JP2506177Y2 - 計算用カ―ド具 - Google Patents

計算用カ―ド具

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JP2506177Y2
JP2506177Y2 JP6493891U JP6493891U JP2506177Y2 JP 2506177 Y2 JP2506177 Y2 JP 2506177Y2 JP 6493891 U JP6493891 U JP 6493891U JP 6493891 U JP6493891 U JP 6493891U JP 2506177 Y2 JP2506177 Y2 JP 2506177Y2
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次郎 浦島
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株式会社日本標準
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、学習教材の一種である
計算用カード具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の計算用カード具は、例えば、図6
ないし図9に示すような構成になっていた。例えば、図
6及び図7に示すように、カード101の表面には、問
題(2+3)が表示されていて、そのカード101の裏
面には、上記問題の答え(5)が表示されている。同様
に、図8及び図9に示すように、別のカード103の表
面には、別の問題(5−3)が表示されていて、そのカ
ード103の裏面には上記問題の答え(2)が表示され
ている。
【0003】そして、上記のようなカードを複数枚積層
させた状態で図示しないリング等によって綴じ、カード
を一枚ずつめくりながら計算の練習を行っていくもので
ある。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】上記従来の構成による
と次のような問題があった。すなわち、1枚のカード1
01,103の表面に問題が表示され、裏面にその答え
が表示されているために、1枚のカード101,103
に問題及び答えを1問分しか掲載することができない。
したがってカード101,103の利用効率が良くない
問題がある。 またカード101,103の利用効率を向
上させるには、1枚のカード101,103の表面に問
題とその答えを表示し、同じカード101,103の裏
面に別の問題とその答えを表示すれば良いが、この場合
には、問題とその答えが並べて表示されているために、
利用者が問題を見るのと同時に答えも見えてしまい、よ
って学習効率が上がらない問題がある。
【0005】本考案は以上の点に鑑み、問題とその答え
がカードの同じ面に表示されていながら、利用者が問題
を見ても答えを見ることがないように構成されており、
もって学習効率を向上させることが可能な計算用カード
具を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本願考案の請求項1による計算用カード具は、任意
の問題を表示し、前記問題の答えの部分に所定の図柄で
表示された絵表示部を設けた複数枚のカードと、前記カ
ードの上に重ねられたときに前記問題を透かして見るこ
とができるように透明であり、前記絵表示部と重ねられ
る部分に前記絵表示部を覆い隠すマスク部を設け、前記
マスク部の一部を透明としたマスクと、前記カード及び
前記マスクを綴じる綴じ具と、を備え、前記絵表示部の
図柄が、前記マスク部と重ねられたときに前記問題の答
えを表示する図柄であることにした。マスクは、綴じ具
との干渉を避けるため、カードより所定長さだけ短く形
成さ れるのが好適である。
【0007】
【作用】本願考案による計算用カード具を使用して計算
の練習を行う場合には、まず、綴じ具よりマスクのみを
取り外す。次に、カードに表示されている問題を見て、
この問題を解く。このときカードの絵表示部には所定の
図柄が表示されているだけで、問題を見ても答えが見え
ることはない。次に、カード上にマスクを重ねる。その
際、カードの絵表示部とマスクのマスク部とを重ねるよ
うにする。それによって、カードの絵表示部の図柄とマ
スクのマスク部との関係によって答えとしての数字が浮
かび上がって来、この段階で初めて答えが表示されるこ
とになる。
【0008】
【実施例】以下、図1ないし図5を参照して本考案の一
実施例を説明する。まず、本実施例による計算用カード
具のカード1は、図1及び図2に示すように構成されて
いる。図1は、あるカード1の表面を示す図であり、図
2はその裏面を示す図である。カード1の表面には、問
題としての足算(2+3=)が表示されている。又、カ
ード1の図中左端には、図5に示す綴じ具としてのリン
グ3を通すための穴5が形成されている。又、カード1
の図中右端の答えの部分には、任意の絵を表示する絵表
示部7が設けられている。又、カード1の図中右上角部
は斜めに切断されていて切断部9となっている。さら
に、カード1の図中左上部には任意の動物(例えば、か
たつむり、象、魚、兎等)を表示した動物イラスト表示
部11が設けられている。
【0009】一方、上記カード1の裏面をみてみると、
別の問題としての引算(5−3=)が表示されている。
【0010】又、カード1の裏面側にも、絵表示部
7’、動物イラスト表示部11’が設けられている。そ
して、全てのカード1が上記のような構成になってお
り、それら複数枚のカード1を、図5に示すように、リ
ング3によって綴じるものである。
【0011】一方、上記構成のカード1とは別に図3に
示すようなマスク13が設けられている。このマスク1
3は、カード1の上に重ねられたときに問題を透かして
見ることができるように、例えば、透明のアクリル樹脂
製のものであり、図中左端には、既に述べたリング3が
通る穴15が形成されている。上記マスク13の図中右
側には、「=」表示部17と、絵表示部7,7’を覆い
隠すマスク部19が設けられている。上記マスク部19
は、その下に何もない状態で、「18」を示すように
部を透明とされている。またこのマスク部19は、絵表
示部7,7’の図柄と同色で彩色されている。
【0012】上記マスク部19と、既に述べた各カード
1の絵表示部7、7’とは、次のような関係にある。す
なわち、マスク部19を各カード1の絵表示部7、7’
上に重ねると、絵表示部7、7’の絵柄とマスク部19
透明部との関係で、所定の数字が表示される。その表
示される数字が、カード1に表示されている問題の答え
となるものである。例えば、図4に示すように、カード
1の表面上にマスク13を置くと、マスク部19と、絵
表示部7の図柄との関係によって、答えとしての「5」
が浮かび上がってくる。これは、全てのカード1の表面
及び裏面に対して、同様に対応するものである。
【0013】又、マスク13の長さであるが、図4に示
すように、カード1の長さに対してLだけ短くなってい
る。これは、図5に示すような状態で練習する場合に、
マスク13とリング3とが干渉しないようにするためで
ある。
【0014】以上の構成を基にその作用を説明する。ま
ず、図5に示すように、複数枚のカード1をリング3に
よって綴じた状態とする。その際、マスク13について
も、最上位の位置に綴じておく。次に、マスク13のみ
を外す。
【0015】そして、カード1の表面に表示されている
問題(「2+3=」)を解く。問題を解いたら、確認す
るために、カード1の上にマスク13を重ねる。その
際、マスク13のマスク部19をカード1側の絵表示部
7上に重ねるようにする。又、マスク13側の=表示部
17を問題側の「=」に重ねることによっても、カード
1とマスク13とを所定の位置関係で重ねることができ
る。それによって、マスク部19と絵表示部7の絵柄と
の関係によって、問題の答えとしての「5」が浮かび上
がってくる。これで正解か否かを確認することができ
る。以下、上記カード1の裏面に対して、さらに、全て
のカード1に対して同様の手順を施して計算の練習を行
う。
【0016】以上本実施例によると次のような効果を奏
することができる。すなわち、カード1に表示されてい
る問題を解こうとしてこの問題を見ても、この問題と並
べて表示されている絵表示部7,7’には所定の図柄が
表示されているだけで、問題を見ても直ちに答えが見え
ることがない。上記したように、答えは、カード1の上
にマスク13を重ねることによって初めて浮かび上がっ
て来るものである。したがって問題とその答えがカード
1の同じ面に表示されていながら、利用者は問題を見て
も答えを見ることができず、この問題を独力で解くこと
になる。したがって、これにより学習効率を向上させる
ことができる。またカード1の上にマスク13を重ねる
ことによって一瞬のうちに図柄が答えの数字に変わると
いうトリック的な面白さがある。
【0017】又、マスク13の長さは、カード1の長さ
よりLだけ短く形成されているので、練習時に、マスク
13とカード1とを所定の位置関係で重ねる場合にも、
リング3が邪魔になるようなことはなく、使いがってが
良好である。又、マスク13側の=表示部17をカード
1側の問題の「=」に重ねることにより、カード1とマ
スク13とを所定の位置関係で重ねることができる。
【0018】さらに、カード1の表面、裏面に、絵表示
部7、7’、動物イラスト表示部11、11’が表示さ
れているために、利用者の興味を引くことができる。
又、複数枚のカード1を綴じる場合に、切断部9の位置
によって、表面が上になっているか裏面が上になってい
るかを容易に判別することができる。
【0019】
【考案の効果】本願考案は、以下の効果を奏する。 すな
わち、カードに表示されている問題を解こうとしてこの
問題を見ても、この問題と並べて表示されている絵表示
部には所定の図柄が表示されているだけで、問題を見て
も直ちに答えが見えることがない。答えは、カードの上
にマスクを重ねることによって初めて浮かび上がって来
るものである。したがって問題とその答えがカードの同
じ面に表示されていながら、利用者は問題を見ても答え
を見ることができず、この問題を独力で解くことにな
る。したがって、これにより学習効率を向上させること
ができる。またカードの上にマスクを重ねることによっ
て一瞬のうちに図柄が答えの数字に変わるというトリッ
ク的な面白さがある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す図でカードの表面を示
す図である。
【図2】本考案の一実施例を示す図でカードの裏面を示
す図である。
【図3】本考案の一実施例を示す図でマスクの構成を示
す図である。
【図4】本考案の一実施例を示す図でマスクとカードと
の関係を示す図である。
【図5】本考案の一実施例を示す図でカードをリングに
よって綴じた状態を示す斜視図である。
【図6】従来例を示す図でカードの表面を示す図であ
る。
【図7】従来例を示す図でカードの裏面を示す図であ
る。
【図8】従来例を示す図でカードの表面を示す図であ
る。
【図9】従来例を示す図でカードの裏面を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 カード 3 リング(綴じ具) 7,7’ 絵表示部 13 マスク 19 マスク表示部

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 任意の問題を表示し、前記問題の答えの
    部分に所定の図柄で表示された絵表示部を設けた複数枚
    のカードと、 前記カードの上に重ねられたときに前記問題を透かして
    見ることができるように透明であり、前記絵表示部と重
    ねられる部分に前記絵表示部を覆い隠すマスク部を設
    け、前記マスク部の一部を透明としたマスクと、 前記カード及び前記マスクを綴じる綴じ具と、を備え、 前記絵表示部の図柄が、前記マスク部と重ねられたとき
    に前記問題の答えを表示する図柄である ことを特徴とす
    る計算用カード具。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の計算用カード具におい
    て、マスクは綴じ具との干渉を避けるために、カードよ
    り所定長さだけ短く形成されていることを特徴とする計
    算用カード具。
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JPH058576U JPH058576U (ja) 1993-02-05
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