JP2506610B2 - シ―ルドトンネル築造方法 - Google Patents
シ―ルドトンネル築造方法Info
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- JP2506610B2 JP2506610B2 JP5284257A JP28425793A JP2506610B2 JP 2506610 B2 JP2506610 B2 JP 2506610B2 JP 5284257 A JP5284257 A JP 5284257A JP 28425793 A JP28425793 A JP 28425793A JP 2506610 B2 JP2506610 B2 JP 2506610B2
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、シールドトンネル築造
方法に係り、特にリング状に組み立てられたセグメント
に働く曲げモーメントを軽減するために取り付けられる
水平弦材である下部弦材および上部弦材を他の用途に兼
用するようにしたシールドトンネル築造方法に関する。
方法に係り、特にリング状に組み立てられたセグメント
に働く曲げモーメントを軽減するために取り付けられる
水平弦材である下部弦材および上部弦材を他の用途に兼
用するようにしたシールドトンネル築造方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】例えば、道路断面に用いられる幅方向に
長い断面のシールドトンネルの場合、セグメントの上，
下部の部位に働く曲げモーメントを軽減する目的で、セ
グメントの上，下部にタイロッドや鋼材等を用いた水平
弦材を設置する。
長い断面のシールドトンネルの場合、セグメントの上，
下部の部位に働く曲げモーメントを軽減する目的で、セ
グメントの上，下部にタイロッドや鋼材等を用いた水平
弦材を設置する。
【０００３】また、シールド掘進時には、資材の運搬等
に用いられるレールの敷設に必要な枕木が仮設資材とし
て設置される。したがって、シールド掘進時にはセグメ
ントの組み立てと同時に水平弦材を設置し、シールドの
進行に伴って順次、枕木，レールを敷設して行く。
に用いられるレールの敷設に必要な枕木が仮設資材とし
て設置される。したがって、シールド掘進時にはセグメ
ントの組み立てと同時に水平弦材を設置し、シールドの
進行に伴って順次、枕木，レールを敷設して行く。
【０００４】その後、シールドの掘進が完了したら、本
体構造物の築造の前に、仮設資材としてのレール，枕木
等を撤去しなければならない。
体構造物の築造の前に、仮設資材としてのレール，枕木
等を撤去しなければならない。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来例えば
セグメント内に取り付けられた水平弦材のうちの下部弦
材をレールの枕木として利用し、その後床版部分にコン
クリートを打設し、前記枕木を本体構造物と一体化した
り、セグメント内の上部弦材を風管や照明等を取り付
け、さらにはこれらを撤去後、天井パネルを取り付ける
ための基礎として利用することについて、考慮されてい
ない。
セグメント内に取り付けられた水平弦材のうちの下部弦
材をレールの枕木として利用し、その後床版部分にコン
クリートを打設し、前記枕木を本体構造物と一体化した
り、セグメント内の上部弦材を風管や照明等を取り付
け、さらにはこれらを撤去後、天井パネルを取り付ける
ための基礎として利用することについて、考慮されてい
ない。
【０００６】したがって、従来技術ではリング状のセグ
メントに働く曲げモーメントを軽減するための下部弦材
や上部弦材の撤去作業，仮設資材の設置および撤去作
業，風管や照明、天井パネル等を取り付ける基礎の設置
作業等が重複するため、作業能率が悪いという問題があ
り、工事費が嵩むという問題があった。
メントに働く曲げモーメントを軽減するための下部弦材
や上部弦材の撤去作業，仮設資材の設置および撤去作
業，風管や照明、天井パネル等を取り付ける基礎の設置
作業等が重複するため、作業能率が悪いという問題があ
り、工事費が嵩むという問題があった。
【０００７】本発明は、上記のことに鑑みなされたもの
で、その目的とするところは、シールド機の後方でリン
グ状に組み立てられたセグメントに働く曲げモーメント
を軽減するために取り付けられた下部弦材や上部弦材の
撤去作業，仮設資材の設置および撤去作業，風管や照
明、天井パネル等を取り付ける基礎の設置作業等の重複
を回避し、作業能率の向上および工事費の低減を図り得
るシールドトンネル築造方法を提供することにある。
で、その目的とするところは、シールド機の後方でリン
グ状に組み立てられたセグメントに働く曲げモーメント
を軽減するために取り付けられた下部弦材や上部弦材の
撤去作業，仮設資材の設置および撤去作業，風管や照
明、天井パネル等を取り付ける基礎の設置作業等の重複
を回避し、作業能率の向上および工事費の低減を図り得
るシールドトンネル築造方法を提供することにある。
【０００８】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明はシールド機１の後方でリング状に組み立て
られたセグメント３に働く曲げモーメントを軽減するた
めに取り付けられた上，下部弦材のうちの、下部弦材４
を仮設用のレール７あるいは歩廊８を設ける枕木６とし
て利用し、一次覆工完了後、前記レール７あるいは歩廊
８を撤去し、下部弦材４をそのまま残置し、路床コンク
リート９中に埋め込んでトンネルを築造するようにした
ものである。
め、本発明はシールド機１の後方でリング状に組み立て
られたセグメント３に働く曲げモーメントを軽減するた
めに取り付けられた上，下部弦材のうちの、下部弦材４
を仮設用のレール７あるいは歩廊８を設ける枕木６とし
て利用し、一次覆工完了後、前記レール７あるいは歩廊
８を撤去し、下部弦材４をそのまま残置し、路床コンク
リート９中に埋め込んでトンネルを築造するようにした
ものである。
【０００９】また、上記目的を達成するため、本発明は
前記上，下部弦材のうちの、上部弦材５に仮設用の風管
１１や照明１２等を設け、一次覆工完了後、前記風管１
１や照明１２等を撤去し、必要に応じて上部弦材５を残
置し、これに天井パネル１３を取り付け、トンネルを築
造するようにしたものである。
前記上，下部弦材のうちの、上部弦材５に仮設用の風管
１１や照明１２等を設け、一次覆工完了後、前記風管１
１や照明１２等を撤去し、必要に応じて上部弦材５を残
置し、これに天井パネル１３を取り付け、トンネルを築
造するようにしたものである。
【００１０】
【作用】本発明では、セグメント３に取り付けられた
上，下部弦材のうちの、下部弦材４を仮設資材としての
枕木６に利用し、この枕木６の上にレール７あるいは歩
廊８を設け、レール７はシールド機１の後続台車，ズリ
トロ，セグメント台車等の坑内運搬車の軌道として使用
し、歩廊８は坑内通路として使用する。
上，下部弦材のうちの、下部弦材４を仮設資材としての
枕木６に利用し、この枕木６の上にレール７あるいは歩
廊８を設け、レール７はシールド機１の後続台車，ズリ
トロ，セグメント台車等の坑内運搬車の軌道として使用
し、歩廊８は坑内通路として使用する。
【００１１】そして、一次覆工完了後、前記レール７あ
るいは歩廊８を撤去するが、下部弦材４はそのまま残置
し、路床コンクリート９中に埋め込む。
るいは歩廊８を撤去するが、下部弦材４はそのまま残置
し、路床コンクリート９中に埋め込む。
【００１２】したがって、本発明では下部弦材４の撤去
作業，仮設資材の設置および撤去作業の重複を回避する
ことができ、その分シールドトンネル築造の作業能率の
向上および工事費の低減を図ることが可能となる。
作業，仮設資材の設置および撤去作業の重複を回避する
ことができ、その分シールドトンネル築造の作業能率の
向上および工事費の低減を図ることが可能となる。
【００１３】一方、上，下部弦材のうちの、上部弦材５
は仮設用の風管１１や照明１２等を取り付けるための基
礎１０として利用する。
は仮設用の風管１１や照明１２等を取り付けるための基
礎１０として利用する。
【００１４】ついで、一次覆工完了後、前記風管１１や
照明１２等を撤去するが、必要に応じて上部弦材５を天
井パネル取り付け用の基礎１０として残置し、この上部
弦材５に天井パネル１３を取り付ける。
照明１２等を撤去するが、必要に応じて上部弦材５を天
井パネル取り付け用の基礎１０として残置し、この上部
弦材５に天井パネル１３を取り付ける。
【００１５】これにより、本発明では上部弦材５の撤去
作業，風管１１や照明１２等の仮設用の基礎１０、およ
び天井パネル１３を取り付ける基礎１０の取り付けおよ
び撤去作業の重複を回避することができるため、シール
ドトンネル築造の作業能率の向上および工事費の低減を
図ることができる。
作業，風管１１や照明１２等の仮設用の基礎１０、およ
び天井パネル１３を取り付ける基礎１０の取り付けおよ
び撤去作業の重複を回避することができるため、シール
ドトンネル築造の作業能率の向上および工事費の低減を
図ることができる。
【００１６】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図１は本発明の一実施例を示す縦断側面図、図２
は図１のＡ−Ａ線断面図、図３はこの実施例におけるシ
ールドトンネルの完成断面図である。
する。図１は本発明の一実施例を示す縦断側面図、図２
は図１のＡ−Ａ線断面図、図３はこの実施例におけるシ
ールドトンネルの完成断面図である。
【００１７】これらの図に示す実施例では、その図１に
示すように、シールド機１により地山を掘削し、シール
ド機１のテール部分でセグメント３をリング状に組み立
て、シールドトンネル２を構築して行く。
示すように、シールド機１により地山を掘削し、シール
ド機１のテール部分でセグメント３をリング状に組み立
て、シールドトンネル２を構築して行く。
【００１８】そして、シールドトンネル２が例えば道路
断面に用いられる幅方向に長い断面の場合、リング状の
セグメント３に働く曲げモーメントを軽減する目的で圧
縮または引張部材として、セグメント３の内部に下部弦
材４および上部弦材５を取り付ける。これら下部弦材４
および上部弦材５には、形鋼，鋼管，鋼棒等を用いる。
断面に用いられる幅方向に長い断面の場合、リング状の
セグメント３に働く曲げモーメントを軽減する目的で圧
縮または引張部材として、セグメント３の内部に下部弦
材４および上部弦材５を取り付ける。これら下部弦材４
および上部弦材５には、形鋼，鋼管，鋼棒等を用いる。
【００１９】ところで、この実施例では前記下部弦材４
を仮設資材としての枕木６に利用する。そして、下部弦
材４である枕木６の上にレール７や歩廊８を敷設し、レ
ール７はシールド機１の後続設備を載せた後続台車，ズ
リトロ，セグメント台車等の坑内運搬車の軌道として使
用し、歩廊８は坑内通路として使用する。ついで、一次
覆工完了後、前記レール７や歩廊８を撤去し、下部弦材
４はそのまま残置する。
を仮設資材としての枕木６に利用する。そして、下部弦
材４である枕木６の上にレール７や歩廊８を敷設し、レ
ール７はシールド機１の後続設備を載せた後続台車，ズ
リトロ，セグメント台車等の坑内運搬車の軌道として使
用し、歩廊８は坑内通路として使用する。ついで、一次
覆工完了後、前記レール７や歩廊８を撤去し、下部弦材
４はそのまま残置する。
【００２０】その後、二次覆工と同時に路盤部分の築造
が行われるが、床版部分にコンクリートを打設し、図３
に示すように、下部弦材４を路床コンクリート９中に埋
め込んで、トンネルを築造して行く。
が行われるが、床版部分にコンクリートを打設し、図３
に示すように、下部弦材４を路床コンクリート９中に埋
め込んで、トンネルを築造して行く。
【００２１】一方、前記上部弦材５は図１，図２に示す
ように、仮設用の風管１１や照明１２等を取り付けるた
めの基礎１０として利用する。そして、一次覆工完了
後、前記仮設用の風管１１および照明１２等を撤去し、
上部弦材５は必要によりそのまま残置する。
ように、仮設用の風管１１や照明１２等を取り付けるた
めの基礎１０として利用する。そして、一次覆工完了
後、前記仮設用の風管１１および照明１２等を撤去し、
上部弦材５は必要によりそのまま残置する。
【００２２】ついで、残置された上部弦材５を図３に示
すように、天井パネル取り付け用の基礎１０として使用
し、これに天井パネル１３を取り付ける。
すように、天井パネル取り付け用の基礎１０として使用
し、これに天井パネル１３を取り付ける。
【００２３】以上のように、この実施例ではリング状の
セグメント３に働く曲げモーメントを軽減するための
上，下部弦材のうちの、下部弦材４を仮設用のレール７
や歩廊８を設けるための仮設資材である枕木６として利
用し、一次覆工完了後、前記レール７や歩廊８を撤去
し、下部弦材４をそのまま残置し、路床コンクリート９
中に埋め込むようにしているので、下部弦材４の撤去作
業，仮設資材としての枕木６の設置および撤去作業の重
複を回避することができる。
セグメント３に働く曲げモーメントを軽減するための
上，下部弦材のうちの、下部弦材４を仮設用のレール７
や歩廊８を設けるための仮設資材である枕木６として利
用し、一次覆工完了後、前記レール７や歩廊８を撤去
し、下部弦材４をそのまま残置し、路床コンクリート９
中に埋め込むようにしているので、下部弦材４の撤去作
業，仮設資材としての枕木６の設置および撤去作業の重
複を回避することができる。
【００２４】その結果、シールドトンネル築造の作業能
率の向上、および工事費の低減を図ることが可能とな
る。
率の向上、および工事費の低減を図ることが可能とな
る。
【００２５】また、この実施例では前記上，下部弦材の
うちの、上部弦材５を仮設用の風管１１や照明１２等を
取り付けるための仮設資材である基礎１０として利用
し、一次覆工完了後、前記仮設用の風管１１や照明１２
等を撤去し、必要により上部弦材５をそのまま残置し、
続いて天井パネル１３を取り付けるための基礎１０とし
て使用するようにしているので、上部弦材５の撤去作
業，風管１１や照明１２等の仮設資材の取り付けおよび
撤去作業，天井パネル取り付け用の基礎１０の取り付け
作業の重複を回避することができる。
うちの、上部弦材５を仮設用の風管１１や照明１２等を
取り付けるための仮設資材である基礎１０として利用
し、一次覆工完了後、前記仮設用の風管１１や照明１２
等を撤去し、必要により上部弦材５をそのまま残置し、
続いて天井パネル１３を取り付けるための基礎１０とし
て使用するようにしているので、上部弦材５の撤去作
業，風管１１や照明１２等の仮設資材の取り付けおよび
撤去作業，天井パネル取り付け用の基礎１０の取り付け
作業の重複を回避することができる。
【００２６】これにより、シールドトンネル築造の作業
能率の向上、および工事費の低減を図ることができる。
能率の向上、および工事費の低減を図ることができる。
【００２７】
【発明の効果】以上説明したように、本発明ではリング
状のセグメント３に働く曲げモーメントを軽減するため
の上，下部弦材のうちの、下部弦材４を仮設用のレール
７あるいは歩廊８を設けるための仮設資材である枕木６
として利用し、一次覆工完了後、前記レール７あるいは
歩廊８を撤去し、下部弦材４をそのまま残置し、路床コ
ンクリート９中に埋め込むようにしているので、下部弦
材４の撤去作業，仮設資材としての枕木の設置および撤
去作業の重複を回避することができ、したがってシール
ドトンネル築造の作業能率の向上、および工事費の低減
をを図り得る効果がある。
状のセグメント３に働く曲げモーメントを軽減するため
の上，下部弦材のうちの、下部弦材４を仮設用のレール
７あるいは歩廊８を設けるための仮設資材である枕木６
として利用し、一次覆工完了後、前記レール７あるいは
歩廊８を撤去し、下部弦材４をそのまま残置し、路床コ
ンクリート９中に埋め込むようにしているので、下部弦
材４の撤去作業，仮設資材としての枕木の設置および撤
去作業の重複を回避することができ、したがってシール
ドトンネル築造の作業能率の向上、および工事費の低減
をを図り得る効果がある。
【００２８】また、本発明では前記上，下部弦材のうち
の、上部弦材５を仮設用の風管１１や照明１２等を取り
付けるための仮設資材である基礎として利用し、一次覆
工完了後、前記仮設用の風管１１や照明１２等を撤去
し、必要により上部弦材５をそのまま残置し、天井パネ
ル１３を取り付けるための基礎として使用するようにし
ているので、上部弦材５の撤去作業，風管１１や照明１
２等の仮設資材の取り付けおよび撤去作業，天井パネル
取り付け用の基礎の取り付け作業の重複を回避すること
ができ、その結果本発明においてもシールドトンネル築
造の作業能率の向上、および工事費の低減を図り得る効
果がある。
の、上部弦材５を仮設用の風管１１や照明１２等を取り
付けるための仮設資材である基礎として利用し、一次覆
工完了後、前記仮設用の風管１１や照明１２等を撤去
し、必要により上部弦材５をそのまま残置し、天井パネ
ル１３を取り付けるための基礎として使用するようにし
ているので、上部弦材５の撤去作業，風管１１や照明１
２等の仮設資材の取り付けおよび撤去作業，天井パネル
取り付け用の基礎の取り付け作業の重複を回避すること
ができ、その結果本発明においてもシールドトンネル築
造の作業能率の向上、および工事費の低減を図り得る効
果がある。
【図１】本発明の一実施例を示す縦断側面図である。
【図２】図１のＡ−Ａ線断面図である。
【図３】この実施例におけるシールドトンネルの完成断
面図である。
面図である。
１ シールド機 ２ シールドトンネル ３ セグメント ４ セグメントの内部に取り付けられた下部弦材 ５ セグメントの内部に取り付けられた上部弦材 ６ 仮設資材である枕木 ７ レール ８ 歩廊 ９ 路床コンクリート １０ 風管や照明，天井パネル等を取り付けるための基
礎 １１ 風管 １２ 照明 １３ 天井パネル
礎 １１ 風管 １２ 照明 １３ 天井パネル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 井上 正巳 東京都中央区新川１丁目24番４号 大豊 建設株式会社内 (56)参考文献 特開 平２−252897（ＪＰ，Ａ) 特開 平３−212599（ＪＰ，Ａ)
Claims (2)
- 【請求項１】 シールド機１の後方でリング状にセグメ
ント３を組み立て、このリング状のセグメント３の内部
に、セグメント３に働く曲げモーメントを軽減するため
の下部弦材４および上部弦材５を取り付けて築造して行
くシールドトンネル築造方法において、前記下部弦材４
を仮設用のレール７あるいは歩廊８を設ける枕木６とし
て利用し、一次覆工完了後、前記レール７あるいは歩廊
８を撤去し、下部弦材４をそのまま残置し、路床コンク
リート９中に埋め込んでトンネルを築造することを特徴
とするシールドトンネル築造方法。 - 【請求項２】 シールド機１の後方でリング状にセグメ
ント３を組み立て、このリング状のセグメント３の内部
に、セグメント３に働く曲げモーメントを軽減するため
の下部弦材４および上部弦材５を取り付けて築造して行
くシールドトンネル築造方法において、前記上部弦材５
に仮設用の風管１１や照明１２等を設け、一次覆工完了
後、前記風管１１や照明１２等を撤去し、上部弦材５を
残置し、これに天井パネル１３などを取り付け、トンネ
ルを築造することを特徴とするシールドトンネル築造方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5284257A JP2506610B2 (ja) | 1993-10-19 | 1993-10-19 | シ―ルドトンネル築造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5284257A JP2506610B2 (ja) | 1993-10-19 | 1993-10-19 | シ―ルドトンネル築造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07310496A JPH07310496A (ja) | 1995-11-28 |
| JP2506610B2 true JP2506610B2 (ja) | 1996-06-12 |
Family
ID=17676189
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5284257A Expired - Fee Related JP2506610B2 (ja) | 1993-10-19 | 1993-10-19 | シ―ルドトンネル築造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2506610B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007016506A (ja) * | 2005-07-08 | 2007-01-25 | Taisei Corp | トンネルの覆工方法 |
| JP4859692B2 (ja) * | 2007-02-01 | 2012-01-25 | 鹿島建設株式会社 | トンネル内部構造構築方法 |
| JP4661937B2 (ja) * | 2008-10-21 | 2011-03-30 | 株式会社大林組 | セグメントの補強方法及びセグメントの補強構造 |
| CN109949682B (zh) * | 2019-04-15 | 2024-05-03 | 华东交通大学 | 一种模拟盾构隧道施工的简易试验装置及试验方法 |
| CN110344845B (zh) * | 2019-07-19 | 2021-03-30 | 西安建筑科技大学 | 一种土质隧道模块化支护结构及其施工方法 |
-
1993
- 1993-10-19 JP JP5284257A patent/JP2506610B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07310496A (ja) | 1995-11-28 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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