JP2506280Y2 - ドア用電気錠 - Google Patents

ドア用電気錠

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JP2506280Y2
JP2506280Y2 JP1988143912U JP14391288U JP2506280Y2 JP 2506280 Y2 JP2506280 Y2 JP 2506280Y2 JP 1988143912 U JP1988143912 U JP 1988143912U JP 14391288 U JP14391288 U JP 14391288U JP 2506280 Y2 JP2506280 Y2 JP 2506280Y2
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JP
Japan
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door
battery
electric lock
opening
side plate
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JP1988143912U
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JPH0264667U (ja
Inventor
文夫 須戸
Original Assignee
クロイ電機株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 (a)産業上の利用分野 この考案は、カードの挿入またはキー入力などにより
入出者の照合を行い、照合結果に応じて開錠または施錠
するドア用電気錠に関し、特に錠の開閉機構および制御
部に電源を供給するドア用電気錠の電源装置に関する。
(b)従来の技術 カードの挿入またはキー操作により開錠データまたは
施錠データを入力し、このデータの照合により開錠また
は施錠するドア用電気錠がある。このドア用電気錠は、
ドアロックを開閉するアクチュエータと、入力された開
錠データまたは施錠データの照合およびこの照合結果に
基づいてアクチュエータを駆動制御する制御部とを備え
ている。これらアクチュエータおよび制御部に電源を供
給するに際し、従来では室内側のドアノブを固定する長
座の内部に電池を収納するようにしていた。
(c)考案が解決しようとする課題 しかしながら、従来のドア用電気錠のように室内側ド
アノブの長座に電池を収納すると、長座においてドアの
厚み方向の寸法が増し、ドア用電気錠が大型化し、機能
的なデザインを構成することが困難になり、またドアと
ノブとの間隔が大きくなることによって出入りが困難に
なる問題があった。
この考案の目的は、ドアの内部に電池を収納すること
により長座をコンパクトにし、ドアとノブとの間隔を小
さくして出入りを容易にすることができるドア用電気錠
を提供することにある。
(d)課題を解決するための手段 この考案のドア用電気錠は、ドアの端面に露出する側
板からボルトを出し入れしてドアロックを開閉するアク
チュエータと、開錠データまたは施錠データの入力によ
りアクチュエータを駆動制御する制御部とを備えた本体
をドア内部に収納するドア用電気錠において、 前記本体に一体にされた電池ケースと、前記アクチュ
エータおよび制御部に電源を供給する電池を収納し、前
記側板の下方に形成された開口部から電池ケースに対し
て着脱自在にされた電池ホルダと、前記側板の下方に面
一に連続して開口部を被覆する蓋体と、を設けたことを
特徴とする。
(e)作用 この考案においては、ドアの内部に収納されたドア用
電気錠本体に現地ケースが一体にされ、この電池ケース
に対して電池ホルダが着脱自在にされる。この電池ホル
ダが収納する電池からアクチュエータおよび制御部に電
源が供給される。したがって、長座等のドア外部に電池
を収納するスペースを設ける必要がない。また、電池の
交換時には、ドア用電気錠をドアから取り外したり分解
したりすることなく、開口部からドアの内部の電池ケー
スに対して電池ボックスが挿脱される。さらに、電池ホ
ルダが着脱される開口部は、側板の下部に面一に連続す
る蓋体により被覆され、ドア端面の外観が簡潔な印象に
なる。また、電池の交換時には電池ホルダを電池ケース
から抜脱し、新たな電池を収納した後再度電池ケースに
電池ホルダを装着することにより電池の交換作業が完了
する。
(f)実施例 第3図は、この発明の実施例であるドア用電気錠の制
御部のブロック図である。
制御部はCPU21およびこれに接続されたROM22とRAM23
により構成されている。CPU21にはI/Oインタフェース24
を介してカードリーダ5から開錠データまたは施錠デー
タが入力される。CPU21はROM22に予め書き込まれたプロ
グラムに従って照合処理を行い、RAM23のメモリエリアM
A1に格納されている照合用データとの適否を判別する。
この判別結果に基づいて、ソレノイドドライバ25に制御
データを出力する。ソレノイドドライバ25はこの制御デ
ータに従ってソレノイドSOL1を駆動する。
第4図は、上記ドア用電気錠の制御部の処理手順を示
すフローチャートである。
CPU21はカードリーダ5へのカードの挿入を待機し(n
1)、カードが挿入されると挿入されたカードからカー
ドリーダ5が読み出したデータをRAM23のメモリエリアM
A1に予め格納されているデータと照合する(n2)。RAM2
3は制御部6およびソレノイドSOL1の駆動用の電源とは
別の電源によりバッテリバックアップされており、後述
する電池の交換時にもRAM23の内容は失われない。照合
処理においてカードに記録されているデータとメモリエ
リアMA1に格納されているデータとが一致した場合には
ソレノイドSOL1を駆動し(n3→n4)、ドアロックを開錠
する。照合結果が不適合の場合にはカードを排出してn1
に戻る。
第1図は、この考案の実施例であるドア用電気錠のド
ア外側から見た組立図である。また、第2図は同ドア用
電気錠のドア内側から見た組立図である。
ドア用電気錠本体31はドア41の端面41bに形成された
開口部41aからドア41の内部に挿入される。このドア用
電気錠本体31の内部にはソレノイドSOL1が収納されてい
る。ソレノイドSOL1は図外の機構を介してラッチボルト
33およびトリガボルト34を側板38から出し入れする。ド
ア41の外側面には開口部41cが形成されており、この開
口部41cに外側の長座42に取り付けられたカードリーダ
5が嵌入する。このカードリーダ5内に図外の制御部が
備えられおり、この制御部に対して前述のソレノイドSO
L1が図示しないコネクタを介して、後述する電池ボック
スとともに接続される。長座42に固定されたノブ43は図
外のシャフトを介して同じく図示しない内側のノブと連
結される。このシャフトはドア用電気錠本体31を貫通
し、ノブ43の回転によってもラッチボルト33およびトリ
ガボルト34を側板38から出し入れできる。
ドア用電気錠本体31の下方にガイド36を介して電池ケ
ース35が一体に装着される。この電池ケース35にはガイ
ド36に形成された開口部36aから電池ホルダ32が着脱さ
れる。この電池ホルダ32は、単3型1.5V電池を4本直列
にして収納し、前述の制御部およびソレノイドに対して
電源を供給する。即ち、電池ケース35には電池ホルダ32
に収納された電池と接触する端子35a,35bが設けられて
おり、この端子35a,35bはリード線39により前述の制御
部およびソレノイドに接続されている。
以上のように構成することにより、長座42に電池を収
納するスペースを設ける必要がなく、ドア用電気錠31を
コンパクトに形成することができ、ノブとドアとの間隔
を小さくして出入りを容易にすることができる。また、
ドア41の端面41bに設けられた開口部41aからドア41の内
部にドア用電気錠本体31を収納すると、同時に電池ケー
ス35がドア41の内部に収納される。したがって、ドア41
端面41bには単一の開口部41aを形成するのみでよく、取
付作業が簡略化できる。
さらに、電池ケース35の内部はガイド36に形成された
開口部36aからドア41の端面41b側に開口しており、この
開口部36aから電池ホルダ32が着脱自在にされる。しか
も、電池ケース35には制御部およびソレノイドに接続さ
れた端子35a,35bが設けられているため、電池ホルダ32
をこれらと直接接続する必要がなく、電池を収納した電
池ホルダ32をドア用電気錠31から完全に分離することが
でき、電池の交換作業を容易に行うことができる。ま
た、電池ホルダ32が着脱される開口部36aを被覆する蓋
体37は、幅および厚みを側板38と同一にされており、側
板38の下方に面一に連続し、ドア11の端面の外観は簡潔
なイメージになる。
なお、ドア用電気錠本体31は機構上および安全上の要
請から金属板により成形されているが、電池ケース35を
樹脂成形することにより電池ホルダ32に収納された電池
を確実に絶縁することができる。
(g)考案の効果 この考案によれば、制御部およびアクチュエータに電
源を供給する電池をドアの内部に収納することがき、長
座に大きなスペースを設ける必要がない。したがって、
長座を含むドア用電気錠全体を小さく成形することがで
き、ノブとドアとの間隔を小さくして出入りを容易にす
ることができる。また、電池の交換時に、ドア用電気錠
をドアから取り外したり分解したりする必要がなく、電
池の交換作業を極めて容易に行うことができる。さら
に、電池ホルダが着脱される開口部を側板の下方に面一
に連続する蓋体により被覆することができ、ドアの端面
の外観を簡潔な印象に構成することができる。また、電
池ホルダが着脱される電池ケースを本体に一体にしたた
め、ドア用電気錠の取付作業を容易に行うことができる
とともに、電池の交換作業を簡略化できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図はこの考案に実施例であるドア用電
気錠のそれぞれ外側および内側から見た組立図、第3図
は同ドア用電気錠の制御部のブロック図、第4図は同制
御部の処理手順を示すフローチャートである。 31……ドア用電気錠本体 32……電池ホルダ 33……ラッチボルト 34……トリガボルト 35……電池ケース 36a……開口部 37……蓋体 38……側板 41……ドア 41b……端面 SOL1……ソレノイド(アクチュエータ)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ドアの端面に露出する側板からボルトを出
    し入れしてドアロックを開閉するアクチュエータと、開
    錠データまたは施錠データの入力によりアクチュエータ
    を駆動制御する制御部とを備えた本体をドア内部に収納
    するドア用電気錠において、 前記本体に一体にされた電池ケースと、前記アクチュエ
    ータおよび制御部に電源を供給する電池を収納し、前記
    側板の下方に形成された開口部から電池ケースに対して
    着脱自在にされた電池ホルダと、前記側板の下方に面一
    に連続して開口部を被覆する蓋体と、を設けたことを特
    徴とするドア用電気錠。
JP1988143912U 1988-11-02 1988-11-02 ドア用電気錠 Expired - Lifetime JP2506280Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988143912U JP2506280Y2 (ja) 1988-11-02 1988-11-02 ドア用電気錠

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988143912U JP2506280Y2 (ja) 1988-11-02 1988-11-02 ドア用電気錠

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0264667U JPH0264667U (ja) 1990-05-15
JP2506280Y2 true JP2506280Y2 (ja) 1996-08-07

Family

ID=31411158

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1988143912U Expired - Lifetime JP2506280Y2 (ja) 1988-11-02 1988-11-02 ドア用電気錠

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Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3926021A (en) * 1974-01-02 1975-12-16 Monitron Ind Electronic combination lock and system
JPS6340455U (ja) * 1986-08-30 1988-03-16
JPH0452361Y2 (ja) * 1988-02-29 1992-12-09

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JPH0264667U (ja) 1990-05-15

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