JP2507952Y2 - 家庭用厨芥処理装置 - Google Patents

家庭用厨芥処理装置

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JP2507952Y2
JP2507952Y2 JP1992090175U JP9017592U JP2507952Y2 JP 2507952 Y2 JP2507952 Y2 JP 2507952Y2 JP 1992090175 U JP1992090175 U JP 1992090175U JP 9017592 U JP9017592 U JP 9017592U JP 2507952 Y2 JP2507952 Y2 JP 2507952Y2
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春美 栗田
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有限会社桂
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  • Crushing And Pulverization Processes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、全般的には家庭用厨芥
処理装置に関し、より詳細には一般家庭から出る厨芥を
汚泥状に粉砕しかつ乾燥して厨芥の処理を簡単にする家
庭用厨芥処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般家庭の、主として台所での調理およ
び食後の後片付けならびに洗い作業において発生する、
厨芥と呼ばれる動物性および植物性の腐敗性廃棄物、す
なわち、一般に言われる「生ゴミ」は流し台の1隅部に
置かれた収容容器等に一旦集められ、適宜の量の堆積
後、ポリ袋等に集められ、生ゴミとして自治体のゴミ収
集日に廃棄される。
【0003】
【考案が解決すべき課題】社会全体の廃棄ゴミ量の増加
に伴って各自治体のゴミ処理能力が限界に近くなり、ゴ
ミ処理を出来るだけ容易にするために、燃えるゴミ、燃
えないゴミ、すなわち、生ゴミ、プラスチック類等に選
別して廃棄するような指導がなされている。しかしなが
ら、これらの選別は面倒であり、指導の徹底および実行
が非常に無難しいという問題があつた。
【0004】本考案の目的は、ゴミの選別の徹底を促進
しかつ廃棄されてゴミ処理場に集められるゴミの量を低
減する家庭用厨芥処理装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】 上記課題を達成するため
に、本考案は、一般家庭の台所等で発生する厨芥を処理
する家庭用厨芥処理装置において、厨芥、いわゆる生ゴ
ミを収容する収容容器と、該収容容器の蓋係合開口と係
合する脚部を有する蓋と、前記収容容器内に配置されか
つ駆動軸にと回転可能に固定される上方および下方の
転破砕刃と、撹拌フアンの役目をする前記上方回転
破砕刃と、前記収容容器の前記蓋係合開と前記蓋の脚
部との係合によりオンされる電磁スイツチと、前記収容
容器を取り囲みかつ放出口を備えた容器と、前記収容容
器と前記容器との間で該容器の内壁に配置されかつ前記
収容容器内で破砕されて汚泥状となつた厨芥を乾燥させ
る加熱装置と、前記電磁スイツチの作動後オンされかつ
前記駆動軸および前記回転破砕をを駆動する電動機とか
らなることを特徴とする家庭用厨芥処理装置を提案す
る。
【0006】以下に、本考案の1実施例を添付図面を参
照して詳細に説明する。
【0007】
【実施例】図1は本考案による厨芥処理装置の1例を例
示する概略断面図である。図において、参照符号1は本
考案の家庭厨芥処理装置を総括的に示す。該装置は内部
中央に収容容器2が配置され、該収容容器2内に台所の
流し台(図示せず)の1隅部等に溜められかつ生ゴミと
して選別された厨芥Aが搬送されて堆積される。収容容
器2は上方側壁に蓋係合開口2aおよび下方側壁に排水
および蒸気抜き開口2bを備えている。
【0008】収容容器2の底部中央には下方外部から駆
動軸3が突出し、該駆動軸3のまわりにはこれとともに
回転する上方および下方回転破砕刃4および5が固定さ
れる。駆動軸3と上方および下方回転破砕刃4および5
との結合はスプライン結合、ネジ結合、その他の適宜な
方法で取り外し可能に行われる。上方回転破砕刃4は厨
芥の破砕とともに空気撹拌の役目を有する。収容容器2
は取り外し可能に配置されるので、駆動軸3と上方およ
び下方回転破砕刃4および5との結合は取り外しの容易
な方法で行うのが好ましい。
【0009】収容容器2の外側にはこれを取り囲んで配
置された容器6があり、この容器6は底部に放出口7が
設けられ、この放出口7は収容容器2の下方に設けた排
水および蒸気抜き開口2bから流出する排水および蒸気
をパイプ8を介して外部に放出する。容器6の内壁と収
容容器2の外壁との間には例えば加熱コイルからなる加
熱装置9が配置されており、該加熱装置9は薄い金属板
10で全体的に保護されている。
【0010】容器6の内方底部と収容容器2の底部下面
との間には弾性材料からなる受け台11が配置され、こ
の受け台11は収容容器2を固定するのに役立つ。容器
6の底部中央にはベアリング12を収容する開口6aが
設けられ、該開口6aを駆動軸3が貫通する。駆動軸3
の下端にはプーリ13が一体に回転可能に取り付けら、
該プーリ13はベルト14を介して電動機15の出力軸
16に接続される。電動機15は容器6を取り囲む外装
容器17の底部に配置される。該外装容器17の底部の
電動機15の収容部分は容器6の放出口7とパイプ8と
の間に液密結合を構成することにより水の浸入を阻止し
ている。外装容器17の下方側部には放出パイプを通す
開口17aが設けられる。
【0011】容器6の上方開放端には蓋18がネジ結合
等により嵌合され、該蓋18の下方には脚部18aが延
在し、該脚部18aは収容容器2の上方に設けられた蓋
係合開口2aに係合し、下方で容器6と収容容器2との
間に配置された受け台11と協働して収容容器2を固定
するのに役立つ。
【0012】次に、図2のブロツク図を参照して電気回
路を概略説明する。図中、図1と同一部分は同一符号を
付して示す。符号20は電源、符号21は蓋18の脚部
18aと収容容器2とによる係合固定により作動する、
例えば電磁スイツチ、15は電動機、4および5は回転
破砕刃、符号22は、例えば、受け台11に組み込まれ
て収容容器2内の厨芥Aの重量または予め定めた時間に
応答する検出器、9は加熱装置、そして符号23は収容
容器2内の厨芥Aの重量に応答するか、または予め定め
た時間または温度に応答する検出器である。
【0013】次に、本考案により作られた上記実施例の
作用について説明する。まず、適所に設置された本考案
による家庭用厨芥処理装置に、例えば流し台の1隅部に
溜められた厨芥、すなわち生ゴミを収容容器2内に投げ
入れる。適宜の生ゴミ量の堆積により電源20をオンに
して、蓋18を容器6の上方開放端に嵌合すると、蓋1
8の脚部18aと収容容器2の蓋係合開口2aが係合
し、収容容器2が固定される。この結合により電磁スイ
ツチ21が作動して電動機15をオンする。電動機15
のオンにより該電動機15の出力軸16の回転をベルト
14およびプーリ13を介して該プーリ13と一体の駆
動軸に3に伝達し、該駆動軸3はこれに固定された上方
および下方回転破砕刃4および5を回転させる。両回転
破砕刃4および5の回転により厨芥Aは汚泥状に破砕さ
れる。この際、破砕が完了したかどうかは検出器22で
予め定めた破砕時間の終了または破砕により収容容器2
から流出する水分による生ゴミの重量の減少等を感知す
ることにより確認される。
【0014】この破砕終了の確認により、加熱装置9が
オンとなり、収容容器2が加熱されて内部の厨芥汚泥を
乾燥させる。この場合に、上方回転破砕刃4は最初から
または厨芥Aの乾燥にしたがつて次第に空気撹拌用フア
ンの役目をする。検出器23が予め定めた時間の終了ま
たは乾燥による所定重量の減少を感知すると電源20が
オフされる。回転破砕刃4および5の破砕作業中に発生
される汚水および乾燥作業中に発生される蒸気は収容容
器2の排水および蒸気抜き開口2bを通って容器6の放
出口7からパイプ8を介して外部に放出される。電源2
0のオフ後、容器6からの蓋18の取り外し時、収容容
器2は蓋18とともに上方に引き上げられて、内部の乾
燥された厨芥をゴミ袋等に収容するかまたは直接花壇ま
たは家庭菜園の土壌に廃棄する。その後、収容容器2は
適宜洗浄した後処理装置に戻されかつ上方および下方の
回転破砕刃4および5を駆動軸3に固定して作業を終了
する。
【0015】上記説明においては、蓋18の脚部18a
と収容容器2の蓋係合開口2aの係合により電磁スイツ
チがオンとなるようになされているが、これは作業者の
安全のためのものであり、この係合が確認された後電源
20をオンにして電動機15を駆動するようにしても良
い。収容容器2は蓋18とともに引き上げられるように
説明したが、蓋18の形状を変更することにより、蓋1
8を外し、その後収容容器2を引き上げるようにするこ
とも可能である。
【0016】また、加熱装置9は本実施例では容器6の
内壁に配置された加熱コイルとして説明したが、加熱コ
イルの代わりに熱風供給装置を設けて汚泥状厨芥を乾燥
させても良い。この構造は図示しないが、概略ブロツク
図により以下にその概略を説明する。
【0017】図3は本考案の家庭用厨芥処理装置の他の
実施例を示す概略ブロツク図であり、図2と同一部分に
は同一符号を付して示す。この実施例において、電源2
0が投入されて、図1に示したように、収容容器と蓋脚
部との係合により電磁スイツチ21がオンとなり、電動
機15が始動し、該電動機15の出力軸からの回転が駆
動軸を介して回転破砕刃4および5に伝達されて破砕作
業を開始する。前記実施例におけるように、検出器22
で破砕作業の終了が確認されると、次いで熱風供給装置
を形成する加熱装置9および電動機15とは別個の電動
機24が作動されて、例えば図1の収容容器2の上方か
ら熱風が供給されかつ厨芥を乾燥させる。さらに、検出
器23が前記実施例におけると同様に予め定めた時間等
に応答して乾燥終了を感知して電源20をオフする。
【0018】本実施例による厨芥処理装置の利用に際し
ては収容容器に投げ入れて破砕処理できる物は該収容容
器中に配置された回転破砕刃により処理可能なものに制
限されるので、本装置の利用者に本装置が生ゴミのみ処
理可能であり、不正な使用は本装置を破損または機能不
全を引き起こすことを説明しておけば、このような問題
の発生を回避するために生ゴミとそうでないゴミの選別
習慣が自然に身につき、本装置の故障を防止するだけで
なく、社会問題となつている家庭から出されるゴミの選
別にも注意が払われ、自治体等のゴミ対策の指導の助け
にもなる。
【0019】
【考案の効果】叙上のごとく、本考案は、一般家庭の台
所等で発生する厨芥を処理する家庭用厨芥処理装置にお
いて、厨芥、いわゆる生ゴミを収容する収容容器と、
収容容の蓋係合開口と係合する脚部を有する蓋と、
記収容容器内に配置されかつ駆動軸に回転可能に固定さ
れる上方および下方の回転破砕刃と、空気撹拌フアンの
目をする前記上方同転破砕刃と、前記収容容器の前記
蓋係合開口と前記蓋の脚との係合によりオンされる電
磁スイツチと、前記収容容器を取り囲みかつ放出口を備
えた容器と、前記収容容器と前記容器との間で該容器の
内壁に配置されかつ前記収容容器内で破砕されて汚泥状
となつた厨芥を乾燥させる加熱装置と、電磁スイツ
チの作動後オンされかつ前記駆動軸および前記回転破砕
刃を駆動する電動機とからなる構成としたので、ゴミの
選別の徹底を促進しかつ廃棄されてゴミ処理場に集めら
れるゴミの量を低減し、場合によつては花壇または菜園
にそのまま散布する肥料を製造する家庭用厨芥処理装置
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の家庭用厨芥処理装置の1実施例を略示
する断面図である。
【図2】図1の家庭用厨芥処理装置の電気回路を略述す
る概略ブロツク図である。
【図3】本考案のたの実施例の電気回路を略述する概略
ブロツク図である。
【符号の説明】
1 家庭用厨芥処理装置 2 収容容器 3 駆動軸 4 回転破砕刃 5 回転破砕刃 6 容器 9 加熱装置 15 電動機

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般家庭の台所等で発生する厨芥を処理
    する家庭用厨芥処理装置において、厨芥、いわゆる生ゴ
    ミを収容する収容容器と、該収容容器の蓋合開口と係
    合する脚部を有する蓋と、前記収容容器内に配置されか
    つ駆動軸に回転可能に固定される上方および下方の回転
    破砕刃と、空気撹拌フアンの役目をる前記上方回転破
    砕刃と、前記収容容器の前記蓋係合開口と前記蓋の脚部
    との合によりオンされる電磁スイツチと、前記収容容
    器を取り囲みかつ放出口を備えた容器と、前記収容容器
    と前記容器との間で該容器の内壁に配置されかつ前記収
    容容器内で破砕されて汚泥状となつた厨芥を乾燥させる
    加熱装置と、前記電磁イツチの作動後オンされかつ
    記駆動軸および前記回転破砕刃を駆動する電動機とから
    なることを特徴とする家庭用厨芥処理装置。
JP1992090175U 1992-11-18 1992-11-18 家庭用厨芥処理装置 Expired - Lifetime JP2507952Y2 (ja)

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JPH07535U JPH07535U (ja) 1995-01-06
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JP3713042B2 (ja) * 2004-11-05 2005-11-02 猛 阿部 排水兼、乾燥式生ゴミ処理機付き流し台シンク。
CN109127649A (zh) * 2018-06-20 2019-01-04 广东智然生态环境管理有限公司 一种垃圾中转站垃圾前端分拣与处理系统

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JPH07535U (ja) 1995-01-06

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