそのフィ
ールドの最後の水平線の終了まで端部情報のフィールド
によって満たされない。しかしながら、垂直帰線期間V
BIの間、端部情報は端部メモリから読出されはじめ
る。もしVBIが問題となるフィールドに先行している
と、すべての情報が未だ利用されるわけではない。遅延
線632は処理時間を考慮し、VBI端部情報をそれに
直ぐに後続するフィールドに関連させる。これにより各
受像機にフィールド遅延を設ける必要性を無くすことが
できる。
【0038】フィールド遅延線632の出力からの遅延
されたスループット信号は大体においてスイッチ618
と同様なマルチプレックス・スイッチ634の入力端子
に供給される。端部メモリ620乃至624からR、
G、B信号はまた導体636によってマルチプレックス
・スイッチ634の入力にも供給される。マルチプレッ
クス・スイッチ634は、マトリックス42のR、G、
B入力信号を、フィールド遅延線632の出力あるいは
端部メモリ620乃至624の出力から選択する。その
ように選択された信号はマトリックスされてY、I、Q
信号が生成され、これらY、I、Q信号はブロックとし
て示しまた図1のブロック43に対応するカラー変調、
輝度および同調信号挿入装置43に供給され、送信機、
アンテナ、ケーブルあるいは信号送信に必要な記録装置
に送られるコンパチブル広角合成信号が生成される。
【0039】図6のコンパチブル合成ビデオ信号発生装
置およびそれに結合されるカメラあるいは他の信号源に
ついての時間制御は4×SCクロック発生器638によ
って行われる。クロック発生器638は端部メモリ62
0乃至624の出力クロック端子に供給される4×SC
信号を発生する。クロック信号はまた同期信号発生器6
40、÷3分周器642およびクロック・カウンタ64
4に供給される。同期信号発生器640は、制御回路6
26内、マルチプレックス・ゲート634の切換を制御
する制御回路646内で使用される垂直および水平同期
パルスを発生する。分周器642は4/3×SC信号を
発生し、この信号は端部メモリ620乃至624の入力
クロック端子に供給されて、これらの各端部メモリから
クロックによって信号を読出すよりも低い率でこれらの
各端部メモリへクロックによって信号を書込む。
【0040】フリップ・フロップ648をセットあるい
はリセットすることにより制御回路626によるマルチ
プレックス・スイッチ618の制御が行われる。リセッ
ト状態では、スイッチは入来する情報を端部メモリにロ
ードするように示された位置にある。これは各水平線の
開始時の状態である。クロック・カウンタ644はまた
各水平線の開始時に0計数値にリセットされ、4×SC
クロック・パルスを計数しはじめる。端部情報の終わり
に対応する特定の計数の終わりにおいて、カウンタ・デ
コーダ650はフリップ・フロップ648のセット入力
(S)に供給されるパルスを発生し、マルチプレックス
・スイッチ618を図示と反対位置に投入し、信号をス
ループット線628に結合する。水平線の主中心部分間
の情報は、フリップ・フロップ648がリセットされる
まで伸長器630とフィールド遅延632を含むスルー
プット電路を経て結合する。各水平線の信号の右側端部
分の開始に対応するリセットは、クロック・カウンタ6
44の第2の特定計数値のデコーダ650による解読
(デコーディング)によって行われる。第2の解読され
た信号はデコーダ650からオア・ゲート652を経て
フリップ・フロップ648のリセット入力(R)に供給
される。かくして各入力水平線は端部メモリに導かれる
端部部分と、スループット電路を経て導かれるスループ
ット部分とに分割される。
【0041】制御マルチプレックス・スイッチ634を
制御するための制御部646は同期発生器640からの
水平同期パルスを計数するように結合され、垂直同期パ
ルスによってリセットされる同期カウンタ654を含ん
でいる。デコーダ656はカウンタ654に結合されて
おり、特定の同期計数値を表わすパルスを発生する。オ
ア・ゲート658は垂直同期パルスをデコーダ656か
らのパルスと一緒にフリップ・フロップ660のリセッ
ト入力に供給する。フリップ・フロップ660の状態は
マルチプレックス・スイッチ634の状態を制御する。
図示のスイッチの位置はフリップ・フロップ660のリ
セット状態に対応する。動作中は制御器646は垂直同
期信号によってリセットされ、リセット状態では、メモ
リ620乃至624からの端部情報は、垂直同期期間の
最後の10本の線の期間および通常実動ビデオである最
初の5本の線の期間、マトリックス42に結合される。
正規の実動ビデオ期間の5番目の終わりにおいて、デコ
ーダ656はカウンタ654の特定の出力状態に応答し
てフリップ・フロップ660のS入力に供給されるパル
スを発生し、フリップ・フロップ660をセットし、マ
ルチプレックス・スイッチ634を図示と逆の位置に切
換える。この反対側位置では、広角信号の主中心部分は
各水平線を満たすために時間伸長されてマトリックス4
2に供給される。これは約230本の実動線にわたって
続けられる。デコーダ656は231番目の同期パルス
に応答してオア・ゲート658を経てフリップ・フロッ
プ660のR入力に供給されるリセット・パルスを発生
し、フリップ・フロップをリセット状態に復帰させ、マ
ルチプレックス・スイッチ634を図示の位置に切換え
る。かくして次の垂直帰線期間に先行する垂直期間の最
後の数本は、端部メモリ620乃至624からマトリッ
クス42へ端部情報を供給するために使用される。
【0042】前述のように、標準の受像機は広角信号の
時間伸長された中心部分を受信して表示する。垂直帰線
期間VBIの最後の10本の線内の端部情報は抑制さ
れ、各フィールドの実動部分の最初および最後の5本の
線の期間に送られる端部情報は映像管の過走査領域内に
あり、視界から隠蔽される。
【0043】図7は図6の装置によって発生されたコン
パチブル合成ビデオ信号を受信するテレビジョン受像機
の一部を示す。図7では、受像機の通常の部分、例え
ば、チューナ、IF増幅器、AGCおよびAFC制御、
ビデオ検波器、音声信号処理回路、IおよびQ信号を発
生するための復調器としての輝度および色信号処理回
路、電源、映像管、偏向回路等は省略されている。前述
のように、偏向回路は適当な幅のラスタを発生するもの
である。また、コンパチブル合成ビデオ信号あるいは標
準信号の存在を感知し、受像機の動作モードを切換える
ためのスイッチング回路も図示されていない。図7にお
いてY、I、Q信号は実動および帰線期間中、マトリッ
クス710に供給され、このマトリックスはマルチプレ
ックス・スイッチ712に供給されるR、G、B信号を
発生する。
【0044】スイッチ712は制御回路714によって
制御される。図示の位置では、スイッチ712の各スイ
ッチはR、G、B信号を端部メモリ716として一緒に
示された端部メモリの対応する入力に供給する。端部メ
モリ716は、比較的高い入力すなわち書込み率で端部
情報をFIFOベースで記憶する。スイッチ712の反
対位置では、マトリックス710からのR、G、B信号
は718として総括的に示したスループット電路に供給
され、さらに時間圧縮器720に供給される。時間圧縮
器720の目的は、先に約53μSに時間伸長された広
角情報の中央部分を時間圧縮することにあり、それによ
って端部情報は、約53μSの実動期間を有する広角情
報の完全な線を形成するために使用される。
【0045】時間圧縮器720および端部メモリ716
からのR、G、B信号は、端部情報が中央部情報と合成
されるように各水平期間中切換えられるマルチプレック
ス・スイッチ722に供給される。マルチプレックス・
スイッチ722は制御回路724によって制御される。
広角情報を代表する各水平線中の合成されたビデオ信号
は、マルチプレックス・スイッチ722からさらにビデ
オ処理段に供給され、最終的には可視表示を与えるため
に映像管駆動段に供給される。
【0046】マルチプレックス・スイッチ712が制御
される制御部714は、受像機に関連する同期分離器
(図示せず)から供給される垂直同期パルスによってリ
セットされ、同期分離器からの水平同期パルスを計数す
るカウンタ726に供給される。デコーダ728は垂直
同期期間の開始後、21本の水平線の計数に応答する。
垂直同期期間の開始後、ある程度の時間まで応答しない
垂直同期検出器の特性のために、実際の計数値は21と
は異なった値になっている。21本の線の計数値は、標
準の垂直帰線期間の後りに後続する5番目の線の終わり
でフリップ・フロップ730をセットしようとするもで
あり、その時点でマトリックス710に到達する問題の
フィールドの端部情報の第1の部分は終了し、主すなわ
ちスループット信号が始まる。
【0047】フリップ・フロップ730がセットされる
とマルチプレックス・スイッチ712の各スイッチを切
換えて逆の状態とし、それによって情報を導体718、
スイッチ722への時間圧縮器722を経てスループッ
ト電路へ供給する。カウンタ726は、計数値がスルー
プット信号の終わりおよび端部情報の第2部分の開始を
表わす計数値に達するまで水平同期パルスの計数を継続
する。デコーダ728はこの計数値に応答してオア・ゲ
ート734を経てフリップ・フロップ730のR入力に
供給されるリセット・パルスを発生する。フリップ・フ
ロップ730がリセットされると、該フリップ・フロッ
プ730はスイッチ712を図示の状態に復帰させ、も
し必要ならばアドレス発生器(図示せず)の制御のもと
で、メモリ716にさらに端部情報を蓄積させる。
【0048】マルチプレックス・スイッチ712と72
2は連動していない。受像機に到達する端部情報は垂直
帰線期間内およびその近くで組合わされる。しかしなか
ら、それを使用するためには、端部情報は分解されねば
ならず、各部分を各線に対応するビデオ信号の開始ある
いは終了時(すなわち右側あるいは左側)に加えなけれ
ばならない。
【0049】マルチプレックス・スイッチ722用の制
御部724は副搬送波のサイクルを計数するために副搬
送波源(図示せず)に結合されたカウンタ738を有し
ている。カウンタ738はまた各水平同期パルスで0に
リセットされるようにすために水平同期信号源に結合さ
れたリセット入力端子を有している。デコーダ740は
各水平線期間中、カウンタ738の特定の計数状態に応
答して、端部情報と中央部情報すなわちスループット情
報との間の変移時間を表わすパルスを発生する。これら
のパルスはフリップ・フロップ742をセットするため
に供給され、またオア・ゲート744によってそれをリ
セットするために供給される。水平同期パルスは各走査
線の開始時にフリップ・フロップ742をリセットする
ためにオア・ゲート744の第2の入力に供給される。
フリップ・フロップ742の出力はマルチプレックス・
スイッチ722に供給されて、その状態を制御する。図
示の状態はフリップ・フロップ742のリセット状態に
関連するものである。フリップ・フロップ742の出力
信号はまたゲート745に供給されて、クロック・パル
ス発生器746からの読取りクロック・パルスを端部メ
モリ716の読取りクロック入力端子へ供給するのを制
御する。
【0050】動作についていえば、フリップ・フロップ
742はオア・ゲート744によってリセット入力端子
に供給される水平同期パルスによって各水平線の開始時
にリセットされる。マルチプレックス・スイッチ722
は、端部メモリ716からの信号を後続する信号処理段
あるいは映像管駆動段へ供給する状態をとっている。ゲ
ート745は、今問題となっている左側端部情報の読取
りを行わせる比較的低い周波数の読取りクロック・パル
スを通過させるように付勢される。カウンタ738の計
数値が、左側端部情報が終了し、スループット情報が開
始することが期待される値に達するまで、読取りは上記
カウンタ738が副搬送波を計数する間継続する。この
ときデコーダ740はセット・パルスを発生してフリッ
プ・フロップ742のセット入力に供給し、ゲート74
5を閉じ、それからの読出しを停止する。またマルチプ
レックス・スイッチ722を動作させて映像管駆動段を
端部メモリ716から切離し、この端部メモリ716を
時間圧縮器720の出力に結合する。この状態はカウン
タ738による第2の計数値がスループット情報の終了
を示す値に達するまで続き、この時点でその線に対する
右側端情報が読出される。メモリ716の構成上、右側
端情報にはすぐに左側端情報が続くので、フリップ・フ
ロップ742のリセットによりスイッチ722を、メモ
リ716の出力が映像管駆動段に供給される位置に戻
し、またゲート745を付勢して読取りが行われるよう
にする。右側端情報は走査線の終了時まで装置の出力に
供給され、その時点で時間制御装置724は水平同期パ
ルスによってリセットされて、次に続く走査線に備え
る。
【0051】図8はコンパチブル・ワイドアスペクト比
テレビジョン信号発生装置の例をブロック図の形で示し
た図である。図8において、入力端子810には同期お
よびバースト情報を含む5:3アスペクト比の画像情報
が供給される。同期およびバースト情報は同期およびバ
ースト分離器812によって感知され、該分離器812
はカウンタおよび論理回路814のカウンタ部分をリセ
ットする同期パルスを発生する。そしてこのカウンタお
よび論理回路814は各水平線期間中の時間tおよび
(第2図)を決定するためのバーストに関連するク
ロック・パルスを計数する。カウンタおよび論理回路8
14は計数値を解読し、マルチプレックス・スイッチ8
16に供給されるスイッチ制御パルスを発生する。この
スイッチは追加情報をメモリ820に分岐して送り込ま
せる。このメモリ820は書込み付勢回路822によっ
て書込み可能状態とされる。スイッチ816が上側の位
置に投入されて信号がそのメモリに流れる状態とされる
や否や回路822はカウンタおよび論理回路814によ
って付勢されて、そのメモリへの書込みを開始させる。
時間tにおいて、スイッチ816は下側の位置に切換
わって、メモリ820は書込みを停止する。正規の4:
3アスペクト比の信号は輝度−色分離回路824に供給
されてY、I、Q信号が分離される。
【0052】YおよびQ信号は変調および加算回路82
6に供給され、そこで合成カラー・テレビジョン信号が
再構成される。分離器824からのI信号はフィルタ8
28およびマルチプレックス・スイッチ830を経て変
調および加算器826のI入力に供給される。各水平線
の開始時点では、メモリ820は先行する走査線の後の
半分からの追加情報を含んでいる。各時間tにおい
て、メモリ820はそのときの走査線の初めの半分の追
加情報に関する情報を含んでいる。この情報はマルチプ
レックス・スイッチ830の第2の入力より得られる。
マルチプレックス・スイッチ830はメモリ820の出
力に結合されており、そのメモリ820は微分回路83
2および閾値回路834によってカラー情報の高周波変
移中、読出しのために付勢される。このとき情報はIチ
ャンネルを通って取出される。これについては、特開昭
58−27487号公報中に詳細に示されている。この
公開公報中に示されているように、クロマ信号の変移は
通常輝度信号の変移に伴っている。従って、残留するク
ロマ信号の変移はそれ程重要ではなく、別の情報をこの
時間に送信することができる。追加された信号は変移期
間中、クロマ信号に誤差を生じさせるが、これらの誤差
は特に目立つものではない。
【0053】全追加信号を送るのに充分なチャンネル帯
を得るために、I信号についての特別なチャンネルと同
様なQチャンネルに関する第2のチャンネルを利用する
必要がある。図8に示されている装置は、5:3アスペ
クト比の信号についての左右両端部の追加情報に関連す
る信号を4:3の標準アスペクト比の装置の表示面から
隠蔽するが、利用できる特別なチャンネルの帯域幅は、
色情報中の高周波変移の数に依存して変化する。高周波
変移が非常に少ない場合は、特別なチャンネルの容量は
減少し、多少のデータが失われる。送信される信号の特
性に依存しない態様で利用できる追加情報を持つことが
望ましい。
【0054】図9は、コンパチブル・ワイドアスペクト
比テレビジョン信号発生装置の他の例によって生成され
たコンパチブル・ワイドアスペクト比テレビジョン信号
の例を示した図である。同図に示すように、約60μS
の水平線期間のうち、約50μSが信号用として使用さ
れ、残りの約10μSが帰線用として使用される。もし
帰線期間の半分すなわち5μSを1本の線の追加情報用
として利用することが出来るならば、送信される利用可
能な情報は、5/50すなわち10パーセント増大す
る。これは必要とする25パーセントよりも少ない。し
かしながら、追加情報を時間的に圧縮することが出来る
ならば、この時間圧縮された情報を水平帰線期間の一部
に置くことができ、受信側でそれを時間的に引伸ばし、
使用することができる。時間圧縮された信号が帯域幅の
制限された連邦通信委員会認可通信装置によって送られ
る場合には、高周波部分は減衰する。特殊な受像機を用
いて時間圧縮された信号を時間的に引伸ばすと、高周波
部分が失われる。このことは、左右端部の画像の解像度
は、それ程時間圧縮されていない信号による画像の部分
の解像度よりも低下することを意味する。図9(b)
は、その線の右側端からの追加信号が水平同期パルスの
後の半分に入れられた水平線を示す。正規のアスペクト
比の信号は50μSの実動線期間中に送られる。
【0055】この装置を標準の画像とコンパチブルに保
つために、時間圧縮された追加情報はまた振幅が圧縮、
すなわち黒にむけて押し潰されている。そのため振幅の
変化は小さく、標準の受像機は実際には僅かにジッタの
ある帰線消去レベルを受信するにすぎない。しかしなが
ら、このような装置はバースト信号と干渉をおこす可能
性がある。
【0056】当業者にとってはこの発明の他の実施例も
可能なことは明らかである。特に、ラスタの両側におけ
るビデオ信号の時間圧縮は、一定の率でロード(書込
み)されたメモリを異なった率で読出しあるいはアドレ
スすることによって実行することができる。また、図3
の実像機に示されているような電気的時間圧縮器を使用
する代わりに、走査率変調を使用してもよい。
【0057】
【発明の効果】以上説明をしたように、本発明のワイド
アスペクト比テレビジョン受像機によれば、映像の主部
分を表わす第1のビデオ情報とこの主部分以外の分離可
能で追加的な映像部分を表わす第2のビデオ情報とを含
む通常のアスペクト比をもったテレビジョン受像機でも
受信可能なコンパチブル・テレビジョン信号を受信して
通常の受像機に比して大きなアスペクト比で映像を再生
することができるという主たる効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】コンパチブル・ワイドアスペクト比テレビジョ
ン信号発生装置を具えた送信機の一例の一部を示すブロ
ック図である。
【図2】図1の装置の動作を説明するのに有効な波形図
である。
【図3】図1の送信機によって送信された信号を受信す
るために使用される本発明の実施例によるモニタ用受像
機の一部を示すブロック図である。
【図4】図3のモニタ用受像機中で使用される時間伸長
回路の構成を示すブロック図である。
【図5】図1の送信機によって送信されたコンパチブル
・ワイドアスペクト比テレビジョン信号を受信する本発
明の実施例によるコンパチブル受像機のブロック図であ
る。
【図6】コンパチブル・ワイドアスペクト比テレビジョ
ン信号発生装置を具えた送信機の一部を示すブロック図
である。
【図7】図6の装置により発生されたコンパチブル・ワ
イドアスペクト比テレビジョン信号を受信するための本
発明の受像機の実施例の一部を示すブロック図である。
【図8】コンパチブル・ワイドアスペクト比テレビジョ
ン信号発生装置の例の一部を示した図である。
【図9】本発明のワイドアスペクト比テレビジョン受像
機の原理を説明するためのタイミング図である。
【符号の説明】
320 映像管 321 時間伸長器 322 時間伸長器 324 時間伸長器 329 輝度信号処理回路 331 マトリックス 332 ビデオ増幅段 510 アンテナ 512 チューナ 514 IF増幅段 516 ビデオ検波器

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像の主部分を表わす第1のビデオ情報
    とこの主部分とは異なり、上記主部分から分離可能な追
    加的映像部分を表わす第2のビデオ情報とを含むコンパ
    チブル標準アスペクト比テレビジョン信号を受信する受
    像機であって、上記第2のビデオ情報は時間圧縮されて、 標準アスペク
    ト比受像機上で可視映像を生成しないように、少なくと
    も一部分が上記第1のビデオ情報の垂直ブランキング期
    間中に、また他の一部分が上記垂直ブランキング期間に
    近接した実動ビデオ領域の水平線中に合成され、上記第
    1のビデオ情報と上記第2のビデオ情報はワイドアスペ
    クト比映像の部分を構成し、 上記テレビジョン信号に応答して、上記第1のビデオ情
    と上記第2のビデオ情報とを含む映像を表わすベース
    バンドの信号を生成する入力手段と、 上記第2のビデオ情報の上記少なくとも一部を時間的に
    伸長する手段と、 時間的に伸長された第2のビデオ情報と上記第1のビ
    オ情報とを処理して出力信号を生成する手段と、 上記出力信号に応答してワイドアスペクト比映像を再生
    するワイドアスペクト比表示手段と、からなるワイドア
    スペクト比テレビジョン受像機。
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