JP2506681Y2 - 非直線性補正回路 - Google Patents
非直線性補正回路Info
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- JP2506681Y2 JP2506681Y2 JP3403490U JP3403490U JP2506681Y2 JP 2506681 Y2 JP2506681 Y2 JP 2506681Y2 JP 3403490 U JP3403490 U JP 3403490U JP 3403490 U JP3403490 U JP 3403490U JP 2506681 Y2 JP2506681 Y2 JP 2506681Y2
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- JP
- Japan
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- distributor
- correction
- frequency signal
- phase
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Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はクライストロンを用いたテレビジョン送信機
に使用される非直線性補正回路に関する。
に使用される非直線性補正回路に関する。
一般にクライストロンは、マイクロ波の増幅や発振に
用いられているが、テレビジョン送信機では、これを高
周波信号の増幅に使用する場合がある。
用いられているが、テレビジョン送信機では、これを高
周波信号の増幅に使用する場合がある。
このようなクライストロンを用いたテレビジョン送信
機では、信号の効率的な増幅を行うために同期信号期間
を除いた期間のみクライストロンのビーム電流を減少さ
せて使用することにより、クライストロンの飽和域の近
傍まで使用して絵柄信号の伝送を行っている。
機では、信号の効率的な増幅を行うために同期信号期間
を除いた期間のみクライストロンのビーム電流を減少さ
せて使用することにより、クライストロンの飽和域の近
傍まで使用して絵柄信号の伝送を行っている。
このため、クライストロンの出力における振幅及び位
相特性の劣化が著しく、特にルミナンス（輝度）とクロ
ミナンス（色差）の直線性が一致せず、例えばルミナン
スの直線性を補正するとクロミナンスの直線性が過度に
補正されると言う問題がある。
相特性の劣化が著しく、特にルミナンス（輝度）とクロ
ミナンス（色差）の直線性が一致せず、例えばルミナン
スの直線性を補正するとクロミナンスの直線性が過度に
補正されると言う問題がある。
本考案の目的は、クロミナンスの振幅位相特性をルミ
ナンスの振幅位相特性と独立して調整することができる
非直線性補正回路を提供することにある。
ナンスの振幅位相特性と独立して調整することができる
非直線性補正回路を提供することにある。
本考案の非直線性補正回路は、映像信号を振幅変調し
た後の高周波信号を２分配する第１分配器と、この第１
分配器で分配された一方の高周波信号を入力としてクロ
ミナンスの補正特性に対応した色副搬送波を出力する並
列接続された２つの補正色副搬送波回路と、第１分配器
により分配された他方の高周波信号を入力し、前記２つ
の補正色副搬送波回路の遅れ時間を補正する遅延回路
と、この遅延回路を経た高周波信号を前記色副搬送波で
変調してクロミナンスの振幅特性及び位相特性を補正す
る変調器とで構成される。
た後の高周波信号を２分配する第１分配器と、この第１
分配器で分配された一方の高周波信号を入力としてクロ
ミナンスの補正特性に対応した色副搬送波を出力する並
列接続された２つの補正色副搬送波回路と、第１分配器
により分配された他方の高周波信号を入力し、前記２つ
の補正色副搬送波回路の遅れ時間を補正する遅延回路
と、この遅延回路を経た高周波信号を前記色副搬送波で
変調してクロミナンスの振幅特性及び位相特性を補正す
る変調器とで構成される。
また、２つの補正色副搬送波回路は、第１の分配器で
分配された高周波信号を２分配する第２分配器と、この
第２分配器で分配された高周波信号をそれぞれクロミナ
ンスの補正特性に合わせて増幅する第１及び第２の非直
線性増幅器と、直交成分を取り出す第１及び第２の同期
検波器と、第１及び第２の色副搬送波通過フィルタと、
得られた色副搬送波の位相を可変する第１及び第２の位
相器とで構成される。
分配された高周波信号を２分配する第２分配器と、この
第２分配器で分配された高周波信号をそれぞれクロミナ
ンスの補正特性に合わせて増幅する第１及び第２の非直
線性増幅器と、直交成分を取り出す第１及び第２の同期
検波器と、第１及び第２の色副搬送波通過フィルタと、
得られた色副搬送波の位相を可変する第１及び第２の位
相器とで構成される。
本考案によれば、補正色副搬送波回路においてクロミ
ナンス補正特性に対応して得られる色副搬送波で高周波
信号を変調することで、ルミナンスと独立してクロミナ
ンスの補正のみを行うことが可能となる。
ナンス補正特性に対応して得られる色副搬送波で高周波
信号を変調することで、ルミナンスと独立してクロミナ
ンスの補正のみを行うことが可能となる。
次に、本考案を図面を参照して説明する。
第１図は本考案の非直線性補正回路の一実施例のブロ
ック図である。図において、12は第１分配器であり、映
像信号を振幅変調した後の高周波信号としての入力信号
11を２つに分配し、分配した信号の一方を遅延回路22
に、他方を第２分配器13にそれぞれ供給している。ま
た、この第２分配器13で２つに分配された信号は、それ
ぞれ並列接続された２つの補正色副搬送波回路に供給し
ている。すなわち、一方を第１の色副搬送波回路の第１
非直線性増幅器14に、他方を第２の色副搬送波回路の第
２非直線性増幅器18にそれぞれ供給している。
ック図である。図において、12は第１分配器であり、映
像信号を振幅変調した後の高周波信号としての入力信号
11を２つに分配し、分配した信号の一方を遅延回路22
に、他方を第２分配器13にそれぞれ供給している。ま
た、この第２分配器13で２つに分配された信号は、それ
ぞれ並列接続された２つの補正色副搬送波回路に供給し
ている。すなわち、一方を第１の色副搬送波回路の第１
非直線性増幅器14に、他方を第２の色副搬送波回路の第
２非直線性増幅器18にそれぞれ供給している。
前記第１非直線性増幅器14は、クライストロン出力に
おけるクロミナンスの振幅補正特性に合わせて調整され
ている。そして、この第１非直線性増幅器14の出力は第
１同期検波器15に入力され、ここでベースバンド成分に
変換された直交成分が取出される。この直交成分は第１
色副搬送波通過フィルタ16に入力され、さらに第１位相
器17を通り色副搬送波が取出される。
おけるクロミナンスの振幅補正特性に合わせて調整され
ている。そして、この第１非直線性増幅器14の出力は第
１同期検波器15に入力され、ここでベースバンド成分に
変換された直交成分が取出される。この直交成分は第１
色副搬送波通過フィルタ16に入力され、さらに第１位相
器17を通り色副搬送波が取出される。
しかる上で、この色副搬送波は、前記遅延回路22の後
段に配置された変調器23に入力され、遅延回路22で遅延
された高周波数信号に変調が行われて出力信号24が得ら
れる。ここで遅延回路22は、第１色副搬送波通過フィル
タ16および第１位相器17から出力される色副搬送波と高
周波信号内の色副搬送波の同相又は逆相にするために遅
延を行う回路である。
段に配置された変調器23に入力され、遅延回路22で遅延
された高周波数信号に変調が行われて出力信号24が得ら
れる。ここで遅延回路22は、第１色副搬送波通過フィル
タ16および第１位相器17から出力される色副搬送波と高
周波信号内の色副搬送波の同相又は逆相にするために遅
延を行う回路である。
このようにして、高周波信号内の色副搬送波を同相又
は逆相で色副搬送波を変調することにより、同相の場合
は振幅の伸張が、逆相の場合は振幅の圧縮がそれぞれ行
われ、この結果クロミナンスの振幅補正のみが行われる
ことになる。
は逆相で色副搬送波を変調することにより、同相の場合
は振幅の伸張が、逆相の場合は振幅の圧縮がそれぞれ行
われ、この結果クロミナンスの振幅補正のみが行われる
ことになる。
一方、前記第２非直線性増幅器18は、クライストロン
出力におけるクロミナンスの位相補正特性に合わせて調
整されている。そして、この第２非直線性増幅器18の出
力は、第２同期検波器19に入力され、ここでベースバン
ド成分に変換された直交成分が取出される。この直交成
分は、第２色副搬送波通過フィルタ20に入力され、さら
に第２位相器21を通り色副搬送波が取出される。この第
２位相器21の位相は、前記第１位相器17に対し90°又は
−90°位相差を持つように調整される。
出力におけるクロミナンスの位相補正特性に合わせて調
整されている。そして、この第２非直線性増幅器18の出
力は、第２同期検波器19に入力され、ここでベースバン
ド成分に変換された直交成分が取出される。この直交成
分は、第２色副搬送波通過フィルタ20に入力され、さら
に第２位相器21を通り色副搬送波が取出される。この第
２位相器21の位相は、前記第１位相器17に対し90°又は
−90°位相差を持つように調整される。
そして、前記変調器23において高周波信号内の色副搬
送波に90°又は−90°で色副搬送波を変調することによ
り、位相が90°の場合は位相を進ませ、−90°の場合は
位相を遅らせる方向に補正され、この結果クロミナンス
の位相補正のみ行われることになる。
送波に90°又は−90°で色副搬送波を変調することによ
り、位相が90°の場合は位相を進ませ、−90°の場合は
位相を遅らせる方向に補正され、この結果クロミナンス
の位相補正のみ行われることになる。
このようにして、ルミナンスとは独立してクロミナン
スの振幅補正及び位相補正のみを行なうことが可能とな
り、ルミナンスの直線性を過度に補正することなくクロ
ミナンスの直線性を補正でき、クライストロンの効率的
な増幅が実現できる。
スの振幅補正及び位相補正のみを行なうことが可能とな
り、ルミナンスの直線性を過度に補正することなくクロ
ミナンスの直線性を補正でき、クライストロンの効率的
な増幅が実現できる。
以上説明したように本考案によれば、クライストロン
で生じるルミナンス及びクロミナンスの振幅特性及び位
相特性の劣化を補正する際に、ルミナンスと独立してク
ロミナンスの補正のみを行うことができるので、クライ
ストロンの効率を低下させずに高品位の絵柄信号を得る
ことができる効果がある。
で生じるルミナンス及びクロミナンスの振幅特性及び位
相特性の劣化を補正する際に、ルミナンスと独立してク
ロミナンスの補正のみを行うことができるので、クライ
ストロンの効率を低下させずに高品位の絵柄信号を得る
ことができる効果がある。
第１図は本考案の非直線性補正回路の一実施例のブロッ
ク図である。 11…入力信号、12…第１分配器、13…第２分配器、14…
第１非直線性増幅器、15…第１同期検波器、16…第１色
副搬送波通過フィルタ、17…第１位相器、18…第２非直
線性増幅器、19…第２同期検波器、20…第２色副搬送波
通過フィルタ、21…第２位相器、22…遅延回路、23…変
調器、24…出力信号。
ク図である。 11…入力信号、12…第１分配器、13…第２分配器、14…
第１非直線性増幅器、15…第１同期検波器、16…第１色
副搬送波通過フィルタ、17…第１位相器、18…第２非直
線性増幅器、19…第２同期検波器、20…第２色副搬送波
通過フィルタ、21…第２位相器、22…遅延回路、23…変
調器、24…出力信号。
Claims (2)
- 【請求項１】映像信号を振幅変調した後の高周波信号を
２分配する第１分配器と、この第１分配器で分配された
一方の高周波信号を入力としてクロミナンスの補正特性
に対応した色副搬送波を出力する並列接続された２つの
補正色副搬送波回路と、前記第１分配器により分配され
た他方の高周波信号を入力し、前記２つの補正色副搬送
波回路の遅れ時間を補正する遅延回路と、この遅延回路
を経た高周波信号を前記色副搬送波で変調してクロミナ
ンスの振幅特性及び位相特性を補正する変調器とを備え
ることを特徴とする非直線性補正回路。 - 【請求項２】２つの補正色副搬送波回路は、第１の分配
器で分配された高周波信号を２分配する第２分配器と、
この第２分配器で分配された高周波信号をそれぞれクロ
ミナンスの補正特性に合わせて増幅する第１及び第２の
非直線性増幅器と、直交成分を取り出す第１及び第２の
同期検波器と、第１及び第２の色副搬送波通過フィルタ
と、得られた色副搬送波の位相を可変する第１及び第２
の位相器とで構成されてなる実用新案登録請求の範囲第
１項記載の非直線性補正回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3403490U JP2506681Y2 (ja) | 1990-03-30 | 1990-03-30 | 非直線性補正回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3403490U JP2506681Y2 (ja) | 1990-03-30 | 1990-03-30 | 非直線性補正回路 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03125587U JPH03125587U (ja) | 1991-12-18 |
| JP2506681Y2 true JP2506681Y2 (ja) | 1996-08-14 |
Family
ID=31538158
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3403490U Expired - Fee Related JP2506681Y2 (ja) | 1990-03-30 | 1990-03-30 | 非直線性補正回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2506681Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4743054B2 (ja) | 2006-09-06 | 2011-08-10 | 株式会社デンソー | 車両のドライブレコーダ |
-
1990
- 1990-03-30 JP JP3403490U patent/JP2506681Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03125587U (ja) | 1991-12-18 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |