JP2507432Y2 - 紙質測定装置の動作管理装置 - Google Patents

紙質測定装置の動作管理装置

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JP2507432Y2
JP2507432Y2 JP486290U JP486290U JP2507432Y2 JP 2507432 Y2 JP2507432 Y2 JP 2507432Y2 JP 486290 U JP486290 U JP 486290U JP 486290 U JP486290 U JP 486290U JP 2507432 Y2 JP2507432 Y2 JP 2507432Y2
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勉 村上
敦子 荒井
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Yokogawa Electric Corp
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Yokogawa Electric Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は製紙工業で使用される紙質測定装置の動作管
理装置に係り、特に測定動作の円滑化に関する。
〈従来の技術〉 本出願人は、例えば特公昭61−27520号公報『坪量制
御装置』等で製紙工業で使用される抄紙機制御装置の提
案をしている。この様な制御装置で使用されるセンサ
は、例えば横河技報第24巻第3号第107頁(1980)に記
載されている。この様なセンサとしては、パルプの単位
面積当りの重量を測定する坪量計、抄紙の際にパルプに
添加される填料や顔料等の鉱物粉末が主成分である灰分
を測定する灰分計、紙に含まれる水分を測定する水分計
及び紙の厚さを測定するキャリパ計などがある。
第5図は従来装置の説明図で、(A)はセンサのオン
指令信号、(B)はセンサの測定状態、(C)はセンサ
のオフ指令信号である。従来はセンサのオンオフ状態の
いかんに拘らず、常にセンサのオンオフ指令信号が発せ
られてからセンサの安定待ち時間(例えば10〜20秒間)
だけ待機してからセンサ側の測定を開始/終了してい
た。
〈考案が解決しようとする課題〉 しかし、センサのうち坪量計や灰分計は放射線を利用
しているので、測定に必要な時間をできるだけ短くして
外部に放出される放射線の量を少なくすることが安全対
策上非常に望ましい。
また、センサはフレームと呼ばれる支持体に沿って直
線往復運動をしており、これによって紙幅方向の測定を
行っている。この走行をスキャンと呼んでいるが、従来
に比較してスキャン時間が短くなっており(例えば30秒
乃至1分)、センサの安定待ち時間が無視できない存在
になってきた。
本考案はこのような課題を解決したもので、センサの
オンオフ指令に対する待ち時間の短い紙質測定装置の動
作管理装置を提供することを目的とする。
〈課題を解決するための手段〉 このような目的を達成する本考案は、紙質を測定する
センサに測定を行うか否か指示する動作管理装置におい
て、次の構成としたものである。
即ち、前記センサのオン/オフ状態を監視する手段
と、このオンオフ監視手段で当該センサがオンであると
認識してから第1の所定時間経過前であればオン安定待
ち状態とし、第1の所定時間経過後であればオン安定状
態とし、当該オンオフ監視手段で当該センサがオフであ
ると認識してから第2の所定時間経過前であればオフ安
定待ち状態とし、第2の所定時間経過後であればオフ安
定状態とするセンサ状態判定手段とを備えている。
そして、オンオフ指令監視手段はセンサのオンオフ指
令に対して、当該オンオフ監視手段若しくはセンサ状態
判定手段より当該センサのオンオフ状態を読込んで、指
令に対応する状態にあれば当該センサに指令を送らず、
指令に対応する状態に無ければ当該センサに当該オンオ
フ指令に相当する指令を送る。測定開始指令監視手段
は、センサの測定開始指令に対して、当該センサ状態判
定手段より当該センサのオン/オフ状態及び安定待ち/
安定状態を読込んで、センサがオン状態であれば安定状
態になってから測定を開始し、オフ状態で在ればセンサ
オン指令信号を出力する。測定終了指令監視手段は、セ
ンサの測定終了指令に対して、当該センサ状態判定手段
より当該センサのオン/オフ状態及び安定待ち/安定状
態を読込んで、センサがオフ状態であれば安定状態にな
ってから測定を終了し、オン状態で在ればセンサオフ指
令信号を出力する。
〈作用〉 本考案の各構成要素はつぎの作用をする。オンオフ監
視手段はセンサのオンオフ状態を表示するものであり、
センサ状態判定手段はオンオフ監視手段の情報と所定時
間の経過前後によって、安定状態か安定待ち状態かを判
定している。
オンオフ指令監視手段、測定開始指令監視手段及び測
定終了指令監視手段は、それぞれオンオフ指令、測定開
始指令及び測定終了指令をセンサに伝達するか否かをオ
ンオフ監視手段及びセンサ状態判定手段の情報に基づい
て定め、然して待ち時間を少なくしている。
〈実施例〉 以下図面を用いて、本考案を説明する。
第1図は本考案の一実施例を示す構成図である。図
中、紙等のシート状物体が所定の幅で流れている(抄紙
機では紙が製造されている)。この幅方向にフレーム12
が設けられ、これに沿ってセンサ10が紙幅方向に走行し
ている。動作管理装置20は、本出願人がDSI(ディスト
リビューテッド・センサインタフェイス)と呼ぶ装置に
設けられているもので、センサ10の動作を監視する動作
をし、具体的な内容はセンサの位置情報、オンオフ情
報、検出信号等を受け取ると共に、指令信号を送ってい
る。また外部に対してはセンサ10からの測定信号を供給
している。外部装置は例えばマンマシン・インタフェイ
ス装置である。
第2図は本考案の機能ブロック図である。図におい
て、オンオフ監視手段22はセンサ10のオンオフ状態を監
視するもので、例えばセンサ10のステータス信号を用い
る。センサ状態判定手段24はセンサ10が安定状態にある
か安定待ち状態にあるかを判定するもので、これにより
センサ10の状態は4種類に区分される。そして、オンの
安定待ち時間に相当するタイマ1と、オフの安定待ち時
間に相当するタイマ2を有している。オンオフ監視手段
22でオンと認識してからタイマ1を起動し、タイムアッ
プ前はオン安定待ち状態とし、タイムアップ後はオン安
定状態とする。また、オンオフ監視手段22でオフと認識
した場合は、認識時点でタイマ2を起動し、タイムアッ
プ前はオフ安定待ち状態とし、タイムアップ後はオフ安
定状態とする。
オンオフ指令監視手段32はセンサのオンオフ指令に対
してセンサ10に送る指令を調整するものである。オンオ
フ監視手段22からセンサ10のオンオフ状態を読み込み、
指令に対応する状態にあれば当該センサ10に指令を送ら
ず戻しとし、対応する状態に無ければ当該オンオフ指令
を送る。なお、センサ状態判定手段24から状態を読み込
んで、オンオフ状態を抽出しても差支えない。
測定開始指令監視手段34はセンサの測定開始指令に対
して、センサ10に送る指令を調整するものである。セン
サ状態判定手段24からセンサ10のオンオフ状態を読出
し、オン安定状態であれば直ちに測定を開始し、オン安
定待ち状態であればオン安定状態に遷移した後測定を開
始する。オフ状態であればセンサオン指令信号を出力
し、センサがオン安定状態になるまで待機してもよく、
また次の処理に移行してもよい。
測定終了指令監視手段36はセンサの測定終了指令に対
して、センサ10に送る指令を調整するものである。セン
サ状態判定手段24からセンサ10のオンオフ状態を読出
し、オフ安定状態であれば直ちに測定を終了し、オフ安
定待ち状態であればオフ安定状態に遷移した後測定を終
了する。オン状態であればセフサオフ指令信号を出力
し、センサがオフ安定状態になるまで待機してもよく、
また次の処理に移行してもよい。
このように構成された装置の動作を次に説明する。第
3図はセンサのオンオフ状態と指令との関係を説明する
図で、(A)は測定開始指令、(B)はセンサオン信
号、(C)は測定終了指令、(D)はセンサオフ信号の
説明図である。
センサ10はオフ状態でオン指令を受け取ると、安定待
ち時間(T1)の経過後安定状態となり、測定が開始され
る。測定開始指令を測定開始指令監視手段34が受信した
とき、センサ状態判定手段24を参照してセンサ10がいず
れの状態にあるかを知り、オン安定状態であれば測定を
直ちに開始し、オン安定待ち状態であれば安定状態にな
るまで待ち、オフ状態であればオン指令を送る(第3図
A)。
センサオン信号に対しては、オンオフ指令監視手段32
が応答し、オンオフ監視手段22を参照してセンサ10がオ
ン状態にあれば戻しとし、オフ状態にあればオンを指令
する接点信号を出力する(第3図B)。
センサ10はオン状態でオフ指令を受け取ると、安定待
ち時間(T2)の経過後安定状態となり、測定が終了す
る。測定終了信号に対しては、測定終了指令監視手段36
が応答し、センサ状態判定手段24を参照してセンサ10が
いずれの状態にあるかを知り、オフ安定状態であれば測
定を直ちに終了し、オフ安定待ち状態であれば安定状態
になるまで待ち、オン状態であればオン指令を送る(第
3図C)。
センサオフ信号に対しては、オンオフ指令監視手段32
が応答し、オンオフ監視手段22を参照してセンサ10がオ
フ状態にあれば戻しとし、オン状態にあればオフを指令
する接点信号を出力する(第3図D)。
第4図はセンサ10のオンオフとセンサ状態判定手段24
の内容との説明図である。図中、はオン安定待ち状
態、はオン安定状態、はオフ安定待ち状態、はオ
フ安定状態を示している。オンオフ監視手段22ではと
の状態をオンと認識し、との状態をオフと認識し
ている。
尚、上記実施例においてはセンサ10として単一のもの
を示したが、複数のものを用いてもよい。この場合に
は、各センサに応じてオンオフ監視手段22及びセンサ状
態判定手段24を設けると共に、タイマ1,2も各センサの
安定待ち時間に合わせて設けるとよい。また、上記実施
例ではセンサのオン/オフを例に説明したが、セット/
リセットの場合もセンサの特定状態に対するオン/オフ
信号と考えて同様に適用できる。
〈考案の効果〉 以上説明したように、本考案によればセンサ10の状態
をオンオフ監視手段22並びにセンサ状態判定手段24を用
いて監視しているので、指令に応じて待ち時間を最少に
した対処が行えるという実用上の効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す構成図、第2図は本考
案の機能ブロック図、第3図はセンサのオンオフ状態と
指令との関係を説明する図、第4図はセンサ10のオンオ
フとセンサ状態判定手段24の内容との関係を説明する図
である。第5図は従来装置の説明図である。 10…センサ、20…動作管理装置、22…オンオフ監視手
段、24…センサ状態判定手段、32…オンオフ指令監視手
段、34…測定開始指令監視手段、36…測定終了指令監視
手段。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】紙質を測定するセンサに測定を行うか否か
    指示する動作管理装置において、 前記センサのオン/オフ状態を監視する手段と、 このオンオフ監視手段で当該センサがオンであると認識
    してから第1の所定時間経過前であればオン安定待ち状
    態とし、第1の所定時間経過後であればオン安定状態と
    し、当該オンオフ監視手段で当該センサがオフであると
    認識してから第2の所定時間経過前であればオフ安定待
    ち状態とし、第2の所定時間経過後であればオフ安定状
    態とするセンサ状態判定手段と、 センサのオンオフ指令に対して、当該オンオフ監視手段
    若しくはセンサ状態判定手段より当該センサのオンオフ
    状態を読込んで、指令に対応する状態にあれば当該セン
    サに指令を送らず、指令に対応する状態に無ければ当該
    センサに当該オンオフ指令に相当する指令を送るオンオ
    フ指令監視手段と、 センサの測定開始指令に対して、当該センサ状態判定手
    段より当該センサのオン/オフ状態及び安定待ち/安定
    状態を読込んで、センサがオン状態であれば安定状態に
    なってから測定を開始し、オフ状態で在ればセンサオン
    指令信号を出力する測定開始指令監視手段と、 センサの測定終了指令に対して、当該センサ状態判定手
    段より当該センサのオン/オフ状態及び安定待ち/安定
    状態を読込んで、センサがオフ状態であれば安定状態に
    なってから測定を終了し、オン状態で在ればセンサオフ
    指令信号を出力する測定終了指令監視手段と、 を具備することを特徴とする紙質測定装置の動作管理装
    置。
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