JP2505917Y2 - 液溜タンク - Google Patents

液溜タンク

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JP2505917Y2
JP2505917Y2 JP3767690U JP3767690U JP2505917Y2 JP 2505917 Y2 JP2505917 Y2 JP 2505917Y2 JP 3767690 U JP3767690 U JP 3767690U JP 3767690 U JP3767690 U JP 3767690U JP 2505917 Y2 JP2505917 Y2 JP 2505917Y2
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正仁 内村
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ダイライト株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、例えば消毒液を貯溜しておき、使用時に
必要量ずつ取出すようにした合成樹脂製の液溜タンクに
関する。
(従来の技術) 第6図に示すように、液溜タンク本体1は、合成樹脂
のブロー成型、回転成型等の中空成型により上部に入口
2を開口させ、端面下部に出口3を設けて造られる。入
口2には密閉蓋(図示せず)を施し、出口3には別に造
った弁を取付ける。
タンク本体1の底部前方には小面積の凹部4を形成し
て出口3をこれの底に通じさせ、タンク内の残液をこの
凹部4に集めて残りなく液を取出せるようにされてい
る。タンク内の残液が凹部4に流入するように、タンク
を設置するときはタンクの底面を凹部4に向けて傾斜さ
せる。そのために従来は、第7〜8図のようにタンクの
下に傾斜台5をバンド6により縛りつけていた。
(考案が解決しようとする課題) このようにタンク本体1に別体の傾斜台5を結合する
作業は面倒であり、タンク製造時に傾斜台が結合された
ものが得られることが望ましい。
(課題を解決するための手段) この考案は、フランジ状に外端部の径を大きくした突
起を上面に形成した合成樹脂製中空の傾斜台を、タンク
本体の中空成型時に上記突起をタンク本体の底面で包み
結合した液溜タンクを得て、上記の課題を解決したもの
である。
(作用) 傾斜台にはフランジ状に外端部の径を大きくした突起
を形成したから、中空成型時にタンク本体の底面がこれ
を包み、タンク壁の固化後は傾斜台がタンク壁から離れ
なくなる。従ってタンク本体の中空成型時に傾斜台はタ
ンク本体に結合され、以後、両者は一体物として取扱え
るようになり、これらを結合する手数が省ける。
(実施例) 第1〜5図は本考案の実施例を示し、第1図は液溜タ
ンクの側面図、第2図は第1図の左端面図、第3図は同
底面図、第4図は傾斜台の斜視図、第5図は第3図のA
−A線に沿ってタンク下部を切断した拡大断面図であ
る。
タンク本体1は、第6図の従来のものと同じで、入口
2、出口3、凹部4を設けたものである。
傾斜台5は、第4図のように、上面に2個の突起7を
形成し、その先端7aをフランジ状に径を大きくし、出口
3側の高さaを反対側の高さbより小さくして、合成樹
脂により中空に成型される。
タンク本体1を中空成型するときに、この傾斜台5を
割金型の一部に取付けておき、加熱軟化させた材料樹脂
筒を割金型で挟んで空気を吹込み膨張させて金型内面に
密接させ(ブロー成型)、又は合成樹脂粉末を割金型に
入れて金型を2軸の回りに回転させながら加熱し、樹脂
を溶融すると共にこれを金型内面に均等に行きわたらせ
る(回転成型)等の方法により本体1を中空成型する
と、タンク壁となる樹脂層は第5図のように傾斜台5の
突起7を包み覆って成型される。従って樹脂を冷却固化
した後、割金型を開いてタンク本体を取出せば、傾斜台
5はタンク本体1に固着され、タンク本体1と傾斜台5
とは一体状態となる。
(考案の効果) 先端7aの径をフランジ状に大きくした突起7を形成し
た傾斜台5をタンク本体1の中空成型時に本体に結合す
るから、傾斜台を強固にタンク本体に結合することがで
きる。
従って従来のように傾斜台をバンドでタンク本体に結
合するような面倒な作業は不要である。且つタンク本体
と傾斜台とは一体物として取扱うことができ、このタン
クを水平面に置けばタンク底を出口に向けて傾斜させて
タンク内残液が凹部4に集まるようにできる。
【図面の簡単な説明】
第1〜5図は本考案の実施例を示し、第1図は液溜タン
クの側面図、第2図は第1図の左端面図、第3図は同底
面図、第4図は傾斜台の斜視図、第5図は第3図のA−
A線に沿ってタンク下部を切断した拡大断面図、第6〜
8図は従来例を示し、第6図はタンク本体の側面図、第
7図は傾斜台を取付けたときのタンクの側面図、第8図
は第7図の右端面図である。 1:タンク本体、2:入口、3:出口、4:凹部、5:傾斜台、6:
バンド、7:突起、7a:先端部。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】フランジ状に外端部の径を大きくした突起
    を上面に形成した合成樹脂製中空の傾斜台を、タンク本
    体の中空成型時に上記突起をタンク本体の底面で包み結
    合して成る液溜タンク。
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