JP2506580B2 - 地下埋設管の非開削管路更改・増設工法 - Google Patents

地下埋設管の非開削管路更改・増設工法

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JP2506580B2
JP2506580B2 JP3042822A JP4282291A JP2506580B2 JP 2506580 B2 JP2506580 B2 JP 2506580B2 JP 3042822 A JP3042822 A JP 3042822A JP 4282291 A JP4282291 A JP 4282291A JP 2506580 B2 JP2506580 B2 JP 2506580B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は地中にある地下埋設管を
ガイドとして、地下埋設管の更改および地下埋設管の近
接位置へ新管路の布設を行う地下埋設管の非開削管路更
改・増設工法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、地下埋設管の更改や地下埋設管の
近接位置への管路増設を行う場合、多くは施工区間全面
を地上から掘削する開削工法が用いられている。しか
し、この開削工法では道路交通の阻害,騒音,振動など
の工事公害、さらには地下埋設物の輻輳による施工困難
などの問題が生じており、これに対応する工法として
は、特願昭61−241456号(特開昭63−963
82号公報)に示された工法がある。
【0003】図7は、特開昭63−96382号公報に
示された工法を説明する図であって、地下の埋設管5を
新しい管と取り替え、地下埋設管の近接位置へ管路増設
を行う方法において、発進立坑1に露出した地下埋設管
5の端部に図8(b)に示す如く、管軸方向に複数の切
欠7を設け、次いで、管破砕器具8の先端に逸脱防止用
のロッド管10を装着するとともに、後部にパイロット
管4を装着した後、図8(c)に示す如く前記複数の切
欠7と図9(a)〜(c)に示す管破砕器具8を設けた
複数の特殊硬質鋼性の切削刃12とを噛み合わせた後、
管破砕器具8の後端に装着したパイロット管4を、図7
で矢印A方向に管押装置3を介して押し出し、地下埋設
管5を破砕しながら管破砕器具8を前進させ、さらに、
地下埋設管5の破砕の進行につれて、パイロット管4を
継ぎ足しながら管破砕器具8が到達立坑2に達した後、
管破砕器具8をパイロット管4より取り外す。さらに、
図10に示す如く到達立坑2側のパイロット管4の先端
に管引込器具14を装着し、管引込器具14の後端に1
本または複数の埋設管15を取り付け、管押装置3を地
下埋設管5の破砕とは逆方向に作動させパイロット管4
を発進立坑側へ引き込むことにより順次管引込器具14
を前進させて、破砕管16に近接した位置に新しい管路
を布設する工法である。
【0004】以上説明した工法では、管破砕用の切削刃
により地下埋設管路を破砕しながら、同時にパイロット
管を後続して布設するが、鋼管など破砕するに当たって
は、管破砕器具先端に図9に示す如く特殊硬質鋼性の切
削刃12を装着してはいるものの、元押装置により過大
な押し力を与える必要があり、そのため大規模な油圧機
構を用いなければならないことから不経済となる。ま
た、特殊硬質鋼性の切削刃を複数装着しているが、1本
でも欠落した場合、管破砕器具先端での安定が保たれな
くなり、管破砕を中断しなければならない。さらには管
破砕器具8の先端の逸脱防止用のロッド管10について
は、継手を多く持つ地下埋設管の継手部13の段差に食
い込み、破砕の妨げとなることに加え、地下埋設管に急
激な曲がりがあった場合など、同様に施工を中断しなけ
ればならないなど、施工の信頼性が低いという問題点が
あった。また、管路引込み工程は、無排土圧密によるた
め、周辺の土の固さ、性質の変化により、管引込器具全
体が回転ねじれを発生し、後続して布設される埋設管が
所定の位置に埋設されないという問題点がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の欠点
を改善するために提案されたもので、管破砕のために過
大な押し力を必要とせず、管破砕時の信頼性確保のため
に、管破砕形状をスリット状の切片1本のみとしたこ
と、また、管破砕時の管路継手部への接触の回避、線形
追随性の確保のために、管破砕工程の前に予め埋設管路
内に細径のロッド管を貫通させ、ロッド管をガイドとし
て埋設管を破砕することにより、埋設管破砕体先導部が
管継手部などに接触し破砕工程の妨げとなることも無
い。また、管路引込時に、周辺の土の固さ、性質の変化
により、管引込装置全体が回転むじれを発生する場合、
そのローリングを修正できるため、施工の信頼性を向上
でき、今後工事需要が多く見込まれる長距離施工区間で
の地下埋設管の更改・地下埋設管の近接位置への管路増
設工事を、道路を掘り起こすことなく、非開削工法にて
施工することができ、さらに、地下埋設管の管種に応じ
て管破砕・新設管引込装置を交換し使い分けることによ
り、地下埋設管路の更改および地下埋設管の近接位置へ
の管路増設工事をより経済的に提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は施工区間の両端に発進立坑17と到達立坑
18とを構築し、既設の埋設管を露出させるとともに、
前記発進立坑17に管を押し引きできる元押装置19
設置固定し、前記元押装置によって、既設の埋設管21
よりも細径のロッド管20を前記埋設管の中に貫通させ
る工程と、ついで到達立坑18側の埋設管内ロッド管の
先端に、ロッド管の牽引移動推進に伴って埋設管をスリ
ット状に破砕する破砕機能と、前記破砕機構の突端にパ
イロット管23を、前記埋設管の近傍に布設する布設
およびロッド管移動推進時のローリングを修正する機
能を兼ね備えた埋設管破砕新設管引込装置22を取り
付ける工程と、ついで前記元押装置19によってロッド
20を前記発進立坑17側に牽引するとともに、前記
到達立坑18側では順次パイロット管23ロッド管
20を継ぎ足しながら、これらを発進立坑17に到達さ
せる工程と、ついで到達立坑18側のパイロット管23
端には1本または複数本の新設管を牽引できる複数管一
括引込装置25と一定の長さの後続の新設管を、さらに
ロッド管端には1本の新設管を取り付け、前記発進立坑
17内の元押装置19によってこれらを牽引しつつ、か
つ到達立坑18側で順次新設管を継ぎ足しつつ発進立坑
17に到達させる工程とからなり、地下埋設管を新設管
と交換し、さらに地下埋設管の近傍に新設管を布設する
ことを特徴とする地下埋設管の非開削管路更改・増設工
法を発明の要旨とするものである。
【0007】
【作用】本発明は地下埋設管の非開削管路更改・増設工
法において、施工区間の両端に発進立坑と到達立坑とを
構築し、埋設管を露出させるとともに、発進立坑に管を
押し引きできる元押装置を設置固定し、この元押装置に
よって、既設の埋設管よりも細径のロッド管を既設埋設
管中に貫通し、ついで到達立坑側の既設管内ロッド管先
端に、ロッド管の移動推進に伴って埋設管をスリット状
に破砕する機能と、その破砕機構の突端にパイロット管
をこの地下埋設管の近傍に布設する機能、およびロッド
管移動推進時のローリングを修正する機能を兼ね備えた
埋設管破砕・新設管引込装置を取り付け、その後、元押
装置によってロッド管を発進立坑側に牽引すると同時
に、地下埋設鋼管をスリット状に破砕しながら、到達立
坑側では順次パイロット管とロッド管を継ぎ足しながら
これらを発進立坑に到達させ、その後、到達立坑側のパ
イロット管端には1本または複数本の新設管を牽引でき
る管引込装置と後続の新設管を、さらに、ロッド管端に
は1本の新設管を取り付け、発進立坑内の元押装置によ
ってこれらを牽引しつつ、また、到達立坑側で順次新設
管を継ぎ足しつつ発進立坑に到達させるので地下埋設管
路を新設管と交換し、さらに地下埋設管路の近傍に埋設
管と同じ布設線形の新設管路を、位置計測,推進方向制
御を行わずに増設できる作用を有する。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例について述べる。な
お、実施例は一つの例示であって、本発明の精神を逸脱
しない範囲で種々の変更あるいは改良をし得ることは言
うまでもない。
【0009】図1〜図4は工法を説明する図、図5
(a),(b),(c)および図6は本発明の実施例を
説明する図であって、図5(a)は地下埋設ビニール管
への適用、図5(b)は地下埋設鋼管への適用例を説明
する図、図5(c)は回転ねじれ修正機構の詳細図、
6はその最終工程である地下埋設管に近接した位置への
新設管引込み布設方法を説明する図である。まず、図1
〜図4を用い、図5および図6を参照しながら、本発明
の工法について説明する。
【0010】 図1に示す如く施工区間の両端に、発
進立坑17,到達立坑18を構築し(マンホールを利用
する場合は立坑を設置する必要はない。)、発進立坑1
7に油圧を用いた元押装置19を設置固定させる。この
際、ロッド管20の中心軸方向と地下埋設管21の中心
軸方向を一致させる。ロッド管20は、地下埋設管21
の内径より細径であり、発進立坑17から搬入可能な長
さで、両端にネジを切ったネジ込み式のものである。元
押装置19より油圧ホース6が出ており、地上で制御を
行い、図1の如く地下埋設管21の内部に、矢印A方向
に元押装置19を介して、順次継ぎ足しながら到達立坑
18にロッド管20の先端部が到達するまで貫入する。
【0011】 図2に示す如く到達立坑18におい
て、ロッド管20の先端部に埋設管破砕・新設管引込装
置22を取り付けた後、発進立坑17に設置固定してあ
る元押装置19を、ロッド管20の貫入方向と逆方向に
作動させることにより、埋設管破砕・新設管引込装置2
2を発進立坑17側へ引き戻すと同時に地下埋設管をス
リット状に破砕する。その際に管破砕の進行につれて埋
設管破砕・新設管引込装置22の後端に、順次新ロッド
管20aとパイロット管23を到達立坑18にて接続す
る。なお、埋設管破砕・新設管引込装置22について、
図5を用いて説明する。
【0012】図5(a),(b)は、地下埋設管21を
破砕しながら、新ロッド管20aとパイロット管23を
引込み布設するための埋設管破砕・新設管引込装置を説
明する図である。図5(a)及び図5(c)は、地下埋
設ビニール管の適用に関するものであり、図5(b)は
地下埋設鋼管の適用に関するものである。
【0013】図5(a)は、地下埋設管21の内部に予
め貫入されたロッド管20の先端に埋設ビニール管破砕
・新設管引込装置22aを装着した図である。埋設ビニ
ール管破砕・新設管引込装置22aは、ロッド管20と
接続するための接続部28、後端に新ロッド管20aを
接続するための接続部29、埋設ビニール管をスリット
状に破砕するための鋭利な埋設ビニール管破砕用切削刃
30、埋設ビニール管と一定の離隔を保ちながら近接し
た位置にパイロット管23を布設するためのアーム状の
突出部31、パイロット管引込布設時に発生する回転ね
じれ角を修正するための油圧シリンダ部32、穿孔用油
圧シリンダヘッド33、およびパイロット管23を後続
して接続するための接続部34から構成される。埋設ビ
ニール管破砕・新設管引込装置22aの後端に新ロッド
管20aおよびパイロット管23を継ぎ足した後、図2
に示す如くロッド管20を発進立坑17側へ引き戻すに
つれて、埋設ビニール管は鋭利な埋設ビニール管破砕用
切削刃30によりスリット状に破砕されるとともに、
設ビニール管破砕・新設管引込装置22aに後続して新
ロッド管20aおよびパイロット管23が布設される。
この際、管破砕の進行に併せて、到達立坑18にて新ロ
ッド管20aおよびパイロット管23を継ぎ足す。
【0014】図5(b)は、地下埋設管21の内部に予
め貫入されたロッド管20の先端に埋設鋼管破砕・新設
管引込装置22bを装着した図である。埋設鋼管破砕・
新設管引込装置22bは、ロッド管20と接続するため
の接続部35、後端に新ロッド管20aを接続するため
の接続部36、埋設鋼管をスリット状に破砕するための
埋設鋼管破砕用回転切削刃37、埋設鋼管と一定の離隔
を保ちながら近接した位置にパイロット管23を布設す
るためのアーム状の突出部38、パイロット管引込布設
時に発生する回転ねじれ角を修正するための油圧シリン
ダ部39、穿孔用油圧シリンダヘッド40、およびパイ
ロット管23を後続して接続するための接続部41から
構成される。埋設鋼管破砕・新設管引込装置22bの後
端に新ロッド管20aおよびパイロット管23を継ぎ足
した後、埋設鋼管をスリット状に破砕しつつ、ロッド管
20を発進立坑17側へ引き戻すことにより、埋設鋼管
破砕・新設管引込装置22bに後続して新ロッド管20
aおよびパイロット管23が布設される。埋設鋼管は発
進立坑部または破砕部にて与える回転駆動により動作す
埋設鋼管破砕用回転切削刃37によりスリット状に破
砕される。埋設鋼管破砕用回転切削刃37はそれぞれそ
の刃の長さが異なり、短い方から地下埋設鋼管を内側か
ら徐々に外側へ切削する方式を採用しており、最も長い
刃で埋設鋼管継手部21aを完全に切削する。この際、
到達立坑18にて管破砕の進行に併せて図2に示す如
く、新ロッド管20aおよびパイロット管23を継ぎ足
す。
【0015】図5(a),(b)に示す埋設管破砕・新
設管引込装置を用いて図2に示す管引込みを行う場合、
推進地盤の土質の変化などにより、ロッド管20を中心
として引込装置は回転ねじれを発生するが、この回転ね
じれ角の修正方法について、例えば図5(a)及び図5
(c)を用いて説明する。まず、回転ねじれは引込装置
の胴体内の特定位置に装着した本体回転計43により検
出される。回転ねじれが検出された場合、この回転ねじ
れの修正は、油圧モータ32(b)を油圧モーター回転
計44にて調整しつつ、任意の角度に回転させた後、油
圧シリンダ32(a)を駆動させる。これによりテーパ
ー形状の穿孔用シリンダーヘッドが外筒管より突出す
る。このテーパーが地盤反力を受ける事により、右回転
若しくは左回転の力を得て、引込装置の姿勢を修正制御
する。ここで、左回転方向の修正方法を説明する。図5
(a)の状態の時、右の回転ねじれが生じた場合[図1
1( a)参照]図5(c)の様な状態のまま穿孔用シリ
ンダーヘッドを突出させる。つまり、テーパー面の前方
が上側に、後方が下側になるように油圧モーターを調整
させる。図11(b)テーパーは下側からの地盤反力を
受ける事になり、引込装置は左回転の力を得る。[図1
1(c)参照]これが、図5(a)の場合、ロッド管2
0の軸を中心に左回転となるものである。右回転に修正
をかける場合は、前記とは逆にテーパーの向きを調整す
れば良いことになる。
【0016】 図3はロッド管20を元押装置19に
て順次発進立坑17側へ引き戻しつつ、新ロッド管20
aおよびパイロット管23を到達立坑18にて継ぎ足
し、これらが発進立坑17まで引き込み布設された状態
を示す。施工区間全体にわたり、地下埋設管21の内部
には新ロッド管20aが、そして、地下埋設管に近接し
た位置に一定の離隔をもってパイロット管23が引込み
布設される。
【0017】 新ロッド管20aおよびパイロット管
23が布設された後、図4に示す如く、到達立坑18に
て新ロッド管20aおよびパイロット管23の端部に、
それぞれ単管引込装置24および複数管一括引込装置2
5を取り付け、さらに単管引込装置24の後端に新埋設
管路26を接続する。また、複数管一括引込装置25の
後端には新埋設管路27を接続する。なお、単管引込装
置24および複数管一括引込装置25について図6を用
いて説明する。
【0018】図6は新管の接続方法および単管引込装置
24および複数管一括引込装置25について示す。新ロ
ッド管20aの先端部に単管引込装置24を装着し、そ
の後端に新設管接続用の継手41を設け、新埋設管路2
6を接続する。また、パイロット管23の先端部に単管
引込装置24と平行に連結した複数管一括引込装置25
を接続し、その後端に、複数の新設管接続用の継手42
を設け、地下埋設管21と同等の径をもつ複数の新埋設
管路27を接続する。
【0019】 ここで図4に示す如く単管引込装置2
4および複数管一括引込装置25にそれぞれ新埋設管路
26,27を接続した後、発進立坑17に置いた元押装
置19を埋設管破砕方向と同じ方向に作動させ、新ロッ
ド管20aおよびパイロット管23を発進立坑17側に
引き戻しつつ、1本または複数本の新管を地下埋設管2
1の位置および、地下埋設管21に近接した位置に引込
み布設する。なお、新管は単管引込装置24および複数
管一括引込装置25の引込みの進行に併せて到達立坑1
8において順次接続する。このようにして、単管引込装
置24および複数管一括引込装置25を発進立坑17ま
で到達させることにより、地下埋設管の非開削更改・増
設を完了する。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は地下埋設
管をガイドとして、地下埋設管の更改および埋設管に近
接した位置への管路増設を容易に、しかも高い施工信頼
性のもとに行うことができるのであるから、従来の工法
において問題であった、大規模な元押装置のコンパクト
化、管切削工程の高信頼化、管引込み時に発生するねじ
れ角の修正を解決できるという効果がある。また、本発
明において管破砕・新設管引込装置を管種に応じて使い
分けることにより、長距離施工区間にわたり、より経済
的な地下埋設管の更改、またはその近接した位置への管
路増設が可能である。さらに、道路を掘り起こさないた
め、これに起因して発生する工事公害,道路交通の阻害
などを回避できるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1〜図4】本発明の工法内容について説明する図で
ある。図1は破砕工程に先立ちロッド管貫入を行う工程
を説明する図、図2は本発明の管破砕・新設管引込み工
程を説明する図、図3はロッド管,パイロット管が施工
区間全体にわたり布設された状態を説明する図、図4は
本発明の地下埋設管路更改および地下埋設管路近接位置
への管路布設工程を説明する図である。
【図5】本発明の実施例を説明する図である。(a)は
埋設ビニール管破砕・新設管引込装置、(b)は埋設鋼
管破砕・新設管引込装置について説明する図である。
(c)は回転ねじれ修正機構を示す。
【図6】地下埋設管への内管布設および埋設管の近接位
置への管路増設方法について説明する図である。
【図7〜図10】従来工法について説明する図である。
【図11】(a)〜(c)は回転ねじれの修正方法を示
す。
【符号の説明】
1 発進立坑 2 到達立坑 3 管押装置 4 パイロット管 5 地下埋設管 6 油圧ホース 7 切欠 8 管破砕器具 10 逸脱防止用ロッド管 12 切削刃 13 継手部 14 管引込器具 15 埋設管 16 破砕管 17 発進立坑 18 到達立坑 19 元押装置 20 ロッド管 20a 新ロッド管 21 地下埋設管 21a 地下埋設管継手部 22 埋設管破砕・新設管引込装置 22a 埋設ビニール管破砕・新設管引込装置 22b 埋設鋼管破砕・新設管引込装置 23 パイロット管 24 単管引込装置 25 複数管一括引込装置 26,27 新埋設管路 30 埋設ビニール管破砕用切削刃 37 埋設鋼管破砕用回転切削刃 31,38 アーム状突出部32a 油圧シリンダ 32b 油圧モータ 39 油圧シリンダ部 33,40 穿孔用シリンダヘッド 41,42 継手43 本体回転計 44 油圧モータ回転計

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 施工区間の両端に発進立坑(17)と到
    達立坑(18)とを構築し、既設の埋設管を露出させる
    とともに、前記発進立坑(17)に管を押し引きできる
    元押装置(19)を設置固定し、前記元押装置によっ
    て、既設の埋設管(21)よりも細径のロッド管(2
    0)を前記埋設管の中に貫通させる工程と、ついで到達
    立坑(18)側の埋設管内ロッド管の先端に、ロッド管
    牽引移動推進に伴って埋設管をスリット状に破砕する
    破砕機能と、前記破砕機構の突端にパイロット管(2
    3)を、前記埋設管の近傍に布設する布設機能およびロ
    ッド管移動推進時のローリングを修正する機能を兼ね備
    えた埋設管破砕新設管引込装置(22)を取り付ける
    工程と、ついで前記元押装置(19)によってロッド管
    (20)を前記発進立坑(17)側に牽引するととも
    に、前記到達立坑(18)側では順次パイロット管(2
    3)ロッド管(20a)を継ぎ足しながら、これら
    を発進立坑(17)に到達させる工程と、ついで到達立
    (18)側のパイロット管端には1本または複数本の
    新設管を牽引できる複数管一括引込装置(25)と一定
    の長さの後続の新設管を、さらにロッド管端には1本の
    新設管を取り付け、前記発進立坑(17)内の元押装置
    (19)によってこれらを牽引しつつ、かつ到達立坑
    (18)側で順次新設管を継ぎ足しつつ発進立坑に到達
    させる工程とからなり、地下埋設管を新設管と交換し、
    さらに地下埋設管の近傍に新設管を布設することを特徴
    とする地下埋設管の非開削管路更改・増設工法。
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CN108222220B (zh) * 2018-01-31 2024-04-02 杭州市市政工程集团有限公司 一种污水管移位改造中新旧污水管连接的施工方法

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