JP2506303Y2 - 倒立形チュ―ブ容器 - Google Patents
倒立形チュ―ブ容器Info
- Publication number
- JP2506303Y2 JP2506303Y2 JP1989102693U JP10269389U JP2506303Y2 JP 2506303 Y2 JP2506303 Y2 JP 2506303Y2 JP 1989102693 U JP1989102693 U JP 1989102693U JP 10269389 U JP10269389 U JP 10269389U JP 2506303 Y2 JP2506303 Y2 JP 2506303Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tube container
- wall
- body portion
- layer wall
- inner layer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Description
【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本案は倒立形のチューブ容器に係る。
「従来の技術」 胴部下端を押潰してシールした合成樹脂製チューブ容
器本体に、比較的大外径のキャップを嵌合させて、その
キャップ頂壁の上面を台上或いは棚上等への接地面と
し、倒立状態に起立させるよう設けた合成樹脂製チュー
ブ容器が知られている。
器本体に、比較的大外径のキャップを嵌合させて、その
キャップ頂壁の上面を台上或いは棚上等への接地面と
し、倒立状態に起立させるよう設けた合成樹脂製チュー
ブ容器が知られている。
「考案が解決しようとする課題」 倒立形チューブ容器は、胴部圧搾により直ちに収納物
を収納物を注出でき、又倒立状態に起立させて棚等に展
示できてスペースを取らずに多数陳列できることから、
近時多用されているが、本来、その形状が定まってお
り、特に多数倒立させた状態にあっては、前列の容器を
除いてその後方の容器は胴部下端のシール部分が見える
だけとなるため、差別化できないという問題があった。
を収納物を注出でき、又倒立状態に起立させて棚等に展
示できてスペースを取らずに多数陳列できることから、
近時多用されているが、本来、その形状が定まってお
り、特に多数倒立させた状態にあっては、前列の容器を
除いてその後方の容器は胴部下端のシール部分が見える
だけとなるため、差別化できないという問題があった。
本案は限られたスペースの棚に多数陳列でき、しかも
陳列したときに消費者の眼に着き易い胴部下端から特長
ある突片を突出させることで差別化できるようにした倒
立形チューブ容器を提供することを目的とする。
陳列したときに消費者の眼に着き易い胴部下端から特長
ある突片を突出させることで差別化できるようにした倒
立形チューブ容器を提供することを目的とする。
「課題を解決するための手段」 胴部２下端を押潰してその前半胴部分と後半胴部分と
を一枚の合わせ板状にシール３する合成樹脂製チューブ
容器本体１の口頸部に、キャップ４を嵌合させ、かつ該
キャップ頂壁の上面を大外径かつ平担な接地面として倒
立状態に起立させるよう設けたチューブ容器において、
上記胴部２を、内層壁2cと外層壁2dとが色を異にする積
層壁で形成すると共に、上記胴部分下端から単数或いは
複数の突片６を垂下して、該突片の内層壁2cを外方へ露
出した。
を一枚の合わせ板状にシール３する合成樹脂製チューブ
容器本体１の口頸部に、キャップ４を嵌合させ、かつ該
キャップ頂壁の上面を大外径かつ平担な接地面として倒
立状態に起立させるよう設けたチューブ容器において、
上記胴部２を、内層壁2cと外層壁2dとが色を異にする積
層壁で形成すると共に、上記胴部分下端から単数或いは
複数の突片６を垂下して、該突片の内層壁2cを外方へ露
出した。
「作用」 胴部下端から垂下する突片６がチューブ容器の差別化
を可能とし、又その突片の内層壁は胴部および突片の外
層壁と色を異にするから装飾性を高める。
を可能とし、又その突片の内層壁は胴部および突片の外
層壁と色を異にするから装飾性を高める。
「実施例」 １は合成樹脂製のチューブ本体で、胴部２下端を押潰
して、その前半胴部分2aと後半胴部分2bとを一枚の合わ
せ板状にシール３している。又その胴部上端からは肩部
を介して起立する口頸部にキャップ４の内周壁を螺合さ
せている。そのキャップ４の頂壁は上記胴部上方部分外
径とほゞ同径の大外径としてその頂壁外周から垂下する
外周壁５下端を胴部の上端部へ嵌合させている。頂壁上
面は平担な接地面として、図示のように倒立状態に起立
させることが可能とする。
して、その前半胴部分2aと後半胴部分2bとを一枚の合わ
せ板状にシール３している。又その胴部上端からは肩部
を介して起立する口頸部にキャップ４の内周壁を螺合さ
せている。そのキャップ４の頂壁は上記胴部上方部分外
径とほゞ同径の大外径としてその頂壁外周から垂下する
外周壁５下端を胴部の上端部へ嵌合させている。頂壁上
面は平担な接地面として、図示のように倒立状態に起立
させることが可能とする。
以上述べた構造は従来公知の構造であり、本案は上記
胴部を第２図が示すように、内層壁2cと外層壁2dとを接
合させた積層壁で形成すると共に、その外層壁と内層壁
とを異なる色に着色し、又胴部２下端から単数或いは複
数の突片６を延長垂下し、その突片の内層壁2cを外方へ
露出させた。その突片形状は第１図のように一半胴部分
全体を三角片形状に突出してもよく、又第４図のように
連続波形状に突出させてもよく、その他種々の形状とす
ることが出来る。第１図のように突片６を形成する場合
は第３図のように、胴部２下端のシールに先だって予め
その一半胴部分を三角片形状に突出しておき、胴部下端
からの収納物充填後に上記突出部分を有しない例の一半
胴部分下端の位置でシール３する。第４図のように突片
６を形成する場合は、胴部下端の前後両半部を板状に押
潰して重ねた状態で波形状に切断し、胴部内への収納物
充填後に前後両半部の各波形突片部分が重ならないよう
位置をずらしてシール３すればよい。
胴部を第２図が示すように、内層壁2cと外層壁2dとを接
合させた積層壁で形成すると共に、その外層壁と内層壁
とを異なる色に着色し、又胴部２下端から単数或いは複
数の突片６を延長垂下し、その突片の内層壁2cを外方へ
露出させた。その突片形状は第１図のように一半胴部分
全体を三角片形状に突出してもよく、又第４図のように
連続波形状に突出させてもよく、その他種々の形状とす
ることが出来る。第１図のように突片６を形成する場合
は第３図のように、胴部２下端のシールに先だって予め
その一半胴部分を三角片形状に突出しておき、胴部下端
からの収納物充填後に上記突出部分を有しない例の一半
胴部分下端の位置でシール３する。第４図のように突片
６を形成する場合は、胴部下端の前後両半部を板状に押
潰して重ねた状態で波形状に切断し、胴部内への収納物
充填後に前後両半部の各波形突片部分が重ならないよう
位置をずらしてシール３すればよい。
「考案の効果」 本案は既述構成とするもので、胴部２下端から突片６
を突出させたから、その突片の有無ないし形状の差異に
よってチューブ容器を差別化、つまり個性化することが
出来、又、倒立形チューブ容器下端からその突片を突出
させたから、その突片は容器起立時に上端に位置するこ
ととなってその容器を陳列する際に邪魔となることがな
いとと共に、隣接する容器胴部により遮られないことと
なるため、消費者の目を惹き易く、しかも胴部内層壁2c
と外層壁2dとを色違いの積層壁として突片内層壁部分が
外方へ露出するよう設けたから装飾効果も大とすること
が出来る。
を突出させたから、その突片の有無ないし形状の差異に
よってチューブ容器を差別化、つまり個性化することが
出来、又、倒立形チューブ容器下端からその突片を突出
させたから、その突片は容器起立時に上端に位置するこ
ととなってその容器を陳列する際に邪魔となることがな
いとと共に、隣接する容器胴部により遮られないことと
なるため、消費者の目を惹き易く、しかも胴部内層壁2c
と外層壁2dとを色違いの積層壁として突片内層壁部分が
外方へ露出するよう設けたから装飾効果も大とすること
が出来る。
第１図は本案チューブ容器の斜視図、第２図はその要部
の断面図、第３図はそのチューブ容器成形途中における
胴部下端形状を示す斜視図、第４図は第２実施例で示す
チューブ容器胴部下端の斜視図、第５図は第４図のチュ
ーブ容器の胴部下端を成形途中で示す斜視図である。 ２……胴部、2c……内層壁 2d……外層壁、６……突片
の断面図、第３図はそのチューブ容器成形途中における
胴部下端形状を示す斜視図、第４図は第２実施例で示す
チューブ容器胴部下端の斜視図、第５図は第４図のチュ
ーブ容器の胴部下端を成形途中で示す斜視図である。 ２……胴部、2c……内層壁 2d……外層壁、６……突片
Claims (1)
- 【請求項１】胴部２下端を押潰してその前半胴部分と後
半胴部分とを一枚の合わせ板状にシール３する合成樹脂
製チューブ容器本体１の口頸部に、キャップ４を嵌合さ
せ、かつ該キャップ頂壁の上面を大外径かつ平担な接地
面として倒立状態に起立させるよう設けたチューブ容器
において、上記胴部２を、内層壁2cと外層壁2dとが色を
異にする積層壁で形成すると共に、上記胴部分下端から
単数或いは複数の突片６を垂下して、該突片の内層壁2c
を外方へ露出したことを特徴とする倒立形チューブ容
器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989102693U JP2506303Y2 (ja) | 1989-09-01 | 1989-09-01 | 倒立形チュ―ブ容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989102693U JP2506303Y2 (ja) | 1989-09-01 | 1989-09-01 | 倒立形チュ―ブ容器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0340960U JPH0340960U (ja) | 1991-04-19 |
| JP2506303Y2 true JP2506303Y2 (ja) | 1996-08-07 |
Family
ID=31651576
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1989102693U Expired - Fee Related JP2506303Y2 (ja) | 1989-09-01 | 1989-09-01 | 倒立形チュ―ブ容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2506303Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60168921U (ja) * | 1984-04-17 | 1985-11-09 | 関西チユ−ブ株式会社 | ラミネ−トチユ−ブ |
| JPH0354050Y2 (ja) * | 1985-07-12 | 1991-11-27 |
-
1989
- 1989-09-01 JP JP1989102693U patent/JP2506303Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0340960U (ja) | 1991-04-19 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |