JP2507955B2 - 同期式バスインタフェ―ス装置 - Google Patents

同期式バスインタフェ―ス装置

Info

Publication number
JP2507955B2
JP2507955B2 JP5108636A JP10863693A JP2507955B2 JP 2507955 B2 JP2507955 B2 JP 2507955B2 JP 5108636 A JP5108636 A JP 5108636A JP 10863693 A JP10863693 A JP 10863693A JP 2507955 B2 JP2507955 B2 JP 2507955B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bus
microcomputer
bus interface
synchronous bus
cycle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP5108636A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06324989A (ja
Inventor
光郎 大内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
Nippon Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Electric Co Ltd filed Critical Nippon Electric Co Ltd
Priority to JP5108636A priority Critical patent/JP2507955B2/ja
Publication of JPH06324989A publication Critical patent/JPH06324989A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2507955B2 publication Critical patent/JP2507955B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、同期式バスインタフェ
ース装置に関し、特に、マイクロコンピュータと周辺制
御ユニットを同期式バスで接続する構成を有し、マイク
ロコンピュータに供給するクロックを分周する機能を備
えた同期式バスインタフェース装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、マイクロコンピュータはメモ
リ、および周辺制御ユニットと非同期式バスを介して接
続される。非同期式バスとは、マイクロコンピュータの
動作クロックがメモリや周辺制御ユニットの動作クロッ
クと非同期であることを前提に設計されたバスである。
【0003】周辺制御ユニットの代表的なものとして、
通信制御ユニットやハードディスク制御ユニット、ディ
スプレイ制御ユニットなどがあるが、これらの動作周波
数はそれら独自の使用で決まるものであり、マイクロコ
ンピュータの動作クロック周波数とは独立に定まるもの
である。
【0004】また、マイクロコンピュータおよび周辺制
御ユニットの製品を多くのメーカが開発しており、どの
メーカの製品を組合わせてもシステムが組めるようにす
るには非同期式バスインタフェース装置を採用するのが
有利であった。
【0005】従来の一般的な非同期バス・インタフェー
ス装置の回路構成を示す図7を参照すると、この非同期
バス・インタフェース装置は、リードとライトの制御信
号を同期化する回路と、それらの同期化された制御信号
に基づいてアドレスやデータをラッチする回路で構成さ
れる。例えば、リード信号がアクティブになると、AN
Dゲート100で1ショットの信号を生成し、RSフリ
ップフロップ101をセットし、フリップフロップ10
2および103でクロックに同期化する。RSフリップ
フロップ101は非同期のセット信号、リセット信号を
受けて出力Qを変化させ、フリップフロップ102およ
び103はクロック信号の立上がりで入力Dをラッチし
出力Qを変化させるものである。
【0006】図8は、この非同期式バス・インタフェー
ス装置のライトの場合のタイミングを示すタイミング図
である。
【0007】図8を参照すると、この従来の非同期式バ
ス・インタフェース装置は、ライト、アドレスおよびデ
ータの3種類の信号をバス・マスタから出力し、周辺ユ
ニットクロック、内部ライト、内部アドレスおよび内部
データの4種類の信号を周辺制御ユニットの内部で処理
する。基本的にはバスをアクセスするバス・マスタは、
その動作クロックに基づいてインタフェース信号を生成
する。アクセスされるバス・スレーブはバスに供給され
る信号を自分の動作クロックで同期化して内部動作タイ
ミングを生成している。
【0008】一方、マイクロコンピュータの一種とし
て、メモリおよび周辺制御ユニットを1チップに搭載し
たいわゆるシングルチップ・マイクロコンピュータが商
品化されている。このシングルチップ・マイクロコンピ
ュータは、バスインタフェースをもチップ内部に内蔵し
ているため、独自にバスインタフェース使用を決めるこ
とができるという背景がある。非同期式バスインタフェ
ース装置に対して同期式バスインタフェース装置は、論
理動作が簡単な上、インタフェース回路構成も単純なた
め、シングルチップ・マイクロコンピュータには多く採
用されている。上述の一般的な同期式バスインタフェー
ス装置の構成を示す図9を参照すると、この同期式バス
・インタフェース装置は、単純なバッファだけで構成さ
れる。図10にこの同期式バスインタフェース装置のタ
イミング図を示す。図10を参照すると、バス・マスタ
がその動作クロックに基づいてインタフェース信号を生
成するのは非同期式バスの場合と同じであるが、バス・
スレーブはバス・マスタの動作クロックと同じタイミン
グで動作することを前提とするので、バスのインタフェ
ース信号を同期化する必要はない。
【0009】なお、アドレス、データ信号に関しては非
同期インタフェースにおいても同様なバッファは必要で
ある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の非同期式バスインタフェース装置は、従来の同
期式バスインタフェース装置に比べて回路規模が大き
い。さらに、どのようなタイミングで信号が入力されて
も誤動作しないことを保証するために、膨大な非同期タ
イミング・テストを行う必要がある。特に、この非同期
式バスインタフェース装置をLSI開発する場合には非
同期タイミング・テストはテストのための工数はもちろ
ん、テスト時間そのものも長くなり回路規模が大きいこ
とを含めてコスト高になっている。また、上記非同期タ
イミング・テストは非同期信号のタイミングの組合わせ
によっては誤動作を発見できない場合があり市場クレー
ムを起こすこともあった。さらに、非同期信号の同期化
に伴ってアクセス時間が長くなる、つまり性能が落ちる
という欠点もあった。
【0011】これはマイクロコンピュータが周辺制御ユ
ニットをアクセスする信号を、一旦周辺制御ユニットの
クロックで切り直すために生じるディレイ時間のため
で、マイクロコンピュータが周辺制御ユニットをアクセ
スする頻度が高くなれば全体の処理時間が長くなってし
まう。
【0012】一方、同期式バスインタフェース装置は非
同期バスインタフェース装置の上記の問題はないが、つ
ぎのような別の観点で問題があった。
【0013】すなわち、シングルチップ・マイクロコン
ピュータの応用市場の広がりに伴って、コードレス電
話、携帯電話などの携帯機器で使用される場合、特に消
費電力の低減が必須である。電話の場合は、待ち受け時
に極力消費電力を少なくしなければならない。消費電力
低減のひとつの方法として、マイクロコンピュータに入
力するクロックの周波数を下げることが有力な方法であ
るが、周辺制御ユニットのクロック周波数は下げられな
い場合が多く簡単には実現できなかった。
【0014】したがって、本発明の目的は、上記のよう
な従来の非同期式バスインタフェース装置あるいは同期
式バスインタフェース装置の欠点を克服するマイクロ・
コンピュータと周辺制御ユニットで構成される同期式バ
スインタフェース装置を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明の同期式バスイン
タフェース装置は、マイクロコンピュータと周辺制御ユ
ニットを同期式バスで接続する同期式バスインタフェー
ス装置において、基準クロックを入力しこれを分周し、
前記マイクロコンピュータに分周したクロックを供給す
るクロック分周手段と、前記マイクロコンピュータが前
記周辺制御ユニットにアクセスする際前記マイクロコン
ピュータが発生したアクセス要求信号を前記基準クロッ
クをベースに前記同期式バスの所定のタイミングに変換
するバスインタフェース変換手段とを備え、前記周辺制
御ユニットは前記基準クロックを入力し前記同期式バス
に接続され前記所定のタイミングで動作する構成であ
る。
【0016】また、別の構成では、前記バスインタフェ
ース変換部は、前記マイクロコンピュータが発生したア
クセスサイクルの前半のタイミングで前記基準クロック
をベースに前記同期バスのサイクルを生成する手段と、
前記同期バス上のリードデータを保存するためのラッチ
とを備え、前記マイクロコンピュータがリードサイクル
を発生した場合には、前記同期バスサイクルが終了した
後、前記マイクロコンピュータ側のデータバス上に前記
ラッチの内容をドライブする手段を有する構成である。
【0017】また、さらに別の構成では、前記バスイン
タフェース変換部は、前記マイクロコンピュータが発生
したアクセスサイクルの後半のタイミングで前記基準ク
ロックをベースに前記同期バスのサイクルを生成する手
段と、前記マイクロコンピュータが出力したアドレスを
保存するためのアドレスラッチとを備え、前記マイクロ
コンピュータがアクセスサイクルを発生した場合には、
前記アドレスラッチに前記アドレスをラッチし、前記同
期バスサイクルにあわせて前記同期バス上に前記ラッチ
の内容を出力する手段を有する構成である。
【0018】またさらに別の構成では、前記クロック分
周手段は少なくとも複数とおりの周波数に分周する機能
を備え、前記マイクロコンピュータの命令により分周比
を決定する分周比生成手段を有し、前記バスインタフェ
ース変換手段は、前記分周比に応じて前記所定のタイミ
ングを生成する手段を有する構成である。
【0019】
【実施例】次に、図面を用いて本発明の第1の実施例の
同期式バスインタフェース装置について詳細に説明す
る。
【0020】図1は本発明の第1の実施例のブロック図
で、この実施例の同期式バスインタフェース装置は、C
PU1と、クロック6を入力しCPU1へ分周したクロ
ックを供給するクロック分周部2と、それぞれ周辺バス
8に接続される周辺制御ユニット3および4と、CPU
1が周辺制御ユニットをアクセスする際に発生する信号
を周辺バス・タイミングに変換するバスインタフェース
変換部5と、クロック分周比を決める分周モードレジス
タ9とを有している。CPU1のバスはアドレスおよび
データのセパレートバスになっている。
【0021】また、図2を参照すると、バスインタフェ
ース変換部5は、リード信号20、ライト信号21、ア
ドレス・バス22、データ・バス23、クロック6およ
び分周モード信号24のそれぞれを入力とする構成であ
る。さらに、このバスインタフェースは周辺バス8に対
する周辺リード信号30、周辺ライト信号31、周辺ア
ドレス・バス32および周辺データ・バス33のそれぞ
れを出力とする構成である。
【0022】なお、アドレス・バス22、データ・バス
23、周辺アドレス・バス32および周辺データ・バス
33のそれぞれはいずれも16ビット・バスである。
【0023】さらに、CPU1のリード信号20がアク
ティブになると、すぐ周辺リード信号30もアクティブ
になる。一方、2段のラッチ25および26を介して遅
延した信号40はNANDゲート27に入力され、ここ
で分周モード信号24と論理をとる。分周モード信号2
4は2分周、4分周または8分周のいずれかのモードに
設定されるとアクティブ(“1”)になる信号で、今の
ケースでは“1”となる。
【0024】したがって、NANDゲート27の出力信
号41はリード信号20がアクティブになって2クロッ
ク後に“0”レベルになり、ANDゲート28の出力信
号、すなわち周辺リード信号30もインアクティブにな
る。このように、2クロックだけ周辺リード信号30を
アクティブにする回路である。
【0025】なお、ラッチ29はリードデータを格納す
るリードレジスタでリード信号20がアクティブの期間
はデータバス23をドライブする。また、ラッチ29の
ラッチタイミングは周辺リード信号30の立ち下がりで
ある。
【0026】ライトの場合もほぼ同様で、ライト信号2
1がアクティブになってから2クロック間だけ周辺ライ
ト信号31をアクティブにする回路を備えてある。リー
ドの場合と異なるのは、リードレジスタがないことと、
ライトデータを周辺バスにドライブするタイミングを周
辺ライト信号31がアクティブの期間にしていることの
2点である。
【0027】以上、2,4および8分周のそれぞれの場
合はもちろん、16分周、32分周と分周比を増やした
としてもバスインタフェース変換部5の構成は変える必
要がなく、共通に使用できるようになっている。
【0028】次に、この実施例の同期式バスインタフェ
ース装置の動作について説明する。
【0029】図1に示す各ユニットに供給されるクロッ
クは2種類あり、第1のクロックはクロック6である。
このクロックは本システムの基本となるクロックで外部
から供給される。クロック6で制御するユニットはクロ
ック分周部2,バスインタフェース変換部5,周辺制御
ユニット3および4である。
【0030】第2のクロックはクロック7で、クロック
分周部2においてクロック6を分周して生成され、CP
U1に入力される。クロック分周部2では複数とおりの
分周比を選択できるようにするために、分周モードレジ
スタ9の内容を参照してクロック7を生成している。分
周モードレジスタ9は2ビットのレジスタで、そのレジ
スタの値が“00”のときは8分周、“01”のときは
4分周、“10”のときは2分周、“11”のときは分
周なしの4通りのモードを設定する。設定はCPUから
バス10を介して行う。なお、全体を初期化するリセッ
ト信号(図示せず)によって“00”になる。
【0031】次に、CPU1が周辺制御ユニット3ある
いは4をアクセスしたときの動作について、図3を参照
して説明する。
【0032】まず、分周モードレジスタ9の値が“0
1”のときの動作は以下のようになる。
【0033】クロック6には16MHzが供給されてい
るので、クロック7は4MHzである。つまり、周辺制
御ユニット3および4は16MHzで、CPU1は4M
Hzで動作する。CPU1は4MHzのクロック7に同
期したタイミングで周辺制御ユニットに対するリード・
サイクル(あるいはライト・サイクル)を発生する。バ
スインタフェース変換部5は、CPU1からの信号を受
け、さらに分周モード・レジスタ9の内容をもとに周辺
バス8に対してバス・サイクルのタイミングを生成す
る。基本的にはCPU1が発生するバス・サイクルの最
初の2クロックで周辺バス8のタイミングを生成してい
る。
【0034】ライト・サイクルの場合には、CPU1の
バス・サイクルの最初でアクセス先のアドレスならびに
ライト・データが確定しているので周辺バス8のタイミ
ングにあわせたライトサイクルを簡単に生成することが
できる。
【0035】リード・サイクルの場合にも、ライト・サ
イクル同様、周辺バス8のタイミングを生成するのは容
易であるが、リード・データの処置に工夫をしてある。
つまり、リード・データをCPU1が取込むタイミング
はリード・サイクルの後半であり、ここまで周辺制御ユ
ニットからリードしたデータを保持しておく必要がある
ので、バスインタフェース変換部5の内部にリード・レ
ジスタを備えている。
【0036】分周モードレジスタ9の値が“00”およ
び“10”のとき、すなわち8分周あるいは2分周のモ
ードのときの動作は、上述した4分周のときと同一であ
る。また、分周モードレジスタ9が“11”のとき、す
なわち分周なしの場合は、CPU1のバス10と周辺バ
ス8を直結するようにバスインタフェース変換部5は動
作する。
【0037】次に、本発明の第2の実施例の同期式バス
インタフェース装置について説明する。
【0038】この実施例の基本構成を示す図4を参照す
ると、この第2の実施例の同期式バスインタフェース装
置の構成は、第1の実施例の構成とほぼ同様のものであ
るが、相違点は第1の実施例の構成要素の分周モードレ
ジスタ9から出力される分周モード信号24がなく、バ
スインタフェース変換部45へは分周モードレジスタの
内容そのものを入力する分周モードレジスタ49を有す
る。
【0039】それ以外は第1の実施例と同じ構成であ
り、同一構成要素には同一の参照符号が付してある。
【0040】また、この実施例のバスインタフェース変
換部45のブロック図を示す図5を参照すると、バスイ
ンタフェース変換部45は、CPU1からのライト信号
をカウンタ部50において、分周モード(図6のタイミ
ング)のときは3クロック、8分周モードのときは7ク
ロック、それぞれ遅らせるように分周モードを初期値と
してカウントする。こうすると、周辺バスのアドレスデ
ータのアドレス/データの切換え時期を、CPU1のア
ドレスデータ・バスのアドレス/データの切換え時期と
一致させることができるので、そのバスの内容をそのま
ま周辺バスに出力するようになっている。
【0041】次に、この実施例の同期式バスインタフェ
ース装置の動作について説明する。
【0042】このカウンタ50は、クロックCLKに同
期して値を1ずつ減算するダウンカウンタであり、初期
値としてはカウントイネーブル信号ENがインアクティ
ブのタイミングでロード端子LDの値をセットする。カ
ンウントイネーブル信号ENがアクティブになるとカウ
ントを開始し、カウント値が“0”になると、カウンタ
の出力OUTがクロックだけアクティブになる。
【0043】この出力信号からフリップフロップ51と
ORゲート52によって、2クロック幅の信号を生成す
る。分周がない場合を除いてこの2クロック幅の信号が
周辺ライト信号になる。
【0044】分周なしのモードのときにはカウンタ部の
出力が一定してアクティブになるので、ANDゲート5
3により入力のライト信号がそのまま出力される。リー
ド信号に関する回路も同様に構成される。本実施例で
も、周辺バスサイクルがCPUのバスサイクルに比べて
早い時期に修了するので、第1の実施例で使用したリー
ドレジスタが必要である。
【0045】また、CPU1から供給される信号群がア
ドレス・データの時分割バスを前提としたものであり、
これに起因してバス・タイミングの生成方法が第1の実
施例と異なる。
【0046】図6に示すように、CPU1が発生したタ
イミングの中盤に周辺バスのタイミングを起動する。こ
れはライトの場合、CPU1がライト・データを出力す
るのがCPU1のサイクルの後半の1クロックになるた
めに、周辺バスに対するバス・サイクルの起動の開始が
遅れることに起因する。
【0047】以上、2つの実施例で示したように、周波
数の異なるCPUと周辺ユニット間のインタフェースを
効率よく実現することができる。第1の実施例では、C
PUのバスサイクルの序盤、第2の実施例ではCPUの
バスサイクルの中盤を、周辺バスサイクルのタイミング
に対応させる。
【0048】別の実現方法としては、CPUのバスサイ
クルの終盤を周辺バスのタイミングに対応させることも
容易である。これは、図5に示すタイミング生成回路の
カウンタ値を増やすことによって、CPUのバスサイク
ルの終了と周辺バスのサイクルの終了を一致させるよう
にすることができる。こうすると、リードレジスタが不
要になる。ただし、この場合CPUバスのアドレス出力
タイミングが周辺バスサイクルに対応できないので、ア
ドレスラッチが必要になる。いずれのタイミングであっ
てもほぼ同じような回路規模でインタフェース変換が実
現できる。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、従来の
非同期式バスインタフェース装置に比較してテスト時間
を少なくとも1桁以上短縮でき、非同期タイミングの組
合わせによる誤動作の可能性を完全になくすことができ
る効果を有する。
【0050】また、従来の同期式バスンインタフェース
装置に比べて、クロック分周を利用することにより低消
費電力化を図ることができる。低消費電力化は形態機器
の最大の課題のひとつであり、バスインタフェース変換
部の回路規模の増大は対価としてあまりあるものがあ
る。
【0051】CPUが周辺制御ユニットをアクセスする
際の時間についても、必要最小限の時間だけ周辺バスを
使用しているので、CPUが周辺バスを使用していない
時間帯に、例えば、ダイレクト・メモリ・アクセス・コ
ントローラなどのバス・マスタが効率的に周辺バスを使
用できる効果を有する。また、周辺制御ユニットの数が
多くなればなるほど、非同期式の場合よりも全体として
回路規模を小さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の同期式バスインタフェ
ース装置のブロック図である。
【図2】図1に示す第1の実施例のバスインタフェース
変換部の部分を示す図である。
【図3】図1に示す第1の実施例のタイミング図であ
る。
【図4】本発明の第2の実施例の同期式バスインタフェ
ース装置のブロック図である。
【図5】図4に示す第2の実施例のバスインタフェース
変換部の部分を示す図である。
【図6】図4に示す第2の実施例のタイミング図であ
る。
【図7】従来の非同期式バスインタフェース装置のブロ
ック図である。
【図8】従来の非同期式バスインタフェース装置のタイ
ミング図である。
【図9】従来の同期式バスインタフェース装置のブロッ
ク図である。
【図10】従来の同期式バスインタフェース装置のタイ
ミング図である。
【符号の説明】
1 CPU 2 クロック分周部 3,4 周辺制御ユニット 5,45 バスインタフェース変換部 6,7 クロック 8 周辺バス 9,49 分周モードレジスタ

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マイクロコンピュータと周辺制御ユニッ
    トを同期式バスで接続する同期式バスインタフェース装
    置において、基準クロックを入力しこれを分周し、前記
    マイクロコンピュータに分周したクロックを供給するク
    ロック分周手段と、前記マイクロコンピュータが前記周
    辺制御ユニットにアクセスする際前記マイクロコンピュ
    ータが発生したアクセス要求信号を前記基準クロックを
    ベースに前記同期式バスの所定のタイミングに変換する
    バスインタフェース変換手段とを備え、 前記周辺制御ユニットは前記基準クロックを入力し前記
    同期式バスに接続され前記所定のタイミングで動作する
    ことを特徴とする同期式バスインタフェース装置。
  2. 【請求項2】 前記バスインタフェース変換部は、前記
    マイクロコンピュータが発生したアクセスサイクルの前
    半のタイミングで前記基準クロックをベースに前記同期
    バスのサイクルを生成する手段と、前記同期バス上のリ
    ードデータを保存するためのラッチとを備え、前記マイ
    クロコンピュータがリードサイクルを発生した場合に
    は、前記同期バスサイクルが終了した後、前記マイクロ
    コンピュータ側のデータバス上に前記ラッチの内容をド
    ライブする手段を有することを特徴とする請求項1記載
    の同期式バスインタフェース装置。
  3. 【請求項3】 前記バスインタフェース変換部は、前記
    マイクロコンピュータが発生したアクセスサイクルの後
    半のタイミングで前記基準クロックをベースに前記同期
    バスのサイクルを生成する手段と、前記マイクロコンピ
    ュータが出力したアドレスを保存するためのアドレスラ
    ッチとを備え、前記マイクロコンピュータがアクセスサ
    イクルを発生した場合には、前記アドレスラッチに前記
    アドレスをラッチし、前記同期バスサイクルにあわせて
    前記同期バス上に前記ラッチの内容を出力する手段を有
    することを特徴とする請求項1または2記載の同期式バ
    スインタフェース装置。
  4. 【請求項4】 前記クロック分周手段は少なくとも複数
    とおりの周波数に分周する機能を備え、前記マイクロコ
    ンピュータの命令により分周比を決定する分周比生成手
    段を有し、 前記バスインタフェース変換手段は、前記分周比に応じ
    て前記所定のタイミングを生成する手段を有することを
    特徴とする請求項1乃至3記載の同期式バスインタフェ
    ース装置。
JP5108636A 1993-05-11 1993-05-11 同期式バスインタフェ―ス装置 Expired - Fee Related JP2507955B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5108636A JP2507955B2 (ja) 1993-05-11 1993-05-11 同期式バスインタフェ―ス装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5108636A JP2507955B2 (ja) 1993-05-11 1993-05-11 同期式バスインタフェ―ス装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06324989A JPH06324989A (ja) 1994-11-25
JP2507955B2 true JP2507955B2 (ja) 1996-06-19

Family

ID=14489826

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5108636A Expired - Fee Related JP2507955B2 (ja) 1993-05-11 1993-05-11 同期式バスインタフェ―ス装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2507955B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20020014534A (ko) * 2000-08-18 2002-02-25 박종섭 저전력 오디오 프로세서
JP2003108433A (ja) * 2001-09-28 2003-04-11 Supreme Magic:Kk データ処理装置
CN100373361C (zh) * 2006-03-14 2008-03-05 杭州华三通信技术有限公司 外设lpc总线接口时序转换方法、装置及输入输出系统

Also Published As

Publication number Publication date
JPH06324989A (ja) 1994-11-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6163583A (en) Dynamic clocking apparatus and system for reducing power dissipation
JP4265195B2 (ja) 半導体装置
JPH0387909A (ja) 情報処理装置およびマイクロプロセッサ
KR20010014107A (ko) 동기식 페이지 모드 비휘발성 메모리
US11768607B1 (en) Flash controller for ASIC and control method therefor
JPH0821011B2 (ja) バス拡張制御方式
CN103684375A (zh) 一种时钟分频切换电路及时钟芯片
US20070038795A1 (en) Asynchronous bus interface and processing method thereof
JP3510618B2 (ja) バスブリッジ回路及びそのアクセス制御方法
US5485602A (en) Integrated circuit having a control signal for identifying coinciding active edges of two clock signals
US5638542A (en) Low power non-overlap two phase complementary clock unit using synchronous delay line
US5917761A (en) Synchronous memory interface
JP2507955B2 (ja) 同期式バスインタフェ―ス装置
US7165184B2 (en) Transferring data between differently clocked busses
US6928027B2 (en) Virtual dual-port synchronous RAM architecture
US6571106B1 (en) Method and apparatus for glitchless signal generation
Krstić et al. New gals technique for datapath architectures
KR100222158B1 (ko) 버스 제어 장치 및 정보 처리 장치
KR100800665B1 (ko) 중앙처리장치와 주변 장치들간의 인터페이스를 위한 장치
US7916575B2 (en) Configurable latching for asynchronous memories
US7065669B2 (en) System and method for providing a write strobe signal to a receiving element before both an address and data signal
JPH0542525Y2 (ja)
CN115421030A (zh) 时钟树电路和基于时钟树电路的信号传输方法
WO2022271154A1 (en) Independent clocking for configuration and status registers
JPH04365110A (ja) クロック停止回路

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19960213

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080416

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090416

Year of fee payment: 13

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees