JP2507242Y2 - プレス成形用スライド平衡油圧制御装置 - Google Patents
プレス成形用スライド平衡油圧制御装置Info
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- JP2507242Y2 JP2507242Y2 JP1990005939U JP593990U JP2507242Y2 JP 2507242 Y2 JP2507242 Y2 JP 2507242Y2 JP 1990005939 U JP1990005939 U JP 1990005939U JP 593990 U JP593990 U JP 593990U JP 2507242 Y2 JP2507242 Y2 JP 2507242Y2
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- Japan
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- press
- slide
- press molding
- hydraulic control
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Description
【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、プレス成形用スライド平衡油圧制御装置に
関する。
関する。
従来の技術 従来、テーパーポールやトラックフレーム等の長尺物
の成形は、ベッドとスライドとを所要の長さとしたプレ
ス成形装置を使用して行っている。
の成形は、ベッドとスライドとを所要の長さとしたプレ
ス成形装置を使用して行っている。
そして、テーパーポールはいわゆる“U−O"成形で行
って、負荷を大口径側から小口径側に順次移動して成形
している。また、トラックフレームはキックオフ部やオ
フセット部で形状が段落状となっているため、成形荷重
が左右どちらかに偏心しやすいので、クッションや捨て
ピン等を金型に設置してプレス成形している。
って、負荷を大口径側から小口径側に順次移動して成形
している。また、トラックフレームはキックオフ部やオ
フセット部で形状が段落状となっているため、成形荷重
が左右どちらかに偏心しやすいので、クッションや捨て
ピン等を金型に設置してプレス成形している。
考案が解決しようとする課題 そのため、従来では、プレス成形装置のスライドのガ
イドを十分な機械的な強度としたり、十分な強度を有す
るイコライザーを装備したりして行っているものであっ
た。
イドを十分な機械的な強度としたり、十分な強度を有す
るイコライザーを装備したりして行っているものであっ
た。
しかし、テーパーポールやトラックフレームの長さは
多種あるため、プレス成形の荷重のバランスをうまくと
ることが難しく、金型位置や荷重バランス用のクッショ
ンや捨てピン等の設置などの段取りに時間がかかって生
産性を高めるのが難しいものであった。
多種あるため、プレス成形の荷重のバランスをうまくと
ることが難しく、金型位置や荷重バランス用のクッショ
ンや捨てピン等の設置などの段取りに時間がかかって生
産性を高めるのが難しいものであった。
課題を解決するための手段 本考案は上記のような点に鑑みたもので、上記の課題
を解決するために、ベッドとスライドとを縦長状または
横長状に所要の長さに配設してプレス成形自在に形成し
たプレス成形装置において、スライドに多数の加圧シリ
ンダーを一定間隔で一列状または二列状に加圧制御自在
に配設するとともに、スライドの両側に位置検出器をそ
れぞれ配設し、ベッドとスライドの間に設置の金型に投
入するプレス成形材料の長さに対応してそのプレス成形
材料の上方部に位置する加圧シリンダーを選択して加圧
するように、プレス成形材料の上方部に位置しない加圧
シリンダーは選択せずにアンロード状態にするように加
圧シリンダー作動用の油圧制御弁を制御自在に配管接続
して配設し、プレス成形材料の上方部に位置して加圧す
る加圧シリンダーを左右対称状に選択して、スライドの
両側の位置検出器に偏差が生じないように上記加圧シリ
ンダーを左右対称状に加圧制御するように成形したこと
を特徴とするプレス成形用スライド平衡油圧制御装置を
提供するにある。
を解決するために、ベッドとスライドとを縦長状または
横長状に所要の長さに配設してプレス成形自在に形成し
たプレス成形装置において、スライドに多数の加圧シリ
ンダーを一定間隔で一列状または二列状に加圧制御自在
に配設するとともに、スライドの両側に位置検出器をそ
れぞれ配設し、ベッドとスライドの間に設置の金型に投
入するプレス成形材料の長さに対応してそのプレス成形
材料の上方部に位置する加圧シリンダーを選択して加圧
するように、プレス成形材料の上方部に位置しない加圧
シリンダーは選択せずにアンロード状態にするように加
圧シリンダー作動用の油圧制御弁を制御自在に配管接続
して配設し、プレス成形材料の上方部に位置して加圧す
る加圧シリンダーを左右対称状に選択して、スライドの
両側の位置検出器に偏差が生じないように上記加圧シリ
ンダーを左右対称状に加圧制御するように成形したこと
を特徴とするプレス成形用スライド平衡油圧制御装置を
提供するにある。
作用 本考案によれば、テーパーポールやトラックフレーム
等の偏心荷重がかかりやすい長尺物のプレス成形にあた
って、金型に投入したプレス成形材料の長さに対応して
その上方部に位置する加圧シリンダーを選択してスライ
ドをベッドと平衡状態として加圧することによって、金
型の位置やクッション等の設置の段取りに時間を費やす
ことなく、容易に長尺のプレス成形材料をプレス成形で
きる。また、プレス成形材料の上方部に位置しない加圧
シリンダーはアンロード状態とすることによって、必要
な加圧シリンダーにのみ油圧油を供給でき、プレス成形
サイクル時間の短縮化や省エネルギー化がはかれる。
等の偏心荷重がかかりやすい長尺物のプレス成形にあた
って、金型に投入したプレス成形材料の長さに対応して
その上方部に位置する加圧シリンダーを選択してスライ
ドをベッドと平衡状態として加圧することによって、金
型の位置やクッション等の設置の段取りに時間を費やす
ことなく、容易に長尺のプレス成形材料をプレス成形で
きる。また、プレス成形材料の上方部に位置しない加圧
シリンダーはアンロード状態とすることによって、必要
な加圧シリンダーにのみ油圧油を供給でき、プレス成形
サイクル時間の短縮化や省エネルギー化がはかれる。
そして、上記成形材料に対応して左右対称状に加圧シ
リンダーを加圧することができるとともに、スライド両
側の位置検出器でスライドの平衡を保持するようにして
プレス成形できるものである。
リンダーを加圧することができるとともに、スライド両
側の位置検出器でスライドの平衡を保持するようにして
プレス成形できるものである。
実施例 以下、本考案を実施例にもとづいて説明する。
第1図以下は、本考案の一実施例である。プレス成形
装置1は、テーパーポールやトラックフレーム等の長尺
のプレス成形材料2に対応してベッド3、スライド4を
横長状や縦長状の所要の長尺として第1図のように上下
に対向して配設している。そして、この長尺のスライド
4の上部に所要の出力の加圧シリンダー5を一定間隔で
多数本(図上では6本)クラウン部(図示せず)に設置
して金型6に投入のプレス成形材料2をプレス成形でき
るようにしている。
装置1は、テーパーポールやトラックフレーム等の長尺
のプレス成形材料2に対応してベッド3、スライド4を
横長状や縦長状の所要の長尺として第1図のように上下
に対向して配設している。そして、この長尺のスライド
4の上部に所要の出力の加圧シリンダー5を一定間隔で
多数本(図上では6本)クラウン部(図示せず)に設置
して金型6に投入のプレス成形材料2をプレス成形でき
るようにしている。
上記加圧シリンダー5は同一径、同一長さとしてスラ
イド4の中央を中心として左右対称状に配設していると
ともに、サーボポンプ7、油圧配管8、油圧制御弁9を
図のように左右対称状に配設し、加圧シリンダー5を左
右対称状等に油圧制御してスライド4を平衡に加圧でき
るようにしている。
イド4の中央を中心として左右対称状に配設していると
ともに、サーボポンプ7、油圧配管8、油圧制御弁9を
図のように左右対称状に配設し、加圧シリンダー5を左
右対称状等に油圧制御してスライド4を平衡に加圧でき
るようにしている。
油圧制御弁9は、第1図のように3位置4方口の第1
油圧制御弁11、第2油圧制御弁12、第3油圧制御弁13、
第4油圧制御弁14と2位置4方口の第5油圧制御弁15等
で構成している。第1油圧制御弁11は第1サーボポンプ
16から油圧油を図のように左側から第3番目の加圧シリ
ンダー5と第2番目の加圧シリンダー5へ同時に供給し
たり、個々に供給できるように切り換え制御自在として
いる。第2油圧制御弁12は、上記第2番目の加圧シリン
ダー5への油圧供給管17の途中に接続して、第1番目の
加圧シリンダー5へも同時に油圧油を供給したり、第1
番目や第2番目の加圧シリンダー5をアンロード状態に
できるようにしている。第3油圧制御弁13、第4油圧制
御弁14についても、上記と左右対称状に第2サーボポン
プ18の油圧油を第4番目〜第6番目の加圧シリンダー5
にそれぞれ油圧制御できるように接続している。
油圧制御弁11、第2油圧制御弁12、第3油圧制御弁13、
第4油圧制御弁14と2位置4方口の第5油圧制御弁15等
で構成している。第1油圧制御弁11は第1サーボポンプ
16から油圧油を図のように左側から第3番目の加圧シリ
ンダー5と第2番目の加圧シリンダー5へ同時に供給し
たり、個々に供給できるように切り換え制御自在として
いる。第2油圧制御弁12は、上記第2番目の加圧シリン
ダー5への油圧供給管17の途中に接続して、第1番目の
加圧シリンダー5へも同時に油圧油を供給したり、第1
番目や第2番目の加圧シリンダー5をアンロード状態に
できるようにしている。第3油圧制御弁13、第4油圧制
御弁14についても、上記と左右対称状に第2サーボポン
プ18の油圧油を第4番目〜第6番目の加圧シリンダー5
にそれぞれ油圧制御できるように接続している。
第5油圧制御弁15は、第1図のように第1油圧制御弁
11と第3油圧制御弁13との間に配設して第1サーボポン
プ16からの油圧油を第3番目と第4番目の加圧シリンダ
ー5に供給したり、第2サーボポンプ18からの油圧油を
第3番目と第4番目の加圧シリンダー5に供給したりで
きるようにしている。19は各加圧シリンダー5に接続の
プレフィル弁、20はリリーフ弁である。
11と第3油圧制御弁13との間に配設して第1サーボポン
プ16からの油圧油を第3番目と第4番目の加圧シリンダ
ー5に供給したり、第2サーボポンプ18からの油圧油を
第3番目と第4番目の加圧シリンダー5に供給したりで
きるようにしている。19は各加圧シリンダー5に接続の
プレフィル弁、20はリリーフ弁である。
上記のように構成のベッド3部には、第1図のように
その両側にスライド4を十分に支持する支持シリンダー
21を配設し、スライド4部にリーニヤスケールのような
位置検出器22を装着している。そして、位置検出器22を
介して上方部の左右の加圧シリンダー5のストローク量
を第1サーボポンプ16、第2サーボポンプ18の平衡制御
によって調整し、スライド4を平衡に維持してスライド
ガイド部に偏心モーメントがかからないようにしてプレ
ス成形するようにしている。
その両側にスライド4を十分に支持する支持シリンダー
21を配設し、スライド4部にリーニヤスケールのような
位置検出器22を装着している。そして、位置検出器22を
介して上方部の左右の加圧シリンダー5のストローク量
を第1サーボポンプ16、第2サーボポンプ18の平衡制御
によって調整し、スライド4を平衡に維持してスライド
ガイド部に偏心モーメントがかからないようにしてプレ
ス成形するようにしている。
しかして、たとえば次表に示したように、第2油圧制
御弁12の電磁弁D22、第4油圧制御弁14の電磁弁D41、第
5油圧制御弁15の電磁弁D52を励磁すれば、第2図のよ
うに第1サーボポンプ16からの油圧油が左側の第1、第
2、第3番目の3個の加圧シリンダー5に、第2サーボ
ポンプ18からの油圧油が右側の第4、第5、第6番目の
3個の加圧シリンダー5に供給され、全部の加圧シリン
ダー5でスライド4を左右平衡状態に制御して加圧して
いく。すなわち、プログラム設定に基づいた位置検出器
22の位置検出によってスライド4の左右偏差を検出し、
第1サーボポンプ16と第2サーボポンプ18に所定の指令
を与えてフィードバック平衡制御を行って、金型6に投
入のプレス成形材料2をプレス成形していくもものであ
る。
御弁12の電磁弁D22、第4油圧制御弁14の電磁弁D41、第
5油圧制御弁15の電磁弁D52を励磁すれば、第2図のよ
うに第1サーボポンプ16からの油圧油が左側の第1、第
2、第3番目の3個の加圧シリンダー5に、第2サーボ
ポンプ18からの油圧油が右側の第4、第5、第6番目の
3個の加圧シリンダー5に供給され、全部の加圧シリン
ダー5でスライド4を左右平衡状態に制御して加圧して
いく。すなわち、プログラム設定に基づいた位置検出器
22の位置検出によってスライド4の左右偏差を検出し、
第1サーボポンプ16と第2サーボポンプ18に所定の指令
を与えてフィードバック平衡制御を行って、金型6に投
入のプレス成形材料2をプレス成形していくもものであ
る。
なお、余り高い精度を必要としない場合には、加圧シ
リンダー5の左右バランス制御だけで行うこともできる
ものである。
リンダー5の左右バランス制御だけで行うこともできる
ものである。
また、第2油圧制御弁12の電磁弁D21、第4油圧制御
弁14の電磁弁D42、第5油圧制御弁15の電磁弁D52を励磁
すれば、第3図のように第1サーボポンプ16からの油圧
油が中央側の第2、第3番目の2個の加圧シリンダー5
に、第2サーボポンプ18からの油圧油が中央側の第4、
第5番目の加圧シリンダー5に供給され、左右の中央側
の各2個の加圧シリンダー5でスライド4をバランスよ
く加圧していくとともに、上記と同様にスライド4を位
置検出器22を介して平衡に維持してプレス成形できるも
のである。
弁14の電磁弁D42、第5油圧制御弁15の電磁弁D52を励磁
すれば、第3図のように第1サーボポンプ16からの油圧
油が中央側の第2、第3番目の2個の加圧シリンダー5
に、第2サーボポンプ18からの油圧油が中央側の第4、
第5番目の加圧シリンダー5に供給され、左右の中央側
の各2個の加圧シリンダー5でスライド4をバランスよ
く加圧していくとともに、上記と同様にスライド4を位
置検出器22を介して平衡に維持してプレス成形できるも
のである。
この際、両端の加圧シリンダー5は、それぞれ第2油
圧制御弁12、第4油圧制御弁14を介してタンク25に接続
され、アンロード状態となってスライド5に追従するも
のである。そのため、サーボポンプ7からの油圧油を両
端の加圧シリンダー5に供給せずにプレス成形でき、そ
の分だけ中央部の加圧シリンダー5側に油圧油を集中し
て供給でき、省エネルギーがはかれて生産性を向上でき
る。
圧制御弁12、第4油圧制御弁14を介してタンク25に接続
され、アンロード状態となってスライド5に追従するも
のである。そのため、サーボポンプ7からの油圧油を両
端の加圧シリンダー5に供給せずにプレス成形でき、そ
の分だけ中央部の加圧シリンダー5側に油圧油を集中し
て供給でき、省エネルギーがはかれて生産性を向上でき
る。
また、表の右側に示すようにそれぞれの油圧制御弁の
電磁弁を励磁することによって、第4図に示すように左
側の4個の加圧シリンダー5を左右バランスよく加圧し
て、右側の2個の加圧シリンダー5をアンロード状態と
したり、第5図に示すように右側の4個の加圧シリンダ
ー5を左右のバランスよく加圧して、左側の2個の加圧
シリンダー5をアンロード状態としてプレス成形するこ
とができる。
電磁弁を励磁することによって、第4図に示すように左
側の4個の加圧シリンダー5を左右バランスよく加圧し
て、右側の2個の加圧シリンダー5をアンロード状態と
したり、第5図に示すように右側の4個の加圧シリンダ
ー5を左右のバランスよく加圧して、左側の2個の加圧
シリンダー5をアンロード状態としてプレス成形するこ
とができる。
したがって、多種多様の金型に投入したテーパーポー
ルやトラックフレーム等のプレス成形材料の上方部に位
置する加圧シリンダーを選択して左右対称状にスライド
を加圧でき、かつ適宜にスライドを平衡に維持できてプ
レス成形することができるものである。
ルやトラックフレーム等のプレス成形材料の上方部に位
置する加圧シリンダーを選択して左右対称状にスライド
を加圧でき、かつ適宜にスライドを平衡に維持できてプ
レス成形することができるものである。
また、金型をプレス成形装置に端面基準や特定位置基
準として設置しても、上記したように加圧シリンダーを
適宜に選択できるため、プレス成形材料に合わせて簡単
にバランスよく加圧シリンダーで加圧でき、従来のよう
に荷重が左右どちらかに偏りやすいのを防止できて、プ
レス成形できるものである。
準として設置しても、上記したように加圧シリンダーを
適宜に選択できるため、プレス成形材料に合わせて簡単
にバランスよく加圧シリンダーで加圧でき、従来のよう
に荷重が左右どちらかに偏りやすいのを防止できて、プ
レス成形できるものである。
上記加圧シリンダー作動用の電磁弁の選択は、予めプ
レス成形材料とその投入位置に対応してコンピューター
に入力設定しておいたり、プレス成形材料をセンサーで
検出したりして行うなど適宜に行えるものである。
レス成形材料とその投入位置に対応してコンピューター
に入力設定しておいたり、プレス成形材料をセンサーで
検出したりして行うなど適宜に行えるものである。
なお、上記では、左右対称状に加圧シリンダーを複数
本ごとに加圧して作動したが、油圧制御弁の適宜な選択
によって3本ごとや5本ごとに作動して使用するのを制
限するものではない。この際、特に支持シリンダーを併
用すると、偏心荷重を防止できて好ましい。
本ごとに加圧して作動したが、油圧制御弁の適宜な選択
によって3本ごとや5本ごとに作動して使用するのを制
限するものではない。この際、特に支持シリンダーを併
用すると、偏心荷重を防止できて好ましい。
上記実施例では、加圧シリンダーを一列状に6本設置
したものについて説明したが、4本、8本、10本等の多
数本設置することもでき(好ましくは偶数本)、また必
要に応じて二列状に設置したりすることもできるもので
ある。
したものについて説明したが、4本、8本、10本等の多
数本設置することもでき(好ましくは偶数本)、また必
要に応じて二列状に設置したりすることもできるもので
ある。
考案の効果 以上のように本考案にあっては、テーパーポールやト
ラックフレーム等の長尺の偏心荷重が生じやすいプレス
成形材料であっても、多数本設置の加圧シリンダーを適
宜に選択して荷重バランスよくプレス成形することがで
き、金型設置位置の選択やクッション、捨てピン等の設
置の段取り時間を大幅に削減でき、生産性の向上をはか
ることができる。
ラックフレーム等の長尺の偏心荷重が生じやすいプレス
成形材料であっても、多数本設置の加圧シリンダーを適
宜に選択して荷重バランスよくプレス成形することがで
き、金型設置位置の選択やクッション、捨てピン等の設
置の段取り時間を大幅に削減でき、生産性の向上をはか
ることができる。
また、プレス用に参加しないときの加圧シリンダーは
アンロード状態とするので、油圧油供給の省エネルギー
化がはかれるとともに、プレス用の加圧シリンダーに集
中して油圧油を供給できて、成形サイクル時間等の短縮
化がはかれて好ましいものである。
アンロード状態とするので、油圧油供給の省エネルギー
化がはかれるとともに、プレス用の加圧シリンダーに集
中して油圧油を供給できて、成形サイクル時間等の短縮
化がはかれて好ましいものである。
そして、プレス成形材料の上方部に位置して加圧する
加圧シリンダーを左右対称状に選択して、スライドの両
側の位置検出器に偏差が生じないように上記加圧シリン
ダーを左右対称状に加圧制御するように形成したので、
上記成形材料に対応して左右対称状に加圧シリンダーを
加圧することができるとともに、スライド両側の位置検
出器でスライドの平衡を保持するようにしてプレス成形
できるものである。
加圧シリンダーを左右対称状に選択して、スライドの両
側の位置検出器に偏差が生じないように上記加圧シリン
ダーを左右対称状に加圧制御するように形成したので、
上記成形材料に対応して左右対称状に加圧シリンダーを
加圧することができるとともに、スライド両側の位置検
出器でスライドの平衡を保持するようにしてプレス成形
できるものである。
第1図は本考案の一実施例の概要説明図、第2図、第3
図、第4図、第5図はそれぞれ同上の加圧シリンダーの
選択加圧状態の説明図である。 1……プレス成形装置、2……プレス成形材料、3……
ベッド、4……スライド、5……加圧シリンダー、6…
…金型、7……サーボポンプ、8……油圧配管、9……
油圧制御弁。
図、第4図、第5図はそれぞれ同上の加圧シリンダーの
選択加圧状態の説明図である。 1……プレス成形装置、2……プレス成形材料、3……
ベッド、4……スライド、5……加圧シリンダー、6…
…金型、7……サーボポンプ、8……油圧配管、9……
油圧制御弁。
Claims (1)
- 【請求項1】ベッドとスライドとを縦長状または横長状
に所要の長さに配設してプレス成形自在に形成したプレ
ス成形装置において、 スライドに多数の加圧シリンダーを一定間隔で一列状ま
たは二列状に加圧制御自在に配設するとともに、スライ
ドの両側に位置検出器をそれぞれ配設し、 ベッドとスライドの間に設置の金型に投入するプレス成
形材料の長さに対応してそのプレス成形材料の上方部に
位置する加圧シリンダーを選択して加圧するように、プ
レス成形材料の上方部に位置しない加圧シリンダーは選
択せずにアンロード状態にするように加圧シリンダー作
動用の油圧制御弁を制御自在に配管接続して配設し、 プレス成形材料の上方部に位置して加圧する加圧シリン
ダーを左右対称状に選択して、スライドの両側の位置検
出器に偏差が生じないように上記加圧シリンダーを左右
対称状に加圧制御するように形成したことを特徴とする
プレス成形用スライド平衡油圧制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990005939U JP2507242Y2 (ja) | 1990-01-24 | 1990-01-24 | プレス成形用スライド平衡油圧制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990005939U JP2507242Y2 (ja) | 1990-01-24 | 1990-01-24 | プレス成形用スライド平衡油圧制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03101400U JPH03101400U (ja) | 1991-10-22 |
JP2507242Y2 true JP2507242Y2 (ja) | 1996-08-14 |
Family
ID=31509624
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990005939U Expired - Fee Related JP2507242Y2 (ja) | 1990-01-24 | 1990-01-24 | プレス成形用スライド平衡油圧制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2507242Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5799848B2 (ja) * | 2012-02-21 | 2015-10-28 | トヨタ自動車株式会社 | 多段プレス装置及び多段プレス方法 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE2630966A1 (de) * | 1976-07-08 | 1978-01-12 | Mannesmann Ag | Steuerung einer hydraulischen presse, insbesondere einer o-presse fuer die grossrohrherstellung |
-
1990
- 1990-01-24 JP JP1990005939U patent/JP2507242Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03101400U (ja) | 1991-10-22 |
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