JP2507129Y2 - 地下探査車 - Google Patents

地下探査車

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JP2507129Y2
JP2507129Y2 JP1990124176U JP12417690U JP2507129Y2 JP 2507129 Y2 JP2507129 Y2 JP 2507129Y2 JP 1990124176 U JP1990124176 U JP 1990124176U JP 12417690 U JP12417690 U JP 12417690U JP 2507129 Y2 JP2507129 Y2 JP 2507129Y2
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忠彰 山浦
渡辺  賢一
治之 小原
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Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd
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Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は地下探査車、より詳しくは路面下の空洞や配
管、配線等の埋設物を探査する場合に使用される地下探
査車に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、路面下の空洞や配管、配線等の埋設物を非破壊
で計測探査する方式として送信アンテナから電磁波を地
中に発信し、その反射波を受信アンテナで受信し、その
信号を記録、解析することが知られている。
ところで、このような計測探査方式においては、電磁
波発受信装置としての送信アンテナ、受信アンテナはそ
の性能上地表からせいぜい10cm以内に配置する必要があ
り、かつ連続して計測探査するため従来は第4図に示す
如き地下探査車4が提案されている。
即ち、1は内部に図示しないレーダコントローラ、デ
ータレコーダ、ロータリエンコーダ等の各種装置を搭載
した走行台車であって、この走行台車1の後部に発受信
アンテナ2を搭載した台車3を懸引するようにしたもの
である。
また、特開平4−174107号公報によって舗装構造探査
車の発明が先願発明として提案されている。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところが前記したような地下探査車4においては問題
がある。即ちこの地下探査車4は通常特定場所に駐車さ
れ、必要に応じて探査場所まで走行して行くものである
が、この場合、発受信アンテナ2と地表までの間隔が狭
いため路面の凹凸によりこの発受信アンテナ2を損傷さ
せる恐れがあるばかりでなく、道路交通法により一般道
路上を走行することができない。
したがって、この発受信アンテナ2を搭載する台車3
を走行台車1に搭載し、現地にてセットする必要があ
り、そのため作業が面倒なものとなっている。
また、前記特開平4−174107号公報に記載された先願
発明は、地中レーダーのアンテナ及び発信器等をユニッ
ト化したアンテナを油圧式の昇降装置によって昇降可能
に支持した装置が提案されている。そして車体に対して
昇降装置によってアンテナを所定の位置に保持した状態
で舗装を探査するようになっており、比較的凹凸の少な
い良好な舗装面を探査するのに適した装置である。
従って、舗装面上に所定の高さを保ってアンテナが位
置した状態で探査するには適しているものの、凹凸がか
なりある道路面や道路上に遺失物がある場合のように突
起物がある場合には、このアンテナが破損するおそれが
あることからこのような道路面の探査には不向きであ
る。
〔課題を解決するための手段〕
本考案に係る地下探査車は、前記従来技術の問題点を
解決するために得られたものであって、車体11の後部下
方を開放して形成した格納室13の両側に配置した昇降装
置16によって、地中レーダーの電磁波発受信装置12を搭
載した支持台23を前記格納室13内に収納あるいは車体11
の下方に吊り下げ可能に支持するとともに車体11上に電
磁波発受信装置12からの信号を記録する記録装置14を設
けており、前記支持台23は、車体11の下方に吊り降ろさ
れた状態において前後左右に揺動したり回転運動ができ
るように、前記昇降装置16によって可撓性の吊り部材を
介して支持されている。
〔作用〕
前記構成からなる地下探査車によれば、昇降装置16は
チエンのような可撓性のある吊り部材によって電磁波発
受信器12を搭載した支持台23を吊り下げており、従っ
て、支持台23は車体11の下方に吊り降ろされた状態で車
体11に対して前後左右に揺動したり、回転を伴なった各
種の運動をすることが可能である。
従って、道路上に突起物や遺失物等がある場合に、こ
の支持台23が突起物等に衝突してもこれを回避するよう
に揺動あるいは回転運動、更にはこれらを混合した運動
するので、支持台23上に搭載している電磁波発受信器12
を破損することがない。特に本考案の地下探査車は、道
路等を安全かつ効率的に探査することができる。
〔実施例〕
以下第1図乃至第3図に基づき本考案による地下探査
車の一実施例を説明する。
第1図は地下探査車の一部破断斜視図であって、車体
11の後部には電磁波発受信装置12を格納する格納室13が
形成されるとともに少なくともデータレコーダ等の記録
装置14のほかレーダコントローラ、ロータリーエンコー
ダ等が、又必要に応じてコンピュータ等の解析処理装置
が搭載されている。
そして第2図及び第3図に示されるように格納室13の
下方は開口15を有するように開放され、その側面上部に
は昇降装置16の一部をなすモータ17とギヤボックス18が
取付けられるとともに、側面には軸受19により支持され
たネジ軸20が配置されている。このネジ軸20はガイド装
置として作用するとともに第1のスプロケット21を有す
る可動部材22が噛合っている。
23は、発信アンテナ及び受信アンテナよりなる電磁波
発受信装置12を支持する支持台であって、この支持台23
上には第2のスプロケット24が配置されている。25はチ
ェンで、このチェン25に第1のスプロケット21と第2の
スプロケット24が噛合うとともに両端はそれぞれ取付部
材26により車体11に取付けられている。27は車体11に取
付けられた石跳防護シートである。
前記構成の地下探査車において、今、第2図及び第3
図に実線で示すように支持台23を下降させて鎖線で示す
電磁波発受信装置12を操作して、その信号を記録装置14
に記録し、このデータを車体上又は別に設けられた解析
処理装置に入力して解析し、その結果を画面等に表示し
て確認する。その過程において路面上にもし障害物等が
あった場合、支持台23は第1のスプロケット21を中心に
して後方に揺動して退避するため、この支持台23及び又
は電磁波発受信装置12が損傷することはない。
そして地中探査作業が終了すると、モータ17を作動さ
せてネジ軸20を回動させると可動部材22が上昇する。即
ち、第1のスプロケット21が鎖線で示すように上昇し、
支持台23を格納室13内に格納することができるのであ
る。
なお、この実施例においては、ネジ軸20を昇降装置及
びガイド装置として利用するようにしたが、これは例え
ば本体にガイド溝を形成し、このガイド溝に沿って可動
部材をロープ等の可撓性吊り部材により上下動させるよ
うに構成してもよい。
〔考案の効果〕
以上の説明から明らかなように、本考案による地下探
査車は、車体11の後部下方を開放した格納室13を形成
し、この格納室13の両側に配置した昇降装置16によって
地中レーダーのアンテナ及び発信器等を設けた電磁波受
信装置12を搭載した支持台23を支持し、この支持台23を
格納室13内に収納あるいは車体の下方に吊り下げたりす
るように構成すると共に車体11上に前記電磁波受信装置
12からの信号を記録する記録装置14を設けており、前記
昇降装置16は可撓性の吊り部材を介して前記支持台23を
支持し、この支持台23が車体11の下方に吊り降ろされた
状態において前後、左右、回転できるように構成されて
おり、次の効果を奏することができる。
即ち、車体11の後部に、下方を開放して形成した格納
室13内に電磁波受信装置12を搭載した支持台23をチエン
やロープの如き可撓性の吊り部材によって昇降装置16を
介して吊り下げていることから、前記支持台23は自由に
前後方向、左右方向及び旋回動作することが可能であ
り、電磁波受信装置12を極めて簡単に使用状態にセッテ
イングしたり、格納したりすることが可能である。
また、道路面上に凹凸や遺失物が存在し、前記支持台
23がこれに衝突してもこの支持台23は後退したり、旋回
したりして障害物を回避するように運動するので電磁波
受信装置12に損傷を与えることなく、効率的に地下を探
査して各種のデータを収集することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本考案による地下探査車の一実施例
を示すものであって、第1図は探査車の一部破断斜視
図、第2図は格納室の背面図、第3図はその側面図、第
4図は従来の地下探査車の概略側面図である。 11…車体、12…電磁波発受信装置 13…格納スペース、14…記録装置 15…開口、16…昇降装置 17…モータ、18…ギヤボックス 19…軸受、20…ネジ軸 21…第1のスプロケット 22…可動部材、23…支持台 24…第2のスプロケット 25…チェン、26…取付部材 27…石跳防護シート。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−174107(JP,A) 特開 平4−159145(JP,A) 特公 昭63−48028(JP,B2) 特公 昭62−59270(JP,B2)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】車体(11)の後部下方を開放して形成した
    格納室(13)の両側に配置した昇降装置(16)によっ
    て、地中レーダーの電磁波発受信装置(12)を搭載した
    支持台(23)を前記格納室(13)内に収納あるいは車体
    (11)の下方に吊り下げ可能に支持するとともに車体
    (11)上に電磁波発受信装置(12)からの信号を記録す
    る記録装置(14)を設けており、 前記支持台(23)は、車体(11)の下方に吊り降ろされ
    た状態において前後左右に揺動したり回転運動ができる
    ように、前記昇降装置(16)によって可撓性の吊り部材
    を介して支持されていることを特徴とする地下探査車。
JP1990124176U 1990-11-28 1990-11-28 地下探査車 Expired - Fee Related JP2507129Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6431573B1 (ja) * 2017-07-12 2018-11-28 株式会社カナン・ジオリサーチ 地中探査装置及び地中探査車両

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2845611B2 (ja) * 1990-11-06 1999-01-13 ジオ・サーチ株式会社 舗装構造探査車

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JP6431573B1 (ja) * 2017-07-12 2018-11-28 株式会社カナン・ジオリサーチ 地中探査装置及び地中探査車両

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