JP2508850B2 - 乗用管理機 - Google Patents
乗用管理機Info
- Publication number
- JP2508850B2 JP2508850B2 JP1211632A JP21163289A JP2508850B2 JP 2508850 B2 JP2508850 B2 JP 2508850B2 JP 1211632 A JP1211632 A JP 1211632A JP 21163289 A JP21163289 A JP 21163289A JP 2508850 B2 JP2508850 B2 JP 2508850B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tank
- pump
- management machine
- passenger management
- machine body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Fertilizing (AREA)
- Catching Or Destruction (AREA)
- Special Spraying Apparatus (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、消毒液や肥料液などの液体を貯留するタ
ンクを着脱可能に備えるとともに、該タンク内に貯留さ
れた液体を散布部に送るポンプを備える乗用管理に関す
る。
ンクを着脱可能に備えるとともに、該タンク内に貯留さ
れた液体を散布部に送るポンプを備える乗用管理に関す
る。
従来、特開昭59−198902号公報、特開昭63−119874号
公報、実開昭59−159208号公報に、消毒液等の液体を貯
留するタンクと該タンク内に貯留された液体を散布部に
送るポンプとを備え、機体の後部に昇降作動するよう設
けた昇降作動部材に支持フレームを装着し、該支持フレ
ーム上にポンプ及びタンクを載置した構成の乗用管理機
が開示されている。
公報、実開昭59−159208号公報に、消毒液等の液体を貯
留するタンクと該タンク内に貯留された液体を散布部に
送るポンプとを備え、機体の後部に昇降作動するよう設
けた昇降作動部材に支持フレームを装着し、該支持フレ
ーム上にポンプ及びタンクを載置した構成の乗用管理機
が開示されている。
上記従来機は、散布する液体を貯留して重くなるタン
クが機体後端に装着されているため、機体前後長が長く
前後バランスの悪い構成となっていた。
クが機体後端に装着されているため、機体前後長が長く
前後バランスの悪い構成となっていた。
この発明は、前記課題を解決するために、消毒液や肥
料液などの液体を貯留するタンクを着脱可能に備えると
ともに、該タンク内に貯留された液体を散布部に送るポ
ンプを備える乗用管理機において、機体の後部に昇降作
動するよう設けた昇降作動部材に前記ポンプを装着し、
前後方向において前記タンクの前端部が後輪車軸より前
側に位置し且つ前記タンクの後端部が前記ポンプの上方
に位置するようにし、該タンクの前部を機体後部に支持
する構成としたことを特徴とする乗用管理機とした。
料液などの液体を貯留するタンクを着脱可能に備えると
ともに、該タンク内に貯留された液体を散布部に送るポ
ンプを備える乗用管理機において、機体の後部に昇降作
動するよう設けた昇降作動部材に前記ポンプを装着し、
前後方向において前記タンクの前端部が後輪車軸より前
側に位置し且つ前記タンクの後端部が前記ポンプの上方
に位置するようにし、該タンクの前部を機体後部に支持
する構成としたことを特徴とする乗用管理機とした。
この発明の乗用管理機は、機体の後部に昇降作動する
よう設けた昇降作動部材に前記ポンプを装着し、前後方
向において前記タンクの前端部が後輪車輪より前側に位
置し且つ前記タンクの後端部が前記ポンプの上方に位置
するようにし、該タンクの前部を機体後部に支持する構
成としたので、ポンプとタンクを機体後側に着脱可能と
しつつ、機体前後長ができるだけ短くなるように且つ前
後バランスができるだけ向上するようにして大容量の大
型タンクを簡易な構造で搭載できる。
よう設けた昇降作動部材に前記ポンプを装着し、前後方
向において前記タンクの前端部が後輪車輪より前側に位
置し且つ前記タンクの後端部が前記ポンプの上方に位置
するようにし、該タンクの前部を機体後部に支持する構
成としたので、ポンプとタンクを機体後側に着脱可能と
しつつ、機体前後長ができるだけ短くなるように且つ前
後バランスができるだけ向上するようにして大容量の大
型タンクを簡易な構造で搭載できる。
以下、この発明の実施例を図面に基づいて詳述する。
第1図は乗用管理機を示したものであり、符号1は乗
用管理機のフレームを表し、該フレーム1の前部にエン
ジン2が載置され、該フレーム1の後部は左フレーム3
と右フレーム4とに分離して後方へ延設されている。左
右夫々のフレーム3・4にはリフトアーム5・5の前端
部5a・5aが枢着され、且つ、左右のフレーム3・4の後
端部上面へ油圧シリンダ6・6を固設する。更に、夫々
のリフトアーム前端部5aの上面に作動片7を立設し、該
作動片7の頂部に前記油圧シリンダ6のスプール8を連
結すれば、油圧シリンダ6の伸縮作動によってスプール
8が作動片7の頂部を前後に押引する。斯くして、前記
リフトアーム5・5は前端部5aを中心として回動し、リ
フトアーム5・5の前端部が上下動する。又、前記フレ
ーム1の上面にステップフロア板9を設け、左右のフレ
ーム3・4及び油圧シリンダ6・6等を被蔽している。
用管理機のフレームを表し、該フレーム1の前部にエン
ジン2が載置され、該フレーム1の後部は左フレーム3
と右フレーム4とに分離して後方へ延設されている。左
右夫々のフレーム3・4にはリフトアーム5・5の前端
部5a・5aが枢着され、且つ、左右のフレーム3・4の後
端部上面へ油圧シリンダ6・6を固設する。更に、夫々
のリフトアーム前端部5aの上面に作動片7を立設し、該
作動片7の頂部に前記油圧シリンダ6のスプール8を連
結すれば、油圧シリンダ6の伸縮作動によってスプール
8が作動片7の頂部を前後に押引する。斯くして、前記
リフトアーム5・5は前端部5aを中心として回動し、リ
フトアーム5・5の前端部が上下動する。又、前記フレ
ーム1の上面にステップフロア板9を設け、左右のフレ
ーム3・4及び油圧シリンダ6・6等を被蔽している。
前記リフトアーム5・5の後端部にはポンプ10を取り
付けてあり、該ポンプ10左右両側面にブラケット11・11
を固設して上方へ突設してある。ここで、符号12はタン
クを示しており、該タンク12の前部はステップフロア板
9に載置され、且つ、前部の底部又は側面に突片13を下
設する。この突片13にはピン14にてリンク15の一端部が
連結され、該リンク15の他端部は左右何れかのフレーム
3又は4の後部へ枢着する。一方、該タンク12の後部は
ポンプ10に載置され、且つ、タンク12の両側に設けたU
字状の係止片16・16と前記ブラケット11・11に設けたピ
ン17・17とが係合してタンク12の移動が係止されてい
る。更に、該タンク12の上部へ投入口18を設け、タンク
12の前面上部を凹設してシート19を固設する。而して、
該タンク12の投入口18から消毒液や肥料液等を投入して
タンク12に充填し、噴霧ノズル(図示せず)をポンプ10
へ接続して防除作業或は施肥作業を行う。
付けてあり、該ポンプ10左右両側面にブラケット11・11
を固設して上方へ突設してある。ここで、符号12はタン
クを示しており、該タンク12の前部はステップフロア板
9に載置され、且つ、前部の底部又は側面に突片13を下
設する。この突片13にはピン14にてリンク15の一端部が
連結され、該リンク15の他端部は左右何れかのフレーム
3又は4の後部へ枢着する。一方、該タンク12の後部は
ポンプ10に載置され、且つ、タンク12の両側に設けたU
字状の係止片16・16と前記ブラケット11・11に設けたピ
ン17・17とが係合してタンク12の移動が係止されてい
る。更に、該タンク12の上部へ投入口18を設け、タンク
12の前面上部を凹設してシート19を固設する。而して、
該タンク12の投入口18から消毒液や肥料液等を投入して
タンク12に充填し、噴霧ノズル(図示せず)をポンプ10
へ接続して防除作業或は施肥作業を行う。
ここで、防除作業を終了した後に耕耘作業等他の作業
へ移行する場合には、前記タンク12を取り外す必要があ
る。第2図に示すように、先ずリフトアーム5・5を下
方へ回動して後端部を下降させる。前述したように、タ
ンク12前部の突片13にはリンク15を連結してあるので、
タンク12の前部がやや持ち上げられてタンク12全体が後
方へ傾斜した状態となる。然る後、ピン14を引き抜いて
リンク15を突片13から外し、該タンク12の前部を引き起
こすことにより、タンク12はブラケット11・11のピン17
・17を中心として後方へ回動しながら反転し、鎖線で示
すようにタンク12は地面に接地する。更に、リフトアー
ム5・5をやや下降すれば、ブラケット11・11のピン17
・17と係止片16・16との係合が外れ、第3図に示すよう
にタンク12が地上に降ろされた状態となり、然る後に管
理機本体を前進させて他の作業へ移行する。
へ移行する場合には、前記タンク12を取り外す必要があ
る。第2図に示すように、先ずリフトアーム5・5を下
方へ回動して後端部を下降させる。前述したように、タ
ンク12前部の突片13にはリンク15を連結してあるので、
タンク12の前部がやや持ち上げられてタンク12全体が後
方へ傾斜した状態となる。然る後、ピン14を引き抜いて
リンク15を突片13から外し、該タンク12の前部を引き起
こすことにより、タンク12はブラケット11・11のピン17
・17を中心として後方へ回動しながら反転し、鎖線で示
すようにタンク12は地面に接地する。更に、リフトアー
ム5・5をやや下降すれば、ブラケット11・11のピン17
・17と係止片16・16との係合が外れ、第3図に示すよう
にタンク12が地上に降ろされた状態となり、然る後に管
理機本体を前進させて他の作業へ移行する。
一方、タンク12を積み込む場合には上記とは逆の操作
を行う。即ち、第3図に於て地上に置かれたタンク12の
係止片16・16へリフトアーム5・5を近接し、該リフト
アーム5・5をやや上昇させて前記ブラケット11・11の
ピン17・17を係止片16・16へ係合する。然る後、タンク
12を押し上げながらピン17・17を中心に前方へ回動し、
突片13へリンク15を連結してリフトアーム5・5を上昇
すれば、第1図に示すようにタンク12が管理機本体へ載
置される。斯くして、油圧シリンダ6・6の作動による
リフトアーム5・5の昇降動作によって、タンク12の着
脱作業を極めて容易に行うことができるようになり、他
の作業への移行が迅速となる。
を行う。即ち、第3図に於て地上に置かれたタンク12の
係止片16・16へリフトアーム5・5を近接し、該リフト
アーム5・5をやや上昇させて前記ブラケット11・11の
ピン17・17を係止片16・16へ係合する。然る後、タンク
12を押し上げながらピン17・17を中心に前方へ回動し、
突片13へリンク15を連結してリフトアーム5・5を上昇
すれば、第1図に示すようにタンク12が管理機本体へ載
置される。斯くして、油圧シリンダ6・6の作動による
リフトアーム5・5の昇降動作によって、タンク12の着
脱作業を極めて容易に行うことができるようになり、他
の作業への移行が迅速となる。
以上のように、この乗用管理機は、機体の後部に昇降
作動するよう設けた昇降作動部材に前記ポンプを装着
し、前後方向において前記タンクの前端部が後輪車軸よ
り前側に位置し且つ前記タンクの後端部が前記ポンプの
上方に位置するようにし、該タンクの前部を機体後部上
に支持する構成としたので、ポンプとタンクを機体後側
に着脱可能としつつ、機体前後長ができるだけ短くなる
ように且つ前後バランスができるだけ向上するようにし
て大容量の大型タンクを簡易な構造で搭載できる。
作動するよう設けた昇降作動部材に前記ポンプを装着
し、前後方向において前記タンクの前端部が後輪車軸よ
り前側に位置し且つ前記タンクの後端部が前記ポンプの
上方に位置するようにし、該タンクの前部を機体後部上
に支持する構成としたので、ポンプとタンクを機体後側
に着脱可能としつつ、機体前後長ができるだけ短くなる
ように且つ前後バランスができるだけ向上するようにし
て大容量の大型タンクを簡易な構造で搭載できる。
図面はこの発明の実施例を示す。 第1図:乗用管理機の一部切欠側面図 第2図:タンクが傾斜状態を示す一部切欠側面図 第3図:地上に載置された状態のタンクの側面図 以下に主な符号を説明する。 10:ポンプ 12:タンク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 辛川 昭宣 愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農 機株式会社技術部内 審査官 星野 浩一
Claims (1)
- 【請求項1】消毒液や肥料液などの液体を貯留するタン
クを着脱可能に備えるとともに、該タンク内に貯留され
た液体を散布部に送るポンプを備える乗用管理機におい
て、機体の後部に昇降作動するよう設けた昇降作動部材
に前記ポンプを装着し、前後方向において前記タンクの
前端部が後輪車軸より前側に位置し且つ前記タンクの後
端部が前部ポンプの上方に位置するようにし、該タンク
の前部を機体後部上に支持する構成としたことを特徴と
する乗用管理機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1211632A JP2508850B2 (ja) | 1989-08-17 | 1989-08-17 | 乗用管理機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1211632A JP2508850B2 (ja) | 1989-08-17 | 1989-08-17 | 乗用管理機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0376524A JPH0376524A (ja) | 1991-04-02 |
JP2508850B2 true JP2508850B2 (ja) | 1996-06-19 |
Family
ID=16608993
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1211632A Expired - Fee Related JP2508850B2 (ja) | 1989-08-17 | 1989-08-17 | 乗用管理機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2508850B2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02237672A (ja) * | 1989-03-10 | 1990-09-20 | Mitsubishi Agricult Mach Co Ltd | 水田作業車における防除装置 |
-
1989
- 1989-08-17 JP JP1211632A patent/JP2508850B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02237672A (ja) * | 1989-03-10 | 1990-09-20 | Mitsubishi Agricult Mach Co Ltd | 水田作業車における防除装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0376524A (ja) | 1991-04-02 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
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