JP2508456Y2 - ダイビング・マスク・バンド用アタッチメント - Google Patents

ダイビング・マスク・バンド用アタッチメント

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JP2508456Y2
JP2508456Y2 JP5835092U JP5835092U JP2508456Y2 JP 2508456 Y2 JP2508456 Y2 JP 2508456Y2 JP 5835092 U JP5835092 U JP 5835092U JP 5835092 U JP5835092 U JP 5835092U JP 2508456 Y2 JP2508456 Y2 JP 2508456Y2
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徹 板羽
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株式会社ビービーシー
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の目的】
【産業上の利用分野】本考案は、ダイビング・マスクの
付属品に関する。
【0002】
【従来の技術】今日の一般的なダイビング・マスクは、
図1に示したように、本体1とマスク・バンド2からな
り、マスク・バンドは左右一対のバックル3によって本
体1に連結される。マスク・バンド2の長さを調節する
ためマスク・バンドの自由端には複数のリブ4が当間隔
に設けてあり、任意のリブ4をバックル3に係合させる
ことにより長さを調節するようになっている。ダイビン
グ・マスクをダイバーの頭部に弾力的に装着するのを可
能にするため、マスク・バンド2はシリコーンゴムのよ
うな伸縮性の良いゴムで製造するのが一般的である。
【0003】ダイバーの後頭部へのグリップを良くする
ため、マスク・バンド2の中央区間5は上下に分かれて
いる。マスク・バンド2のうち、ダイバーのこめかみの
領域を延長する側方区間6には、図2に示したように、
シュノーケル7が装着される。シュノーケル7をマスク
・バンド2に装着するには、例えば、図3に示したよう
なシュノーケル・ホルダー8が使用される。図3の例の
場合には、シュノーケル・ホルダー8は、マスク・バン
ド2の側方区間6が移動自在に挿通されるスライダー9
と、シュノーケル7が挿通されるパイプ10とからな
る。スライダー9とパイプ10とはピボット11によっ
て相対回転可能に連結されており、シュノーケルの傾斜
角度を調節できるようになっている。スライダー9に代
えて、ゴムの止め輪を用いたシュノーケル・ホルダーも
ある。
【0004】このような従来のダイビング・マスクの問
題点は、シュノーケル・ホルダーのスライダー9や止め
輪とパイプ10との間や、スライダー9や止め輪とマス
ク・バンド2との間にダイバーの毛髪が挟まれたり巻き
込まれたりすることがあり、ダイビング・マスクを外す
際に毛髪が引き抜かれることである。また、一般に、ダ
イビング用品に対しては、鮮やかな色彩で彩色されてお
り、ファッショナブルであることが望ましいという要請
があるが、マスク・バンドがゴムで製造されている場合
には、加硫用添加剤などが配合されているので、マスク
・バンドを鮮やかに発色させることができない。
【0005】従来技術においては、これらの問題を解消
するため、図4に示したようなマスク・バンドが提案さ
れている。このマスク・バンドは、布地で被覆された発
泡ネオプレンゴムからなる中央部分12と、一対のベル
クロTMファスナー付きテープ13からなり、図5に示し
たようにダイビング・マスク本体に装着される。発泡ネ
オプレンゴムからなる中央部分12の両面は布地で被覆
されており、布地はゴムに比べて極めて鮮やかに発色す
る染料で彩色することができるので、このマスク・バン
ドは色彩に優れた外観を呈するという利点がある。ま
た、中央部分12の両面が布地で被覆されており、布地
はゴムのような粘着性がないので、毛髪が引き抜かれる
ことが少ない。しかし、図4に示したマスク・バンドの
難点は、中央部分12を構成する発泡ネオプレンゴムが
布地で被覆されており、布地は毛髪に対する摩擦抵抗が
小さく、グリップが良くないので、マスク・バンドがダ
イバーの頭部からずり落ち易いということである。ま
た、ベルクロTMファスナー付きテープには、ポリアミド
などからなる雄部材の固い凹凸があるので、ダイバーの
こめかみに当たると痛みを感じさせる。
【0006】また、従来技術においては、図6および図
7に示したアタッチメントが提案されている。このアタ
ッチメントは、図1に示されたゴム製マスク・バンドに
装着して使用されるもので、上下の縁に沿って縫い合わ
された2枚の発泡ネオプレンゴム13、14で形成され
ている。図7からよく分かるように、使用に際しては、
2枚の発泡ネオプレンゴムの間に既存のマスク・バンド
を挿通し、雌雄のベルクロTMファスナー15、16で固
定する。このアタッチメントにおいても、発泡ネオプレ
ンゴムは布地で被覆されているので、発色が鮮やかであ
るという利点がある。しかし。毛髪が巻き込まれるおそ
れが依然としてあると共に、アタッチメントの中にマス
ク・バンドを挿通するのが困難であり、さらに、アタッ
チメントの内部が乾燥しにくゝカビが発生し易い。ま
た、図4のマスク・バンドと同様に、発泡ネオプレンゴ
ムが布地で被覆されているので、アタッチメントを被せ
たマスク・バンドが頭部からずり落ち易い。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】本考案の目的は、毛髪
を拘束するおそれがなく、ダイバーの頭部に対するグリ
ップが良く、鮮やかな色彩をもった、使い勝手の良い、
ダイビング・マスク・バンド用アタッチメントを提供す
ることにある。
【0008】
【考案の構成】
【課題を解決するための手段】本考案はダイビング・マ
スクのゴム製バンドに装着するためのアタッチメントを
提供するもので、このアタッチメントは表面が布地で被
覆された1枚のクッション材料からなり、該アタッチメ
ントは、前記ゴム製バンドのうちダイバーの後頭部に係
合する中央区間が該アタッチメントの内側に露出するべ
くバンド中央区間の外側に配置される中央部分と、前記
バンドのうちダイバーのこめかみの領域を延長する側方
区間が該アタッチメントの外側に延長するべくバンド側
方区間の内側に配置される側方部分とを備えていること
を特徴とするものである。
【0009】
【実施例】以下、本考案の実施例を示す添付図面を参照
しながら、本考案をより詳しく説明する。
【0010】図8から図11を参照するに、図8は本考
案のマスク・バンド用アタッチメントを既存の従来型の
マスク・バンドに装着したところを示し、図9はアタッ
チメントの素材の断面を模式的に示し、図10および図
11は、本考案のアタッチメントが取り付けられたマス
ク・バンドを使用してダイバーの頭部にダイビング・マ
スクを装着したところを示す。これらの図を参照する
に、本考案のマスク・バンド用アタッチメント20は、
発泡ネオプレンゴムなどからなる1枚のクッション材料
で形成されている。図9に示したように、クッション材
料22は、発泡ネオプレンゴムの層24の両面に2枚の
布地26、28を接着してなり、外側の布地26は例え
ばジャージー生地からなり、内側の布地28は例えばパ
イル織りの生地からなる。
【0011】このアタッチメント20は、マスク・バン
ド2の中央区間5(図1)に対応する中央部分30と、
マスク・バンドの側方区間6に対応する左右の側方部分
32、34とを有する。夫々の側方部分32、34に
は、縦方向の切り込み36、38が設けてあり、マスク
・バンド2の側方区間を貫通させるようになっている。
アタッチメント20の両端には縫製により筒状部40、
42が形成してあり、マスク・バンドの自由端を通過さ
せるようになっている。アタッチメント20の中央部分
30には、中央部分30の縁に沿って、テープ44の一
端又は両端が縫い付けてある。このテープ44の外側面
には、ベルクロTMファスナーの雄部材が設けてあり、パ
イル織りの布地28に雄部材が係合することによりテー
プ44が布地28に係止されるようになっている。
【0012】本考案のアタッチメント20の使用に際し
ては、図8に示したように、既存のシュノーケル・ホル
ダー8のスライダー9にマスク・バンド2の側方区間6
を通しながら、アタッチメント20に既存のゴム製マス
ク・バンド2を挿通する。そして、テープ44を中央部
分30に圧接すると、ベルクロファスナーの作用により
バンド中央区間5はアタッチメント20の内側に固定さ
れる。その上で、図10および図11に示したようにマ
スク・バンドの両端を従来のやり方でバックル3に係合
させ、アタッチメント20の筒状部40、42に収納す
る。図10および図11に示したようにダイビング・マ
スクをダイバーの頭部に装着した状態では、マスク・バ
ンド2の中央区間5はアタッチメント20の内側に露出
しており、ダイバーの頭部に直接に接触する。布地と異
なり、従来のゴム製のマスク・バンドは粘着性が高いの
で、マスク・バンドはダイバーの頭部を確実にグリップ
する。また、図10および図11からよく分かるよう
に、アタッチメント20の側方部分32はダイバーのこ
めかみとシュノーケル・ホルダー8との間に介在するの
で、ダイバーの毛髪がシュノーケル・ホルダー8に挟ま
れるのを防止する。さらに、側方部分32は発泡ネオプ
レンゴムなどのクッション材料で形成されているので、
シュノーケル・ホルダー8がダイバーのこめかみに与え
る衝撃を緩衝する。
【0013】
【考案の効果】本考案のアタッチメント20を使用すれ
ば、シュノーケル・ホルダー8とダイバーのこめかみと
の間には、布地で被覆されたクッション材料からなる側
方部分32が介在するので、ダイバーの毛髪がシュノー
ケル・ホルダー8に挟まれたり巻き込まれるのが防止さ
れる。また、クッション材料は衝撃を緩衝する。
【0014】本考案のアタッチメント20は既存のゴム
製のマスク・バンドに取り付けて使用され、マスク・バ
ンドの中央区間5はアタッチメント20の内側に露出す
るようになっているので、ゴム製のマスク・バンドはダ
イバーの頭部を十分にグリップすることができ、ダイビ
ング・マスクがずれ動いたりずれ落ちたりするのを防止
することができる。
【0015】本考案のアタッチメント20を形成するク
ッション材料は布地で被覆されており、斯る布地は鮮や
かな色彩に染色することができるので、ファッショナブ
ルな外観を与えるという要請に応えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、従来のダイビング・マスクの斜視図で
ある。
【図2】図2は、図1に示した従来のダイビング・マス
クを装着したところを示す。
【図3】図3は、図2の一部の拡大図で、シュノーケル
ホルダーを示す。
【図4】図4は、従来のマスク・バンドの正面図であ
る。
【図5】図5は、図4に示したマスク・バンドを装着し
たところを頭上から視た平面図である。
【図6】図6は、従来のマスク・バンド・アタッチメン
トの正面図である。
【図7】図7は、図6のVII−VII線に沿った断面図であ
る。
【図8】図8は、本考案のアタッチメントを従来型のマ
スク・バンドに取り付けたところを示す。
【図9】図9は、本考案のアタッチメントのクッション
材料の模式的断面図である。
【図10】図10は、本考案のアタッチメントを取り付
けたマスク・バンドを装着したところを示す平面図であ
る。
【図11】図11は、本考案のアタッチメントを取り付
けたマスク・バンドを装着したところを示す側面図であ
る。
【符号の説明】
20: マスク・バンド用アタッチメント 22: アタッチメントを形成するクッション材料 30: アタッチメントの中央部分 32、34: アタッチメントの側方部分

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ダイビング・マスクのゴム製バンドに装
    着するためのアタッチメント(20)であって、該アタッ
    チメントは表面が布地で被覆された1枚のクッション材
    料(22)からなり、該アタッチメントは、前記ゴム製バ
    ンドのうちダイバーの後頭部に係合する中央区間(5)
    が該アタッチメントの内側に露出するべくバンド中央区
    間の外側に配置される中央部分(30)と、前記バンドの
    うちダイバーのこめかみの領域を延長する側方区間
    (6)が該アタッチメントの外側に延長するべくバンド
    側方区間の内側に配置される側方部分(32、34)とを備
    えていることを特徴とするダイビング・マスク・バンド
    用アタッチメント。
JP5835092U 1992-07-28 1992-07-28 ダイビング・マスク・バンド用アタッチメント Expired - Lifetime JP2508456Y2 (ja)

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JPH0623898U JPH0623898U (ja) 1994-03-29
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